〈映才教育〉時代―映画の学校はどこにでもある!
![]() | 〈映才教育〉時代―映画の学校はどこにでもある! 岡 博大 フィルムアート社 2007-08-29 by G-Tools |
芸大の大学院として新設された国立映画学校の様子をレポートしている本として、面白く読ませてもらった。序盤は芸大大学院映画学科の話で、中盤は映画学校で教える人たちや、映画学校卒業生、映画学科と無関係に映画作りをしている若手映画監督たちのインタビュー。終盤は映画教育に携わっている大物映画人の話。ただし本の最後で、舞踏家や建築家など映画と直接関係のない人たちのインタビューを入れている意図がいまいち不鮮明。映画は映画学校以外でも学べるし、映画以外の分野からも学べると言いたかったのかもしれないけど、映画教育という本書のコンセプトからはちょっとずれていると思う。たぶん著者の中ではつながりがあるんだろうけど、それが読み手には伝わってこなかった。
これから映画学校に入りたいと思っている人や、映画を自主制作している人たち、自主制作しようとしている人たちには面白い本だと思う。僕は映画学校で教える立場なので、いろいろと参考になる点が多かった。そのままマネはできなくても、姿勢や考え方は参考になる。
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