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2008.10.19

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践

433403425Xお金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
勝間 和代
光文社 2007-11-16

by G-Tools

 資産を銀行に預けておいても、日本は超低金利なのでまったく増えず、リスク資産に投資することで得られる利益を放棄しているに等しい……と主張する本。具体的な数字を上げながら、金融の仕組みや、実際の具体的な投資法などをレクチャーする一般向けの金融入門書だ。しかし日本の低金利とリスク資産への投資の少なさが、日本人の長時間労働や少子高齢化の原因にまで結びつけてしまうのはちょっと強引すぎるかも。でも「ああなるほど、そういう考え方もあり得るであろうなぁ」とは思わせる。

 この本が発行されたのは昨年11月で、僕が持っているのは今年2月に出た第9刷。短期間でこれだけ刷り増しているのだから、結構売れている本なのだ。でもこの時点で本の主張通りに証券会社に口座を作り、投資信託を買い始めた人は、今年8月からの強烈な円高と、昨今の世界的な株価暴落でかなりの手傷を負う羽目になったはず。まあ投資信託というのは長期の投資なので、今後何年かすれば株価も元に戻るだろうけど、それでも「こんなことなら定期預金の方がましだった」と、リスク資産への投資にトラウマができてしまった人は多いだろう。

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