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2006.03.02

メディア・リテラシー―世界の現場から

メディア・リテラシー―世界の現場から
菅谷 明子
岩波書店 (2000/08)
売り上げランキング: 19,975
 子供たちに「メディア」をどう教えるかをテーマに、海外の事例などを紹介した本。発行が2000年なので少し情報は古くなっているが、日本のメディア教育はここで紹介されている事柄よりもまだかなり遅れているのではないだろうか。インターネットに接続できるパソコンが教室に何台かあれば、それがメディア教育というものでもないと思うのだが、それでもないよりはましか。必要なのは、ニュースやテレビドラマ、新聞や雑誌などのマスメディアについての、批判的視点を養うことだと思うのだけれど……。

 僕自身はかつて広告会社やデザイン会社に勤めていたこともあるし、現在はフリーのライターとして雑誌に記事を書いたりもしている。インターネットは日本に本格的に紹介され始めた頃から接しているし、テレビやラジオへの出演経験もあれば、テレビ番組の仕事を手伝ったこともある。そんなわけで、テレビやラジオ、雑誌やインターネットなどのコンテンツが、いかに作られているかについては一通り知っているつもりだ。しかし問題はそれを知らない人たちに、それをどう教えるかだ。この本は個々の授業風景などについても簡単に触れているのだが、実際に授業をしようとするには、これよりもう少し詳しいマニュアル的な教則本が必要になると思う。

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