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2004.04.25

奇蹟との対話

奇蹟との対話
奇蹟との対話
ジョン コーンウェル John Cornwell 林 陽

[:拍手:] 一度はカトリック信仰を捨てた懐疑論者のジャーナリストが、世界中で起きている超自然的な「奇跡」の現場を訪れ、当事者たちにインタビューする。最後の最後まで奇跡の実在を信じないまま、それでも「自分はもはや信仰を拒みつづけることができなくなった」と告白する著者の態度には好感が持てる。奇跡とは今も、科学では説明の付かない不思議だ。そこに神秘を感じる時、人は信仰に一歩近づく。(4/25)

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2004.04.22

ヴァルド派の谷へ―近代ヨーロッパを生きぬいた異端者たち

ヴァルド派の谷へ―近代ヨーロッパを生きぬいた異端者たち
ヴァルド派の谷へ―近代ヨーロッパを生きぬいた異端者たち
西川 杉子

[:しょんぼり:] フランスやスイスとの国境に近いイタリアのピエモンテに、今も残るヴァルド派の谷。カトリックからの迫害を、スイスやイギリスのプロテスタントに支援されながら生き延びた信仰共同体の記録。中世の異端ヴァルド派が、宗教改革の中でプロテスタントに吸収されていく課程をもう少し詳しく解説してほしかった。(4/22)

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2004.04.17

だれが「本」を殺すのか

だれが「本」を殺すのか
だれが「本」を殺すのか
佐野 眞一

[:グッド:] 2001年発行のノンフィクションなので、内容的に少しだけ古くなっているところもある。例えばネット書店の話だけをとっても、AMAZONについての記述がほとんどないとか、鳴り物入りで日本上陸したBOLがBK1に吸収される形で消滅してしまったとか。でも流通や書店や図書館や書評についての話は、今でもそのまま通用する。(4/17)

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2004.04.14

誰がイエスを殺したのか―反ユダヤ主義の起源とイエスの死

誰がイエスを殺したのか―反ユダヤ主義の起源とイエスの死
誰がイエスを殺したのか―反ユダヤ主義の起源とイエスの死
ジョン・ドミニク クロッサン John Dominic Crossan 松田 和也

[:グッド:] イエスの受難物語に隠された歴史の真相を探る本ではあるが、むしろその根拠となった「ペトロによる福音書」の評価と位置づけの方が重要。著者のクロッサンは福音書成立の定説に、再検討をうながしているのだ。受難物語の真相は、その結果として導かれたものに過ぎない。(4/14)

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2004.04.06

モンスター・ムービー

モンスター・ムービー
モンスター・ムービー
石田 一

[:楽しい:] ドラキュラ、フランケンシュタイン、ミイラ男、宇宙からの侵略者など、映画に登場して観客を震え上がらせたモンスターの数々について解説した、モンスター・ムービーのガイドブック。単なる作品紹介ではなく、著者ならではの考察や批評が入っているのがいい。読み応えありだ。(4/6)

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2004.04.01

十字架につけられたキリスト―福音書の受難物語

十字架につけられたキリスト―福音書の受難物語
十字架につけられたキリスト―福音書の受難物語
レイモンド・E・ブラウン 生熊 秀夫

[:グッド:] 教会での説教用に作られた受難物語のガイドブックだが、内容は最新の聖書学の成果を受けたもの。福音書の反ユダヤ主義的記述をどう受け止めるべきかという著者の主張を、映画『パッション』やそれに付随する出来事に対する批判として読むことも可能だろう。(4/1)

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