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2004.01.31

日記|ココログを少しいじくる

 午前中に映画の感想を書いてしまう。その後はBSのクイズ番組向け問題作り。簡単なようで、これが結構難しい。文字数の制限などがあるため、欧米人の名前がフルネームで書けなかったりして……。

 ココログの検索窓を少し改造したり、コメント一覧を付けたり、少しコンテンツの内容を変更してみる。RSSリーダーをダウンロードして使い始めたら、これがすごく便利でカルチャーショックに近い衝撃を受ける。今後はどんなサイトも、RSS対応にしないとダメじゃないの? 新聞社のサイトなんか、全部RSS対応にしてくれよ。

アカデミー賞の日本語サイト

映画芸術科学アカデミー

 調べ物をしていて見つけたけど、情報は本家の方が早い。

 アカデミー賞関連には英語のサイトが2つあって、ひとつは映画芸術アカデミー(The Academy of Motion Picture Arts and Sciences)のサイトで、もうひとつはアカデミー賞(OSCAR)のサイト。URLが似ているので、ちょっと戸惑う。

ココログの不都合な点

 ココログを本格的に使い始めて1ヶ月ほどがたつけれど、いろいろな不満点があるのでそれについて書いておく。

 まず一番困っているのが、記事タイトル中の半角英数字が、そのまま投稿記事のファイル名になること。タイトルが全角文字だけなら通し番号で「post_1.html」とか「post_15.html」といったファイル名になるのだが、記事中にうっかり半角英数字を混ぜると、それを拾ってファイル名にされてしまう。例えばタイトルに「GODZILLA」と入れればファイル名は「godzilla.html」になるし、「cocologのススメ」というタイトルならファイル名は「cocolog.html」になる。問題は全角文字を無視して、半角英数字しかファイル名として採用してくれないことだ。

 「cocologのススメ」と「cocolog最高!」は記事タイトルが違う。でもファイル名はどちらも「cocolog.html」で同じになる。固定リンクのURLでは、ふたつの記事の区別は付けられない。

 じつは古い自己紹介のHPからFAQの記事を転載しようとして、うっかり「FAQ:○○編」という記事を複数作ったのだ。その結果ファイル名がすべて「faq.html」で同じになってしまったのだ。実際の記事は3つか4つあったのだが、固定リンクを作ろうとしても区別が付かなくて難儀した。(現在この記事はひどく不細工なかたちで公開中。)

 投稿記事のファイル名は、半角英数字が含まれていようとそうでなかろうと、すべて通し番号で統一してほしいなぁ……と思う。

 あと古い記事が一部表示できなくなったり、訂正したのにそれが反映されないといった問題もあったけれど、これはどういう理屈になっているのかわからない。現在は記事を丸ごとコピーして、古い記事は削除してしまった。

 今日になって問題を感じたのは、バックナンバーで「月別」にしたら、記事が多すぎて表示できず、結局白紙ページになってしまったこと。仕方なくこれについて、週別に分けることにしたけれど……。

 じつは映画瓦版をブログに移行させることを考えているのだけれど、この仕組みのままだと目次ページがテキスト過多で表示できず、真っ白になることが考えられる。

時代劇テーマパークに白骨死体

映画ロケ地に成人の白骨 死後数ヶ月、かまれたあと 広島

 30日午後2時20分ごろ、広島県福山市金江町のテーマパーク「みろくの里」内の「映画村」で、管理者の男性(47)が成人の白骨を見つけ、福山西署に通報した。

 時代劇のロケができる場所は年々少なくなっているので、この「みろくの里」は今やいろいろな作品のロケに重宝がられているのだ。もともとは勝新太郎が『座頭市』の為に作ったオープンセットを、そのままテーマパーク化したものだったかな……。

 →みろくの里

現在BMI値は22.8

 今朝体重計に乗ったら、表示は70キロを少し切っていた。昨年の春頃には79キロぐらいあったから、いよいよ10キロ近く体重が落ちたことになる。60キロ台なんて10年以上なかったからなぁ。時間はかかっているけれど、確実に減っているのは嬉しい。一時期72キロぐらいでずっと足踏みが続いていたけれど、最近また減ってきたかな。

 ダイエットは運動と食事量のバランスだと言うけれど、僕はほとんど食事で体重を減らしている。主食はお米のご飯。しかも玄米。(最近は発芽玄米にしている。)これを茶碗に軽く1杯、1日3回食べる。おかずは佃煮とか、厚揚げやサツマ揚げの煮物とか、ひじきの煮付けとか、切り干し大根などのことが多い。他にもカボチャを煮るとか、煮豆を作っておくとか、要するに冷蔵庫で1週間ぐらいは保存ができる常備菜をまとめて作っておくのが面倒くさくなくていい。ご飯も一度に5合ぐらい炊いて、1食分ずつ冷凍している。

 僕は高校生の頃がずっと60キロから62キロぐらい。20代半ばまでが60キロ台前半だったので、今後も節制してそのぐらいを目指そうと思っている。まだ1月だし、今年中にはそのぐらいまで減らせるかな。

 インターネットで「標準体重」を検索すると、身長や体重や年齢を入力することで自動的に肥満度や標準体重を教えてくれるサイトがいくつも見つかる。僕の標準体重は、身長175センチ、年齢37歳男性で、67キロだそうだ。ということは標準体重まではまだ3キロぐらい落とさなければならないということらしい。

 →肥満度・必要カロリー判定
 →BMI標準体重

 ここで使っているBMI(Body Mass Index)というのが、だいたいどのサイトでも標準体重を導き出す基準になっているようだ。上記の「肥満度・必須カロリー判定」にある説明によると、BMIとは以下の計算式で求める。

BMIは、 体重(kg) ÷ 身長(m)2 で計算され、22が標準です。
日本でよく使われる簡易法[(身長-100) × 0.9]に比べると標準体重が若干異なる場合がありますが、簡易法は身長によっては大きな誤差が出ることが知られており、一般的にはBMIを用いた方が信頼性が高いと考えられています。

 というわけでBMIの標準は22なのだが、これを少し変動させて「理想体重」なるものを求めることもあるようだ。

 →うるおい.net 体重&体型チェック

 上記のサイトは「理想体重(美容体重)」のBMI値を20に設定している。たかが2単位だが、僕の場合だとそれで6キロもの差が付いてしまう。ちなみにここで理想とされている体重は、僕が高校生の頃の体重とほぼ同じ。そうか、あの頃は理想体重だったのか……。

 →標準体重・肥満度チェック

 こちらは男性と女性とで標準体重(理想体重)に差をつけている。男性の理想体重は標準体重と同じBMI値が22、女性は1ポイント下げて21を理想値としているようだ。いずれにせよ、男性より女性の方が「標準よりやせている」ことが理想とされているようで、男性よりも女性の方がダイエット情報に敏感なこともこれで納得!

映画興行100年の流れ

「南街会館」が閉館 興行発祥の地、シネコンへ

 日本の映画興行発祥の地に建つ大阪・ミナミの映画館「南街会館」が、老朽化のため2月1日閉館し、解体される。開館以来、観客動員数は延べ約8300万人。跡地に新しく建設されるビルには大手小売りの丸井が出店、50年の歴史を持つ映画館は、上層階でシネマコンプレックス(複合型映画館)として生まれ変わる。

 もともと1897年に「南地演舞場」というのが日本の映画興行発祥の地だったそうで、そこに戦後1953年になって東宝が「南街会館」を建設。その建物も老朽化したため、今度はシネコンにするとのこと。演舞場が映画館へ、映画館がシネコンへという、映画興行100年の歩みの縮図なのだ。

 →南街会館を2004年1月末閉館

 地域に根ざした古い映画館というのは、地元映画ファンの思い出が詰まっているもの。南街会館閉館についても、ネットを探すといろんな記事が見つかる。新しくできるシネコンが、また新しい映画ファンの思い出を刻んでいけるようになるといいですね。シネコンのオープンは2006年秋だそうです。

 →RSSSearchで「南街会館」を検索する

2004.01.30

ウィルスが大流行中

 どうもかなり強力なウィルスが流行っているらしい。インフルエンザのことではなくて、コンピュータウィルスのこと。ここ何日か、メールボックスに入ってくるスパムのほとんどがウィルスチェックに引っかかるようになっている。タイトルは「Test」とか「Hi」もしくは「hi」というのが多いみたい。

 どうもこれはWORM_MYDOOM.Aという新型ウィルスらしい。僕はサーバーと手元で二重にウィルスチェックしているけれど、いちいち警告アラートが出るのがうっとうしくてしょうがない。たぶん数週間で沈静化するとは思うけれど、なんだかねぇ……。

公開前の映画をビデオで見る

ソニー・ピクチャーズなど、映画のコピー配布で俳優など提訴

 [ロサンゼルス 29日 ロイター] 米映画大手のワーナー・ブラザーズとソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは、映画の不法なデジタルコピーを作ってインターネットで配布したとして、ハリウッドの俳優を含む数人を提訴した。

 僕も商売柄ときどき映画のサンプルビデオ(試写が観られなかった人向けに映画会社が配るもの)をもらったりするんだけど、それを他人に貸してはいけないぞ、ということですね。サンプルビデオってたいてい「要返却」って書いてあるんだけど、返すタイミングを逃してしまうことも多いんだよな。時々あとがつかえているらしくて「○○日までには戻してください」なんて言われることもあるけど……。

 それにしても「映画は映画館で観なければ!」と言っている人たちは、アカデミー賞の投票がビデオ鑑賞によって成り立っている状況をどう思います?

サラリーマンの発明に200億円

青色LED訴訟、発明対価200億円支払い命令

 ノーベル賞級の発明とされる青色発光ダイオード(LED)を開発した米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(49)が、元の勤務先で青色LEDの特許権を所有する日亜化学工業(徳島県阿南市)に対し、発明に見合った対価として200億円の支払いなどを求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。

 日本のサラリーマンも夢が持てる時代になってきたかも。

村上龍は変態映画監督

村上龍氏の映画を不許可 「変態的」と韓国

 【ソウル30日共同】韓国が今年1月から実施した日本大衆文化の第4次開放によって日本の成人映画上映の第1号になるとみられていた「東京デカダンス」(村上龍監督)の輸入申請を、上映の可否を決める映像物等級委員会が不許可としていたことが分かった。通信社の聯合ニュースが30日、伝えた。

 『東京デカダンス』というのは新作ではなく、92年の『トパーズ』のことだそうです。

ピクサーがディズニーから独立

ピクサー・アニメ、ディズニーとの映画配給契約更改の交渉決裂

 [ロサンゼルス 29日 ロイター] 米アニメ映画製作会社ピクサー・アニメーション・スタジオは29日、ウォルト・ディズニーとの映画配給契約を延長するための交渉が決裂したと発表した。 両社の提携はこれまでに、「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」、「ファインディング・ニモ」といったヒット作を生み出していた。 ピクサーは、2006年以降の映画配給について別の提携先を探すとしている。

 ずいぶん前から噂にはなっていましたが、『トイ・ストーリー』以来ずっと提携関係を結んできたディズニーとピクサーの契約が、来年の作品を最後に打ち切られるというニュースです。

 これはディズニー側にとってかなりの痛手ではないだろうか。ここ数年のディズニーアニメで、ピクサー作品以外のヒット作なんてないもんね。数年後にはワーナーやフォックスのロゴが付いた『ファインディング・ニモ2』が、世界中の映画館で公開されるかもしれない。

今さら電話に戻れまい

 僕は物書きが本業で、最近は編集部とのやりとりや原稿の入稿もほとんどメールで行っている。ホームページでは自分のメールアドレスを公開しているため、読者や新たに仕事を依頼してくる編集者からメールを受け取ることもしばしばだ。僕はその中から緊急性の高いものにいち早く返事を出し(主として仕事関係)、そうでないもの(読者からのファンレターや友人とのメールなど)は、仕事が手すきの時になるべくまとめて返事を書くようにしている。毎日届くメールは、スパムを含めて100通以上。それらを緊急性の有無でより分けるのが、僕の毎日の日課になっているのだ。

 メールを大量に処理するのに必要なのは、「返事を出す必要がないメールには返信しない」「緊急性のないメールは返信を後回しにする」ということ。メールは送受信した時間に拘束されることなく、利用者にとって都合のいい時間にメールを読んだり返事を書くことができる。それができずに片っ端からメールを読んでいたら、時間がいくらあっても足りなくなるに違いない。利用者を「今」という時間から解放して作業を後回しにする余裕が与えられる点で、メールは電話にはない大きなメリットを持っている。
 
 オフィスにメールが導入されたことで、企業の生産性はずいぶん高まったはずだ。しかしメールはパソコンという新たな端末が必要になり、受話器に向かってしゃべればいいという電話の簡便性には遠く及ばない。そこで今ではメールのメリットを電話でも実現する「ボイスメール」というシステムが作られている。これはオフィス用の高機能な留守番電話のようなもので、外出中でも会議中でも食事中でも、かかってきた電話は一度ボイスメールに着信してメッセージを録音しておける。録音されたメッセージは外出先から聞くことも出来るし、外出先や他のボイスメールに転送することも出来るのだ。

 ところが日本ではオフィスにボイスメールがあまり普及せず、いまだに伝言の取り次ぎを行っているところがほとんどだ。一方メールについては携帯電話やPDAを使って、外出先でもメールの送受信をするという方向に進んでいる。不幸なのはその用途が「電話がわり」に向かっていることだ。携帯メールでは受信したメールに対して自分の都合のいい時間に返信するという、メール本来のメリットが忘れられようとしている。送信者がメール送信ボタンを押した瞬間に、受信側の携帯電話の呼び出し音が鳴ってメールが届く。届いたメールはどうしても中身が気になるのが人情というもの。その結果、以下のような携帯メール利用者のボヤキ声も出てくる。

 たろぐ: ネチケット。

 記事が長くて適当なところを引用できないのだが、要するにこれは次々自分のところに送られてくるメールの処理に困り果て、「こっちの身にもなってよ」というメール利用者の悲鳴である。「緊急性のないメールには気が向いたときに返事すればそれでいい」ということが、もはやこの人にはわからなくなってしまっているらしい。この記事はこう締めくくられている。

「…これからメールを送る相手は、今、どんな状況なのだろう?」 と、ほんの少しの想像力を働かせることができさえすれば、ほとんどの「ネチケット」はクリアーしたと言えると思うのだが。

 これは「今」という時間に拘束されずにメッセージのやりとりができるメール本来の機能を捨てて、相互の「今」に固定された電話時代のコミュニケーションに戻れという主張なのだろうか。だとしたら、なんという後ろ向きの発想か! もっとも社会に出たときに最初からメールがあった人には、連絡方法が電話しかなかった時代が想像もできないのかもしれないけど……。

 ひっきりなしに着信通知が入る携帯メールに悩まされている人は、メールを出す人の「ネチケット」に注文を出す前に、まずは自分の携帯電話のマニュアルを再読して電源の切り方を覚えた方がいいかもしれない。ついでに留守電機能やメールの転送方法もマスターできればベストだ。

日記|ようやくサンプルビデオを見たが

 試写を2本ばかり観る予定にしていたのだが、なんだか面倒くさくなって自宅にこもる。(最近引きこもりがちなのだ。)ずっと後回しにしていた『アドルフの画集』のサンプルビデオを見たが、政治に関わる前のヒトラーを描くユニークなドラマだった。一種の青春映画と言ってもいいかもしれない。自分の将来を模索する何者でもない男ヒトラーが、運命の悪戯によって画家への道を断たれ、プロの扇動家から政治家へと歩み出していく直前までを描いている。ジョン・キューザックがヒトラーの秘められた才能を見抜くユダヤ人の画商マックスを演じ、ノア・テイラーが貧相な貧乏画家ヒトラーを演じている。

2004.01.29

日記|石井輝男はやはりカルト

 午前中からW誌の原稿を書き始めるが、11時から打ち合わせがあったので外出。ソニービル1Fのお店でテレビ番組の制作スタッフとミーティング。新しいメンバーが2名入ったので、その顔合わせという意味合いも大きいか。とりあえず僕の方は、もっと具体的な内容がかたまってこないと様子がわからないかも。

 一度帰宅してW誌の原稿を仕上げて入稿。夕方になってから石井輝男監督の『盲獣VS一寸法師』を観るために再び外出する。この映画は3年ほど前に完成していたのに、これまで公開のめどが立たなかった問題作。いや、内容も、かなり、問題が……。これは、ちょっと、ねぇ……。『地獄』もすごかったけど、今回は、それ以上に……。いや~、参りますな、これは……。言葉を失います……。

 帰宅して借りているサンプルビデオを見始めたのだが、それを半分に満たない場所で放り出してパソコンの前へ。いったいいつになったらこのビデオを見られるのだろうか。単に自分の意志の問題ではあるんだけど、そろそろ見ないとまずいよなぁ。

 ココログのページにYahoo!メッセンジャーでメッセージを送れる機能を付けてみました。思いつきで付けた機能なので、また思いつきではずしてしまうかもしれません。まだ使い方がよくわからないので、しばらくは面白がって使うかもしれないけどね。

ネチケットは死語だと思う

Tokyo Forum: 今や「ネチケット」なんてあるのか?

ネットをする人は今や特別な人ではない。誰でもネットに関わる可能性がある。だから学校や社会が教えるべきは、ネットだけのエチケットやマナーでなく、社会に関わる時に考えるべきエチケットやマナーなのだ。

 ネットでのマナーやエチケットというのは、今や「電話のかけ方」や「手紙の書き方」と同じレベルの問題でしょうね。ネットだけを特別視する必要はないと思う。

●追記
この記事から別のブログにトラックバックを付けたら大変なことになった。きっかけとなったトラックバックを削除されてしまったので、とりあえずこちらからはリンクを張っておく。でないと以下のコメントが何を問題としているのか、さっぱりわからないと思うのでね。

大映消滅!

しにせ「大映」62年で幕 買収の角川が再編

 1942年から続く日本映画のしにせ「大映」の名前が消える--。角川書店の角川歴彦会長は29日、日本映画製作者連盟(映連)の会見で、大映を買収して設立した「角川大映映画」を再編、4月1日から「角川映画」に名称変更することを明らかにした。
 黒沢明監督「羅生門」や、勝新太郎さん主演の「座頭市」など旧作のブランド名として「大映」は残るが、社名からは62年で消滅することになる。

 「角川大映映画」という名称は大手銀行の合併直後みたいで、いずれは新社名になると思っていたけれど……。ちょっと寂しい気もするけど、事実上大映の歴史は1971年の倒産時に終わってるんだよね。その後は「徳間書店」内の映画ブランドとして社名が存続していただけの話。角川に買収された段階で、この日が来ることはわかっていたよ。

日本の映画人口は1億6千万

映画興行収入が新記録 映連発表、入場人員も増

 「踊る」効果で新記録-。日本映画製作者連盟(映連)が29日発表した2003年の全国映画概況によると、興行収入が過去最高の2032億円を記録した。入場人員は前年から微増の1億6200万人だった。

 少し前まで日本の映画興行ランキングの上位は、半分ぐらいがアニメで占められていた。大人の鑑賞に堪えられる映画が増えてくれば、観客動員数が同じでも入場料売り上げが増えるため、興行収入は一気にはね上がるのです。昨年はそれが『踊る2』だったということでしょう。

 今後も映画会社は、大人向けの作品をちゃんと作り続けてほしい。その一方で、大人も子供もちゃんと楽しめる映画を、常に劇場にかけておいてほしいとは思うけどね。

日本映画を海外に売り込め

独立系4社の海外進出支援 ジェトロ、米映画見本市で

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は29日、映画「陰陽師(おんみょうじ)2」を制作した東北新社や、「新世紀エヴァンゲリオン」のガイナックスなど独立プロダクション4社の国際映画見本市参加を本格的に支援することを正式に決めた。

 日本の映画コンテンツが国際市場に打って出られるようになれば、製作現場の士気も上がるような気がする。

「人を殺すな」という法律はない

masochisticDays: 「人間のくず」は「死んでもいい」と「殺してもいい」の大きな違い。

少年らがホームレスの人を見て「人間のくずだ」と思うのは勝手で、「死んでもいい」と思うのも勝手です。ですが、他人の命を奪うのは日本国の刑法によって制限されているので裁かれるべき行為なわけです。

 日本の刑法は殺人を禁じてはいない。「殺人」という行為を定義した上で、「殺人をしたらこんな罰を受けますよ」と述べているだけ。だから「罰を受けていい」という覚悟さえあれば、人を殺すのは自由です。 →刑法第二十六章 殺人の罪

 たいていの人は罰を受けるのが嫌なので、刑法の罰則規定は現実には「禁止」と同じ効果を持つ。しかし刑法第七章には「犯罪の不成立及び刑の減免」という規定がある。これに該当する人は、殺人を犯しても罰を受けることがない。それどころか、場合によっては「犯罪の不成立」となって、犯罪行為そのものがなかったことになります。 →刑法第七章 犯罪の不成立及び刑の減免

 今回のホームレス殺人については、罪を犯したのが16歳の少年だったため殺人罪で逮捕されることになった。しかしもし少年らが13歳以下だったら、それは刑法第四十一条が定める責任年齢に達していないため、殺人行為自体が刑法で言うところの「殺人」ではなくなるわけです。

 子供に「○○したら警察に捕まるよ」というのは、脅し文句としては有効でも、実際のところは事実に反するのです。警察は13歳以下の子供を補導することは出来ても「逮捕」することはできないし、保護者の承認がなければ施設に入所させることも出来ません。つまり無罪放免というわけさ。

悪徳商法マニアックス

悪徳商法マニアックス

 自宅に突然わけのわからない請求書が届けられたり、メールやDMでうまい話を持ちかけられたときに最初にチェックすべきサイトがここ。ものの見事にGoogleから排除されているので、ここにリンクを付けておく。

2004.01.28

日記|専門学校の二次面接

 朝食の後はシャワーを浴びて、西葛西の東京フィルムセンターで講師求人の二次面接。前回はグループ面接だったが今回は単独で、自分が具体的にどんな授業を考えているのかをプレゼンテーション。まだ学生数も使える設備もわからないので、具体的な授業内容となるとイメージできない。

 小さな教室で生徒20人を相手にした授業と、一度に50人や100人を相手にした授業とでは、おのずから方法が違ってくるだろう。教室にどんな設備が用意されているのか、週に何時間の授業を何コマ受け持つのかでも、教える内容は違ってくると思うし、他の授業がどんな内容を扱うかでも、こちらの受け持ち範囲は違ってくるはず。そんなわけで、どうも勝手がよくわからなかった。さてどうなるかなぁ……。結果は来週中にでも連絡が来るらしい。

 午後は編集プロダクションの人と、4月に創刊される新しいフリーペーパーの原稿について打ち合わせ。今回は顔合わせと最低限の確認のようなもので、実際の仕事は3月が最初の入稿になるので、まだだいぶ間がある。

勝どき橋は開くのか

勝どき橋を再び開こう 地元有志運動、知事も前向き「観光スポットに」

 隅田川にかかる可動橋「勝どき橋」(中央区、全長246メートル、幅25メートル)を再び開こうと、地元の有志約40人が運動に取り組んでいる。今月から清掃活動に取り組んでおり、「橋を新たな観光スポットにして、周辺に人のにぎわいを取り戻したい」と話している。

 お正月など交通量の少ないときなら、橋を上げても交通に支障はそれほどないと思う。問題は橋の開閉に伴う費用を、誰がどのような形で負担するかだろうなぁ……。交通整理をどうするかなど、課題は多い。でも実現してほしいなぁ。

映画100年のテクノグラフィー

映画100年のテクノグラフィー エジソンによる映画の発明からピクサーのフルCGアニメまで、映画100年の歩みを「技術」を切り口にして語った映画史の本。技術解説ではなく、あくまでも映画史なので、話題は代表的な映画人、映画スター、映画作品などにも及んでいて、かゆいところに手が届く絶妙のバランス感覚。人名表記に独特のクセがあるが(例:スタンリー・クーブリック、スタン・ウィルソン、マーティン・スコシーズなど)、これは慣れてしまえばどうということはない。

 単純なのぞき箱として始まった映画が、やがてスクリーン映写になり、フィルムの改良でサイレント映画が全盛を迎え、やがてトーキーになり、映像がカラーになり、音声がステレオ化、多チャンネル化し、スクリーンが大型化し、映画製作の現場にハイテクが入り込み、やがてすべてがデジタルに統合されていく……。1995年に出版された本なので、2004年の視点から見た最新情報が記述されていないのは仕方ない。この本の出版時にまだ『タイタニック』は作られていないし、DVDについても触れられていない。しかしアナログからデジタルへという映画の技術的な流れはきちんとおさえてあり、内容的に古びたところをあまり感じることはない。

 技術を中心にしながら、時代ごとの代表的映画人や作品についてもきちんと記述されている。映画創生期から映画話法の確立、スタジオシステムと大物プロデューサーの時代、スタジオシステムの崩壊、ハリウッド新世代の台頭、他メディアを統合して巨大産業へと変貌した現代のハリウッドまで、映画産業の流れが上手くまとめられているバランスのよさ。映画の技術的な流れを学びたいと思う人にとって打って付けの入門書だと思うのだが、ジャストシステムの出版部が今さらこれを再販するつもりもないだろう。どこかの文庫か新書が、増補・改訂された新版を出してくれるといいんだけれど……。

日本アカデミー賞公式HP

日本アカデミー賞公式サイト

 いつの間にかホームページが出来てました。第27回日本アカデミー賞授賞式のためのプロモーション・サイトのようですが、URLを見る限りでは今後もずっと続けていくのでしょう。過去の受賞歴を見ると、最優秀賞だけでなく優秀賞(ノミネート作)まできちんと記述してあるので、データベースとしても一応使えます。

 映画ファンにはさんざん馬鹿にされ、日本で一番権威のない映画賞とまで陰口をたたかれていますが、こうして四半世紀以上に渡って続けていると、これはこれで映画の歴史を反映した貴重な記録になっています。継続は力なり。さて今年はどんな映画が受賞するのかな。ノミネートリストはこちら。授賞式は2月20日です。

2004.01.27

日記|この時期の散髪は寒い

 先週からずっとたまっていた映画の感想を書いたり、メルマガの編集発行作業をするために、試写はすべて別日に振り返る。作業が一段落したところで、昼頃に散髪に行く。耳や首のまわりを刈り上げてスッキリしたのはいいけれど、床屋から一歩外に出たら寒いのなんの……。買い物を済ませて帰宅し、食事の支度をしてからまた感想文の続き。それでも結局、映画の感想はあと1本残してしまった。

 ゴールデン・グローブ賞を逃した渡辺謙がアカデミー賞にノミネートされたというニュースが夜になって届いたため、これをメルマガに盛り込もうとしたら発行手続きをしたのがもう真夜中過ぎ。眠いなぁ……。

渡辺謙がオスカーにノミネート

OSCAR.com - 76th Annual Academy Awards - Nominees: Nominee List

 『ラスト・サムライ』でゴールデン・グローブ賞の助演男優賞候補にもなった(受賞は逃した)渡辺謙が、アカデミー賞の助演男優賞候補になりました。最終的に受賞するかはわかりませんが、ゴールデン・グローブにしろオスカーにしろ、ノミネートされるだけでたいしたもの。これは快挙です!

 今年は山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』も、外国語映画賞候補になっています。こちらも楽しみ。発表・授賞式は2月29日(日本時間3月1日)。

出来ないことを出来ると言う馬鹿

 あまり言いたかないのだが、例の古賀議員の話の続きだ。彼は学歴詐称(本人は学歴誤認と主張しているが)のケジメとして、民主党からの離党、議員歳費の返上、米大学で取り残した未取得単位を国会開会中に取得して卒業する、という3点を上げていた。ところがこのうち民主党からの離党以外は実現不可能らしい。

 議員歳費の返上は公職選挙法の寄付行為とみなされるため、衆院事務局によると「過去に例はなく、いかなる方法でも不可能」なんだそうだ。未取得単位を取るため国会開会中にアメリカの大学に通うというのも、多忙な国会議員には不可能だという。

「けじめ」疑問だらけ 歳費返上は公選法違反 単位取得 国会多忙で非現実的

 米国の大学は通常、二学期制か三学期制。春と秋に授業があり、国会開会中と期間が重なる。米国留学経験者は「授業では宿題も多いし、出席の確認も厳しい。簡単には単位は取れない」と指摘する。

 要するに古賀議員は、実現不可能なことを出来ると称して有権者に許しを請うているわけだ。このケジメの付け方は、やはりあまりに子供っぽすぎはしないだろうか。自分では返済能力のない子供が、ものを壊した後で「100万円でも弁償する」と言うようなものだろう。要するに口先だけじゃないか。実際には出来ないことを、さも出来るように言うのは、本人がそれを本当に出来ると思いこんでいるならただの馬鹿。出来ないと知っていて出来ないことを口にするのは嘘つきです。

 寄付行為になるかならないかは別としても、僕は議員が歳費を返上して働くなどと言うことには反対。こうした言い分が通ると、選挙時に有権者受けを狙って「私はタダで働きます!」などと言い出す候補者が続出するだろう。そうなったらどうなる? 議員活動中の一切の費用を私費でまかなえる金持ち以外、議員にはなれなくなってしまうではないか! 古賀議員は家がお金持ちそうだから(留学していた大学もアメリカではお金持ちが通うお坊ちゃん校だそうだ)、歳費を返上しても生活に苦労はしないのだろうけどね。

 記者会見で「議員歳費なしでどうやって活動するのか」と質問された古賀議員は、「どうにか生活できるようにしなければいけない。違う仕事を持つことも一つの可能性だ」と答えている。でもこの人のホームページでプロフィールを見ればわかることだけど、この人はいまだかつて日本でまともに働いたことなんて1度もないんだよ! 仕事なんてできるわけないじゃん!!

 古賀議員は逮捕される可能性もあるけれど、そうでないとしてもこれから先の任期一杯、有権者に公約として掲げた議員活動ができないまま過ごすことになる。福岡2区の選挙民は結果として、残された任期を無為に過ごすボンクラを国会に送り込んだことになるのだ。あ~あ。

 古賀さんも最初に疑惑が取りざたされた段階でさっさと自分の間違いを認め、「若気の至りでした」と頭を下げて民主党に進退伺いでも出せばよかったのだ。そうすりゃ民主党は「辞めろ」とも言えず、この件は厳重注意、本人は物笑いの種になる程度で終わっただろう。あとは人の噂も七十五日だ。それなのにみょうにジタバタして傷口を広げ、自分だけでなく民主党にまで迷惑をかけたのだからねぇ……。

ラジー賞ノミネート発表

2003年の最低映画賞、「ジグリ」が9部門でノミネート

 [ロサンゼルス 26日 ロイター] ハリウッドの2003年最低の映画や俳優を決める「ゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)」の候補が26日発表され、婚約解消が明らかになったジェニファー・ロペスとベン・アフレック共演の「ジグリ」が、最低主演女優賞など最多9部門でノミネートされた。

 スタローンが『スパイ・キッズ3-D:ゲーム・オーバー』で30回目の最低主演男優賞ノミネートというのには笑った! ラジー賞はスタローンが出演してさえいれば、なんでもかんでもワーストにノミネートするみたい。いや別に、『スパイ・キッズ3-D』が素晴らしい映画だと言うつもりはないけどさ。

 →ラジー賞の公式ページ

生中継を見てしまった馬鹿

古賀潤一郎議員、辞職せず表明…離党・報酬受けず

 民主党の古賀潤一郎衆院議員(45)(福岡2区)は27日朝、福岡市で街頭演説し、昨年11月の衆院選で「米国の大学卒」と公表した学歴が事実とは異なっていた責任を取り、民主党を離党する考えを表明した。議員は辞職せず、次期選挙まで議員報酬を受け取らず、政治活動を続ける意向も示した。

 つい見てしまいましたよ、テレビの生中継。馬鹿が涙ぐんで嘘の弁解をして、それをまた馬鹿な支援者たちが「がんばって~」とかやっている馬鹿げた風景を、民放がこぞって全国中継している馬鹿馬鹿しさにつきあい、テレビのリモコンでチャンネルをザッピングしながらついつい見てしまった、俺は高卒~。

 僕はアメリカの大学の単位の仕組みというのがさっぱりわからないんですが、留学経験のある友人は「卒業間近の学生にとって、卒業単位が足りているかどうかは一番の関心事。単位が足りないのに卒業したと思いこむなんてあり得ない」と言っていた。う~む、説得力のあるお言葉。

 しかし2,3単位落として卒業が微妙とかならともかく、19単位ってのはどんなもんなのかね。本人は「19単位弱」とか言ってたけど、単位って小数点以下があるもんなんですか? 僕にはよくわかりませんなぁ……。卒業には何単位必要で、その内の19単位というのは何パーセントぐらいに該当するんだろう。

 議員歳費を返上すれば、それで済むと考えるのもよくわからない。党を離れてしまえばどうせまともな議員活動などできないわけで、彼は今後4年間を国会でどう過ごすつもりなんでしょう。議員をしていれば事務所も借りねばならず、秘書や事務員を雇う給料も必要。歳費は返上しても、秘書給与だけは受け取ろうということか? どうせならそれも、自分のポケットマネーでやってくれよ。

 国会閉幕中に渡米し、残る単位を取りたいというのも馬鹿らしい。今さらアメリカで何を学ぶつもりなのか。具体的に学びたいものもないまま、ただ形の上で単位を取って卒業資格を得ようとするのは、それによってこれまでの嘘の帳尻を合わせようとする姑息な言い逃れじゃないの? 万引きで捕まった中学生が「お金を払えば文句ないだろう」と言うのと同じ発想だな。もし今からでもアメリカの大学で何かを学びたくて渡米するなら、議員は一度辞めて留学し、卒業してから次の選挙に立候補すればヨロシイでしょうに。

2004.01.26

日記|試写は1本のみ

 月曜日はいつも忙しいので試写にはなるべく行かないようにしているのだが、今日は3時半から『パピヨンの贈りもの』の試写に出かけた。残すところ2回だけだから、こうなるともう行かなければしょうがない。宣伝会社からも念押しのFAXが届いていたのだ。もっとも公開が4月なので、追加試写が回りそうな気もするけどね。(この映画の公式ページが見つからなかったので、とりあえず別ページにリンク張っときます。)

 同じ試写室にいたWさんと、京橋交差点近くのコーヒースタンドで1時間ほど話をしてから帰宅。近所のスーパーで買い物して、夜はサツマ揚げを煮たり、手羽元を圧力鍋で煮たりして、今週分のおかずを作っておく。買い物メモを作っていなかったので、買い落としたものが幾つもある。これは明日買わなければ……。

 映画の感想がすごくたまってしまったので、これを片づけるためにも明日は試写を休んで部屋にこもるつもり。神も不自然に長く伸びているので、時間を作って散髪に行こうと思う。

ホームレスは死んでもいい

ホームレス男性水死させる 無職少年2人逮捕

 こういう事件が起きると、テレビなどではさも驚いたように「近頃の子供たちは命の大切さを云々」と語るコメンテーターがいるけれど、そもそもホームレスを社会の厄介者扱いしているのは、この日本社会全体なのでね……。例えば最近のニュースでは以下のようなものがある。

川崎の野宿生活者施設設置問題 住民100人が集会--「抗議続ける」 /神奈川

 要するに誰だってホームレスが自分の生活圏に現れることを歓迎はしない。ホームレスが野宿したりうろついたりする町には住みたくないのだ。

 今回の事件は無職の少年が逮捕されたが、東京都東村山市では一昨年の1月に、ホームレスの男性が中高生に集団暴行されて死亡する事件が起きている。同じ年の11月には熊谷市で、やはりホームレス男性が中学生に暴行されて死亡している。こうした事件が起きるたびに、学校長は必ずお詫びの会見をして、全校集会で生徒たちに命の大切さを訴えたりするのだ。まったくバカげている。

 もし本当にホームレスの人権や命の大切さを生徒に学ばせたいのなら、学校の敷地内にその地域のホームレスを受け入れてみたらどうなのか? ホームレスを全校集会にゲストとして招き、生徒たちの前で話のひとつもさせてみたらどうなのか? 地域のホームレス支援団体に生徒をボランティアとして派遣し、食事や宿の世話を手伝わせてみたらどうなのか? ホームレスを社会の厄介者扱いして遠巻きにながめながら「命の尊厳」をいくら説いたところで、そこに人間としての尊厳や命の大切さを見る目なんて養われるはずないじゃん!

古河社長のブログ更新

古河建純 インターネットBlog: スパムメール対策(その2)

日本では電気通信事業法の制約があるが、ニフティでは他人に迷惑をかけるスパムメール送信者には断固たる対応をとるべきだと考え、この課題に積極的に取り組むつもりである。当社のサーバからのスパムメール発信者も例外ではない。

ようやくページが更新されました。「@niftyへのスパムはともかく、@niftyからのスパムはどうすんだ!」というコメントに対する解答は上記の通り。電気通信事業法については、インターネットで検索すると全文が読める。 →電気通信事業法

2004.01.25

日記|赤目四十八瀧心中未遂

 午前中はCS。有楽町駅前の三省堂に立ち寄ってから築地に出て、その後は映画を観るため下北沢へ。映画は荒戸源次郎の『赤目四十八瀧心中未遂』。とりあえず食事をしてからシネマ下北沢でチケットの受付を済ませ、1時45分の開場まで近くの商店街をぶらぶら。

 映画は昨年度のキネマ旬報ベストテンで2位(1位は『美しい夏キリシマ』)になるなど評価が高いのだが、これがものすごく面白いのかというと、別にそういうわけでもないのだ。普通の人は「よくわかんな~い」となるのではないだろうか。寺島しのぶはものすごくいいけれど、個人的には『ヴァイブレータ』の方がよかったと思う。主演と助演という違いがあるけれどね。映画の後は下北沢で夕食をかねて少し飲む。

 現在読んでいる本は、柳生すみまろの「映画100年のテクノグラフィー」。これはずいぶん前に古書店で購入したもので、現在は絶版。技術的な問題を切り口にした映画史で、すごくいい本だと思う。いろいろと参考になる。

2004.01.24

日記|仕事の1日

 朝からニュースアカデミー用のクイズに取りかかり、すべて作って入稿してしまう。これで1日がかり。やれやれ。

自己紹介

氏名:服部 弘一郎 (はっとり・こういちろう)
生年月日:1966年(昭和41年)8月3日
血液型:B+ ※B型の性格
12星座:獅子座 ※獅子座の性格
エコグラム:BAAAC ※BAAACの性格
13星座:蟹座 ※蟹座の性格
ツキアイゲノム:SMART ※詳細はキャラミル研究所を参照のこと
出身地:東京都中央区
現住所:東京都墨田区
e-Mail:eiga-kawaraban@nifty.com
使用パソコン:SHARP Mebius PC-GP2-D5U

余暇の楽しみ:読書、買物、料理、昼寝

愛用品:SEIKOの盲人用腕時計Canon IXY DIGITAL L2

座右の銘:来るものは拒まず、去るものは追わず

続きを読む "自己紹介" »

嘘をついた男

 民主党の衆議院議員・古賀潤一郎の学歴詐称事件が取りざたされているが、この人は昨年の選挙の際に初めて経歴を偽ったわけではなく、それ以前からかなり長い期間にわたって卒業していない大学を卒業したことにしていたようだ。他にも経歴に書かれていた大学を受講していないとか、スポーツの試合に出場していないのではないかなど、いろいろな疑惑が持たれているようだ。まぁこれは、今回は話のマクラなんですが……。

cover 僕がこのニュースを検索していて思ったのは、「この人は家族や友人や支援者たちにも嘘をついていたのだろうか?」ということ。たぶん嘘をついていたんだと思う。そこで思い出したのが、以前観た『見えない嘘』というフランス映画だった。これはフランス映画祭横浜で上映された後、結局日本公開されないままで終わってしまったのが残念な秀作。今からでもどこかの配給会社が買って公開してくれないだろうか。エマニュエル・カレールの原作「嘘をついた男」は、河出書房新社から邦訳も出ているんですけど……。(映画瓦版の感想はこちら。)

 1993年1月に、ジャン=クロード・ロマンという男が、自分の妻と子供ふたり、両親を殺して自殺をはかる。この男は世界保健機関(WHO)で働く医師と称していたが、、これがじつは真っ赤な嘘。彼は医師免許を持っていないし、どんな病院にも会社にも勤めていない。彼の生活はすべて、架空の投資話をエサに周囲の人々から騙し取った金で成り立っていたのだ。ロマンはそんな生活を、なんと10数年に渡って続けていたのだ。ところがこの生活もついに破綻することになる。彼は嘘で塗り固めた自分の生活を精算するように、家族を皆殺しにして自分も自殺を図ったのだ。だがこの自殺も、裁判では周囲の同情を引くための狂言だと判断された。映画では主人公ロマンをダニエル・オートゥイユが演じているが、ひとりの男が自分自身の嘘に蝕まれるようにして自滅していく姿は、全身に鳥肌が立つような恐ろしさがある。

 学歴詐称をしていた古賀議員も、自分の嘘に自分自身で蝕まれてしまったのだろう。彼がマスコミに追いかけられながらアメリカをうろうろしている姿はバカげているが、そうまでして破滅の時を先送りしている姿は哀れだ。ロマンは家族惨殺と自殺未遂という形で自分の嘘にピリオドを打ったが、さて古賀議員はどうするか……。

検索窓を差し替える

いかんともしがたい: Google 検索窓を設置する その 5 完成形

 上記の記事を参考にして検索窓を差し替えました。こっちの方が以前のものよりずっとスマートになったと思います。

『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』の成績はアカデミー賞次第

映画「ロード~」成否のカギは観客の忍耐力?

 映画は、総製作費340億円の巨費を投じただけあって、ふんだんにCGを使い、戦闘シーンは見ごたえ十分。1、2部を見ていなくても、ストーリーも分かりやすく、そのテーマ性から深みのある作品に仕上がっている。欠点はない。成否のカギは、長時間の鑑賞にめげない観客の忍耐力か。(夕刊フジ)

 僕はここ1年以上ヘラルドから試写状をもらっていないこともあり、この映画も未見です。3時間半近い上映時間は確かに興行上のネックだけれど、『タイタニック』だって3時間超えていたわけだから、それが致命傷になることはあり得ない。問題はやはり3部作の完結編というところにあるんじゃないだろうか。

 1,2作を観ないまま、3作目だけ観ようとする人が大量にいるとは思えない。1部が興収93億、2部が74億というから、普通に考えれば、どんなにがんばっても2部と同等程度で終わるんじゃないだろうか。ただしアカデミー賞でこの映画が主要賞を独占するようなことになると、興行に大きな影響が出るのは間違いない。

 映画の1部と2部はいくつもの賞にノミネートされながら、主要部門を取れないまま終わっている。これは投票するアカデミー会員の側に、「映画が完結してから判断しよう」という気持ちがあったのではないだろうか。『王の帰還』は既に公開中の地域でもとても評判がいい。アカデミー賞次第で、この映画は興収100億を軽々と突破するだろう。

世界No.1詐欺師が教える 華麗なる騙しのテクニック

華麗なる騙しのテクニック スピルバーグの映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の原作者フランク・W・アバグネイルが、自分自身の経験とその後の防犯コンサルタント活動での経験をもとにして書いた詐欺と詐欺予防のノウハウ集。映画は主人公のフランクがFBIのコンサルタントになるところで終わるが、この本はちょうど同じ場面からはじまる。つまりこれは『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の続編なのだ。(映画の原作は「世界をだました男」という邦題で新潮文庫から発売されている。)

 この本に書かれていることは、「詐欺ほど美味しい商売はない」ということだ。著者はこう言い切る。『昔からのやり方で、覆面をして、銃を持ち、いちるの望みを抱いて銀行を襲うのは割があわない。誰かの顔に拳銃を突きつけたらどうなる? それは武装強盗で、十年から二十年の罪になる。誰かを撃ってしまうかもしれないし、逆に撃たれるかもしれない。それだけやって何を得るのだろうか? 一九九八年と九九年における銀行強盗の平均強奪額は千五百ドルにも達していない。それならば、ペン先を使って盗みを働いたほうがはるかにいい。では、銀行に歩いて行って、二万ドルの偽造小切手を換金したらどうなるだろうか? 郡の刑務所に六カ月入ることになるかもしれないが、それは捕まって、起訴されて、さらに刑務所に送られたときだけだ』(P33)。アメリカでは詐欺事件を起こしてもほとんどの犯人は逮捕されることがないし、仮に逮捕されても起訴されず、万が一逮捕起訴されたとしても実刑を受けずに執行猶予になるのだという。1999年に詐欺事件で逮捕されたのは1,474人。そのうち有罪判決を受けたのは10分の1以下の122人。さらに刑務所に入るのはそのうち26人。しかも会社の金を横領した犯人は、多くの場合会社に懲戒解雇されるだけで訴えられることすらないという。まさに詐欺師万歳!なのだ。

 だがもちろんこれは、「詐欺のテクニックを覚えて皆さんもウハウハ儲けましょう!」という本ではない。詐欺がはびこる世の中だからこそ、詐欺犯罪から身を守るにはまず敵を知らねばならない。この本に書かれた一通りの詐欺テクニックを頭に入れておけば、同様の詐欺にひっかかる可能性はずっと減るに違いない。だがこうした啓蒙活動が、新たな詐欺師を増やしているのもまた確かなことだ。それはテレビや新聞で「オレオレ詐欺」や「架空請求詐欺」の被害をいくら報道しても、被害が増えるばかりで一向に減らないことからもわかる。この本も詐欺師の教則本になり得るし、おそらくこの本を読んで実際に詐欺に手を染める者も多いだろう。それについて著者はこう述べている。『犯罪者の頭脳を持つ私は、これが素人詐欺師にとってのバイブルとなり、偉大な教科書になるのではないかと危惧する意見が出てくることを覚悟している。しかし、広く市民を啓蒙するために、それはやむをえないリスクだと思う。犯罪者だけが手口を知っているべきではないだろう』。

 この本では小切手詐欺や文書偽造(これらが著者のかつての本業)のさまざまなテクニックが紹介されているのだが、日本は小切手があまり一般的ではないので、このあたりは「ふ~ん」とか「へ~」と感心しているだけだ。会社の金をちょろまかす横領犯の話も、会社経営者ではない僕にとって遠い話に過ぎない。しかしクレジットカードの偽造や変造になると話題はずっと身近になる。インターネットを使ったさまざまな詐欺話も同じだ。これらは日本でもしばしば摘発されている事件だ。詐欺の技術に国境はないらしい。

 しかしこの本で読んでいて一番恐ろしいのは、著者が未来の犯罪と呼んで最終章で紹介するID盗難だろう。身分証明書を偽造して他人になりすますなんて、これまではそれこそ北朝鮮の工作員でもなければやらなかったことかもしれないが、現在のように個人情報が簡単に手に入るようになるとそれが誰にでも可能になる。自分の知らないどこかで、誰かが自分の名前でサラ金から金を借りたり、クレジットカードで買い物をしたりしているかもしれない。世界のどこかで自分の名をかたるドッペルゲンガーのような存在が、「自分ではない」ことを証明するのは困難だ。著者はこう指摘している。『これは実におぞましい犯罪である。なぜなら、犯罪者は有罪が確定しないかぎりは無罪と推定されるが、ID窃盗の被害者はみずからの無罪を証明しないかぎりは有罪とされるからだ』。個人情報の流出には、くれぐれもご注意を……。

松竹は完全復活

甦る「邦画の松竹」04、05年で26作品公開

 大手映画会社、松竹が04年、05年の2年間で26作品の邦画を公開することを発表した。04年だけで15作品を予定している。松竹は経営不振から縮小していた邦画配給を本格的に再開させる。この日都内で行われたラインアップ発表会で、大谷信義代表取締役社長は「財務体質を改善し、邦画の大作にチャレンジできるようになった」と話した。

 奥山親子解任騒動、シネマジャパネスク廃止、『日本沈没』製作中止、本社売却、ブロックブッキング廃止、シネマワールド閉鎖、撮影所売却など、いろいろありました。一時は映画製作から完全に撤退してしまうのではないかとさえ思ったけれど、その後は堅調で松竹も完全に復調したということでしょうか。

 →松竹ホームページ

ハリウッド版『呪怨』は日本ロケ

ハリウッド版「呪怨」日本で21億円ロケ

 日本の人気ホラー映画を米ハリウッドがリメークする「THE 呪怨(仮題)」(米題「THE GRUDGE」)の配役が決まった。米国からはのサラ・ミシェル・ゲラー(26)、日本からは若手の真木よう子(21)がヒロインに抜てきされた。撮影は、東京・成城の東宝スタジオを中心に全編日本で行われる。2000万ドル(約21億円)という同スタジオ史上最大の製作費が投入されることも話題だ。

 日本人の監督がいきなりハリウッドに行って、現地の作法で撮影なんてできんのかよ……と思っていたら、撮影は日本で行うというから、これはそれなりに期待できるかも。周囲の技術スタッフなども、監督と日本語で会話ができるということでしょう。

 それにしてもヒロイン役はサラ・ミシェル・ゲラーだけど、日本で撮影やロケをするってどういうこと? 日本のお化け屋敷をアメリカ人のレポーターが訪れるという、『ゴジラ』の海外編集版みたいなことになるんだろうか? そんなことも含めて、興味がつきない映画だなぁ。

2004.01.23

日記|催眠映画『ナコイカッツィ』

 前日は久しぶりによる遅くまで起きていたせいもあり、朝目が覚めても何となく体調が悪い。お酒も少し残っているような気がするが、それよりも寝不足なのだ。午前中は映画の感想も何もまったく手が付けられず、ぼんやりと過ごしてしまった。

 午後はGAGAでニコラス・ケイジの初監督作『ソニー』を観る。主演のジェームズ・フランコは『スパイダーマン』や『容疑者』で暗い目をした青年を好演しているが、それはこの映画でも同じだ。映画はダメ男とダメ女がダメな境遇を抜け出そうとするけどやっぱりダメダメ……というもの。ケイジの主演映画『リービング・ラスベガス』にも通じるものだ。日本だと望月六郎の世界ですな。僕はわりと好きだけど、誰にでもお勧めすることのできる種類の映画ではないと思う。

 渋谷に移動して東芝エンタテインメント試写室で『ナコイカッツィ』。1時間半ほどの映画だけれど、少なくとも30分は意識不明になっていたと思う。映画全編を埋め尽くすフィリップ・グラスの単調な音楽と、映像の断片の羅列。これで寝るなという方が無理でしょう。映画を観ながら「他の人はちゃんと観ているのだろうか?」と気になり周囲を見渡したら、全員が目を閉じていた瞬間があったほどだ。不眠症でお悩みの方におすすめできる映画。ただし映画を観ながら寝たとしても、その時はあまりいい夢が見られそうにないけどね……。

 本屋に立ち寄ったりしてから帰宅。やはり眠いので8時半頃にはベッドに入る。「華麗なる騙しのテクニック」を読みながら、9時前には本格的に寝る体制に入った。

キャメロン監督のやる気は?

「タイタニック」のキャメロン監督、新作の製作に意欲

 [ロサンゼルス 21日 ロイター] 世界中で大ヒットを記録した映画「タイタニック」(1997年)の脚本・監督を手掛けたジェームズ・キャメロンが、6年経った現在、新作の製作に意欲を燃やしている。

 『タイタニック』のあと新作らしい新作を撮っていなかったジェームズ・キャメロン監督が、新作を撮るのか撮らないのか……というお話。新作の製作準備が始まったという話題でもなければ、企画が決まったという話でもない。意欲だけでは具体的に何がどうなっているのかさっぱりわからないけどなぁ……。

2004.01.22

日記|角川いつかと神楽坂の夜

 午前中に映画の感想を書いてしまい、午後は映画の試写を2本。1本目は東映で哀川翔主演の『ゼブラーマン』を観る。仮面ライダーや戦隊ヒーローで育った世代の僕としては、う~ん、これでいいのかなぁ……という気持ちがしないでもない。2本目はソニーで『ヘブン・アンド・アース』。これは面白かった。7世紀末の唐を舞台にした西部劇。幌馬車隊をラクダを使ったキャラバン隊に置き換え、インディアンを馬賊とトルコ軍に置き換えている。黒づくめの殺し屋(中井貴一!)がいたり、砦にこもっての籠城戦があったりと見せ場がたっぷり。ただし物語にいろいろ盛り込みすぎなのだ。これはもっとシンプルな物語にして、最後もわかりやすいハッピーエンドにしてくれればパーフェクトだったと思う。

 一度帰宅してから、8時過ぎに部屋を出て飯田橋へ。K社のSさんと駅で落ち合って、神楽坂の「季節料理・神楽坂けん」に向かう。少し早めについたのでSさんとちびちび日本酒をなめてつないでいると、9時頃に角川いつかさんと編集者が現れて一緒に食事。最初は世間話や仕事の話をしていたのだが、やがて話は当然のごとく彼女の前夫であった映画プロデューサーの話題になる。いろんな話が出て盛り上がったんだけど、いろいろと差し障りがありそうなのでその内容はとてもここには書けない。もっともお酒が入っているときの話題は、翌日になるとすっかり忘れてしまうというのが僕の体質なのだけれど……。

 編集者が先に帰った後で残る3人は11時頃に店を出て、いつも映画瓦版のオフ会で使っているペンサコーラへ。ここでちょっと飲みながら1時半頃までいたのかな。角川さんはさっぱりした江戸前の女性で、今度一緒に仕事をする機会があればよろしく~というお話をしてました。でも普段12時頃には寝ている僕は、話を聞きながらあくびばかり。失礼しました。当然帰りの電車などないのでタクシー帰り。眠すぎる。

2004.01.21

日記|LOTRは長蛇の列

 今回から、記事の行頭を全角1文字分空けることにしました。特に理由はないけど、その方が慣れているので……。

 昨夜は寝たのが遅かったこともあり、目が覚めたらもう8時過ぎ。目覚ましがわりに鳴り出すラジオが切れるのが8時で(スイッチが入るのが6時)、急に部屋がシーンと静まりかえったことでかえって目が覚めるようだ。水に浸していた玄米が発芽していたので早速炊き始める。今回はヒーターを入れて1日半ぐらいで発芽かな……。やっぱり発芽にはある程度の温度が必要らしい。今回は押し麦や豆を混ぜて、水は少し控えめにしてみた。ふっくら炊けて美味しそう。冷凍用の容器に詰めたら茶碗に軽く1杯分ぐらい残ったので、これはおにぎりにしておく。

 9時50分頃に自転車で部屋を出て東劇へ。『ロード・オブ・ザ・リング〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉』を観ようと思ったら、切符売り場には長い行列。今日は水曜日で女性サービスデーだったのだ。行列もほとんどが女性。映画館はすでにほとんど満員で、これも99%は女性だ。映画はまぁ別に感想を書くことにするが、映画が終わって出てきたら、映画館のロビーはさらに超満員で身動きができないほどの人人人……。ロビーから通路から階段まで、びっしりと人の列。凄い人気。女性サービスデーという理由もあるだろうけれど、それだけでこれだけの行列が真っ昼間からできるとは思えない。やはり映画の人気だろう。今回の興行は第1部・第2部とも2週間ずつだが、第3部が公開された後もどこかの劇場でスペシャル・エクステンデッド・エディションの上映は続くのではないだろうか。(朝作ったおにぎりは映画の途中で食べました。どうでもいいけど、『ロード・オブ・ザ・リング』はホビットたちが食事をするシーンが多いんだよな。)

 一度帰宅してメールの整理をしてから再度地下鉄で銀座に出て、数寄屋橋阪急前でJ社のK氏と待ち合わせ。制作会社のプロデューサーやディレクターを交えて、4月から始まる映画情報番組の打ち合わせをする。数寄屋橋交差点の不二家で番組の大まかなアウトラインについて合意し、その後はタクシーで月島に移動してもんじゃ屋さん「バンビ」に移動。企画書の段階では僕がメインの出演者扱いだったのだが、話をしている中でそれはよしましょうということになった。ただし僕は番組の企画や構成に深く関わるし、小コーナーに出演もするはず。CS放送なので見る人は少ないと思うけどね……。もんじゃ屋さんでたまたま来ていたライター仲間のIさんに声をかけられて、ちょっとびっくりする。

華麗なる騙しのテクニック 10時過ぎに店を出て、僕以外の3人はタクシーで東京駅へ。僕は歩いて帰宅。少し早めにベッドへ。今日は注文していたフランク・W・アバグネイルの「世界No.1詐欺師が教える華麗なる騙しのテクニック」を読み始める。著者はスピルバーグの『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のモデルであり原作者(原作は新潮文庫「世界をだました男」)。AMAZONで調べてみると、フランク・アバグネイルの著書はこの「華麗なる騙しのテクニック」と「世界をだました男」しかないようだ。

 詐欺師の実話では『スティング』の元ネタになった「詐欺師入門―騙しの天才たち その華麗なる手口」も面白かったが、アバグネイルの本を読むと、こうした古典的グリフターの世界がもうすっかり時代遅れになってしまったことがよくわかる。インサイドマン、おとり、ハンドラー、さくら、フィクサーなど大勢のコンモブがからむ手の込んだビッグコンを仕掛けるより、フォーチュン500社の一流企業が発行する小切手を、スキャナーやパソコンやカラーコピー機で偽造した方がよほど手っ取り早く大金が稼げるのだから……。

FOMA専用のBluetoothアダプタ

ハギワラシスコム、FOMA専用Bluetoothアダプタを発表 (MYCOM PC WEB)

こういうものを使えば、僕のCLIE PEG-TG50でメールの送受信が簡単にできるようになるってことでしょうか……。CLIE内蔵のBluetoothは宝の持ち腐れなので、いろいろなメーカーから対応の通信機器が出てほしいんですけど。

今頃ビデオ・オン・デマンド

AOL、1タイトル99セントで映画配信

 米America Online(AOL)は1月21日、AOL会員向け映画ダウンロードサービスのプロモーションを開始する。映画はMovielinkから提供され、1タイトル当たり99セントで全編を視聴できる。同社関係者が1月20日に確認した。

ビデオ・オン・デマンドという言葉を思い出した。僕が最後に勤めていた会社にいた頃、インターネットのキラーコンテンツになると喧伝されていたものだけれど……。

1タイトル99セントという値段が高いのか安いのかよくわからないけれど、映画タイトルがオンライン流通しはじめると、レンタルビデオ屋はいずれなくなるようにも思う。これは「オンライン書店ができても町の本屋はなくならない」という話とは違うのだ。オンライン書店のデメリットは「読みたいときにすぐには本が手に入らない」ということだけれど、映画タイトルの場合はビデオショップで借りられないことがあっても、オンライン配信ならそれはあり得ない。

映画マニアや研究者はDVDの一部のシーンだけを繰り返し観たり、特典映像のメイキングや副音声の解説に興味があるかもしれないので、DVDのようなパッケージメディアはしばらく残るだろう。でもそれも時間の問題かも。

いずれにせよ、映画の流通メディアとしてはビデオの次がDVDで、DVDの次はオンラインと言うことになると思う。一般家庭にまですべてオンラインで映像ソフトが配給できれば、海賊版対策も簡単だろうし、映画会社は企画・製作・配給・家庭配信という究極の垂直統合を実現できるわけだ。その頃には映画館への配給もフィルムからデジタルに変わっているだろうけどね。

すべてが変わるまでに30年ぐらいかかるかな。でも、30年なんてすぐだよ。

Yahoo!ニュース - 記事検索 : 武蔵 七人の侍

Yahoo!ニュース - 記事検索 : 武蔵 七人の侍

このニュースはしばらく続きそうなのに加えて僕自身も興味津々なので、とりあえずリンクを作っておくことにする。

山田洋次監督の新作はまた時代劇

山田洋次監督 新作に意欲

 山田洋次監督(72)の新作「隠し剣 鬼の爪」の製作発表がこのほど、都内で行われた。主演は8年ぶりの「山田組」となる永瀬正敏(37)。松たか子(26)が、6年ぶりの本格映画出演でヒロインを務める。02年「たそがれ清兵衛」に続き、藤沢周平原作の時代劇に挑む山田監督は「とても素敵な俳優たちが出てくれるので大きな楽しみ。青春を描けるな、と思っている」と意欲を見せた。

『たそがれ清兵衛』が素晴らしいできだったので、今度の映画も期待できそう。前作以上にチャンバラが見せ場になりそうで、そちらの面でも期待できるかも。

■追加情報(1/24)

 公式ページができました。→公式ページ

それでいいのかNHK?

「武蔵」訴訟 NHK「著作権侵害ない」

 昨年NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の第1回放送のストーリーや11のシーンが、故黒澤明監督の映画「七人の侍」の盗作だとして、著作権を相続した長男の久雄氏(58)らがNHKなどに約1億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が20日、東京地裁(三村量一裁判長)で開かれた。

「武蔵 MUSASHI」が『七人の侍』の盗作でもパクリでもないとしたら、映画やテレビの世界ではありとあらゆる盗作が許されることになる。(既に半ば公然とパクリはまかり通っているけれどね。)ただでさえアイデアの借用が多い世界なんだから、これで「盗作OK!」ということになったら、放送や映画の世界はますますアイデアを借用しあった貧しいものになると思う。

まぁ僕は当事者じゃないので訴訟についてはどうでもいいことだけど、気になるのは訴えられたNHKも、自前の番組の最後には「著作・制作NHK」とクレジットを入れている立場だということ。黒澤プロとの争いに仮に勝ったとしても、それによって自分のところの番組がパクられ放題になってしまったら意味がないと思うぞ。

@nifty社長がとんだ試練に?

古河建純 インターネットBlog: スパムメール対策

上記記事が掲載された後、古河社長のココログは更新されなくなってしまった。この記事にひろゆき氏のBlog「元祖しゃちょう日記」の記事「自分さえ良ければ、他人は後回しな会社」からトラックバックが付き、そこからあれこれと議論が起きたことが負担になってのことだろうか……、などと勘ぐっているのは僕だけではあるまい。

ひろゆき氏はひどくご立腹のご様子なのだが、@niftyから外部にスパムがばらまかれているという認識は、古河社長も持っているのだろう。それは今回の記事の中で『ニフティのサーバからスパムメールを発信されないようにすることにも全力を尽くさなければならない』と書かれていることからもわかる。

ただ古河社長は自分のBlogの読者を、@niftyの社員や会員の一部程度としか考えていなかったのではないだろうか。「@niftyからSPAMを送られて困っている人」ではなく、「SPAMのせいでメールが送れなくなっている@nifty会員」を想定した物言いになってしまったのはそのためだろう。

Blogは社員向けのアナウンスツールではないし、会員向けのPRツールでもないということを、古河社長も改めて思い知らされたはず。日本中のネットユーザーが注目する中で(大げさだね)、古河社長のBlogが再開されるのが今から楽しみです。

2004.01.20

日記|とりあえず仕事は一段落

午前中からクイズの問題作りをして、午後になってから入稿。いつもなら日曜日か月曜日には終えてしまう作業なので、今週はやはり仕事がはかどっていないのだ。

メルマガの編集を後回しにしてネットをあちこち見て回る。突然「BCL」をキーワードにネットを検索してしまったのが運の尽きだった。今でもBCLをしている人っているんですね。たいていは昔やっていた人が再開するようですが、世代的にはやはり僕と同じぐらいの人たちが多いみたい。サイトを見ていると当時使っていたラジオの話などが載っていて、読んでいて懐かしくてしょうがない。ついつい記事を読みふけって、あっという間に時間がたってしまった。

 →BCL Dreams
 →MY BCL LIFE

上記ページのリンクをたどっていたら、「ラジオ工房」というサイトの「BCLラジオ博物館1」というページに、僕が昔持っていたのと同じラジオを発見! 日立のサージラムKH-2200というのが、BCLブームの頃に僕が持っていたラジオだと思う。本当は松下のクーガや、ソニーのスカイセンサーが欲しかったのだが、値段が高くて手が出なかったような記憶がある。日立は定価も手頃で、値引率も少しよかったんじゃないかな。

昨日観た映画の感想を書いてしまってから、夜になってからメルマガを仕上げて配信手続き。Melma!で発行している分についてはMelma!blog「映画瓦版のデジカメ日記帳」というサイトにバックナンバーが掲載されるのだが、もう既に日記になってません。いずれはタイトルも変更して、単にメルマガのバックナンバー置き場にしてしまうかもしれない。

Melma!blogはメルマガの1号ずつがBlogの記事になるので、もちろんそれぞれにコメントやトラックバックが付けられる。これが便利なんだかどうなんだか、僕にはよくわからないんですけどね……。読者から意見を求めたりするときは、Blogにコメントを付けてもらう方がいいのかなぁ……。よくわかんないや。これについては、まだいろいろ実験してみます。LivedoorBlogも登録だけして、すっかり放り出したままになっているなぁ……。

クレームに弱い検索サイト

酔うぞの遠めがね

ここにもリンクを付けているけど、ず~と以前から見ているサイトで「悪徳商法?マニアックス」というのがあります。 あっちこっちで売り込みをしていたからご存じの方も多いかも。 これが、 「Google から外された」 というのです。 サイトオーナーのBeyond氏が Google に理由を尋ねたところ 、掲示板で非難対象 、となった会社からのクレームで 、検索出来なくした。 ということのようです。

僕も自分のサイトでは映画について好き勝手なことを書いているので、映画会社や宣伝会社がGoogleにクレーム付けるとリンクからはずされちゃったりして……。

3.368 メガバイト (11.23%)

現時点でのココログの使用量。昨年12月8日に登録だけ済ませ、実際に運用を始めたのは12月18日からなので、そろそろ丸々1ヶ月ちょっと……。この調子だと1年以内に容量オーバーですね。画像などはほとんど外部に置いてあるので(@homepageのサーバーなど)、中身はほとんどが文字なんですけどね。記事数はこれを含めて150件です。

競合サービスのLivedoorBlogが月額250円で100MBなので、ココログもどこかのタイミングで容量は増やされると思う。でも早めにアナウンスしてくれないと不安も感じるよなぁ……。

SO505i Stand-by Disp使用容量アンケートに答えてみました。

せっかくアカデミー賞を取ったのに

ハリウッド「日本発ホラー」主演はオスカー女優!

 日本のホラー映画「仄暗い水の底から」のハリウッドリメーク版「ダーク・ウォーター」(原題)に、アカデミー賞女優のジェニファー・コネリー(33)が主演することが19日、分かった。コネリーは黒木瞳(43)が演じた、女の子の霊につきまとわれる娘を守る母親役。

『ビューティフル・マインド』でオスカーを受賞し、巨乳が売りのB級女優からようやく脱却できると思われたジェニファー・コネリーですけど、なんだかまたB級路線に逆戻りなんじゃないの? 『ハルク』もあったしなぁ……。

 →AMAZON:仄暗い水の底から

学習型フィルターの効果

@niftyのメールサーバーに設定している学習型フィルターの効果が出てきたようだ。いつもは朝起きると30通とか50通のスパムメールが届いていてうんざりさせられたのだが、これが今朝はすっかり「迷惑メール」のフォルダーにおさまっている。僕のアドレスは届いていたスパムの数も多いので、片っ端から学習させているうちに効果が早く表れてきたのかもしれない。この調子ならかなり早い段階で、スパムをほぼ制圧することができそうだ。

僕は出先でメールが確認できるように、一部のメールについてはPHSにメールを転送している。しかしこれまで、仕事で使っているメールアドレスに届いたメールはスパムがほとんどなので、とてもPHSに転送することなどできなかった。@niftyメールで迷惑メールフィルターを使っている場合、迷惑メールは転送されるのか転送されないのか? ホームページの説明ではよくわからないので、これはちょっと実験してみようと思う。転送前に迷惑メールを除去するなら(そうするのが当然だと思うけど)、メールの転送を再開してもいいな……。

@nifty以外のメールアドレスも使っているのだけれど、そちらには「POPFile」でも設定して、同じように学習型フィルターでスパム排除しようかな。それよりメールの受信を@niftyに一本化してしまう方がいいのか。

 →スパムに汚染されたメールアドレスを生き返らせる方法?

追記
学習型フィルターとメールの転送は連動してませんでした。メール転送を設定すると、スパムも含めてすべてのメールが転送先に送られてしまいます。これは連動させるサービスを作ってほしいなぁ……。ちょっと仕掛けが難しくなりそうだから、月々一定のお金を払う形でも構わないんだけど。

シネマで読む旧約聖書

シネマで読む旧約聖書これは映画ガイドブックではない。著者が大学で行っていたキリスト教学の講義をもとにした、旧約聖書とキリスト教の入門書だ。教材とされているのは『エデンの東』『風と共に去りぬ』『十戒』といった古典から、『ジュラシック・パーク』『プライベート・ライアン』『リバー・ランズ・スルー・イット』といった比較的最近の作品まで。これらの作品と旧約聖書の関わりを、具体的なシーンやエピソードと聖書の記述を対照させながら解説していく。創世記から始まって旧約続編まで、ほぼ聖書の順序に従っていくあたりが、いかにも聖書の入門書であることを物語っている。

聖書と映画の関係については『プロの映画評論家もわからない』(p14)とか『わかっていない映画評論家』(p68)と言い切る著者は、『ポセイドン・アドベンチャー』は出エジプト記で、『未知との遭遇』は同じ出エジプト記からモーセとシナイ山の物語の翻案であることなどを、実例を出しながら的確に指摘していく。『未知との遭遇』がシナイ山だというのは僕も気づいてましたけど、『ポセイドン・アドベンチャー』は気づきませんでした……。でも言われてみると確かにそうだ。『ピノキオ』がヨナ書で、『タワーリング・インフェルノ』がバベルの塔というのも、指摘されると「なるほど」と思うんだけど、そんなこと意識したこともなかったよ……。

聖書やキリスト教と映画をからめた本としては、これまでにも「映画と聖書―聖書がわかれば映画がもっと面白くなる」や僕も編者や共著者として名を連ねている「シネマの宗教美学」などがある。「シネマで読む旧約聖書」は聖書入門に徹している分だけ、映画に隠されたテーマやモチーフの秘密に迫る本となっている。同じコンセプトでの新約編が出ることを望む。

毎日映画コンクール

毎日映画コンクール 2003年度各賞

昨年は映画を観る本数がずいぶん減ってしまい、大賞の『赤目四十八瀧心中未遂』や優秀賞の『阿修羅のごとく』、技術部門を受賞している『ホテル・ハイビスカス』などは未見。

優秀賞に『スパイ・ゾルゲ』が入っているのは、この映画で引退宣言した篠田正浩監督への功労賞ではないだろうか。映画の内容から考えると、これが「優秀」とはとても思えないのでね……。

「武蔵」盗作騒動

「武蔵は盗作」NHK提訴 黒沢氏「七人の侍に酷似」

 昨年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の一部は故黒沢明監督の映画「七人の侍」の盗作として、著作権を相続した長男の黒沢久雄さんらがNHKなどに1億5400万円の賠償と再放送、ビデオ・DVD化の差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが19日、分かった。

つい先日も記事にした「「武蔵」VS『七人の侍』」の後追い記事。黒澤プロとしては「武蔵」の放送中にゴタゴタするのはよしておこうと配慮したのだろうが、結果として盗作騒ぎが起きてから1年もたってからの提訴になった。

『七人の侍』の製作・公開は1954年。映画の著作権は発表から50年なので、「武蔵」の放送が来年以降ならこうした問題は起きなかったのかもね。(まぁそれによって安易なパクリが許されるわけでもないんだけど……。)

■追記

NHK「著作権侵害ない」 「武蔵」の盗作訴訟で

 NHK側は「著作権侵害はなく、監督の名誉を傷つけてもいない」と、請求の棄却を求める答弁書を提出。全面的に争う姿勢を示した。

NHK側は結構強気。まぁこうやって裁判で争うことで、映画やドラマのアイデアをどこまでパクることが許されるのかという、法的な基準を作っておくのはいいことだと思う。

2004.01.19

日記:仕事したくない病は続く

朝は発芽玄米を炊き、1食分ずつ小分けにして冷凍庫に保存。水加減の様子がわからないのだが、玄米と同じにしたらちょっとべたべたした感じになってしまった。次は押し麦や豆類と混ぜて、もう少し水を控えめにしてみようと思う。発芽玄米は独特のニオイや食感があって、ご飯とはまったく別物だと思う。玄米ご飯は白米より美味しいと感じるけれど、発芽玄米はそれだけで食べるとちょっと苦しいかも。食べる量は減るので、ダイエットにいいかもしれないけどね。次は発芽した時点で乾燥させて保管し、白米や玄米と混ぜて炊いてみるのもいいかも。かくして実験は続く……。

午前中からクイズの仕事やメルマガの編集をやり始めるが、あまりはかどらない。クイズが半分終わったぐらいで、午後は3時半から映画美学校で『ギャザリング』を観る。劇中で言及されているアリマタヤのヨセフというのはイエスの処刑後に遺体を引き取って墓に葬った議員で、物語はてっきりイエス処刑や復活にまつわる何事かのミステリーにからんでいくのかと思いきや、「さまよえるユダヤ人(Wandering Jew)」の伝説につながっていくという意外な展開。面白いアイデアだけど、脚本の構成が悪いのか切れ味が悪い。

教文館に立ち寄ってから新川の親戚宅に立ちより、紹興酒や野菜、キムチなどを受け取って帰宅。「TVタックル」を見てからダラダラとパソコンの前で過ごし、12時過ぎには寝てしまう。ベッドの中で「シネマで読む旧約聖書」を読了。これはなかなか面白い旧約聖書入門になっている。創世記から旧約続編まで、主だったところをすべて網羅しているのはたいしたものだ。

ココログでBlogの裾野が広がる

仕事から逃避するように他のココログを読んでいると、以下のような記事が……。

Tokyo Forum: blogとココログの違い

だから、それまでのblogの常識とか、blogのマナーとか、blogのあり方とか、そんな物一切関係なく、ココログで楽しんだり、発信したり、サイトにデビューした人が、一気に増えたのです。

こういう状態というのは、パソコン通信がインターネットになるときや、メール端末の主体がパソコンやワープロから携帯電話に替わるときにも起きていることだと思う。Blogとココログの関係も似たようなものではないかな。いまや「パソコン通信」は死語だし、「ネチケット」も死語になりつつある。

今までBlogというのは実質的にMovableTypeのことだったものが、そこにTypePadやココログのようなサービスが出てきてユーザーの裾野が一気に広がる。それによってこれまで起きてこなかったような問題も起きてくる。どのみちコメントやトラックバックについては互換性のあるサービスなので、最終的には両方が混じり合って区別はつかなくなると思う。

BlogツールとしてMovableTypeを使うかココログを使うかという問題は、パソコンを使うのにWindowsを使うかMacを使うかという問題と同じだと思う。どれも最後はインターネットにつながってしまうわけだし……。

僕はこれまでもずっと自分で日記サイトのようなものを作ってきたから、Blogができて大歓迎。MovableTypeだろうとココログだろうと、自分のやりたいことができるならそれでOK。今はココログをあれこれカスタマイズせずに標準状態で使い、ココログを機能拡張した有料版が出てくるのを待ってます。

広末涼子の結婚式会場は……

広末???黒ベール婚

 昨年12月にモデル兼デザイナーの岡沢高宏(28)と入籍した女優の広末涼子(23)が17日、東京・銀座の結婚式場で挙式・披露宴を行った。昨年12月17日のイベント以来1カ月ぶりに姿を見せた広末だが、なぜか黒い布で隠されて式場入り。詰め掛けた報道陣に一切写真を撮らせない厳戒ムードでのウエディングとなった。

「銀座の結婚式場ってどこだ?」と思っていたら、今朝のワイドショーでそれが銀座ラフィナートだとわかった。以前は京橋会館と呼ばれていたもので、その名の通り「銀座」というより「京橋」ですな。最寄り駅も京橋だし。(所番地は一応銀座ですけどね。)

ここは以前プールがあったので時々行っていたのだけれど、最近はまったくご縁がなくなってました。たぶんプールがあった場所を潰して広い宴会場にしたんだと思う。

2004.01.18

日記:仕事したくない病

日曜日はいつもならCSに行くのだが、今日は連れて行く相手が「眠い」というので取りやめになった。これで普段の日曜日ならつぶれてしまう午前中の時間がたっぷり空いたわけだが、そうなったからといって急に「仕事だ~」という気持ちにはなれない。午前中が午後になり、午後が夕方になり……。結局はダラダラと1日を過ごしてしまった。

夕方に買い物に出て、夕食にはもつ煮込みを作って食べる。僕はこういうものをドッサリ作って2日くらいは食べ続けるので、これも明日一杯は食べることになると思う。ここのところずっと玄米と佃煮と梅干し程度の食事だったので、たまには栄養のあるものを食べないとね。(やけにリーズナブルだけど。)

発芽玄米を作っていたボールを熱帯魚用のヒーターで午前中から温めはじめたところ、夜にはほとんどの玄米から芽が出てきた。あるいはヒーターを入れなくても芽が出る直前だったのかもしれない。これは後日再実験してみたい。

N誌向けのコラムを書いていたのだが、完成する前に根性がついえて寝てしまう。続きは明日だ。クイズもメルマガもまだまったく手つかずだけど、これも何とかなるだろう。

記事の検索機能

FTOKYOのココログにあった記事を参考にして、記事の検索機能を作ってみました。ココログの中だけ検索してもあまり意味がないので、映画瓦版も検索できるようになっています。一度に両方検索する方法ってないのかなぁ……。利用者にとっては、分けておいた方が便利かもしれないけどね。

将来的には映画瓦版もBlog化して、こうした検索窓で旧サイトのコンテンツを検索するような形にするかもしれない。今回はそのテストも兼ねている。

発芽玄米作りにチャレンジ!

玄米をボールに入れて水に浸して放置し、発芽玄米を作ろうとしている。ところがなかなか発芽してくれない。室温が低くて水温が上がらないのが原因だと思う。世の中には発芽玄米を作る専門の機械も売っているようだけれど(「発芽玄米機」で楽天などをサーチすると出てくる)、こっちは気まぐれに発芽玄米を作っているので、わざわざそんなものを買ない。それに暖かい春や夏になれば、室温のままで1日か2日で発芽するだろうしね。

そんなわけで気長に水浸しの玄米を見つめてもう3日ぐらいたったかなぁ……。いろいろ考えたあげく、やはり水温を少し上げてみることにした。食器洗い用に使っていた洗面器に熱帯魚用のヒーターと水を入れ、その中に玄米の入ったボールを浮かべておく。これでうまく行くかなぁ……。

「冬のソナタ」ツアーの顛末

崔さん結局現れず 「冬のソナタ」ツアー 客は憤慨「お金返して」

 【ソウル16日藤井通彦】韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地などを訪ねる福岡など発着のツアーで、ようやく実現することになった主演女優・崔志宇(チエジウ)さんとファンの集いが十六日、結局旅行社サイドと崔さん側の話が折り合わず、中止された。中止が発表された途端、ツアー客からは「だまされた。お金を返して」などと怒りの声があがった。

上記の記事では当日になって女優がどうしても来られなかったと言いたげな旅行会社側の言い分が書かれているけれど、このツアーは最初から女優が来ないだろうと言われていた様子。どうも韓国側の企画に見切り発車があって、それをよく確認しないまま日本側の旅行会社が話に乗ってしまったようだ。大手のJTBにしては大失態。

今時ただ韓国に行くだけなら、旅行会社が用意した各種格安ツアーがいくらでもありそう(例:阪急交通社)。旅行会社はそこに「女優と会えます」という付加価値を付けて参加者を集めたわけだ。その後の記事によると旅行費用は返還されるそうだが、この時期にわざわざ旅行のためのスケジュールを空けてツアーに参加した側からすれば、失った時間を返してほしいと思うのではないだろうか。

有給休暇を使ってしまった人や、有給がたりずに欠勤になってしまった人だっているかもしれない。自営業や自由業の人は、ツアー参加にあわせて休業した分に見合う給与分まで、旅行会社が補償してくれるのか? まぁそんなことはないだろうから、お気の毒といえばお気の毒な話。まぁそれ以上に、「会えます」「会えないかも」「やっぱり会えます」「ダメでした」と旅行中に翻弄され続けた参加者の気持ちはどうなる?

 →Yahoo!ニュースでの記事検索結果
 →AMAZON:冬のソナタDVD-BOX

ハリウッド映画がゲイシャ役募集

サムライに続け!ゲイシャ役募集

 オーディションを勝ち抜けばいきなりハリウッド女優になれるという、夢のような話がハリウッドから飛び込んできた。米国のベストセラー小説「メモワール・オブ・ア・ゲイシャ」(邦題「さゆり」)を「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化、主人公さゆり役の日本人を募集する。

まだ作る気でいたのね……というのが正直な感想。どうせ作るなら京都の撮影所あたりで、日本の美術スタッフを使って撮ってくれるといいんだけどな。その方が美術考証の面で安心できるということもあるし、日本とハリウッドの技術交流になるしね。

 →映画の原作本「さゆり」(アーサー・ゴールデン)

天皇はともかく自衛隊は?

天皇制・自衛隊の存続認める新綱領、共産党が採択

 共産党は17日午前、静岡県熱海市で開いている第23回党大会で、天皇制や自衛隊の当面の存続を認めることなどを柱とする綱領改定案を全会一致で採択した。

現憲法を尊重する立場からすれば、天皇制を今まで認めていなかったことの方がおかしいんだけどね。天皇制に反対していて、何が護憲政党かって感じですわなぁ……。でも憲法を素直に読む限りでは、自衛隊は今でもやっぱり憲法違反の疑い濃厚なんじゃないの? 歴代政権の「解釈改憲」に追随して、それでいいのかよ共産党!

いよいよ牛丼の終焉

チェーン店の牛丼販売中止始まる 在庫切れで

 BSE(牛海綿状脳症)問題で米国からの牛肉輸入禁止が続いているため、牛肉の在庫がなくなったとして、牛丼チェーン「なか卯」(本社・大阪市)の一部店舗が、17日から牛丼の販売を中止した。今後、店ごとに在庫がなくなり次第、販売を中止する方針。

いよいよ来るべき時が来た!という感じだなぁ……。今のうちに食べられるだけ食べておきたい気分。

2004.01.17

日記:久しぶりの面接

朝からずっと、放り出していた映画の感想文を書き続ける。午後になってようやく完成。

夕方6時から東京フィルムセンターの学校説明会と面接があるとのことで、5時前頃からひげを剃ったり髪を整えたりし始める。今は髪が中途半端に伸びてしまって、どうにもまとまりがつかないなぁ……。学校は西葛西にあるとのこと。最近まったく縁のない駅なので(昔も縁がなかったけど)、少し早めにと思い5時過ぎに部屋を出る。だがマンションから外に出た途端に雪がちらちら。傘を取りに部屋に戻り、結局は5時20分頃に部屋を出たことになるのかな。大江戸線で門仲乗り換え東西線。ドア・ツー・ドアで30分弱。

東京フィルムセンター・スクール・オブ・アートは今年4月開校する3年制の専門学校で、先日の朝日新聞に講師の募集広告が出ていたと友人に知らされてインターネットで応募してみたもの。ハリウッドにある映画学校との提携や、ハリウッドで通用する人材育成がうたい文句ということもあってか、スタッフの半分は外国人になっている。受付がいきなり金髪の姉ちゃんだぜ! もうこれだけで、地方から上京してきた高卒の少年少女は「すげ~!」と思ってしまうわけだな。今日一緒に面接を受ける人の中には、外国人も数名。「講師は外国人」って、まるで英会話学校のようだ。学校説明は15分かそこらで、ほとんど挨拶に毛が生えた程度。あとは集まった応募者を3組に分けてのグループ面接になる。面接なんていつ以来だろうか。ひょっとして10年ぶりぐらい?

プロジェクターで上映されている『隠し砦の三悪人』を観ながら、「ああ、やっぱり黒澤はおもしれ~や」と思いつつ自分のグループの面接まで待たされる。結局1時間以上待たされて、8時少し前頃から面接開始。一緒に面接を受けたのは5人で、専門は通訳、映画監督、映画評論家(僕です)、役者兼演出家、ミュージックビデオのカメラマン。最初に全員がビデオで顔を撮影されて、その後はひとり1分間のセルフプレゼンテーション。その後は質疑応答になる。1分の時間といっても、実際にはひとり3~5分ぐらいは使っていたと思う。面接官のひとりが副校長のダグ・キャンベルというアメリカの映画監督で、通訳を介しての自己紹介という珍しい経験をさせてもらった。このダグ・キャンベルという監督、日本では劇場公開映画が『長く熱い夜』1本だけだが、その後もストレート・ビデオ(DVD)が何本か日本にも入ってきている様子。名ばかりの監督というわけではなく、一応はハリウッドで仕事をしているらしい。 →allcinema →AMAZON

面接結果は来週にでも個別に連絡するとのこと。さてどうなることやら……。帰宅は9時過ぎ。飲まず食わずだったしくたびれました。わざわざ傘を持って出たけれど、結局は雪もそれほど降らなかったな。

DVD「8時だヨ!全員集合」がバカ売れ!

DVD「8時だヨ!全員集合」がバカ売れ!

 ザ・ドリフターズの人気バラエティー番組「8時だヨ!全員集合」の名コントを集めた3枚組DVDボックスが、発売10日間で12万セットを突破し、バラエティー作品のDVDとしては早くも売り上げ新記録になったことが16日、分かった。さらに、追加注文のうち2万セットが品切れ状態というから凄まじい人気ぶりだ。そんな再ブーム到来に、メンバーが昔のコントをそのまま演じる企画まで浮上している。

AMAZONでもかなり売れていたDVD。僕も「8時だヨ!全員集合」世代だけれど、ドリフはこの昭和40年代に映画版の『全員集合』シリーズに数多く出演している。そちらもDVD化すると面白いかも。発売するとすれば松竹になるのか……。

 →ザ・ドリフターズ 結成40周年記念盤 8時だヨ ! 全員集合 DVD-BOX (通常版)

「武蔵」VS『七人の侍』

黒澤プロ“パクリ”でNHK提訴

 昨年放送されたNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の第1回放送が、黒澤明監督の映画「七人の侍」の“パクリ”だと指摘されていた問題で、黒澤プロダクションが同局を提訴していたことが16日、分かった。

そもそも黒澤映画のパクリなど世界中で行われているわけで、スピルバーグなどはその常習犯。それでも黒澤プロがスピルバーグを訴えないのは、彼が黒澤の映画を消化して自分なりの表現に高めているからだろう。「武蔵」がダメなのは、『七人の侍』を表面的にマネしているからなのだ。「武蔵」の第1回放送を見て「なんじゃこりゃ?」と思った僕としては、こういうのはどんどん訴えた方がいいと思う。

手塚プロにも『ライオンキング』を訴えてほしかったなぁ……。

2004.01.16

日記:履歴書の空欄

手つかずだった映画の感想をようやく書き始めたのだが、あまりはかどらないまま時間だけが過ぎていく。こうして1日の終わりには、「いったい俺は何をして1日過ごしていたのだろうか?」と思うことになるのだなぁ……。

土曜日に東京フィルムセンターの面接を受けに行くことになったので、そのための履歴書や経歴書を作る必要がある。インターネットを検索して履歴書のテンプレートを見つけ、せっせと空欄に職歴や経歴を入力。フリーになって5年以上たっているから、今さら職歴を書いても仕方ないような気が……。もっと無意味なのは「得意な科目」かな。かくして空欄だらけの履歴書ができあがる。執筆先となっている雑誌名や、これまでに関わりのあった書籍などは書き込んだけど……。

「映画瓦版」の各映画評記事に、映画のデータとして画面サイズや音響のデータも付け加えることにしてみた。先日入稿した仕事で、こうしたデータが必要だったためだ。サウンドや画面サイズで映画を選ぶ人はいないと思うけどね。

来週の木曜日に、ライターのKさん(元大物映画プロデューサーであり監督でもあったK氏の元夫人)と食事をすることになった。以前に何度かメールのやりとりをしたことはあるのだが、会うのは初めてなのでちょっと楽しみ。時間や場所は未定。K社のS氏がセッティングしてくれるとのこと。(この記事、やたらと「K」のイニシャルが多いなぁ。)

メールをよくいただくのに会ったことのない人は多い。今年はそういう人たちに、なるべく会う機会を作ろうと思う。映画監督のKさんにも会ってみたいなぁ……。(これもイニシャルが「K」だった。)

向井亜紀の代理出産に思うこと

向井亜紀、念願の“母”に「あきらめなくてよかった」

 米国での代理母出産で昨年11月、双子の男児が誕生した元プロレスラー、高田延彦(41)とタレント、向井亜紀(39)夫妻が15日、東京・港区の東京プリンスホテルで出産報告会見を開いた。これまで2度の代理出産に失敗し、会見で涙を流し続けた向井だが、この日は笑顔満開。子供の写真を掲げながら「子供を作る夢をあきらめなくてよかった」と、母親となった幸せをかみしめていた。

今日は朝からワイドショーはこの話題で持ちきり。子供が生まれたのはめでたいことだろうし、高田・向井夫妻のこれまでの苦労を考えれば、素直に「よかったね」とねぎらいの声のひとつもかけてやろうと思うのが人情というものだろう。だが子供の国籍問題など法的問題について、暗に「特例を認めて実子として受理してやれよ」とでも言わんばかりの報道には問題があると思うけどね。

日本では「子供を産んだ人が実母」と決まっているのだから、高田・向井夫妻の子供も代理母の子供なのだ。(もっとも実際の手続き上は高田延彦は子供を認知するだろうから、正確には高田延彦と代理母シンディ・ヴァンリードさんとの子供ということになろうか。つまり高田延彦は法律上子供の実の父親になれても、向井亜紀はなれないのだ。)日本中がこの双子を「高田・向井夫妻の精子と卵子から生まれた血のつながった子供」だと知っているにもかかわらず、日本ではこういうことになる。どうも不合理だが、こうした場面で法律が実体に追いついていないのが現在の日本なのだ。それどころか現在の日本は、こうした代理母出産を法的に禁止する方向に動いている。

技術があればそれを使おうとする人がいるのは当然の話で、たとえ日本国内で代理母出産を禁じたとしても、海外で子供をつくろうとする人は今後も増える一方だと思う。どうしても子供がほしい夫婦がいて、現実に目と鼻の先に「代理母出産」という手だてが残されているのにそれを一律禁止してしまうのは、どうも不合理で理不尽だ。ましてや「国内で代理母出産は認められていないのだから、そんな子供は存在しない!」「卵子や精子や遺伝子がどうであろうと、子供を産んだ人以外の母親はあり得ない」という態度をとり続けるのはどんなもんなのか。

日本産科婦人科学会が医者同士の取り決めとして代理母を認めないならそれもいいし、個々の医者が代理母出産に関わりたくないと考えるならそれもOKだ。しかし現実に代理母出産という技術が存在し、その技術を使って生まれた子供が存在していることを考えると、日本でも代理母出産による親子関係を法的に認知する方法を考慮する時期になっているのではないだろうか。代理母出産による親子関係を認知することと、代理母出産を国内で認めるか否かという問題は、まったく別の事柄として今は分けて考えておくべきだと思う。(いずれは日本でも代理母出産を認めることになるとは思うけどね。)

父子関係などについてはDNA検査などを証拠にして、司法の場で親子関係が認知される場合がある。母子関係についてもDNA鑑定と簡単な司法手続きで、代理母出産の子供を実子として認知するような道があっていいと思うけどなぁ。

メル・ギブソンの新作公開へ

メル・ギブソン新作、独立系配給で全米2000館公開へ

 [ロサンゼルス 14日 ロイター] イエス・キリストが十字架にかけられるまでの12時間を描いたメル・ギブソンの新作「The Passion of Christ」が来月25日、全米2000館で公開される。

配給会社が決まらず公開が危ぶまれていたメル・ギブソンの新作『パッション』が、ようやくアメリカで公開されることになったようだ。全米2000館というから、それなりの公開規模。問題はこれが日本で公開されるかどうかどうかだけど……。

キリストが処刑されるまでの12時間を徹底的に再現するため、使用言語はアラム語とラテン語。しかも台詞にいかなる字幕も付けないという作品。聖書に親しい欧米の観客なら、台詞がわからなくても登場人物が誰なのか、そこでどんな会話が行われているのかがすぐわかるだろう。でも日本人にはチンプンカンプンだから、絶対に字幕は必要になるはず。それを監督が許すかどうか……。

そもそもこの素材、日本ではまったく受けないと思う。芸術性の高い作品として都内で単館公開してビデオ市場に直行するか、あるいは買い手が付かなくてお蔵入りしてしまうか……。どこかの会社が配給権とビデオ化件さえ買い付ければ、キリスト教関係のネットワークを使ってそれなりのビジネスにはなると思うけど。

この映画についてはネットを調べるといろいろなことがわかるのだが、話題を定期的にフォローしている次のサイトは参考になる。 →Carinya's Mel Gibson Site!

2004.01.15

日記:マリアとイブとカルメン

午前中に仕事の原稿を仕上げて入稿したが、映画の感想文はまったくの手つかずのまま、午後は試写を3本観に出かける。

最初はメディアボックスで韓国映画『悪い男』。深作欣二の『人斬り与太・狂犬三兄弟』を連想させる、やくざな男と彼にだまされて傷つきながらもやがて愛するようになる女の物語だ。『人斬り与太~』ではヒロインの渚まゆみがまったく何もしゃべらなかったが、『悪い男』ではやくざの男が最後までほとんどしゃべらない。死と再生をくぐり抜けて純化されていく男女の愛はファンタジック。これは愛の寓話なのだ。同じ監督の『魚と寝る女』も衝撃的だったけれど、その衝撃の半分は生理的な嫌悪感に近いものだった。今回の映画はなかなかいいと思う。

2本目は渋谷の東芝試写室に移動して、麻生久美子主演のコメディ映画『eiko』。麻生久美子はブレイクしそうでしない、不思議なポジションにいる女優だ。日本映画を観ている人には、お馴染みの顔なんでしょうけれどね。この映画の彼女は十分に魅力的なのだが、それでもまだ麻生久美子本来の持ち味を完全には生かし切れていないのではないだろうか。じゃあどの映画で彼女の持ち味が生きていたのかと問われると困るのだけれど……。もう一皮むけると、いい女優になるような気がするんだけど。

3本目はメディアボックスに戻ってスペイン映画『Carmen.』を観る。ビゼーのオペラではなく、メリメの原作の映画化ということらしい。カルメンが同情の余地のない悪女として描かれている。短気で嫉妬深く、わがままで毒舌家、誠意などひとつもない嘘つきで、思慮が浅く感情のままに突っ走る、セックスで男を破滅させる娼婦。映画の中では聖母マリア像がしばしば大きくクローズアップされるのがミソ。キリスト教社会では伝統的に、男を慰め導く聖母マリアを女性の理想像とし、男を誘惑し破滅させるイブを悪しき女性のモデルとしてきた。カルメンは完全なイブ型なのだ。だが男は聖母マリアに熱心に祈りを捧げつつ、最後は結局淫奔なイブに引き寄せられて破滅してしまう。男はそれで満足なのだ。永遠の処女である聖母マリアより、どれほど罪深くても生身のイブの方がいいということか。聖堂でホセがカルメンを刺し殺すクライマックスは、聖母マリアとイブであるカルメンのコントラストを極限まで強調して迫力がある。

夜はK社のS氏と仕事の打ち合わせをかねて、銀座3丁目の「蕪屋(かぶらや)」という懐石炭火焼の店で飲む。料理は普通にうまいし雰囲気も悪くないと思うけれど、値段が高めなので個人的に行くことはないだろうなぁ。最初に3,800円のコースを注文した上で串焼きを3品ぐらい追加し、ビールを3杯飲んだだけでひとり8,000円とは驚いてしまった。これは1度行けば十分かな……。S氏とは「次は月島にしましょう!」と言って別れた。

ブッシュの「神」と「神の国」アメリカ―宗教が動かす政治(栗林輝夫)


ブッシュの「神」と「神の国」アメリカ―宗教が動かす政治
少し前に「『ジョージ・ブッシュ』のアタマの中身-アメリカ『超保守派』の世界観」という本も読んだのだが、それよりも値段が高く、厚みは薄く、それでいて情報は充実して読み応えがあり、値段以上に刺激的な本だった。版元は日本キリスト教団出版局。ジョージ・ブッシュの独善的信仰の危険性を、欧米のキリスト教社会がどう受け止めているかという分析だ。

ジョージ・ブッシュの信仰は、一般的なアメリカ人のキリスト教信仰とどう違うのか、あるいは違わないのか。しばしば「神」という言葉を振りかざすアメリカ大統領の言動を、当のアメリカ国民やキリスト教圏の諸外国はどうとらえているのか。この本の中には、著者独自の見解というものがほとんどないようにも見える。テキストのほとんどが、欧米で発表された新聞や雑誌の記事と論文からの引用で占められているのだ。(もちろんそこでは、著者のフィルタリングが働いている。)ジョージ・ブッシュの言動に、キリスト教に縁遠い日本人は違和感を持つ。しかし同じキリスト教圏でも、熱心なキリスト教徒でも、ブッシュの言動にやはり違和感や危惧を抱いている人は多いということがわかる。だがその声は、アメリカ国内の愛国的な世論に押し流されてかき消されてしまう。

アメリカの宗教右翼と政界の関係や、アメリカ人のイスラエルに対する思いなど、ジョージ・ウォーカー・ブッシュという一個人を離れて、アメリカ人の精神風土を簡潔に説明している部分も見事なもの。イスラエル建国や国連決議に反したパレスチナ占領は聖書の預言の成就であり、そこで国際世論に反してでもイスラエルを支持することが、神の期待に応えることなんだそうな……。

「ユダヤ人がマスコミを支配しているからアメリカ社会はイスラエルになびく」といった眉唾物の言説に惑わされる必要はない。アメリカ人は新世界で神権国家を樹立しようとした人々の子孫であり、「神による統治(=聖書の規範に沿った国家)」を願う人々が今でも大勢いるのだ。ジョージ・ブッシュはそうした人々の支持を受けて大統領になったのであり、側近の中にはキリスト教原理主義者や福音派がひしめいているという。

ちなみにアメリカの対イラク戦争を支持したイギリスのトニー・ブレア首相も、福音派のクリスチャンだという。このふたりのお先棒を担いだ我が小泉首相は、彼らの宗教にもとづいた世界観や歴史観を十分に理解した上で、イラク戦争を支持したんだろうか……。たぶん小泉さんに、そんなことはテンデわかっちゃいないのだ。

@niftyのSPAMメール対策(その2)

ニフティ、迷惑メール対策にベイズ理論を採用

ニフティ株式会社 は2003年1月14日より、@nifty にて、日本の ISP では初めて迷惑メールの対策に「ベイズ理論」を応用した「学習型フィルター」機能の提供を開始した。

初期状態で80%、学習機能を使うことで90%以上のスパムメールを排除できるのだそうです。

アカデミー賞最有力はこれ?

「シービスケット」のビデオ・DVD販売、約143億円に

 [ロサンゼルス 13日 ロイター] ユニバーサル・スタジオは13日、映画「シービスケット」のビデオ・DVD販売総数が650万本を記録し、総額1億3500万ドル(約143億円)になったと発表した。

僕も観てますが、かなりの丁寧に作られた感動作です。レースシーンは最高! トビー・マグワイアはじめ、出演者も素晴らしい。今年のアカデミー賞で、この映画がかなりのところまで行くのは間違いないでしょう。

 →映画瓦版:シービスケット
 →シービスケット公式HP

@niftyのSPAMメール対策

@nifty古河社長のココログ「古河建純 インターネットBlog」を読んでいるココログ・ユーザーは多いと思うのだが、「スパムメール対策」と題した今日の記事は特に注目度が高かったと思う。(というか、インターネットユーザーでこの問題に悩まされていない人なんているのか?)

スパムメール対策はかなり奥の深い問題である。
ひとつはトラックバックでもご指摘いただいたとおり、フィルターの機能を利用しても、なかなか効果的なブロック対策ができないということである。
この点については、最新の技術や理論を取り込んだ新しい「学習型フィルター」サービスを1月14日から開始することで、かなり向上すると思う。

「学習型フィルター」は@niftyメールのオプションで「迷惑メールフォルダー」を有効にすることで働く新機能(使用料は無料)だというが、まだサービスが始まったばかりなので具体的にどの程度の効果を発揮するかはわからない。でも1日に届くメールの9割以上がSPAMという僕にとっては、非常に期待しているサービスだ。「迷惑メールフォルダー」だけでも、受信箱に入るSPAMの量が半減したもんね。

@niftyはSPAMメール対策にかなり本気で取り組んでいる様子。今後も期待してます。

2004.01.14

【日記】アメリカは神の国か

午前中に仕事を仕上げてしまおうと思ったのだが、なんだかんだでグズグズしている。まだ3割ほど残ってるよ。締め切りまでに終わらせる自信はあるのだが、それによって他の作業にしわ寄せが行くような気もするなぁ……。

AMAZONに注文していた「ブッシュの『神』と『神の国』アメリカ-宗教が動かす政治」「シネマで読む旧約聖書」がようやく到着。とりあえず「ブッシュの『神』と~」を読んでしまう。薄いブックレットだからあっという間に読み切ってしまったのだが、これはなかなかわかりやすくて刺激的な本だった。アメリカとイスラエルの関係や、ブッシュの原理主義への危険なまでの傾倒ぶりなどが、欧米で発表されたマスコミ記事や論文の引用を通して立体的に浮かび上がってくる。

現代アメリカの神懸かりぶりは、国家神道で国民を統制しようとした戦前の日本よりひどいのではないだろうか。国家神道は明治以降に急造された人工宗教だったから、日本人を骨の髄まで毒してしまうことはなかった。でもアメリカの宗教右翼の世界観には、2千年の伝統が染みついているのだ。アメリカは新世界で神権政治実現しようとして移民したピューリタンの作った国だ。「キリストに統治された国家」を作りたいと願う建国者たちの願望が、今も生き続けているのかもしれない。これはもう、一種の憑き物みたいなものだと思う。日本政府やアメリカ追随を是とする保守陣営は、それがわかっていてアメリカと付き合うつもりなのだろうか。やばいよな~。

午後は試写を3本。まずは映画美学校で、原口智生監督の『跋扈妖怪伝 牙吉』。話がかなりデタラメ。時代劇としては言葉づかいなどもかなり怪しげ。しかしそもそもこれは「妖怪を見せたい!」という趣旨の映画なので、話なんてハナからどうだっていいに違いない。一応物語のベースには、アメリカ政府によるインディアン討伐史があるようだ。牙吉の服装がインディアン風だし、犬神村の習俗はモロにインディアンの集落。最後には騎兵隊ならぬ人間たちが、妖怪めがけてガトリング砲をバリバリ撃ちまくる。

渋谷に出て遅めの昼食は当然牛丼。シネカノン試写室で『ヴァンダの部屋』の最終試写を観たのだが、特にストーリーもドラマもない3時間というのはきついなぁ……。ポケットの中のカイロばかりがやけに熱いぜ! ドキュメンタリーとドラマの中間というか、ドキュメンタリー素材を使ったフィクションというか、ちょっと不思議な映画でしたけれど、でも3時間はねぇ……。

バスで六本木に移動してGAGAで『コンフィデンス』を観る。これは昨年末に観ようとして、試写室が一杯でダメだったもの。エドワード・バーンズ主演のコンムービー(詐欺師映画)。ダスティン・ホフマンが裏社会のボスを怪演。コンムービーとしてはオチが早々に見えてしまう欠点もあるが、1時間37分という上映時間はコンパクトでなかなか気持ちいい。早々にオチがわかってしまうのは、僕が「詐欺師入門」などというコンゲームの虎の巻を読んでいたからかもしれないけどね。

2004.01.13

【日記】福男のことなど

西宮神社の開門神事で一番福を獲得した大阪の消防士が、仲間が他の参加者の走路を妨害したとして一番福を返上したそうだ。テレビで開門神事の様子を見ていた視聴者から、神社や消防署に1,000件を超える抗議が寄せられたのだとか……。なんとも無粋な話だと思う。

しょせんはお祭りではないか。なりふり構わず、どんな卑怯な手を使ってでも一番福を得たいと思う人は、周囲から白い目で見られたってやりたいことをやればいいのです。本人はそれで満足したとしても、そんな一等賞は他の参加者から尊敬されないし祝福もされないでしょう。逆に正々堂々と走った2着の参加者は、周囲から大きな拍手で迎えられるでしょう。多額の賞金がかかっているわけでもなく、ほとんど純粋に「名誉」だけを得られる催しなのです。でもズルをすれば「名誉」は地に落ちる。それでいいじゃないか。放っておけばいいのです。

結果として一等賞になった男性が一番福を返上することになったのだが、神社側は二番福以下を繰り上げることはせず、今年は一番福を空席にするのだという。これは妥当な判断だと思う。競技会ではないので、どんな姑息な手段を使おうと結果は結果だというのが神社側の判断でしょう。最初から神様の目の前で行われている競争なのです。もし本当にその人が一番にふさわしくないと神様が判断すれば、その人は今年もゴール直前で転倒していてもおかしくなかった。まがりなりにも1等賞になれたのは、その人が結果として一番福にふさわしかったからではなかろうか。一番福の返上は人間側の都合であって(消防署に1,000件も抗議電話が殺到すれば業務は麻痺してしまうわけで、おそらく一番福の男性が賞を返上した理由もそのあたりにあったのかもしれない)、神様はあずかり知らぬことでしょうね。

福男については以下のページがとても参考になる。
 →遠い目をしていた、あの日の空。

2004年に読んだ本

読了日 書 名 書 評
4/25 『坊っちゃん』の時代(第5部) 不機嫌亭漱石 なし
4/25 『坊っちゃん』の時代(第4部) 明治流星雨 なし
4/25 『坊っちゃん』の時代(第3部) 【啄木日録】 かの蒼空に なし
4/25 『坊っちゃん』の時代(第2部) 秋の舞姫 なし
4/25 坊っちゃんの時代 なし
4/25 奇跡との対話 なし
4/22 ヴァルド派の谷へ
―近代ヨーロッパを生きぬいた異端者たち
なし
4/17 誰が「本」を殺すのか なし
4/14 誰がイエスを殺したのか なし
4/6 モンスター・ムービー なし
4/1 十字架につけられたキリスト―福音書の受難物語 なし
3/26 ナザレ派のイエス 1 ,2
3/23 そして殺人者は野に放たれる 1
2/22 老子 よく生きるための81章 1
2/13 これもまた別の話 1
2/9 それはまた別の話 1
2/1 シネマ今昔問答 1
1/28 映画100年のテクノグラフィー 1
1/24 世界No.1の詐欺師が教える 華麗なる騙しのテクニック 1
1/20 シネマで読む旧約聖書 1
1/14 ブッシュの「神」と「神の国」アメリカ―宗教が動かす政治 1
1/12 天の鷹 1
1/9 映画史を学ぶクリティカル・ワーズ 1
1/3 知の教科書 キリスト教 1

GMO、無料日記サービスを譲り受け2月からBlogサービスを開始

GMO、無料日記サービスを譲り受け2月からBlogサービスを開始

グローバルメディアオンライン(GMO)は、yapeus project.から無料日記サービス「ヤプース!」を譲り受け、2月からBlogサービスを開始することを発表した。

 →GMOのニュースリリース
 →ヤプース!

「ヤプース!」はカメラ付き携帯を使った簡易日記サイトですね(パソコンでも利用できるけれど、利用者は携帯からの投稿が多いようです)。現在はトラックバックやコメントなどの機能がありませんが、これは早々に対応を考えているようです。

芸術性や思想性を司法で判断できるか?

わいせつコミック2万冊を販売、出版社社長に有罪判決

判決は、「作品の中心はあくまで性描写で、芸術的・思想的な要素はほとんど存在しない」と指摘。漫画という表現手法についても、「やり方次第では性的刺激を緩和することも可能だが、今回は修正の程度が弱い」として、「蜜室」がわいせつ物に該当すると認定した。
コミックに芸術性や思想性があれば、わいせつ性については免罪されるという発想がそもそも変だと思うけど、裁判所が作品の芸術的・思想的価値を判断してしまうというのもおかしな話だ。わいせつであろうと俗悪であろうと、あらゆる表現を許容するのが「言論・表現の自由」のはず。表現の内容について、裁判所や警察が価値判断をするというのはおかしいと思うけどなぁ……。

ちなみに僕自身は問題になったコミックを見てません。裁判の経緯についてもまったく無関心でした。でも裁判所がある作品に対して『芸術的・思想的な要素はほとんど存在しない』と断言してしまう姿勢に疑問を持ってます。

そもそもポルノ自体が既成概念に楯突くアナーキーな存在なのであり、必然的に既成概念を打ち壊そうとする思想性や政治性を持っているという考え方もあると思うけどね。裁判についてはこちらのホームページが参考になりそうです。

なお「わいせつ図画配布」は刑法に規定されている犯罪ですが、刑法の条文を読むとその前後には「公然わいせつ」「強制わいせつ」「強姦」「準強制わいせつ及び準強姦」などという恐ろしげな犯罪名が並んでいて、刑事事件としてはそれなりの重みがあるものであることがわかります。 →刑法

鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザ

日本での発生は79年ぶりだとか。アメリカからの牛肉が輸入禁止になっているのに続いて、今度は鶏肉も食べられなくなるかもしれない。また鳥インフルエンザは人間に感染する可能性も指摘されているそうなので、近くに養鶏場がある人はご注意を。

2004.01.12

【日記】自由業に祝祭日なし

成人の日で日本中がお休みだが、フリーランスで働いている人間にはそんなこと関係ない。今日もいつもの月曜日と同様にせっせと仕事だ。とりあえずメルマガの編集とクイズの制作を進めるもう1件仕事があるのだが、それは後回し。夕方になってクイズが仕上がりメールで入稿。谷口ジローの。「天の鷹」が届いたのでそれを読んだりしているうちに夜。読み終わった本の感想をココログに書くため、表紙をスキャナで読み込んだりする。(いつもはAMAZONに表紙の画像があるのだが、この本についてはそれがなかったのだ。)

9時から「TVタックル」を見たが、今回はあまり面白くなかった。男女共同参画社会とジェンダーフリーの問題をやっていたのだが、テーマがかみ合っていないように思う。

明日は試写を何本か予定していたのだが、仕事が遅れているので明日も部屋にこもって仕事をするしかないだろう。

天の鷹(谷口ジロー)

coverAMAZONに注文していた谷口ジローの「天の鷹」がようやく届いた。注文したのはずいぶん前なのだが、AMAZONや取り次ぎにも在庫がなかったようで、届くまで少し時間がかかってしまった。

戊辰戦争後に日本からアメリカに渡ったふたりの元会津藩士が、白人に追われていたインディアンの女を助けたことから、クレイジー・ホース率いるオグララ・スー族の集落に客分として招かる。やがて彼らは白人とインディアンの壮絶な戦闘に巻き込まれていくのだが……。要するに日本人が主人公になった『ダンス・ウィズ・ウルブズ』であり、日米の立場を逆転させた『ラスト・サムライ』のような物語だ。

ハリウッド映画『ラスト・サムライ』も悪くはないが、そこでアメリカ人が理解できるようにアレンジされた「武士道」より、僕は「天の鷹」に描かれた武士道の方がしっくりとする。3年前から漫画アクションに不定期連載されていたものを、一昨年秋に単行本にまとめたもの。このボリューム感はちょっとすごい。クライマックスに登場するリトル・ビッグホーンの戦いは、『ラスト・サムライ』でもちょっと触れられていました。史実と虚構を大胆に交差させた物語は読んでいてワクワクするものだけれど、インディアンたちの末路をあらかじめ読者は知っているから、どんなに痛快な戦闘シーンも常にもの悲しさがつきまとう。

『ラスト・サムライ』に感動した人にもそうでないに人も、ぜひ読んでもらいたい1冊。これを実写で映画化したらさぞかし痛快だろうけれど、騎兵隊との戦闘シーンや鉱山襲撃シーンなどに莫大な金がかかりそう。戦闘シーンに登場する馬だけで、いったいどれだけの費用と準備期間が必要やら……。

牛丼チェーンの新メニュー

<牛丼チェーン>カレー、いくら鮭 「代わり丼戦争」に突入

 BSE(牛海綿状脳症)による米国産牛肉の輸入禁止措置を受け、大手牛丼チェーン各社が主役なき「代わり丼戦争」に突入している。禁止措置が続けば2月上旬にも米国産の在庫が切れる見通しに加え、豪州産も高騰、あの手この手でメニューの拡大を図る。一方で、この余波に「社運到来」と語る強気のハンバーガーチェーンも現れた。【大槻英二】
個人的には新メニューそのものより、吉野家の朝定食が24時間対応になったことの方が嬉しかったりして……。僕は牛丼より納豆卵かけご飯の方が好きなのだ。

どうでもいいけど、ロッテリアの「北海道のじゃがバタバーガー」というのは、要するにコロッケサンドのことではあるまいか。パンの間にじゃがいも……。炭水化物のかたまりだ。 →北海道のじゃがバタバーガー

米国産牛BSE発生に対する外食産業各社のコメント

徒然メモ: 米国産牛BSE発生に対する外食産業各社のコメント一覧

2chからの転記だそうですが、各社の対応が一覧できます。元記事ではURL表記のみだったので、リンクを作っておきます。

松屋の食材に関する情報公開 (pdf)
吉野家の食材に関する情報公開
牛角の食材に関する情報公開
安楽亭の食材に関する情報公開
僕もこの件については各社の対応に注目しているのですが、「安全です」と言うのみで、今後の対応策などについて具体的なことを述べているHPは少ないです。

中島敦を読む

cover本棚から中島敦の作品集を取り出して読み直している。文庫版の「ちくま日本文学全集」は本文にたっぷりとルビを振り、脚注も豊富なので、中島敦のような漢文調の作品を読むにはもってこいです。短編ばかりなので、なかなか読むのが先に進まないのが難点ですが……。

 →中島敦 ちくま日本文学全集

1942年に亡くなった中島敦の作品は現在すべて著作権が切れています。インターネットには作品のテキストデータもいくつかアップロードされていますので、興味のある方はご覧になってみてください。ただし単純なテキストデータでは漢字が多くて真っ黒な画面になってしまうので、とても読めたものではないと思います。最低限のルビがないと、漢文調の文章は読むのも困難でしょう。

どうしてもインターネットでテキストを入手するなら、青空文庫のルビ付きテキストがおすすめです。(テキスト化されている作品は少ないですが、「山月記」「名人伝」「李陵」などの代表作は読むことができます。)

 →中島敦全作品(テキストデータ)
 →青空文庫(テキストデータ)

富大に「ドラえもん文庫」を開設

富大に今春、ドラえもん文庫を開設 全1344作を完全収集

 富大に今春、漫画「ドラえもん」の全作品を集めた「ドラえもん文庫」が開設される。「ドラえもん学」で知られる富大教育学部の横山泰行教授(生涯スポーツ)が全千三百四十四冊の収集を終えた。
1,344冊もあるのかよ……、というのが正直な感想。でもこういうものは、外部に公開すると破損や紛失という事態が絶対に起きるのです。せっかく集めた貴重なコレクションも、一般公開すれば遠からず欠落が出ると思う。一部でも欠陥があれば、それは完全なコレクションではなくなってしまう。とりあえず資料をデジタル化するなど、何らかの手段で原本を守ることを考えた方がいいと思うけどね。

2004.01.11

荒れる成人式

Y!ニュース - 成人式

まぁ毎度毎度のことではあるけれど、今年も各地の成人式でいろいろなトラブルが起きたようです。なぜこうした事態になっているのかというと、それは結局のところ、成人式が何を目的とした式典であるかという本分が忘れられているからでしょう。

自治体による成人式を成人の日に行うところが多いようですが、祝日法によれば成人の日は『おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます』ために設けられている祝日です。目的は「祝いはげます」ことにあるわけですから、この祝日の主役は「新成人をはげます者」、つまり「大人」の側にあるのです。

最近では成人式を新成人に自主運営させる自治体などもあるようですが、これは成人式の目的を勘違いしています。成人式の主役はあくまでも大人の側なのです。そうした成人式の本分を忘れ、「新成人を式典の主役に」などと運営を新成人の側に押しつけてしまうのは、大人の側の責任放棄と言わざるをえません。こうした風潮が蔓延するのは、結局のところ今の日本では大人の側が新成人を受け入れる心構えも自信も持っていない証拠かもしれません。そう考えると、成人式が荒れるのも当然のような気がしますけどね……。

【日記】ようやく冬らしい天気

午前中はCS。昨年末のページェントのビデオを見たりする。CSのあとはビックカメラに立ちより、ハム太郎のバッチメーカーを購入。その後、銀座の不二家レストランで昼食。帰宅して夕方まで昼寝。その後起きて、映画の感想を書いてしまう。

友人が「4月開校の東京フィルムセンターという専門学校で講師を募集しているよ」と教えてくれたので、インターネットで案内を見てとりあえず講師に応募してみる。この学校の広告は昨年地下鉄の中づり広告で見た記憶があるのだけれど、今年4月に開校するというのに、この時期に講師を募集していて間に合うのかね……。

米放送映画批評家協会賞

米放送映画批評家協会賞、「王の帰還」が4部門受賞

 [ビバリーヒルズ(米カリフォルニア州)10日 ロイター] 第9回米放送映画批評家協会賞の授賞式が10日、ビバリーヒルズで行われ、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が作品賞、監督賞など4部門で受賞した。

『王の帰還』でシリーズ完結なので、この受賞は三部作すべてに対する受賞ということだと思います。現在主要都市の劇場では『ロード・オブ・ザ・リング/スペシャル・エクステンデッド・エディション』を上映中。僕も観に行きたいと思っているんですが、行くとしたら来週かな。

 →『ロード・オブ・ザ・リング』公式HP

見てから読む?映画の原作

見てから読む?映画の原作

このHP「見てから読む?映画の原作」は映画化が決定した本やアメコミの最新情報、原作つきの映画・海外TVシリーズのデータを集めたサイトです。現在収録数約2000本。順次更新中。

映画が好きで本も好きという人には、ちょっと気になるサイトだと思います。

「ボス猿」が消える?

「ボス猿」が消える? 動物園で呼称変更の動き

外敵のいない平和な社会では、そもそもボスなど必要ないということか。日本の首相も強力なリーダーシップを持つ「ボス」ではなく、動物園のサル社会と同じで序列の「第1位」でしかないのかもね。逆に北朝鮮のような独裁国は外敵の脅威をあおることで、独裁者の「ボス」としての地位を保っている面があるのかもしれない。

北朝鮮にとって最大の危機は、周辺国と完全に友好的な関係になって外敵がいなくなることなのかも。北朝鮮がことさらアメリカ相手に挑発的な態度に出るのは、案外独裁者本人がそれをよく知っているからかもしれない。

ディズニー、アニメスタジオ閉鎖へ

ディズニー、アニメスタジオ閉鎖へ

 [サンフランシスコ 10日 ロイター] 10日付米オーランド・センティネル紙によると、米娯楽大手ウォルト・ディズニーは12日、フロリダ州オーランドのアニメーション制作スタジオを閉鎖する見通し。
ディズニーがアニメ製作から撤退するというわけではないけれど、アニメ製作機能を一部縮小するということなのだろうか。劇場アニメの数は確かに減っているけれど、ビデオ市場向けの作品はコンスタントに作っていたはずだけど……。

『ファインディング・ニモ』などを製作しているピクサー社は、将来的にディズニーとの契約を解消する考えもあるらしい。 →関連記事

常用字解(白川静)

cover今日、本屋でこんなものを見つけました。漢字研究の権威である白川静が、常用漢字の成り立ちを解説した「常用字解」です。同じ著者の「字統」「字通」もほしいと思っていましたが、日常的に使う文字に限定している分だけ、こちらの方が面白いかもしれません。それに「字統」や「字通」って分厚くて重そう。どんなにいい辞書でも、引くのが億劫になると結局使わないんだよね。内容は「字統」や「字通」のダイジェスト版のようにも思うけれど、使いやすさという点ではこちらの方がずっと上かもしれない。

本屋で探して注文はAMAZONへ、という主義なのでその場での購入はしませんでしたが、たぶん近々買うような気がするなぁ……。僕は暇つぶしに読むだけだけど、子供の名付けをする人や、商品名の開発などを担当している人は、こういう本が手元に1冊あると便利かもしれません。姓名判断は文字の持つ呪術性に対する信仰がバックボーンにあるのでしょうが、呪術性の根元にあるのは「字画」ではなく、その文字の成り立ちそのものにあるわけでして……。文字の持つマジカルなパワーについて語らせれば、白川静以上の人物はいないでしょう。

 →白川静の著作一覧(AMAZON)

「字通」にはCD-ROM版というのもあって、これは便利そう。究極の漢和辞典だろうなぁ……。

 →平凡社のCD-ROM版「字通」のページ

骨伝道スピーカー

TS41 - SONIC SPEAKER -

ソニックスピーカーは、骨などを通じて聴覚神経に直接音を振動で伝える事ができます。耳または耳のあたりに当てると鼓膜以外の部分からも音声がつたわり聞き取る事ができます。
銀座・渋谷・六本木など、雑踏の中で通話することが多い僕は、こういうものに非常に興味がある。でもどうせ今使っているPHSから携帯に機種変更するなら、次はカメラ付き携帯にしたいと思っているのだけどなぁ……。

『半落ち』初日大入り

「半落ち」初日大入り、東映岡田社長感激

 泣ける映画と話題の「半落ち」(佐々部清監督)が10日公開され、東京・丸の内東映では入りきれない観客が館外に数百人あふれる好スタートを切った。
僕自身はこの映画をそれほど買っていませんが、真面目に丁寧に作った映画であることは確かでしょう。誠実に作った映画がきちんとヒットするのは、作り手にとってはいいことだと思います。

 →『半落ち』公式ホームページ

デニーロとスコセッシの共同回顧録

デニーロとスコセッシ監督、共同で回顧録を執筆

 [ニューヨーク 9日 ロイター] 映画「タクシー・ドライバー」「レイジング・ブル」の名コンビ、マーチン・スコセッシ監督(61)と俳優ロバート・デニーロ(60)が、30年にわたる友情やタッグを組んだ作品を振り返る回顧録を共同執筆することになった。

'70年代からハリウッドをリードしてきたスター俳優とスター監督が、なんと共同で回顧録を書くらしい。これはダイアナ妃の暴露本より興味深いかも。

2004.01.10

【日記】マンション買うか?

午前中に仕事の準備をして、午後は品川まで新築マンションのショールームを見学に行く。品川の港南地区は新築マンションの建設ラッシュ。しかしここで暮らす人は、周囲に買い物をする場所がまったくなくて苦労するはずだ。住人が増えれば、いずれはスーパーマーケットなどもできるだろうが、僕が住んでいる佃・月島地区の様子を見る限りでは、一通りの生活インフラが揃うまでに10年以上はかかる。佃・月島にはそれでも昔から、米屋、酒屋、燃料店、クリーニング店、魚屋、八百屋、薬局などの小商店が、一応はすべて揃っていた。ところが品川には、そうした“昔ながらの商店”すら影も形もない。ショールームの販売担当者は「それでも最近はお弁当屋さんなどが増えてきたんですよ~」と言っていたが、弁当屋があってもトイレットペーパーや歯磨き粉といった生活雑貨が買えないのではどうしようもないよ。

東京はマンションブームで、品川以外にも現在あちこちに高層マンションを大量に造っている。東京が職住隣接の街になるのはいいことだ。これまで「生活」をないがしろにしてきた街の構造が、マンション建設ラッシュによる新住民の流入によって少しずつ変化していくことだろう。でもそれにはやはり、10年15年というスパンが必要なのだ。東京は戦争中まで、暮らしと職場が隣接した生活者の街だった。それが戦後の高度経済成長時に、住民を次々に郊外に追い出していき、バブルの時に職住の分離は完成してしまった。現在の「都心に暮そう」という動きは、それの反動かもしれない。

月島や佃など、中央区の隅田川沿いに暮らし始めてかれこれ10年以上になっている。僕がここに引っ越してきた頃に比べると、このあたりもすごく暮らしやすくなったなぁ……。

ハイドレイン(子供服)

Haidrain横浜にある子供服のセレクトショップ。通販にも対応しているようですので、小さなお子さんのいる方は一度ご覧になってみてください。店長の「いしいさくら」というのは僕の妹です。「映画瓦版のホームページを見て注文した」とコメントを添えても割引や特典はないと思いますが(たぶん)、兄貴としての僕の株が少し上がります(これは確実)。

 →お店のホームページ

ホームページのデザインが僕の目から見るとちょっと不細工なんですけど、その辺は勘弁してやってください。

吉野家|米国産牛肉の輸入禁止措置に関するご質問

吉野家|よくあるご質問|米国産牛肉の輸入禁止措置に関するご質問

現在のまま米国産牛肉の輸入禁止措置が継続されますと、牛肉の在庫切れにより、2月上旬頃には牛丼の販売を休止せざるをえません。

牛丼が確実に食べられるのは今月いっぱいかもしれないなぁ……。食べられる機会に、なるべく食べておくことにしよう。

 →吉野家店頭のポスター

携帯電話で短編映画

松竹 日本初!携帯向け映画

 松竹が日本で初めて、携帯電話向け短編映画の製作に乗り出した。「マナームービー」と銘打ち、最長6分の作品を動画対応の携帯に配信する試み。
 上映形式はマナーモードでの観賞が基本。セリフは字幕や吹き出しなどで処理し、音声モードへの切り替えも可能だ。

作品の長さはともかく、マナーモードが前提というのがユニーク。これは今までの「映画」とは違う、まったく違った動画作品になると思う。古典的な短編サイレント映画の権利を買い取って、携帯に配信するというビジネスがあってもいいかも。

テレビ出演の反応は……

結局自分が出演した番組を両方とも見ていないんですけどね……。

「21世紀の牛丼」についてはアクセス数をカウントしていないこともあり、テレビを見てどの程度の人がアクセスしてきたのかはさっぱりわからない。AMAZONでは牛丼ページで紹介している本(「吉野家の牛丼280円革命」「吉野家!」「吉野家の経済学」)でクリック数が増えているので、新規アクセス者がいることはいるんだろう。でも僕のところに直接メールが来るとか、Blogの関連記事にコメントやトラックバックが付くといったわかりやすい反応は皆無。まぁこんなものなのかなぁ……。

AMAZONを見ていたら「吉野家の『実行力』」という本を見つけた。去年の10月発行。いずれにせよ吉野家の企業としての本当の力が試されるのは、この牛肉禁輸にどう対応していけるかではないだろうか。禁輸が解けて吉野家の牛丼が再スタートしたとき(既に牛丼発売中止は確定でしょう)、吉野家についての新しい伝説が生まれるかもしれない。ビジネス書を書いているライターや編集者は、吉野家の今とこれからに大いに注目していると思う。

2004.01.09

ココログの容量不足

ココログの容量は現時点で30MBしか用意されていない。12月にサービスが始まったばかりで、僕は実質的に12月末頃から使い始めたのだが、現時点で既に容量の7%以上を使ってしまっている。この調子で行くと、今年の夏頃には30MBを使い切ってしまうのではないだろうか。早いところ容量を100MBぐらいまで増やしてほしい。Livedoor Blogが月額250円で100MBなので、おそらくココログもそれと同じ容量まで増やすとは思っているけど……。

映画史を学ぶクリティカル・ワーズ

映画史を学ぶクリティカル・ワーズ
村山匡一郎編 フィルムアート社 2,000円

映画誕生前夜から、映画が100歳を迎える20世紀末までの映画史を、キーワードと人名を手がかりに解説している。映画史の中の出来事を一面的にとらえるのではなく、多くの場合複数の視点や解釈を紹介していくバランスの良さ。技術的な事柄や、映画批評家や思想・哲学との関わりなどにも触れていて、映画が社会の動き全体とつながっていることがよくわかる。これまで何となくわかっているつもりでいた事柄の輪郭が、くっきりとシャープに見えてくる快感。一度通読して映画史の大まかな流れを読み取った後で、キーワードを拾い読みする映画史事典としても使えるのがいい。

【日記】シコミとヤラセの境界線

午前中に映画の感想を仕上げて、午後はGAGAで『イン・ザ・カット』。ジェーン・カンピオン監督がメグ・ライアン主演でサスペンス・スリラーというジャンル映画を作った。ただしカンピオン監督だから、これが単なるサスペンス・スリラーであるはずがない。一癖も二癖もある映画になっている。

タクシーで五反田に移動して、なか卯でTBSの「ニュース23」の取材。金曜日の人気コーナーの「異論反論Objection」で、米国産牛肉の輸入禁止による牛丼の危機について何か話してほしいとの依頼。このコーナーは街頭でごく一般の人たちにインタビューする形にはなっているが、じつはこうしてインタビュー対象をあらかじめ仕込んでいるのだ。ただし「シコミ」は「ヤラセ」ではない。僕が担当者に呼び出されてわざわざ五反田のなか卯まで出かけたのは確かだけれど、僕が牛丼が大好きなのも事実だし、マイクの前で話している内容についてテレビ局側から指示があるわけではなく、僕がその場で自分の思うことを話している。また僕が意外にも、たまたまその場にいた別のお客さんにもインタビュー依頼をしている様子だったので、このコーナーに関しては仕込み以外にも、本物のアポなしインタビューがあるということだろう。

昨日取材があった「ニュースの森」は取材に対する謝礼ゼロだったが、今日の「ニュース23」は謝礼が出るようだ。こっちはわざわざ試写の予定を1本つぶし、六本木からタクシーで現場まで行ったんだから、その分は何かしらの埋め合わせをしてもらうのは当然かもしれないけど、「え、こんなに頂けるんですか?」という金額を提示されてびっくり。「ニュースの森」より「ニュース23」の方がお金があるのか、それとも昨日の「ニュースの森」の分もあわせて、同じ報道局内部で精算しているのか……。

夕方の試写まで時間があるので、コンビニや有楽町のビックカメラなどで時間を潰す。6時半から映画美学校で『バーバー吉野』の試写。ほのぼのとした楽しい映画ではあるけれど、釈然としないところも少しある。僕もジジイになったのかも。

この試写を観ていたので僕自身は「ニュースの森」を見られなかったのだが、見ていた友人や家族に電話してみるとわりと好評だった。やれやれ一安心。

「けっこう仮面」コンプリート・コレクション

cover 新作映画の公開も控えている『けっこう仮面』の旧作3部作DVDが、どういうわけか映画瓦版読者の注目を集めてます。リンクのクリック数が桁違い! なんでだろう?

立教大学に映画学部

世界的映画監督育てたい…立教大、新学部開設へ

立教大学が、映画監督など映像分野で活躍する人材を養成する新学部を、2006年度から開設する方針を固めた。
学部名は「表現・心理学部」になるそうですが、中身は映画学概論、映画撮影論、デジタル画像制作論など、映画、映像に関連した授業で、映画や映像の歴史、人間の精神へ与える影響などを心理学、哲学などを通じても講義するそうです。
新学部設置を提唱した前田教授は、「新学部は、映像が人間の心と身体に与える影響を、体系的に学ぶ場所」と説明。「ここで培った企画力は、映像分野だけでなく一般企業でも発揮できるはず」と話している。
映像作家を育てることと、一般企業でも通用する人材を育てることとは、方向性がまるで違うような気もするけどなぁ。映像作家とメディアプロデューサーの育成に特化した方が、結果としていい人材が育つと思うんですけどね。まぁ専門学校ではないので、ある程度は汎用性のある教養や知識が求められるとは思いますが……。

キネマ旬報ベストテン

1位「美しい夏キリシマ」 キネマ旬報ベストテン

【日本】(1)美しい夏キリシマ(2)赤目四十八瀧心中未遂(3)ヴァイブレータ(4)ジョゼと虎と魚たち(5)阿修羅のごとく(6)鏡の女たち(7)座頭市(8)蕨野行(9)ドッペルゲンガー(10)ぼくんち
 【外国】(1)戦場のピアニスト(2)トーク・トゥ・ハー(3)めぐりあう時間たち(4)ボウリング・フォー・コロンバイン(5)ラスト・サムライ(6)シティ・オブ・ゴッド(7)過去のない男(8)シカゴ(9)インファナル・アフェア(10)キル・ビル

観てない映画が結構多いです。未見なのは『赤目四十八瀧心中未遂』『ジョゼと虎と魚たち』『阿修羅のごとく』『インファナル・アフェア』の4本。

日本映画の10位に入った『ぼくんち』を僕はひどい映画だと思ったし、『ドッペルゲンガー』もベストテンに入るような映画ではないと思うけどなぁ……。『ラスト・サムライ』もこんなに順位が上なのは疑問。他にもっといい映画がたくさんあっただろうに……。

まぁいつだって、キネ旬のベストテンにすんなりと納得したことなんてないんだけどね。毎年この時期には「違うだろ!」と結果にツッコミ入れてます。映画ファンならみんなそうだよね。

ハリソン・フォード離婚

ハリソン・フォード、20年の結婚生活にピリオド

なんだ、まだ離婚していなかったのか……と思った人も多いはず。最近はカリスタ・フロックハートとの関係が公然のものになってましたしね。

2004.01.08

【日記】「ニュースの森」の取材

午前中に映画の感想書いてしまい、午後は五反田のKSSで杉浦太陽主演の『零 -ゼロ-』を観る。う~む、危なっかしい戦争映画だなぁ……。脚本や時代考証はまずまずだけど、主演の杉浦太陽が帝国海軍の飛行兵には見えない。この役にはもうちょっと野性味がないとね。杉浦君はあまりにも坊ちゃん坊ちゃんしていてだめ。映画をぎゅっと締めるベテラン俳優の不在も、この映画を生ぬるくメリハリのないものにしていると思う。監督の意気込みはわかるけれど、それが実を結べていないと思う。

渋谷に移動して、4時頃からTBSの「ニュースの森」の取材を受ける。BSEの影響でアメリカの牛肉が輸入停止になり、牛丼チェーンが牛丼を出せなくなるという話題についての特集だ。僕は「牛丼ファンの服部さん」ということで、渋谷の繁華街を歩きながら牛丼店を案内したり、実際にお店で食べて見せたりする役回り。「21世紀の牛丼」というページを作っていることが、こんな取材依頼につながったわけだ。一通り外での取材が終わってから、東急本店近くのインターネットカフェでインタビュー取材。セッティングに時間がかかったことで取材時間が当初の予定より延びてしまい、結局6時から観ようとしていた試写を見そびれてしまった。あ~あ。試写があるから場所を渋谷に指定したのに、これじゃまるで意味がない。放送は明日(1/9)で、番組は17:50からだけれど、僕が出演する特集は18:20頃からの放送だとか。

(取材に協力したら少しはお礼が出るのかと思ったら、それは一切なし。カメラの前で食べた牛丼の代金だけは精算してくれるとのことだったけれど、牛丼代280円より、渋谷までの往復交通費の方が大きな出費になっているし、時間オーバーで観る予定だった試写が観られなくなってしまったことの方が僕には痛い。牛丼代だけ精算するのもバカバカしいので、何も受け取らずに帰ってきたよ。)

試写にはまるで間に合わないのだが、せめて資料だけでももらおうと東芝の試写室へ。今日が最終試写だった『アドルフの画集』の資料を受け取って帰ろうとしたら、受付の担当の女性が1本だけサンプルビデオを持っていたのでそれを借りてくる。ありがたい。このまま帰宅してしまうのはあまりにもしゃくなので、同じ建物内にあるユーロスペース『息子のまなざし』を観ることにした。映画は前半ちょっとウトウトした。悪い映画じゃないとは思うけど、僕は前作『ロゼッタ』の方が好きだなぁ。映画の後、小腹がすいたので再度吉野家へ。

帰宅したら今度は同じTBSの「ニュース23」から、やはり牛丼関係のコメントがほしいとメールで取材依頼。プロデューサーに電話をしたら、これは取材が明日で、放送も明日だという。なんと「ニュースの森」と同じ放送日だよ。どうやらTBSの報道部門では、僕が「牛丼のオーソリティ」ということになっているらしい。(本業は映画批評家なんですけど、それではお座敷がかからんなぁ……。)

彼女が死んじゃった。

80年代後半から90年代にかけて大活躍した脚本家・一色伸幸は、99年の『お受験』以来すっかり沈黙。最近どうしているのだろう。ひょっとして死んだりしていないだろうか……などと心配していたら、日テレのドラマ「彼女が死んじゃった。」で脚本家として復活しました。もともとコミックの原作として書かれたものだから、今回はそのドラマ化という感じなのだろうか……。ちょっと気になる新番組。普段はドラマなんて見ないんですけど、今回は見てみようかなぁ。

2004.01.07

【日記】試写スタート

午前中に昨日観た『こち亀』の感想を書いてホームページを更新。運用が始まったばかりのmelma!blogを少し触ってみる。メルマガのバックナンバーを表示する場プラス・アルファという感じかなぁ……。今までのバックナンバー・ページと違って、httpから始まるURLがきちんとリンクとして表示されるのは便利。

午後はワーナーでハル・ベリーとペネロペ・クルス共演のホラー・スリラー『ゴシカ』を観たあと、松竹に移動してオカルト・サスペンス『悪霊喰い』を観る。こちらは配給が20世紀フォックスアートポート。受付で『けっこう仮面』の感想を聞かれて素直に「面白かった」と答えたら、すかさず「話題スクープでどうでしょうか」と言われてしまった。う~むやばい。僕がどこに書いているのか把握されている……。

映画はどちらもイマイチ。結局一番面白かったのは、ワーナーで観た『キューティーハニー』の予告編だったりして……。

試写の後で銀行に立ち寄ってお金をおろし、郵便局で簡易保険の保険料を入金。歩いて帰宅する途中、築地の吉野家で牛丼を食べる。ひょっとしたら2月以降当分の間、吉野家では牛丼が食べられなくなってしまうかもしれないからだ。じつは現在この件で、ニュース番組からコメント取材の申し込みを受けている。夜はその件で担当者と電話。明日の夕方頃に、カメラの前で牛丼について熱く語ることになりそうだ。放送は明後日。

一度帰宅して荷物を下ろしてから、近くのスーパーで買い物。玄米と一緒に炊き込む押し麦や黒豆を買うつもりだったのだが、結局他にもあれこれ買い物してしまった。

melma!blog [今週の映画瓦版]

melma!blog [ホントに面白い映画はコレだ! 今週の映画瓦版]

メルマガ配信システムmelma!の発行者向けツールに、blog機能が付け加わりました。メルマガ発行時に「melma!blog に記事を反映する」を選ぶと、自動的にmelma!blogの中に記事が反映される仕組みです。これにどれほどの意味があるのか、僕にはまだよくわからないのですが……。

2004.01.06

【日記】こち亀2

午前中にメルマガの編集を少しやって、昼食時は久しぶりにDVDで『バグズ・ライフ』を観る。これは今観ると映像がやや薄っぺらな感じもするけれど、ストーリーや演出は最高! 『七人の侍』というよりは、『サボテン・ブラザース』なんだろうけれど、バッタがアリのエサを狙うという物語はイソップの「アリとキリギリス」だろう。古今の様々な作品から、アイデアのエッセンスを巧みにかすめ取っているのだ。うまい!

午後2時過ぎから有楽町スバル座で『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 2/UFO襲来!トルネード大作戦!!』を観る。これが僕にとって今年初めての劇場映画。1作目の方が面白いと感じるのは、単に前作の方がご近所度数が高かったからだろうか。ただし今回の映画、子供はひどく喜んでいて興奮状態だったけれど……。

ビックカメラに立ち寄ってから帰宅。仕事に区切りをつけて自転車で外出し、佃大橋まで行ってUターン。帰宅してメルマガを仕上げて配信手続き。テレビから取材申し込みのメールが来ていたので、とりあえずOKの返事を出す。どうなるかは未定。

2004.01.05

【日記】門仲で木遣り

午前中にクイズの問題を仕上げて入稿してしまい、午後は門仲の東京三菱銀行へ。新年の営業初日で他の会社も仕事始めということもあってか、銀行内はすごい客でごった返していた。ちょっとした手続きなのに、30分以上も順番待ち。参った……。

手続きを終えてから門仲をぶらぶら。深川不動で鳶職らしき人たちが、半纏姿でお参りに来ているのと出くわした。特別なイベント以外の場所で、木遣りを始めて聴いた。その後僕は富岡八幡まで歩いたのだが、鳶の男衆も同じように移動したので、結局あとをついて回るような形になってしまった。せっかくなので持っていたデジカメで写真を何カットか撮る。

いったん帰宅してから築地に出向き、新川の会社や親戚宅に立ち寄ってから帰宅。途中のスーパーで玄米を5キロばかり買ってきた。去年より少し値段が上がっているように思うが、これは米の不作の影響だろうか。夕食は手羽元でチキンカレーを作って食べる。TVタックルを見ながら早めに寝てしまう。

デジタルコンテンツネット

デジタルコンテンツネット

「SHOT By SHOT」の宮川良一さんと僕とのメール対談は、ここで購読することができます。

2004.01.04

【日記】「レ・ミゼラブル」最終回

午前中は実家でのんびり過ごし、昼過ぎに駅に向かう。駅近くのサイゼリアで昼食。タラコソースシシリー風の大盛りをペロリ。上大岡でタイミングよく快速に乗れたので、あっという間に東京に戻ってくる。快速だと実家との距離は近い。僕が以前実家から銀座の会社に通っていた頃に比べると、格段に快速の本数が増えたのではないだろうか。(以前は「通勤快速」と呼んでいたけどね。)でも今さら横浜で暮らす気にはなれないなぁ……。やはり銀座まで歩けるという便利さは、何物にもかえがたい魅力がある。それに通勤電車の混雑を、もう我慢できないのですね、僕は。少なくとも今は独り身の気楽さで、便利な都心暮らしを満喫することにしてます。

築地経由で帰宅し、クイズの問題などを少しやる。夜は「レ・ミゼラブル」の最終回を見て寝てしまう。ジャベールが死んでしまうとこの物語は魅力が半減してしまうので、その後の展開はちょっと蛇足のような気がする。これは子供時代に、少年少女向けの抄訳版「ああ無情」を読んだ原体験によるものかもしれない。でっぷりと肥えたジェラール・ドパルデューが、死の床にいる老人には見えないというのも問題か。僕は「レ・ミゼラブル」の完訳版を読んだことがないので、今年は文庫本でも買い込んで全巻読破にチャレンジしようかな。新潮文庫と岩波文庫が手に入れやすいようだけれど、どちらの訳がいいのだろうか。

 ・レ・ミゼラブル 新潮文庫
 ・レ・ミゼラブル 岩波文庫

「『レ・ミゼラブル』の世界」というファンサイトを見つけたのだが、ここでは訳文の違いについて記述がない。ミュージカル版「レ・ミゼラブル」関連のサイトは、たくさんあるんですけどね。「レ・ミゼラブル」は何度も映画化されているのだけれど、一番有名なのはジャン・ギャバンがジャン・バルジャンを演じたものだろうか。これはDVDで簡単に観ることができる。

でも僕が一度観てみたいのは、伊藤大輔が日本に翻案した「レ・ミゼラブル」二部作だ。岩吉ことバルジャンを演じるのは早川雪州。熊吉ことジャベルを演じたのが薄田研二。ティナルディエこと長吉を演じているのは東野英治郎。幕末から明治初期の日本に舞台を移した時代劇です。日本版「レ・ミゼラブル」には大河内傳次郎主演の『巨人伝』という映画もあるのだが、これは既に観てます。

フジがドキュメンタリー映画製作へ

フジがドキュメンタリー映画製作へ

『踊る大捜査線 THE MOVIE』で日本映画の興行記録を作ったフジテレビが、ポレポレ東中野で単館公開されるドキュメンタリー映画を製作するとは驚き!

2004.01.03

【日記】缶けりとポコペン

昼前に築地に立ち寄ってから一度帰宅し、昼頃再度築地経由で横浜の実家へ。東銀座まで歩いたら、タイミングよく快速の列車が来たので、実家に到着したのは1時頃だった。両親と弟一家は近くのファミレスで食事していたようで留守。しばらく待って合流してから、子供たちを連れて近所の公園で缶けり。姪っ子たちは缶けりをしたことがないということなので、一通りのルールを説明してから遊び始めた。2,3回オニが交代した頃には全員がルールを飲み込み、大人たちも交えてけっこう白熱した缶けりが続く。

現在小学2年と4年の姪っ子に言わせると、学校では「ポンケリ」という似たような遊びをしているとのこと。僕は子供時代に「ポコペン」というのをやっていたけれど、同じようなものなのだろうか。

インターネットで缶けりのルールを検索してみると、いくつかのバリエーションがあることがわかる。
 ・山之内製薬「懐かしの遊び:缶けり」
 ・あそびの大図鑑・缶けり
 ・東京少年少女センター「仲間あそび大図鑑・缶けり」
 ・子供デジタル情報書府・昔ながらの遊び・缶けり
 ・缶蹴り
 ・熊本と~まる:遊んでクラブ:缶蹴り
 ・かんけり必勝法

僕が覚えていた缶けりのルールは、山之内製薬のホームページにあるオプション付きのルール。つまり缶をけられたオニは、手を使わずに足だけで缶を陣地まで戻して立てなければならない。この間に他のメンバーはてんでに隠れる。他のホームページにはオニが目をつぶって数を数えるというものがあるけれど、これでは缶をける意味があまりないと思うけどなぁ……。缶を蹴らずに陣地だけ作ってタッチするのが、「ポコペン」や「ポンケリ」ではないのだろうか。(缶けりとポコペンをミックスしたようなルールを紹介しているホームページも見つけたけどね。→ココ

ポコペンは缶けりほどポピュラーな遊びではなかったようだが、いくつかのホームページで紹介されている。

 ・ポコペン
 ・ポコペン
 ・ウィフリ調査団

ウィフリ調査団のページによると、「ポコペン」というはやし言葉は僕が知っているポコペンの時以外にも使われていたようだ。ちなみに僕が知っているポコペンのはやし歌は、「ポコペン、ポコペン、いま誰がつっついた、ポコペン」だったと思う。(メロディまでは文字だけで表示できませんが……。)ちなみに地域は滋賀県の彦根で、昭和50年代の話です。ただし僕の子供時代は、缶けりよりもポコペンをやることの方が多かったけどね。なおインターネットで「ポンケリ」を検索しても出てこなかったなぁ……。

夜は両親宅で姪っ子たちが「お化け屋敷ごっこ」を始めて大騒ぎ。6時頃弟一家は帰宅して、その後僕は風呂に入って、いつもより早めに寝てしまった。

知の教科書 キリスト教

知の教科書 キリスト教
竹下節子著 講談社選書メチエ249 1,500円

これまでに聖人崇敬やマリア信仰など、キリスト教周辺のマジカルな世界について数々の優れた本を出している著者だけに、どんなにユニークなキリスト教入門書ができるのかと期待していたのだけれど……。平易なキリスト教入門書と考えると、内容がいささか大ざっぱすぎるし、肝心なところが抜け落ちている点が目立つ。現代ヨーロッパ社会や世界政治のダイナミズムとキリスト教について、著者なりの考察を記したエッセイ風の読み物として考えるべきかも。

2004.01.02

【日記】仕事始め

フリーランスの人間に「正月休み」など本来ないわけで、僕は正月2日から早々に仕事を始める。とりあえずN誌の連載原稿をまとめてメールで送信。その後BSニュースアカデミー用のクイズに手を付ける。これは今回、ちょっと手こずりそうだ。

以前から書いていた日記の記事を@Homepageに移して、ココログから直接リンクを作った。数日前にココログでも表組みが表示できることに気づいたので、今回は表組みを使って文字をレイアウトしてみた。

夜は「レ・ミゼラブル」の第2回目を見る。コゼット役にヴィルジニー・ルドワイヨン。

紅白歌合戦の視聴率

NHK総合「紅白歌合戦」の視聴率 2004年1月2日現在

紅白歌合戦はやはり視聴率が下がったらしいが、次回は少し上向きになるのではないだろうか。少なくとも僕は次回の紅白を見ようと思う。格闘技中継に対する失望感が、僕をそうさせる!

日記のバックナンバー(1999.8~2003.12)

ココログに移行する以前の日記へのリンク集

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2004.01.01

【日記】元旦

朝はゆっくり10時頃に起きて、ぼんやりテレビを見たりして過ごす1日。ココログのメンテナンスを少しやる。読書記録を旧サイトから新しいサイトに引っ越すとか、ココログの記事カテゴリーを見直すとか……。カテゴリーはデフォルトで用意されているものをなるべく使うことにした。夜はNHK教育でジェラール・ドパルデュー主演の「レ・ミゼラブル」を見たが、これは短縮された英語版がDVD発売されているようだ。よくできたミニシリーズなので、完全版をDVD発売すればいいのに……。

本棚に放り出したまま手を付けていなかった竹下節子の「知の教科書・キリスト教」を読み始める。この著者の他の本は面白いけれど、この本はどうもピンと来ない。まぁ気鋭の聖書学者・大貫隆による福音書の大胆な読み直し(「イエスという経験」)の後には、普通のキリスト教入門書がヘナチョコに見えるのは当然かもしれないけれど……。

著者の竹下さんは「歴史的な事実」と「歴史の中で培われてきた伝承」をなるべく切り分けながらキリスト教についてバランスの取れた解説をしようとしているようだが、それでもやはり専門の学者ではないせいか、肝心なところで両者を混同してしまったり、奥歯に物が挟まったような言い方になる。それがどうにもまどろっこしく感じられるのだ。それがこの本のブックガイドにも紹介されている「知って役立つキリスト教大研究」の八木谷涼子さんになってしまうと、徹底的に下世話な野次馬になりきって「雑学知識」に徹してしまえるところが強みなんだけどね。

読書記録

読んでいる本を見ればその人の人柄がわかるか? タイトルと読了日を記録。(2001年3月より)

○2004年以降に読んだ本
「映画瓦版の読書日誌」として独立したブログになりました

○2003年に読んだ本
「ヨーロッパ異端の源流-カタリ派とボゴミール派」「昭和の劇―映画脚本家・笠原和夫」「Movable Typeで今すぐできるウェブログ入門」など61冊

○2002年に読んだ本
「評伝・黒澤明」「人類はなぜUFOと遭遇するのか」「ザ・ゴッドファーザー」など68冊

○2001年に読んだ本
「出版クラッシュ!? 書店・出版社・取次 崩壊か再生か 超激震鼎談・出版に未来はあるか?III」「エクソシスト」「知って役立つキリスト教大研究」など49冊

オウム・松本被告弁護団全員辞任へ

オウム・松本被告弁護団、来月1審判決後に全員辞任へ

 地下鉄、松本両サリンなど13事件で殺人罪などに問われているオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告(48)の弁護団12人全員が、2月27日の1審判決後、辞任する意向を固めていることが分かった。

 な~んだかこれも、裁判の長期引き延ばし戦術じゃないの? 控訴はするけど控訴審の弁護は引き受けたくないって、そんな無責任な……。

2004年・初詣のPhotocinema

波除神社に初詣に行ったときの様子を15秒ほどのPhotocinemaにしました。 →ここから再生

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