2008.03.11

あの商品は、なぜ売れたのか

4881668315あの商品は、なぜ売れたのか
杉村 貴代
ソーテック社 2007-09-15

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 映画『フラガール』ヒットまでの舞台裏が載っているので、それ目当てで読んだ本。他にも資生堂のTSUBAKI、サントリーの伊右衛門、男前豆腐店の風に吹かれて豆腐屋ジョニー、任天堂の脳を鍛える大人のDSトレーニング、グリコのメンタルバランスチョコレートGABAなどが取り上げられていて、それぞれのヒットした理由が紹介されている。

 まあ商品ヒットに勝利の方程式なんてものはないわけで、ここに取り上げられている事例は、ヒット実績から逆算した「結果論」でしかない。しかしそれでも、こうした理由付けやヒットまでの舞台裏紹介には、人を引きつける魅力があるのだ。読み物としては、それなりに面白かった。

 この本の後半は、マーケティングの最近の動向や、具体的な商品PRのノウハウが紹介されている。第1章で紹介した具体的な事例を踏まえ、媒体ごとのアプローチ方法などを具体的に紹介してるので参考になる。事例紹介がネックになって半年か1年で古びてしまう本だとは思うけれど(『フラガール』だってもう古い)、この後半部分はあと数年は使えるだろう。

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2008.03.03

メモ・ノート200%活用術―仕事で結果を出す!年収もアップ!

4837976387メモ・ノート200%活用術―仕事で結果を出す!年収もアップ! (知的生きかた文庫―BUSINESS (な25-13))
中島 孝志
三笠書房 2007-05

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 事前に同じ著者の「手帳フル活用術」も読んでいたのだが、本書「メモ・ノート200%活用術」の方が独自ノウハウの紹介が多く、その分だけ、ノウハウのサンプル集としての面白さはなくなっていると思う。参考になるテクニックも多く紹介されているのだが、マンダラートやマインドマップなども独自にアレンジされているため、著者の手の内紹介として読むにとどめて、それぞれのテクニックの本質的な部分は他の本を読んだ方がいいかもしれない。

 この本で改めて気になっているのが、京大式カードの活用術だ。ノートやメモを取っていると、それらを分野ごとにばらばらにほぐして整理したい気持ちにさせられることも多いのだが、カードだと最初からそれができる。カードの一覧性や、全体のボリュームがわかるから整理しやすいという著者の指摘ももっともで、アナログ手段にはアナログなりの意味があるのだろうなと思わせる。

4837974805手帳フル活用術―仕事の達人、27人の「手のうち」! (知的生きかた文庫)
中島 孝志
三笠書房 2005-03

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2008.02.20

手帳フル活用術―仕事の達人、27人の「手のうち」!

4837974805手帳フル活用術―仕事の達人、27人の「手のうち」! (知的生きかた文庫)
中島 孝志
三笠書房 2005-03

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 手帳の使い方のノウハウを、様々な実例を通して紹介している本。書かれていることがすべて具体的なので、とても参考になった。もちろんすべてをこのままマネしなければならないというわけではなく、自分の生活の中に取り入れられそうなものもあれば参考にしろということだろう。目標を明確化し、それを何度も目で見て確認するというのは、この本の中で何度も繰り返し述べられていること。書いたら書きっぱなしで忘れてしまうのではなく、それを自分の目と頭で何度も反芻することが大切なのだ。

 とりあえず僕は、ToDoやスケジュールなど「時間」と結びついているメモについてはモレスキンのスケジュール帳にまとめ、映画鑑賞メモや仕事がらみもアイデアメモ、資料、反省メモなどはモレスキンのラージサイズノートに、具体的な締切がない仕事のアイデアなどはMDノートにまとめることにした。

 仕事のアイデアをそれだけで別ノートにまとめたのは、そうしないと「見返す」ということがしにくいためだ。アイデアの中には箸にも棒にもかからないつまらないものもあれば、やり方次第で面白い方向に発展していきそうなものもある。それは「見返す」ことで今後選別されていくだろう。

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2008.02.13

あなたの「話し方」がダメな理由―1分間で、人を「とりこ」にする方法

476671024Xあなたの「話し方」がダメな理由―1分間で、人を「とりこ」にする方法 (リュウ・ブックス―アステ新書)
福田 健
経済界 2006-08

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 1分間スピーチのノウハウについて書かれた本だが、長めの講義などにも参考になる記事が多い。長い文章が短い文章の積み重ねであるように、長い話も結局は短い話の積み重ねなのだ。

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2007.10.29

誰にでもできる「セミナー講師」になって稼ぐ法

4495571419誰にでもできる「セミナー講師」になって稼ぐ法 (DO BOOKS)
松尾 昭仁
同文舘出版 2006-06-23

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 ビジネス・セミナーの講師や主催者として、実際にセミナーを企画・運営していくノウハウが書かれた本。「セミナー講師」という言葉から、専門学校の講師などにも応用が利く記事があるかなと思ったのだが、内容のほとんどはビジネスよりで、あまり参考にはならなかった。映画批評家じゃビジネス・セミナーも開けそうにないし、そういう意味ではちょっと的外れな買い物をしてしまった。

 ただしこの本、つまらないかというとそんなことは全然ない。ビジネス・セミナーという僕の知らなかった世界を、裏側から見させてくれるという意味ではきわめて興味深い読み物だった。いずれ何か映画がらみのセミナーを考えついたら、こうした本を参考に何かやってみてもいいかもしれない。

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2007.10.28

しろうとでも一冊本が出せる24の方法

4396312695しろうとでも一冊本が出せる24の方法 (祥伝社黄金文庫)
横田 濱夫
祥伝社 2001-09

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 銀行に勤めながら銀行業界の暴露本を出版して人気作家になった著者が、作家になったいきさつから、作家になるためのノウハウ、出版業界の実態、作家稼業の内情までを語った本。軽い文体でサクサク読めるが、書かれている内容は結構シビアだったりする。読者としては漠然と「本を出したい人」が対象のようで、ビジネス書についての話と、文芸書についての話が入り交じるのが中途半端な印象につながる。

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2006.09.14

質問力―論理的に「考える」ためのトレーニング

4532193346質問力―論理的に「考える」ためのトレーニング
飯久保 広嗣
日本経済新聞社 2006-02

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 質問力関連で購入した本だけれど、これはまるで役に立たないように思った。著者は経験や直感による判断を避けて論理的に物事を考えろと主張しているのだが、僕には著者の主張がまるで論理的だとは思えない。この著者は経験や直感による判断を「暗算の思考」だと排除するのだが、この本自体がその暗算の思考でできているのではないだろうか。何が本質なのか、何が本論なのか、考えるには何が必要なのかといった基本に戻れという主張はわかる。しかしその本質や本論や基本がなんなのかを見抜く段階で、この著者には暗算が働いているように思う。

 いずれにせよこれはビジネス書で、会社の中での経営判断や会議での議事運営などがケーススタディになっている。コミュニケーションスキルについての話でもなく、コーチングについての話でもなく、僕の仕事にはあまり関係ないのかも。

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2006.07.05

図解コーチングスキル

4887593899図解コーチングスキル
鈴木 義幸
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2005-07-08

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 コーチングの具体的なテクニックやポイントを、図解と豊富な実例を交えて解説した本。目的別の目次が作られていたりするので、コーチングで何か壁にぶつかったときや悩みが生じたとき、問題解決のマニュアルとして手にとっても役立つものだと思う。「コーチングってなんですか?」という人に向けた本ではなく、あくまでも実際にコーチングをしている人や、コーチングの基本的な考え方を知っている人向けの実践的な本だ。値段は安いけれど(1,000円+税)、使い方によってはその何倍もの価値を生み出すと思う。

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2006.07.03

コーチングのプロが使っている質問力ノート

4887592949コーチングのプロが使っている質問力ノート
ルパート・イールズ=ホワイト
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2004-02-15

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 最近立て続けに読んでいるコーチングの本の中の1冊。コーチングは質問を使って相手から答えを引き出していくのだが、具体的にどんな質問をすればいいのかを中心にまとめられたのがこの本だ。質問の「5W1H」や、「Why」を「What」にする質問法など、とてもわかりやすくて参考になる。モデルとして出てくる会話はできすぎだと思うけれど、こうした具体例を示しながらの解説がわかりやすいのも確かだ。

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2006.06.23

コーチングの技術―上司と部下の人間学

4061496565コーチングの技術―上司と部下の人間学
菅原 裕子
講談社 2003-03

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 講談社現代新書から出ているコーチングの入門書。現代新書なので入門書や概論という性格が強いのだが、コーチングの考え方から具体例、応用例、セルフコーチングまで、広く全体を分かりやすく解説している。実用書的な「こうすればバッチリOK!」的な即効性はなさそうだけれど、その方がかえって読者に対しては誠実な感じがする。むしろコーチング初心者が陥りがちな独善的振る舞いや態度に、しっかり注意を与えているのがいい。

 副題に「上司と部下の人間学」と書いてある通り、ビジネスの現場での人間関係が主たるテーマになっている。僕は講師業の参考にと思って読んだのだが、まあそれでも参考になるところがないでもない。人間関係という意味では、会社も学校も同じだからだ。グループコーチングの部分は、そのまま学校でのグループ学習などにも応用できそう。ただしそれはそれで、話し合いの議題を何にするかなど工夫は必要になりそうだけれど……。

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2006.06.18

あなたも名講師になれる―うまい教え方・話し方

4818585106あなたも名講師になれる―うまい教え方・話し方
岸 恒男
日本経団連出版 1985-10

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 読み始めた講師入門書の2冊目。書いてあることはやはり、質問をうまく使うことと、板書の活用法。人間は耳からの刺激だけではじきに退屈してしまうため、板書をうまく使えと書かれている。現在の授業では板書のためのスペースがないので、これは何か考えなければなるまい。

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2006.06.14

教え上手になる!―教えと学びのワークブック

475690971X教え上手になる!―教えと学びのワークブック
関根 雅泰
クロスメディアパブリッシング 2006-04

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 どうしたわけだか昨年から専門学校で講師をしているのだが、そこで困ったのが「どうやって教えればいいのか?」ということ。教えるべき内容はわかっているし、その内容には自信もある。しかし生徒がいまひとつ講義に食いついてきてくれない。試行錯誤しながら1年近くを過ごしてきたのだが、自己流で行き当たりばったりの授業をしているのも生徒に気の毒だと思って、書店で「コーチング」や「講師入門」の本をいくつか探した中の1冊。企業の新人研修など「大人に教える」ことを対象に、どうやって受講者のやる気を引き出すか、どうやって受講者を飽きさせずに引っ張っていくかが具体的に書かれている。

 ここで述べられているのは、講師は生徒に教えるのではなく、生徒のやる気を引き出すためにどうすればいいかということ。そのために必要なのが「質問」なのだという。初めてこの手の本を読んだので、すべてが新鮮で面白い。図解入りでわかりやすいし、マンツーマンの少人数クラスから大教室での授業まで使える具体的なプランが満載。これは買ってよかった。

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