仏教
ただしこの本では、古代インドの仏教(シャーキャムニの教え)と我々が日常的に知っている「お寺さんの教え」の間に何があるのかがよくわからない。仏教の原点はなんとなく理解できても、そこから発展していく仏教との距離感がつかみにくい。これは巻末近くに、一般信徒の信仰として「仏法僧の三宝への帰依」という形でまとめられているのだが、ここで述べられているのは大乗仏教へと発達していくほんの入口だけなので、我々の知る「お寺さん」とシャーキャムニの教えの連続性がいかに保たれているのかがよくわからない。これについては、また別の本を読むしかないのだろう。
この本の著者は岩波新書から「日本の仏教」「死後の世界」「お経の話」などの本を出している。次は「日本の仏教」を読んでみようと思う。
![]() | 日本の仏教 (岩波新書) 渡辺 照宏 岩波書店 2002-06-12 by G-Tools |
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