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2005.06.14

僕が批評家になったわけ

4000271059僕が批評家になったわけ
加藤 典洋


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 僕は映画批評家を名乗っている。なぜ「評論家」ではなく「批評家」でなければならなかったのか。「評論」と「批評」はどう違うのか。そんなことをあれこれ考えた末に、現在は「映画批評家」という肩書にそれなりに満足している。で、この本は文芸評論家が、「批評とは何か?」について述べている本だ。

 僕はここに書かれていることの半分も理解できなかったのだが、それは面倒くさそうな引用文をあらかたすっ飛ばして斜め読みした結果でもある。どのみち映画批評に直接参考になるような本ではないので、僕は著者の言わんとすることが何となくわかればそれでいいかな~と思っている。で、そんなつもりでこの本を読むと、著者の問題とするポイントが、普段僕が考えていることと結構似通っていることに気づいたりもした。

 これは批評家や評論家が、みんな似たようなことを考えるということなのだろうか。それともたまたま、僕がこの著者の記述の中に自分を投影しているだけなのだろうか。そんなことを考えたりもする。

 Amazonの表紙写真によると、この本の表紙は青いカバーに文字だけということなのだが、書店に並んでいるときはその上にさらに、著者名の上に穴の空いた黒いカバーがかかっている。Amazonが見るところによると、これはカバーではなく「帯」ということらしい。そうなのかな~。

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