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2004.01.14

【日記】アメリカは神の国か

午前中に仕事を仕上げてしまおうと思ったのだが、なんだかんだでグズグズしている。まだ3割ほど残ってるよ。締め切りまでに終わらせる自信はあるのだが、それによって他の作業にしわ寄せが行くような気もするなぁ……。

AMAZONに注文していた「ブッシュの『神』と『神の国』アメリカ-宗教が動かす政治」「シネマで読む旧約聖書」がようやく到着。とりあえず「ブッシュの『神』と~」を読んでしまう。薄いブックレットだからあっという間に読み切ってしまったのだが、これはなかなかわかりやすくて刺激的な本だった。アメリカとイスラエルの関係や、ブッシュの原理主義への危険なまでの傾倒ぶりなどが、欧米で発表されたマスコミ記事や論文の引用を通して立体的に浮かび上がってくる。

現代アメリカの神懸かりぶりは、国家神道で国民を統制しようとした戦前の日本よりひどいのではないだろうか。国家神道は明治以降に急造された人工宗教だったから、日本人を骨の髄まで毒してしまうことはなかった。でもアメリカの宗教右翼の世界観には、2千年の伝統が染みついているのだ。アメリカは新世界で神権政治実現しようとして移民したピューリタンの作った国だ。「キリストに統治された国家」を作りたいと願う建国者たちの願望が、今も生き続けているのかもしれない。これはもう、一種の憑き物みたいなものだと思う。日本政府やアメリカ追随を是とする保守陣営は、それがわかっていてアメリカと付き合うつもりなのだろうか。やばいよな~。

午後は試写を3本。まずは映画美学校で、原口智生監督の『跋扈妖怪伝 牙吉』。話がかなりデタラメ。時代劇としては言葉づかいなどもかなり怪しげ。しかしそもそもこれは「妖怪を見せたい!」という趣旨の映画なので、話なんてハナからどうだっていいに違いない。一応物語のベースには、アメリカ政府によるインディアン討伐史があるようだ。牙吉の服装がインディアン風だし、犬神村の習俗はモロにインディアンの集落。最後には騎兵隊ならぬ人間たちが、妖怪めがけてガトリング砲をバリバリ撃ちまくる。

渋谷に出て遅めの昼食は当然牛丼。シネカノン試写室で『ヴァンダの部屋』の最終試写を観たのだが、特にストーリーもドラマもない3時間というのはきついなぁ……。ポケットの中のカイロばかりがやけに熱いぜ! ドキュメンタリーとドラマの中間というか、ドキュメンタリー素材を使ったフィクションというか、ちょっと不思議な映画でしたけれど、でも3時間はねぇ……。

バスで六本木に移動してGAGAで『コンフィデンス』を観る。これは昨年末に観ようとして、試写室が一杯でダメだったもの。エドワード・バーンズ主演のコンムービー(詐欺師映画)。ダスティン・ホフマンが裏社会のボスを怪演。コンムービーとしてはオチが早々に見えてしまう欠点もあるが、1時間37分という上映時間はコンパクトでなかなか気持ちいい。早々にオチがわかってしまうのは、僕が「詐欺師入門」などというコンゲームの虎の巻を読んでいたからかもしれないけどね。

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