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2004.08.31

試写室通いを再開

Photo Diary

 午前中にメルマガの編集と配信手続きを済ませる。午後は久しぶりに試写室へ。まずはメディアボックスでスペインのSF風スリラー『ユートピア』(配給:ワイズポリシーアーティストフィルム)を観る。面白いのかつまらないのかよく分からない映画だが、映像表現にはユニークな部分も多かった。軽く食事をしてから映画美学校で市川雷蔵の『薄桜記』(公式サイト)。ずっと前にテレビで見た映画だが、スクリーンで観ると迫力が違う。雷蔵が漂わせる妖艶な雰囲気は、ほとんど猥褻すれすれだと思う。映画の内容が、男女のセックスがらみの話になっているのも、余計にそうした感じを強めているのだろう。食事をしないままGAGAに移動して、『エイプリルの七面鳥』を観る。短い映画だけれど、いろいろな要素がつまったいい映画。最後はホロリとさせられてしまった。

 簡単に食事をしてから帰ることも考えたのだが、六本木と錦糸町の間の移動時間を調べたかったのでそのまま帰路につく。7時半頃に試写室の外に出て、錦糸町駅が8時15分頃か。六本木一丁目から永田町乗り換えで半蔵門線を使ったのだが、帰宅してからパソコンで他の経路を検索しても、どれも時間はそれほど違わないようだった。やはり月島に比べると、錦糸町は少し不便なのかな。電車代も少しずつ余計にかかるし……。移動のための経路はもう少し研究が必要なのかも。どの試写室に行くのにどの経路が一番早いのか、あるいは一番安いのか。いろいろ試してみようと思っている。

 帰宅してからあり合わせのもので夕食をと思っていたのだが、駅前で弁当の投げ売りをしていたのでそれを買ってしまった。天丼が300円。部屋に戻って冷や酒を飲みながら食事。これでまた、仕事ができなくなってしまった……。

 最近また太り始めている。じりじりと2~3キロは増えているような……。まずい。今朝は久しぶりに圧力鍋で麦飯を炊いたのだが、玄米食も早いところ復活させなければ。食生活が以前の通りに戻れば、体重も元に戻ると思う。

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2004.08.30

クロード・ガニオン監督の取材

Photo Diary

 朝は新居で初めてご飯を炊く。とりあえず文化鍋の登場。これが美味い。2合用の小さな鍋で2合炊いたのだが、炊きあがったご飯がふっくらと盛り上がり、表面にはカニの穴。1膳だけ食べて、残りはパック詰めして冷凍庫へ。冷凍室にもっと大量にご飯が入ると思っていたのだが、思ったほど入らなくてちょっと残念。こんなことなら、冷蔵庫を買う時からご飯用のパックを持ち歩き、冷凍庫の大きさを確認しておくのだった。前に使っていた冷蔵庫は冷凍庫で一度に12個ぐらい冷凍ご飯が作れたのだが、今度の冷蔵庫ではせいぜいその倍しか作れないぞ。(それだけ作れれば十分という気もするけどね。)

 午前中は9時過ぎから不動産屋に月島の部屋の明け渡し。敷金からいくらを修繕費として差っ引くかは家主と相談するとのこと。来週中には返事が来るらしい。鍵を返却してこの部屋ともバイバイ。錦糸町に戻ってリヴィンで台所用の吸盤を購入。こんなものでもそれなりの値段がするものですね。

 銀行でお金をおろしてから、楽天地の中のビューレックススカイという理髪店で散髪。4,200円の「癒しコース」というものだったが、普通の散髪に3,600円(以前の佃の理髪店での散髪値段)かけるなら、あと600円足してこれの方がいいかも。午後は試写の予定をキャンセルして、買物したり、ご飯のおかずを作ったりする。作ったおかずはいつも通り、ちくわとさつま揚げを蕎麦つゆで味付けして煮たものと、厚揚げをみりんと醤油で濃いめに味付けしたもの。味付けの濃いお総菜は日持ちがするので、これで1週間はご飯が食べられるはず。

 午後は3時半からの試写を観ようと思っていたのだが、部屋を出そびたためこれもキャンセル。電気や水道の引越手続きを確認したら、不動産屋がまるで何も手を付けていないので慌てて開通手続き。ついでに前の部屋の使用を停止して、銀行振り込みなども引き継ぐことにする。

 5時過ぎに部屋を出て地下鉄で外苑前へ。錦糸町の駅まで冠二郎が新曲のプロモーションをやっていた。こういう時に限って、カメラを持っていないんだよなぁ……。残念なことをした。(でも先日山本譲二の新曲キャンペーンに出くわした時も、特に写真はとらなかったけどね。)

 キネ旬のKさんと改札で落ち合い、エイベックス本社で『リバイバル・ブルース』のクロード・ガニオン監督にインタビュー。先方は日本語がだいぶわかるようだが、質問に対する返答は英語。僕の英語力は高校の成績が10段階評価で2という低さなので、返事は1割か2割ぐらいしかわからない。通訳だのみのインタビューは、1時間の取材時間が実質半分しか使えないという問題がある。ただし後から原稿を起こす時は、話の脱線が少ないのでまとめやすい。

 この取材では新しく買ったICレコーダーが大活躍。帰宅して録音を聞いてみると、雑音もなくきれいに声が拾えている。これは買ったかいがありました。

これでいいんだよ
冠二郎


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2004.08.29

月島の部屋を掃除

Photo Diary

 昨夜は遅くまで起きていたので、今朝はゆっくりと9時過ぎまで寝ていた。起きて朝ご飯。その後は月曜日煮染めきりの映画コラムを1本書いて入稿してしまう。雑巾や洗剤など簡単な掃除用具をそろえて部屋を出る。昼食は近くのラーメン屋。最近は駅から部屋の間にあるラーメン屋や牛丼屋などを、片っ端から食べ回っている。

 月島に到着したのは1時過ぎ。部屋に掃除機をかけて、ベランダのゴミも全部ほうきで掃いてしまう。雨が降っているので、ゴミがきれいに取れないのには参った。掃除機の紙パックを交換し、拭き掃除に移行。このあたりで一度掃除を中断して、築地児童館へ。到着は2時15分頃か。出し物を見てから築地に立ち寄り、4時半頃に月島に戻る。

 掃除再開。はばきに溜まったほこりを拭き取り、壁の汚れを拭き、カーペットの汚れに洗剤を付けてごしごしこする。汚れが完全に取れることはないけれど、かなり目立たなくはなる。台所周辺の油汚れを拭きまくり、流しの下を拭き、レンジ台周辺を拭いて回る。最後に再度部屋全体に掃除機をかけて終了。見違えるようにきれいになった。

 帰りは荷物をまとめて地下鉄で戻る。錦糸町の駅近くで簡単に食事し部屋に到着。どっと疲れた。梅酒を飲んでほっと一息。「新選組!」を見てちょっとニヤニヤ。

 慣れない肉体労働にへとへとになっているため、夜は風呂を入れてゆっくり湯船に浸かり、早めに寝ることにする。

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2004.08.28

ファンファーレ・チォカリーア

Photo Diary

 朝起きたら少し頭が痛かったので、タイレノールを飲んで二度寝。声も少し風邪っぽいし、慣れない肉体労働をして体調を崩したのかもしれない。結局起きたのは11時頃。昨夜買っておいたパンを簡単に腹に詰め込んで、再度タイレノールを1錠。その後はインターネットに繋がったパソコンで、日記などブログを更新したり、メールの返信をしたり、いろいろとやらなければならない作業を済ませてしまう。

 3時頃から近所のディスカウントショップで洗剤などを買う。外は寒いぐらいだった。少し小雨も降っている。一度部屋に戻って荷物を置き、今度は駅前のスーパーに向かう。途中にラーメン屋で食事。駅前のリヴィン錦糸町店で買物をしている時にPHSに電話があり、注文していたカウンター用のイスが到着したとのこと。買物は切り上げて早々に部屋に戻る。途中、カーテンの吊り具を購入。イスはいい感じ。これでようやく、部屋の中に座るところができた。

 5時を回ったので、すぐ近くのすみだトリフォニーホールまでファンファーレ・チォカリーアの来日公演を観に行く。これは映画『炎のジプシー・ブラス』関連で招待されたもの。今回はアイルランドのキーラというグループとのジョイント公演。6時からの第1部はキーラの演奏。その後休憩をはさんで、7時過ぎからファンファーレ・チォカリーアが登場した。これはすごかった。映画で観ていたのでその超絶技巧ぶりは知っていたが、生で観るとさらに迫力満点。演奏が一通り終わって、いくたびかのアンコールも終わり、MCのピーター・バラカン氏が「もう終わりです」と言ったところで、ようやく観客はぞろぞろと退場しはじめる。

 ところが観客が帰るその途中、ファンファーレ・チォカリーアのメンバーがロビーの階段に現れて突然演奏を始めたのにビックリ! 僕はたまたまその時、メンバーのすぐそば、1メートルと離れていないところにいた。これは嬉しいアンコール演奏だった。退場し始めていた観客はこの演奏に大喜びして、ロビーは人で埋め尽くされた。メンバーのひとりは帽子を持って周囲の客から投げ銭をもらっていた。数曲演奏したところでマネージャーらしき男がやってきて演奏は終了。客の拍手喝采の中、メンバーは退場していった。すごいサービス精神だ! あまりに突然のことだったのだが、この時何枚か写真を撮った。ブログにはそのうちの1枚を載せるつもりだ。

 帰りにリヴィンに寄って、昼間できなかった買い物を済ませる。帰宅して早速この荷物を開き、やるべき作業を済ませてしまう。今の段ボールをすべて片付け、カーペットを広げる。これでとりあえず、今だけは格好がついた。あとはテレビ周辺の接続があるけれど、これは時間がある時にやればいいだろう。

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2004.08.27

今日は引越!

Photo Diary

 いよいよ引っ越し当日。午前中の9時過ぎから作業員が来て、せっせと荷物を運び出し始める。ほとんど全ての荷物を運び出したのは12時45分頃。そこから僕はひとり地下鉄で錦糸町に先回りし、リヴィンでスライド本棚の下に入れる板きれを買い、食事を済ませてから運送屋の到着を待つ。一通り荷物が入り終わったのは3時過ぎかな。それからはせっせと荷物の梱包をほどいて、荷物を整理していく。

 大番狂わせはスライド本棚から手持ちの本が大幅にはみ出してしまったこと。入れ初めてすぐに「これは棚が足りない」ということに気づいたのだが、この日の段階で3メートル(何冊なんだろう?)ほど本が余ってしまった。これはあとから本棚に入れる本と出しておいて構わない本を分類して、利用頻度が高い本(聖書や辞典類など)は外に出しておくことも検討しようと思う。不要なものは整理してしまうことを考えてもいい。「こんな本をなんでまだ後生大事ニモっているんだ?」というものも少なからず見つかった。

 作業を進めながら部屋に残っていたレースのカーテンを洗濯。真っ黒だったカーテンが、一応白くなる。ああ、白いカーテンだったのですね……。ちょっと感動。

 座るところもないので1日中立ったまま作業。夕方食事をして、さらに作業の続き。部屋の中に何も音がないのが寂しいので、まずはテレビを電源とアンテナに直結。さらにラジオをつないで、番組を流しっぱなし出作業をする。箱を開けては整理することを続け、電話がようやく出てきたのは夕方頃。さらに作業を続けて、パソコンをつないだのは午後10時頃だった。ここで小休止して夕食の第2弾。(今日も1日4食。)駅前の万豚記で生ビールと担々麺。美味い!

 帰宅してパソコンがインターネットに繋がることを確認。ほっとする。

 このブログのタイトルは前身である自己紹介ページの頃から「新佃島・映画ジャーナル」なのだが、錦糸町に引っ越したら「錦糸町・映画ジャーナル」ないるのか? とりあえずそのまま「新佃島」で続けるけれど、錦糸町は面白そうな町なので、錦糸町をテーマにした別のブログを立ち上げるかもしれない。

 P誌の編集者に「ブログの紹介記事をやりませんか?」と掛け合っているので、それ関係で錦糸町ブログを立ち上げてもいいなぁ……。

はじめよう! みんなのブログ
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2004.08.26

スライド本棚が到着

Photo Diary

 午前中に仕事をする間もなく錦糸町へ。引越を機会に注文したスライド本棚が、午前中には届いてしまうという連絡が来たのだ。てっきり午後だとばかり思っていたので大あわて。10時半には電話がかかってきて「もうすぐ着きます」って、早すぎるよ! 地下鉄に乗ってさえしまえば錦糸町までの移動は15分ぐらいなのだが、部屋を出ようとすると、電話が買ってきたり、郵便が届いたりで、なぜかタイミングよく部屋を出られないのには参った。明日の引越は朝の9時からだって! まじ? 残りは業者さんに箱詰めしてもらうしかないな。それは電話してきた営業の人にも言ったので、今夜はゆっくり眠ろうか。

 結局錦糸町の部屋に付いたのは約束の11時を10分ほど過ぎていた。建物の前にそれらしい人がいたので声をかけて確認。早速部屋に荷物を入れてもらう。作業はあっという間に終わる。空いた時間に、早速中に棚板を入れてしまう。全体に前にかしいでいるので、前面下に何か板をはさむ必要があるだろう。下がカーペットなので、くさびを打ち込んでもそこだけ沈んでしまうだけだろうから……。

 近くで昼食を済ませ、午後は電話の工事。居間にある電話のジャックを、仕事部屋まで引っ張っていく。ドアを越えるのが少々厄介だが、ドア下の隙間を通すことにした。結局クギを打ってしまうので、これは壁に小さな穴を開けた方がよかったかなあ……。もう少しスマートな方法があるように思ったんだけど、作業に来た兄さんはガツンガツン小さなクギを打ち込んでました。これじゃ退室する時、どうしたって釘穴が目立っちゃうよ。工事中に注文していたカーペットも届く。床を掃除してカーペットを敷くと、それだけでぐっと部屋に生活感が出てくる。

 近くにクリーニング屋を探したので、カーテンをクリーニングに出す。とりあえずレースのカーテンは洗濯機の到着を待って、自分で洗うことにする。これはこれで大仕事だぞ。

 今日は近所をかなりぐるぐる回って、銀行、クリーニング屋、銭湯、病院などを探して歩いた。引っ越してからもタウンページを使って、もう少し便利な場所に店や施設がないか探さなければ。あと、レンタルビデオ屋は欲しいね。

本所七不思議のひみつ―銀太捕物帳
那須 正幹 , 長野 ヒデ子


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2004.08.25

ICレコーダー購入

Photo Diary

 朝起きてメルマガを作り入稿。さらにN誌の原稿を書いて入稿。午後は図書館にCDを返却し、その足で有楽町のビックカメラへ。インタビューの仕事が、来週月曜日の夕方に決まったのだ。あらかじめ目星を付けていた、ソニーのICD-SX40を買った。税込で26,100円は、引越で何かと出費がかさんでいる僕にとって大きな買物。しかしこれがないことには、2千文字のインタビュー記事なんてとても書く自信がない。メモだけでインタビューを再現できるのは、せいぜいその半分ぐらいまでだろう。原稿用紙3枚までならメモと記憶で何とかなりそう。

 帰宅してから、週末と週明けに入稿するメルマガの仕事を前倒し入稿。明日は新居の方にいろいろと荷物が届いたりするので、それを待っていなければならない。実質、引越は明日から始まってしまうのだ。まだ箱詰めしていない荷物も多いのになぁ……。あとは地方誌の映画コラムも締切が月曜なので、これも前倒しに作業する必要がある。ふ~、引越は大変だよ。

 とりあえず台所周辺に手を付けてみたのだが、形が不揃いのものが多いため、あっという間に箱をひとつ使い切ってしまう。これで箱は足りるのだろうか? ちょっと不安が……。食器などはそれほど持っていないけれど、台所回りだけで大きな段ボールを2~3個は使ってしまうだろう。

2004.08.24

引越準備は進まない

Photo Diary

 原稿の締切があるのだが、その他にメルマガの発行手続きも今日が締切。結局そのどちらもこの日の内には終わらず、明日以降に持ち越してしまう。かわりにやっていたのが引越荷物の段ボール詰め作業。スチール棚と本棚の書類や本はほとんど箱に詰め終わってしまった。あとは台所周辺や机周辺など、細々とした、量としてはどうということはないけれど面倒くさい作業が残る。これは引越前日に、ばんばん箱に詰め込んでしまうしかなさそうだ。ものによっては、引越当日ということになるだろう。パソコンとか電話は、最後の最後までつないでおかなければならないし……。

 台所をもうあまり使いたくないので、食事はお弁当やパンなどで済ますことにする。冷蔵庫の中身も、どんどん食べてしまわなければならない。まだ凍らせている魚とかもあるんだけど、全部食べきるのは無理そう。少しは捨ててしまう必要もあるだろう。不要品を処分し、家電リサイクルの手続きも完了。

 K誌からインタビュー取材の依頼あり。映画ライターにとっては特別な雑誌なのでぜひ引き受けたいのだが、取材予定日が来週早々になりそうとのこと。ちょうど引越直後。う~ん悩ましい。でも引き受けようと思っている。この機会に、ICレコーダーも買ってしまおうか。いやこれは渡りに船だ。正式に決まったら、レコーダーは買うことにしよう。ソニーのICD-SX40を狙っている。

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2004.08.23

一泊旅行はあわただしい

Photo Diary

 6時過ぎに起きてまずは風呂。大浴場で身体を温めると、あっという間に目が覚める。そしてあっという間に腹が減ってくる。昨夜あれほど食べたのに……。8時過ぎに集合して、一族ぞろぞろとホテル近くのジョナサンへ。ここで朝っぱらから焼き魚定食ご飯大盛+納豆+ドリンクバーという、ボリュームたっぷりの朝食。食べ終わってホテルに戻ると、チェックアウトの支度をしてあっという間に外に出てしまう。

 チェックアウトは11時という話だったが、車で帰る家があるのでそれに合わせて戻ることになる。11時45分発・東京行き。これじゃ伊東でお昼が食べられないけれど、帰ると決めてしまった人にこちらは付いていくしかないのだからしょうがない。雨も降ってきて、何となく「帰ろう」というムードが先行する。東京着は2時少し過ぎ。お腹が空いていたので、有楽町から銀座に出て遅めのランチ。伊東で寿司が食えなかったので、お昼は銀座のお寿司屋さんでランチセット。疲ればかりがたまって何となく欲求不満の残る旅行ではあるけれど、ゆっくりしたいなら自分の金で行けということだな。今回は他人様に(といっても両親だが)おんぶにだっこの旅行だから、段取りはどうしたってあちら任せになってしまうのもやむを得ない。

 食事のあと少しデパートなど見て回って時間を潰し、銀座の裏通りで新居のフローリング用にカーペットを買ったりする。4時半頃に銀座教会に立ち寄り築地経由で帰宅。銀座から築地まで地下鉄を使うつもりだったのだが、雨が上がっていたのと連れがいたのとで歩きになってしまった。自分の部屋に戻ったのは6時ちょっと過ぎ。両親に電話して無事帰宅したことを告げる。

 夜はたまっていたメールの処理、フォーラムの未読の処理、お金の処理、日記の処理など、旅行の後始末。土産に持たされた干物を焼いて、日本酒やワインをちびりちびり。オリンピックの結果などを見ながら、パソコンに向かう時間があっという間に戻ってしまった。

 デジカメで撮影した画像を、ケーブルをつないでテレビで見てみた。これはかなり面白いし便利。次からは、旅行や気勢の時に必ずデジカメとAVケーブルを持って行くつもり。使わなくなったコンタックスは父に譲ることに決めた。

 今度伊東に行くのはいつかなあ。来年の春ぐらいかな。次こそちゃんとお寿司を食べたい。でも鬼怒川に行こうという話もあるんだけど……。いずれにせよ一泊旅行は、チェックインして一晩寝て起きればもうチェックアウト(当たり前だが)。どうせなら二泊して、もっとゆっくり過ごしたいな。

伊豆


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2004.08.22

伊東で花火大会見物

Photo Diary

 今日から一泊二日で伊東温泉に両親らと旅行。朝起きてバタバタと泊まり支度を仕立て、銀座1丁目まで地下鉄移動。銀行でお金をおろしてから早めの昼食を取り、東京駅で切符を購入。1時13分発の各駅停車・伊東行きに乗り込み、戸塚で両親や妹と合流。弟一家は現地集合。

 雨が心配だったが何とか持ちこたえているようで、伊東に付いた段階では雲の切れ間から陽がのぞく程度にまで回復。これなら花火は平気かな。ホテルに入ってまず一風呂浴び、その後、大勢でぞろぞろと駅近くの「うなきん」といううなぎ料理屋へ。うな丼、刺身などを食べながらビール。腹が減っていたのでつい食べ過ぎる。

 東海館に立ち寄ってから川沿いに海岸まで出て、8時半から始まる箸まつり花火大会を見物した。打ち上げ花火の時間はわずか20分ほどだが、すぐ目と鼻の先で打ち上げるのでかなり迫力がある。この日は打ち上げ花火の前に手筒花火の実演があり、これも面白かった。巨大な火筒を持った半裸の男たちが、海岸を走り回る。あれは熱くないんだろうか。

 花火のあとはホテルまで歩いて戻る。風呂に入って12時頃には寝てしまった。

伊豆 (’04-’05)


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2004.08.21

錦糸町でベトナム料理

Photo Diary

 昼間はずっと部屋で仕事。映画紹介の原稿を仕上げ、テレビの仕事も済ませてしまう。まだ仕事はあるのだが、とりあえず一段落。錦糸町に出て、駅前のベトナム料理店「サイゴン・マジェスティック」で食事。新しい部屋の様子をかたづけて、地下鉄で帰宅。

2004.08.20

プロアマ論争と映画評

Photo Diary

 1日中原稿を書いている。かなりはかどったが、仕事の量自体が多いので余裕綽々というわけにはいかない。時間に追われて原稿を書くのは苦しいけど、まぁこれがライター稼業としては当たり前の姿なのかも。そもそも自分の好きな時に好きなだけの原稿を書いていいなら、それは趣味と変わりないのでね……。

 というわけで、時折仕事から離れてブログなどを見て回り、ジャーナリズムのプロアマ論争などというものを関心を持って読んでみる。映画評の場合はプロもアマも本質的な違いはないと僕は考えているので、こうした議論はどこか遠い世界の出来事のような気がする。アマチュアではなかなか会えない人に会うとか、アマチュアが入り込めない領域を取材するというのがジャーナリストなのかもしれないけど、映画は試写室で観ようが映画館で観ようが、どうせ同じ映画なのだから、少なくとも「映画批評」にはプロもアマもないのです。

 プロの映画評論家(あるいは映画ジャーナリスト)としてアマチュアの及ばない仕事をしようとするなら、積極的に映画関係者に会って話を聞くとか(アマチュアの会えない人に会う)、記者会見や撮影現場を取材したり(アマチュアの入り込めない領域を取材する)とかすればいいんだろうけど、僕はどちらの機会も持ちながら、そのチャンスをまったく生かしていないと思う。親しい映画監督やプロデューサーがいれば、それだけで仕事はずいぶん楽になる面もあるんだろうけど、どうもそういうことが出来ない……というか興味ないんだよなぁ。

 僕は気分の上では今でもアマチュアのまま。一応映画関連の雑文で食べているのでプロということになるんだろうけど、やってることはアマチュアと変わりないと思っている。僕のプロ意識というのは、原稿の締切を遅らせないとか、指定された文字数を守るとか、編集者の意向に合わせて原稿の内容をいかようにでも修正できる(それでいて自分の主張すべき点は曲げない)というあたりにあるのかも。まぁそういうことを言うと、「プロってのはそんなもんじゃないよ」という反論がいくらでもありそうだけどね。

 でもまぁ、何がプロかというのは、その人それぞれの意識の問題。その世界で食っている人たち(プロ)は互いのことを批判したりすることはないし、アマチュアがプロに向かって「プロ失格だ」と言っても、そんな言葉には何の意味もないしね。結局映画評というのは、何をどう書こうが誰にも迷惑をかけない世界だという点が、プロ意識の希薄さというか、不明瞭さを生み出しているのかもしれない。少なくとも映画批評家がどんな文章を書いても、それで命を落とす人はいないしね。(せいぜい人を不愉快にさせるぐらいが関の山。)

 まぁこれはあくまでも、西暦2004年現在の日本において……という話。かつてはプロの映画批評が、それなりに社会的な影響力を持っていた時代があるのかもしれない。でも今はそんな力を映画批評は持っていないだろう。ブログの登場で、映画批評におけるプロとアマの境界線はますます曖昧になっているはず。試写室で惰眠をむさぼる自称プロ(俺じゃん!)より、丁寧に映画館や映画祭を回ってレポートを書くアマチュアの映画批評の方が、何倍も価値のあるコンテンツとなり得ていると思うよ。今は広告やアフィリエイトもあって、ホームページ(ブログも含む)に一定数の読者が付けば、雑誌に映画評の記事を書くのと同じぐらいの収入は得られるしね。

 というわけで日記。朝から爽やかな風が吹いて気持ちよかったのだが、昨日の酒が残っているのか少しぼんやり。昼過ぎに少し昼寝して、夕方以降本格的に仕事を再開した。ニュースを見たら都心の気温は36.5度あったそうで、あのぼんやりは酒の影響ではなく、暑さのせいだったのかもしれないと思う。

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2004.08.19

最後のテレビ収録

Photo Diary

 午前中に少しは仕事を進めておこうと思ったのだが、結局何も出来ないまま部屋を出て、ムービーストア最終回の収録のため新宿のスタジオへ。12時少し前に到着した時、ちょうどみんなお弁当を食べている時間。僕もひとつあてがわれて一緒に食事。こんなお弁当でも、僕が普段食べている食事よりはずっと豪勢だなぁ。

 収録は順調に進み、あっという間に終わってしまった。最初の頃は緊張でガチガチになっていたけれど、人間というのは慣れるものですね。今回はミュージカル映画特集と戦争映画特集。特にミュージカルは僕の好きなジャンルなので、解説の言葉にも熱がこもる。共演しているMさんやYさんから、「服部さん、西部劇の時とは大違いですね」と言われてしまった。まぁ確かに。それは十分に自覚してます。でも番組もこれで最後だし、張り切らないと。今回は予習もばっちりだったので、戦争映画のコーナーもよどみなく話が出来てよかった。

 これまで芝居の稽古でなかなか収録に参加できなかったUさんが、最後の最後に収録に参加できたのは嬉しかった。どんな芝居に出演するのかきいたら、森岡利行さん作・演出の公演だと言うではないか。森岡利行さんの劇団STRAYDOGは僕も何度か公演を見せてもらったことがあるし、森岡さん本人とも少しお話をさせていただいたことがあります。いや~、世の中狭いなぁ……と思っていたら、なんと番組でマスター役を務めていたMさんも、STRAYDOGの役者に友人がいるんだとか。いやいや、まったく世の中狭いです。公演は来週だという話。残念、引越直前でとても見に行けないや。

 あ~、それにしてもこれでおしまい。ちょっと寂しいなぁ……。収入減になるのも問題だけど、それよりもやっと共演者たちともスタッフとも馴染んできたところで、番組が終わってしまうのが寂しいし残念。今回はDVD紹介コーナーで、YさんとUさんが歌うという場面もあって本当に楽しかった。(ちなみにUさんは「美少女戦士セーラームーン」の舞台に出て、歌ったり踊ったりしていたミュージカル経験者だという。)ひととおり収録が終わったあとで、プロデューサーのKさんに「またやりましょうね」と懇願(?)。ホント、お願いしますよ~。

 ベリーズエンジェルのYさんは今回の収録を最後にタレント業から引退。せっかくなので最後に一席と思ったら、予定があるとのことで残念でした。しょうがないので今回は僕を含めた残りの出演者4人と、Kプロデューサーの5人で新宿の「どん底」へ。Kプロデューサーは8時過ぎに次の仕事の立ち会いで退席。残る4人はその後も11時過ぎまで飲んでいた。今回ようやく一緒になったUさんは結構飲めるが、もうひとりのUさんは最初の1杯以外はずっとホットウーロン茶。なんだか付き合わせてしまって申し訳ない。でも楽しい時間を過ごすことが出来ました。また飲める機会があるといいんだけど、難しいかな~。MさんはYさんを交えてもう一度と言ってたけど……。

 延々ビールだけを飲み続けた僕はさほど酔ってもいなかったのだが、念のためにアスピリン(バファリンだけど)を飲んでおく。帰宅した頃にちょうどオリンピック女子柔道の決勝。だらだらとした試合が続いたと思ったら、最後は一本勝ち。すごい、かっこいいぞ! そのままバッタリと眠りにつく。

2004 ウインタースペシャルミュージカル 美少女戦士セーラームーン 火球王妃降臨


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2004.08.18

livedoor Blogの不調

Photo Diary

 朝起きて最初に、昨日途中まで観ていた『まぼろしの市街戦』の続きを観る。面白かった。

 ブログを更新しようとしたら、DVD日誌を作っているlivedoor Blogが不調。何をやっても混雑中の表示が出て止まってしまう。結局そのままページは更新できないままに終わる。こないだJUGEMでトラブルがあってようやくおさまったと思ったら、今度はlivedoorかよ~。しかも利用者向けのアナウンスがまったくない。困ったものだ。これに比べると、ココログの対応はずいぶんとマシだと思う。夜中になるとコンクリートの中を歩いているようにガチンガチンに固まってしまうが、それでも@nifty側に現状に対する認識はあるようだし、利用者向けのアナウンスもされている。アナウンスがあるかないかで、利用者の心理的な負担はだいぶ違うんだよな。

 いつもは週末に行っているメルマガの入稿など、前倒しできる作業をどんどん前にずらしている。日曜日から伊東に1泊の家族旅行なのだ。両親からのお誘いに気持ちよくこたえるのも親孝行だろう。引越直前で忙しいのだが、この旅行の方が先に決まっていたのだからそれを優先する。しかし忙しい。

 W誌の編集部からティント・ブラスの『桃色画報』のサンプルビデオが送られてきたので、これも後回しにせずに見てしまう。でもこれ、途中から早回しにしてしまった。早回しでも十分に内容はわかる。原稿を書く前に、もう一度早回しで最初から最後まで観るつもり。僕はティント・ブラスの映画って、わりと好きです。文芸調の作品もあるけれど、僕は『郵便屋』や今回の作品のような、脳天気な艶笑コメディの方が好き。

 先日やり残した洗濯を片付けてから、図書館に借りていたCDを返却し、予約していたCDを2枚借りてくる。ついでに明日のテレビ収録のために、オードリー・ヘプバーンの伝記に少し目を通しておく。ふむふむ、なるほどね。この図書館を利用するのもあとわずか。引っ越し先は公立図書館までちょっと距離があるようだ。不便になるなぁ。

 夜はいよいよT社から依頼されている映画紹介の原稿に取りかかる。本数が多いのでどんどん片付けていかなければならない。とりあえず寝る前までに10数本片付けた。残りがまだ20本ぐらいある。これを金曜と土曜に片付けるつもり。でもW誌の原稿もあるし、その次の週の仕事もなるべく前倒しにしておきたい。引っ越し先でいつからインターネットが通じるのかわからない。あらかじめ出来る仕事は、どんどん前もってやっておくしかない。

 原稿を書く合間に、DVDや本を段ボール詰めし始める。LDだけで段ボール2箱。たいした量ではないけれど、これは引っ越したあと、はたして観ることがあるんだろうか? 箱詰めしたまま棚に放り込んでおくことになるかもしれない。荷物の箱詰めと同時に、不要品を片付け始める。引越という機会に、これまで捨てる機会のなかったものを一気に捨てる。玄関がゴミの山になる。これをゴミ捨て場まで持って行くのだけでも、何往復もしなければなるまい。

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2004.08.17

引越業者の見積

Photo Diary

 メルマガの編集と発行手続き、映画の感想、映画紹介の原稿作りなど、やらなければならない作業は山積。今週末からの旅行、来週の引越を見越して、できる仕事はなるべく前倒しで進めておく必要もある。時間がまったく足りない。しかし足りない時間を、オリンピック観戦などで無駄に(?)費やしている僕は、仕事から逃避したいのだ。すべて投げ出して引越だけに没頭できたらどんなに楽だろうか。

 木曜日にテレビ収録があるので、予習としてDVDで『橋』と『まぼろしの市街戦』を観る。『橋』の戦車の場面は、スピルバーグの『プライベート・ライアン』に影響を与えていると思う。よくできた脚本。よくできた映画。名作の名に恥じない傑作。一方カルト映画の『まぼろしの市街戦』は、途中まで観て中断。残りは明日になる。

 引越業者の見積を3件取る。荷物の運搬搬入と不要品の処分を含めて、どの業者も最初は8万円台の値段を出してくる。ところがさらに安いプランを出させたり、「前の業者は○○万円だった」と言うと、値段はどんどん下がってくる。結局3件目のダック引越センターに決めたのだが、最終的な値段は42,000円(税込)になった。最初言っていた金額の半値以下。引越の値段など、あってないようなものですね。本当はさらに別の業者の見積もりも取りたかったのだが、引越まで日にちがないこともあって今回はここで決定。(引越のサカイの方が安くなるような気もしたのだが、ダックは以前も何度か利用している安心感からここに決めてしまった。)

 引越の見積はインターネットでも取ることができるようになっているけれど、実際には営業の人に見積に来させた方が手っ取り早いし確実だと思う。ただしダックはそこで「今ここで決めてくれ」とプレッシャーをかけてくるので、複数社を比較してみたい人にはうっとうしく感じられるかも。逆に言うと、手っ取り早く業者を決めたい人は、ダックの営業に「○○円なら今すぐ決める」と交渉できるはず。ダックが最初に提示する金額はあくまでも定価。そこからどれだけ値引きさせるかは交渉次第。またここでギリギリまで値引きさせておいて、さらに別業者に見積もりを取らせるという手もあるだろう。そうすれば値段はさらに下がるような気がする。

 それにしても最初に提示した85,000円を42,000円にしてしまったダックだが、おそらく最初の提示額で契約してしまう人も少なからずいるんだろうな。あるいはこれを6万円ぐらいまで値引きされ、大喜びしてしまう人もいるのかも。僕なんて今回はワンルームの部屋の引越だから、値段が半額になったといってもせいぜい4万円ぐらい。でもこれ、家族の引越になると10万円ぐらいの差が平気で付くような気がする。

 何にせよ、引越については正確な見積と値引き交渉が不可欠。どんどん値段が下がっていく様子は、まるで中東のバザールで物を買うような楽しみがあって面白い。(中東のバザールに行ったことはないけど、たぶんこんな感じだろうと思う。)

 もっとも僕が契約した金額が、本当にお安い値段だったのかどうかは不明。いい買物をしたと思って喜んでいたら、それでもずいぶん吹っ掛けられていたということもあるかもしれないのだが……。

 いずれにせよ、引越をする際はできれば時間に余裕があった方がいいと思う。部屋を借りる際も、借りる側の気持ちに余裕があれば値引き交渉は可能らしい。でも次に引っ越しする時は、そんな経験もまったく忘れてしまっているのかもしれないけれど。

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長谷川 高

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2004.08.16

パリの恋人

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 午前中にN誌の原稿を仕上げて入稿。締め切り日に原稿を書くのは緊張するのだが、今回はわりとすんなり書けてよかった。原稿がはかどるかはかどらないかは、実際に書き始めてみないとわからない。プロのライターとして、こんな出たとこ勝負でいいのだろうか……と思うこともあるが、たぶんどのライターも似たような苦労をしているに違いない。何にせよ、今回はすんなり決まってよかった。

 午後は松竹で『釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?』の最終試写。じつはこれこそ、先週金曜日に見そびれた映画なのだ。試写開始ギリギリになって、出演者の谷啓さんが僕の隣に着席。谷さんは今回の映画で出番もずいぶん少なくなったし、徐々に消えていくキャラクターなのかもしれない。でもハマちゃんと佐々木さんの掛け合いは相変わらず絶妙で、このコンビはずっと続けてほしいなぁ。

 制作会社から留守電が入っていて、木曜日に収録する番組で取り上げる映画がようやく決まったとのこと。メールをチェックして、現在僕が持っていない作品のDVDを銀座で探して歩く。ビックカメラ、ソフマップ、HMV、山野楽器と見て回ったが、ビックカメラとソフマップには目的のDVDがまったくなかった。結局、最後は山野楽器が頼みか。こんなもの、AMAZONで購入すれば全部揃うのに、今回はタイトル決定と収録日までの時間がまったくないので、足で集めなければならない羽目になってしまった。どうしても当日までに観られない作品については、記憶と資料で話をするしかない。ちょっと不安。

 帰宅する前にスーパーで買物をして、早速買ってきたDVDを見始める。オードリー・ヘプバーンとフレッド・アステア主演の『パリの恋人』。この映画はヘプバーンがヘンテコなモダンダンスを踊る「お宝映像」みたいなものが見られる他、これといって見どころはないのかもしれない。僕はガーシュインの音楽が大好きなのだが、この映画の中で彼の曲が生きているのは「レッツ・キス・アンド・メイク・アップ」ぐらいで、「ファニー・フェイス」「ス・ワンダフル」「クラップ・ヨ・ハンズ」「ヒー・ラブズ・アンド・シー・ラブズ」などの名曲も、この映画の中ではまったく魅力の感じられない場面になっていると思う。むしろロジャー・イーデンスが書き足した「シンク・ピンク」「ボンジュール・パリ!」「オン・ハウ・トゥ・ビー・ラブリー」などが楽しい曲になっている。

 DVDには特典映像で予告編が収録されているのだが、そこでは「ボンジュール・パリ!」の映像に「音楽:ジョージ・ガーシュイン」の大文字が……。僕もこの映画で一番楽しいのはこの曲だと思うよ。でも今回改めて映画を観ると、1曲の間に名所を巡っていくというアイデアは『踊る大紐育』の「ニューヨーク・ニューヨーク」と同じ。監督は同じスタンリー・ドーネンだし、得意の手なのかもしれない。

 オードリー・ヘプバーン主演のミュージカルは『マイ・フェア・レディ』が有名だが、あちらはオードリーの歌をすべてマーニ・ニクソンが吹き替えている。でも『パリの恋人』はすべてオードリーの肉声(だと思う)。正直言ってすごく下手。でもそれがまた、生意気な小娘のキャラクターをいきいきとさせている。僕はこの映画のサントラを買って、ずっと聞いていたことがある。LPのジャケットはオシャレだった! (現行のサントラCDも同じデザイン。)どうせならDVDも、同じデザインにすればよかったのに。

 『パリの恋人』を一通り観た後(さわりだけだが)、今度は以前から持っている『恋愛準決勝戦』を観る。これは最初に買ったDVDがひどいもので、映像もひどければ、チャプターの入れ方も無茶苦茶なのだ。でも映画の魅力のなにがしかは伝わってくる。これもスタンリー・ドーネン監督。ちなみに同じ放送日に紹介する『雨に唄えば』もドーネン監督。こうした偏りを本当は出してほしくなかった。4本しか紹介できないのに、そのうち2本がアステア主演作というのもなぁ……。

 寝る前にメルマガを少し進める。続きは明日だ。

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2004.08.15

記録は40日でストップ

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 朝から雨で肌寒い天気。これで真夏日の連続記録は途切れるだろう。少しホッとするような、少し残念なような、複雑な気持ち。でもこうして「後進に道を譲る」のもいいかもね。でも観測史上初と言われるこの記録が破られる日は、僕が生きている内にやってくるだろうか。

 午前中はCS。礼拝後は先週紛失したという帽子を探して、礼拝堂の中、受付を調べ、さらに有楽町のドトール、ビックカメラの映画館、銀座伊東屋などを訪ねて回る。遅めの朝食を京橋のはなまるうどんで食べる。午後は築地で読書感想文と工作の手伝い。帰宅は5時過ぎ。

 P誌の原稿を直し、メルマガの原稿を何本か入稿。スライド本棚の値段をあちこちのサイトで調べたのだが、以前手に入れたカタログと価格に差があるため、これは明日JICに電話をしてみるつもり。引っ越し業者も手配しなければ。NTTにも電話して、室内配線の手続きをしなければならない。

 今週は仕事の目星を付けて、来週は引っ越し準備に忙殺されそうだ。留守電の子機だけを追加購入することを考えたが、本体と子機をセットで購入するのと値段が変わらない。これは新しい電話機に買い換えてしまった方がいいかな。

 図書館で映画『アイアン・ジャイアント』の原作「アイアン・マン―鉄の巨人」を借りてくる。映画とはずいぶん違った雰囲気。この原作は現在絶版のようだ。映画も新しいDVDが出るので、旧盤を持っていながら「ほしいな~」なんて思っている。

 夜は柔道の決勝と福原愛の初戦をテレビ観戦。なんだかんだ言って、僕もオリンピックを見ているなぁ……。

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心優しい、鋼鉄の巨人

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2004.08.14

東京湾大華火祭

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 午前中は少しゆっくり起きて、昼前から錦糸町の新しい部屋へ寸法を測りに行く。一番心配だったのは洗濯機が入るかどうかだったのだが、これは何とかなりそうな様子。自分の仕事部屋のレイアウトなども何となくできて、これで一安心。あとは引っ越し業者を頼むだけだ。食事を済ませてから駅ビルのヨドバシカメラで冷蔵庫を購入。ようやく念願の大型冷蔵庫(たかだか300リットル規模だが)を購入。これで料理の作り置きが楽になる。ご飯もたくさん冷凍しておける。嬉しい。こんな喜び方、まるで主婦みたいだな。

 どっちの料理ショーで紹介していたベトナム料理屋を探したのだが、地図がうろ覚えで見つからなかった。これは次回のチャレンジにしよう。

 帰宅して少し仕事の整理をしたところで、晴海の花火大会が始まったのでぼちぼちと歩いていく。勝どきの新島橋あたりで8時頃まで見物。最後まで見ると道がひどく混むことは経験済みなので、花火の音を背中に聞きながら月島に戻る。三平で夕食を兼ねて飲もうかというあたりで、最後の花火が打ち上がり、周囲のマンションなどからも「おおお!」という感動と賞賛の声。

 三平では三平風塩焼きそばというのを注文したのだが、味のアクセントとしてイカの塩辛が入っているようだ。お新香をおかずにして、最後は白いご飯で締める。これじゃ太るはずだ。この店は何を注文してもそこそこ美味いので、よく利用してきたお店。でも遠くからわざわざ通うのは大げさすぎるので、引っ越したら利用しなくなってしまうと思う。ちょっと残念。次は錦糸町で美味しくて雰囲気のいい店を見つけなければ。(探せばありそうだけどね。)店のレジに、この店が紹介されている本が紹介されていた。

うまい居酒屋の歩き方
木村 暁朋


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僕はクレーマー

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 午前中に映画の感想を半分ぐらい書いたところで、午後から試写に出かける。ところが1時からの試写は数分遅刻して観られなくなり、とりあえず3時半まで時間を潰すことに。最近1時からの試写に「ちょっぴり遅刻」というのが非常に多い。ぶったるんでいる証拠だ。でもなかなか改まらない。今日は間に合うはずだったんだけど、エレベーターが工事中で使えず、マンション最上階の部屋から階段で下りる羽目になったのは痛い。でもこんなこともあらかじめ予告されていることなのだから、気を付けていなかった自分が悪いのだ。自業自得。誰にも文句は言えない。

 時間が大幅に余っていたので、三井住友銀行で通帳の記帳をする。通帳が一杯になったのでカウンターで繰り越し手続き。ついでに新しくできたWEB通帳に切り替える方法を尋ねたところ、奥にある別のカウンターで尋ねてくれとのこと。番号札をもらって順番を待っていた時、案内の女性が来て、届け出の印鑑がないと手続きできませんとの説明。こちらはそのつもりで銀行に来ているわけではないのでいちいち印鑑の持ち合わせなどあろうはずもなく、仕方ないから帰ろうかと腰を上げる。

 しかしこの日は前日の不動産の契約で実印を持っていたこともあり、変更がダメなら新規で口座を作ろうと考えた。身分証はいつも保険証を持ち歩いているのでこれを使えばよい。新規ならどうぞと窓口に案内されたのだが、今度はそこで、僕が既に三井住友に複数の口座を持っているため、新規口座が開設できないという話になった。じつは僕は、旧さくら銀行の築地支店と、旧住友銀行の新宿支店に口座を持っている。これが2銀行の合併でひとつになったため、結果として三井住友に2つの口座を持つ人になってしまったのだ。

 銀行合併は僕の責任ではないし、僕自身は「さくら」と「住友」と取引があっただけで、「三井住友銀行」とはまったく新規の取引になるのだから口座を作らせてくれてもいいではないかと言ったところ、困った窓口の女性は上司らしい男性行員とバトンタッチ。この時点で2時頃になっていたのかな。3時半までの試写にはまだたっぷり時間があるので、しばらく銀行員と押し問答している時間はあるだろうと踏んだ。これが大間違いのもと……。

 担当が変わったので、目の前の男性行員にまた最初から説明。旧さくら銀行からの流れで三井住友銀行を利用しており、現在はインターネットでの利用も可能な状態になっていること。通帳はほとんど使わないので、特典の多いWEB通帳に切り替えたいこと。届け出の印鑑を持っていないと切り替えができないとのことなので、新規にWEB通帳の口座を作りたいこと。男性行員の返事は、すべてに対して「申し訳ありませんが、それはできません」とのことだった。

 僕が一番腑に落ちなかったのは同一銀行で3つ目の口座を開設できないという点。銀行は利用者に断りなく勝手に合併し、その結果として、僕は住友とさくら両行に1つずつしか口座を持っていなかったのに、結果として複数の口座を開設していることにさせられてしまった。銀行の都合で僕の口座は増えたのだ。それなのに、銀行は僕が自分でいくつも口座を開設しているものとして扱う。これがまずはひどい話なのだ。三井住友は1個人につき2つの口座までしか開設できないと言っているが、僕は東京三菱に3つの口座(本店・築地・日本橋)を持っている。同じことがなぜ三井住友にできないのかは謎。あるいは今は、東京三菱でも同じような決まりになっているのかもしれないけれど……。

 いずれにせよ、銀行合併で個人の口座が勝手に増えていくというのは困ったものだ。今度東京三菱とUFJが合併したら、僕は東京三菱の3口座とUFJの2口座を合わせて、5口座をひとりで保持することになってしまうではないか。もうややこしくってたまりません。まぁ解約すれば済むことだけどね。

 で、そんなこんなの押し問答でそろそろ3時になるというところ。僕は試写の時間があと30分後に迫っているので、そろそろ帰ろうと思っていた。でも「だめです」「そうですか」ではしゃくなので、銀行員に今後どうすればWEB通帳に切り替えられるのか、その手順について再確認してほしいとお願いした。すると「少々お待ちください」と席を外した行員は10分ほどしてから戻り、「キャッシュカードと暗証番号があれば、通常の通帳からWEB通帳に切り替えられます」と言い出したのだ。ついさっきまで「絶対にできません」「手続きに日数をいただきます」と言っていたものが、ほんの10分で正反対のことを言い出した。僕はこれにカチンと来た。じゃあこれまで1時間半続けていた押し問答は何だったの? お客を無駄に1時間半も待たせたあげく、「できません」「絶対に無理です」「本日はお帰りください」と言っていたことが、「やっぱりできました」で済んじゃうものなの? この時点で3時15分。もう試写は間に合いそうもない。で、僕は完全に憤慨モードに突入した。「あなたじゃお話になりません。上の人を出してください」ということになる。

 出てきたのは京橋支店のM支店長と、東京中央ブロック・お客様サービス担当のN次長。2階の応接間に通されてからこれまでの経緯を説明し、実際にはすぐ手続きできることを1時間半に渡って「できない」と言い続けていたのはひどいのではないかと抗議する。先方は「まことに申し訳ない」「行員の教育が不徹底だった」と平謝り。「口先だけで誤られても困る。銀行として誠意を見せてほしい」と言ったところ、その場では結論が出ないとのことなのでこれは後日また改めて、支店長がうちに挨拶に来ることになった。さてどうなることか。

 ちなみに僕は東京三菱銀行相手にも、視点の統廃合に関してクレームを付け、支店長を自宅に呼びつけてわびさせたことがある。銀行相手に、なぜ僕はこうも憤ってしまうのか。その理由は不明。何か無意識のコンプレックスがあるのかもしれない。

 というわけで銀行を出たのは4時過ぎ。2本目の試写も観られなくなってしまい、夕方からはテレビ番組の収録もあったので映画館で映画を観るというわけにもいかない。テレビ局のプロデューサーに電話して、6時からの約束を5時からにしてもらう。JRで浜松町まで出て、モノレールで天王洲アイルへ。そこでプロデューサーと落ち合ってから会社へ行く。撮影が始まったのは結局5時半頃から。小さな会議室で、カメラを据えっぱなしにして映画について語る。全部で20本ぐらいの映画について、あれこれ語っていたのかな。1タイトルにつき2分ぐらいなのだが、最後の方は声がかれてきた。エアコンの音がうるさいので撮影中はエアコンを止めてしまい、部屋の中がやたらと暑くなるのも参った。

 結局これがすべて終わったのは9時頃。最初は「2時間ぐらいです」と言われていたのだが……。この後、Kプロデューサーと駅近くのさくら水産で夕食を兼ねて少し飲む。

全証言東芝クレーマー事件―「謝罪させた男」「企業側」
前屋 毅

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結局この事件の本質は何だったのか?
是非読むべし!!

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2004.08.12

マンションの契約

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 午前中から試写を1本観ようと思っていたのだが、部屋を出た際、不動産屋に持って行く書類や印鑑などを持って出るのを忘れたため取りに戻らざるを得ず、午前の試写はまた後日に回すことになった。とりあえずオークションで売り払った文庫本を郵便局から発送し、スーパーで買物してから部屋に戻る。

 じつは先日ふとマルシンハンバーグのことを思い出し、「昔はよくCMを見たけど、今でも売っているのかなぁ」と気になりはじめていた。インターネットで調べるとすぐにマルシンフーズのHPが見つかり、ファンサイトもいくつか見つけることができた。まだ売っているのだ。しかもマルシンフーズの本社は東京都月島3丁目。すぐ目と鼻の先ではないか。じつは昨日月島の大きなスーパーで探した時は見つからず、この日の朝、近くのスーパーで探すとすぐに見つかった。早速買って帰る。3個パックで225円。

 僕自身は子供の頃にマルシンハンバーグをちょくちょく食べていたわけではないが、ハンバーグの原風景としてはやっぱりマルシンハンバーグなのだ。テレビでちょくちょくCMを流していたのだ。昼ご飯のおかずとして早速焼いて食べてみたけれど、それなりに美味しい。挽肉から作るハンバーグとは別物として、これはこれでOKという味。これからもそうしょっちゅう買うものではないと思うけれど、時々買って食べてみようかな。

 12時過ぎに部屋を出て、錦糸町の不動産屋へ。そこから車で亀戸の不動産屋に移動し、今度借りるマンションの契約を済ませる。途中銀行に立ち寄って契約のためのお金を引き出したが、100万円を越える札束をつかんでもあまりドキドキしなくなったなぁ……。以前Macintoshを購入した時、80数万円を握りしめて販売店に行った時は興奮したけど。今回は目に見える何かを購入するのではなく、部屋を借りる権利の問題だから興奮しないのかな。右から左に消えていくお金だし。

 帰りは亀戸の駅で不動産屋と別れて、近くをぐるりと見て回る。有名な亀戸ぎょうざの場所を確認したり、サンストリートを見に行ったり。その後簡単に食事をしてから、JRで東京駅まで出る。3時半からメディアボックスで、秩父事件を映画化した『草の乱』の試写。農民が蜂起して町になだれ込んでいく場面はすごい迫力。しかし事件の背景や各人物のキャラクターが描き切れていない。2時間の映画で多視点的に物語るには、あまりにもスケールの大きな事件なのだ。これは周辺のキャラクターもふくらませながら、年末年始のスペシャルドラマなどで扱うテーマかもしれない。

 夕方から赤坂のテレビ制作会社でムービーストアの次回収録分(最終回を含む)の打合せ。ディレクターが僕のメーるした作品リストを確認しておらず、僕は一体何のためにこの打合せに参加したのかまったくわからない。僕にとっては意味のない2時間になってしまった。こんなことなら途中で帰ってしまえばよかった。帰りにプロデューサーのKさんと食事。明日はKさんと別の仕事があるので、その打合せなど。

ガイドブック秩父事件
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2004.08.11

インタビュー記事の面白味

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 朝から丸1日かけて佐藤忠男インタビューの記事を作る。インタビュー時間が長くなったため話題があちこちに広がり、どれもそれなりに面白い話だったために、どの部分を記事にするかで悩む。面白いところをつまみ食いしようとすると、話の脈絡がなくなって記事がつながらなくなってしまうのだ。取材メモや録音などをもとに言葉を拾っていくのだが、どうにも形にならないまま時間ばかりがかかってしまう。今日も試写の予定は取り消しで、これにかかりっきり。

 インタビュー取材は映画評を書くのとはまったく別種のスキルが必要な仕事だと思うのだが、これはこれで僕にとっては楽しい仕事だ。まず、こうした機会がなければ会えない人に直接会い、ずけずけといろいろなことが尋ねられるというのが面白い。取材でメモを作り、それをもとにして原稿を作るという作業も楽しいものだ。30分なり1時間なり、それなりに時間をかけて話してもらった内容は、脱線も含めてかなりの分量と密度になる。それを数百文字の原稿に圧縮していく過程で、内容をふるいにかけて、原稿の目的にあった内容だけを残していく。

 インタビューで話された内容は必ずしも論理的ではないし、理路整然ともしていない。そこで取材メモをもとにして、話された内容を「編集」していく。ばらばらな素材をコラージュして、大まかなストーリーを作っていくわけだ。インタビュー記事を書く時に一番面白いのはここだと思う。この過程ではインタビューの冒頭で話された内容をわざわざ記事の最後に回したり、中盤で一番盛り上がった部分をカットしたり、別の部分で話された言葉を違う文脈に挿入して補強したり、インタビュー素材の切り貼り作業が続く。素材はあくまでもインタビューで話された取材相手の言葉なのだが、このあたりはもはや記事を書く側の創作活動に近い。

 僕はインタビュー取材にほとんど録音機を使わないのだが、今回はCLIEのボイスレコーダー機能を使ってみた。これはあくまでも補助的なものだが、結論から言えば録音はあった方が助かる。しかしCLIEのボイスレコーダー機能はまったく使い物にならない。インタビュー取材に使うなら、専用のICレコーダーがあった方がいいだろう。特に長いインタビューを文字に起こしていく場合など、CLIEではまったく役に立たないと思う。CLIEは音を録って再生するだけで、早送りも巻き戻しもできない。これではとてもではないが、言葉を文字に拾えないのだ。

 しかしそれでも、録音はあった方が安心できる。僕がインタビュー記事を書く時に一番大切にしているのは、話している内容以上に、話している人の「口調」を再現することだ。その人は自分自身のことを「僕」と呼んでいるのか、それとも「わたし」か「自分」か。話し方全体の調子は丁寧か、荒っぽいか、親しみが持てるか、少しよそよそしいのか。現場で耳でつかんだこれらの雰囲気は、やはりメモだけでは残せない部分がある。録音を聞くと、それが一発で蘇るのだ。

 今後インタビューの取材が増えるようなら、ICレコーダーを購入してもいいんだけどね。それなりに高価な買物なので、ただ買ってもまったく意味のない買物になってしまう。ICレコーダーに取材メモを吹き込んでおくような習慣もないし。あちこちに「インタビューやらせてくださいよ~」と声をかけてみるというのもひとつの方法ではあるけれど。

 ネットで調べてみると、最近のICレコーダーはPCと連動して、音楽プレイヤーのようにも使えたりするのですね。でも僕、外出先で音楽を聴く習慣も皆無なんだよなあ……。やはりインタビュー取材を増やそうか。などと考えながら原稿を仕上げてメール入稿。

 昼頃に宅急便で荷物が到着。ネットで注文していた「最驚!ガッツ伝説」「言いまつがい」が到着する。昨日注文して今日届くんだから早いよな。なぜこんな本を注文したかというと、僕は最近笑いに飢えているのだ。「ガッツ伝説」は早速仕事の合間に読んでしまったが、クスクス笑いが絶えない好読み物だった。でもこれで千円かよ。コンビニなどでもよく見かける本だけど、これは笑うための「実用書」として使われているのだろうな。「言いまつがい」はもう少し時間をかけてチビチビ楽しむつもり。

 劇場スケジュールがらみで新しい仕事を引き受けたのだが、立ち上げ時点でものすごく負担が大きいのが少し心配。来週は試写がほとんど観られないかもしれない。引っ越しの準備と重なってしまったのが最悪。でもまとまったお金になるからなぁ……。

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2004.08.10

断水もまた楽し

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 マンションの工事で昼間は断水するとのこと。ポットに飲み水を入れて冷蔵庫に入れたり、風呂に水を少し張っておくなど、水が止まっても困らないようにしておくのに大わらわ。10時に水が止まるとの予告だったが、結局本格的にストップしたのは昼頃になってから。水が止まるとトイレを流すのも食器を流すのもくみ置きの水でまかなわねばならず、これはこれでキャンプみたいで楽しいかも。自分が普段いかに水を無駄にしているかもよくわかる。水なんて、本当はほんのちょっぴりあれば、たいていの用には足りるのだなぁ~。

 しかし夕方5時過ぎに水が戻ってくると、ここぞとばかりに水をじゃぶじゃぶ使って食器を洗い始める。やっぱり水はふんだんにあった方がいいね。もちろん節約は節約で大事だけど。これで1日だけの節水生活はおしまい。たまになら、断水もいいかも。

 メルマガが水曜日発行なので、とりあえずメルマガの編集作業。その後は試写のスケジュールを整理したり、映画の感想で残っているものを書いてしまったり、細々とした作業を続ける。

 冷凍してあった鶏肉と豚肉を圧力鍋で煮る。手羽元を鍋にばらばらと入れ、1.5センチ厚に切った豚バラ肉と一緒に一度下ゆでしてアクを捨て、その後かぶるぐらいの水から圧力をかけて20分。この時、塩とみりんと焼酎(ホワイトリカー)を少々入れておく。その後は自然に圧力と温度が下がるまで放置。その間、僕は1時間半ほど昼寝。鍋のフタを開けると肉はふっくら煮上がっている。スープを別容器に取り分けて、肉をソバつゆで味付けする。仕上げにみりんを入れて照りを出す。これは美味かった。バラ肉も軟らかく煮えている。時間をかけてさましたのがよかったのかな。

 夕方から試写を1本観ようと思っていたのだが、部屋を出るのにもたついてしまい諦める。そんなわけで今日は映画なし。月島にある区役所の出張所で住民票と印鑑証明を取得。小銭を持っていなかったので難儀したが、なんとか1通ずつ手に入れた。(財布の中にお守りがわりに入れていた千円札を使った。)その後図書館に立ち寄り、CDを何枚か借りてくる。

 借りてきたCDではビートルズの「1」やサンバのベスト盤もよかったが、一気にはまったのは「世界のマーチ」という2枚組CD。僕は中学校時代にブラスバンド部だったことがあり(1年生入学から2年生の途中まで)、マーチを聴くと血が騒ぐのだ。「雷神」「旧友」「士官候補生」「錨を上げて」「美中の美」「ワシントン・ポスト」「双頭の鷲の旗の下に」など、古典的な行進曲を聴くと懐かしいなぁ~と思う。中には自分で演奏したことがあるものも。レコードやCDの演奏ではわからないけれど、ブラスバンドは生で聴くとものすごい迫力なのだ。おそらくはみんなあれでブラスバンドにはまってしまうんだよな。

 というわけで、図書館の資料を検索してしばらくはブラスバンドやマーチのCDを借りまくろうと思う。(ほとんどが廃盤になっているので、AMAZONでは手に入らないのだけれど。)

マーチのすべて
行進曲


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2004.08.09

佐藤忠男インタビュー

Photo Diary

 映画の感想を3本書いたのだが、サイトにうまくアップロードできないのでそのまま放置。JUGEMにアップロードしている画像ファイルも、表示にやたら時間がかかるのには参る。これではブログに写真を入れていても、かえってイライラするばかりではないか。2ちゃんねるでJUGEMの板を見たら、優待コースのユーザーは制限をかけてわざと表示速度を遅くしているのではないかという話が載っていた。まさかそんな面倒くさいことをするとも思えないが、そんな憶測が生まれるぐらいに表示が遅いのだ。

 遅いのはココログも同じで、夜中には記事の更新や投稿に数分の時間がかかるのが当たり前になっている。ブログ人気でユーザー数が増えているのはいいことだと思うが、それによってユーザーのストレスが増すのでは意味がない。いずれユーザー数の増加とサーバーの増強が釣り合って、ストレスのない環境になるとは思うけど……。

 午後は3時過ぎに部屋を出て、飯田橋のU出版応接室で佐藤忠男さんのインタビュー。最新刊「誇りと偏見―私の道徳学習ノート」にからむP誌のためのインタビューで、1時間の予定が2時間ぐらい話を聞くことができた。名刺を持ってくるのを忘れてしまい、編集者のAさんに自分の名刺を借りるという失態を演じる。これじゃ記者失格だよ。

 インタビューで出た話題は多岐にわたったのだが、途中でポロリと飛び出した「今は映画の本が売れない。千部か2千部しか売れない」という言葉には愕然とした。まぁそんなものだろうとは思っていたけれど、大ベテランの佐藤さんレベルでもそれじゃあ、無名の僕なんて今後どうすりゃいいのかね。やはり紙の本はもうダメなのかも。じゃあウェブに未来があるかというと、そこは暗中模索状態なんだけどさ……。

 佐藤さんは「本屋には道徳の本という棚がない」と言っていたけれど、それは確かにそうかも。道徳についての本がまったく出版されていないわけでもないのだろうけれど、道徳というのは今の日本でもっとも流行らないジャンルなのかもしれない。でも「愛国心」とか「心の教育」とか「教育基本法改正」とか言っているのに、「道徳」についてまったく何の議論もしなくていいのかな。佐藤さんの本には特にああしろこうしろという徳目の押しつけはないのだけれど、道徳について考えることの手引きにはなる本だと思う。書かれている内容について僕なりの賛成反対もあるけれど、それはそれとして、これを機会に道徳について考えましょうか……という気分にはさせてくれる。

 取材のあとは、編集者とカメラマンの3人で編集部近くのタイ料理店へ。ビールを飲みながら、主として映画の話。次の号の話もなんとなく決まり、9時過ぎに解散。月島まで戻ってコンビニでぴあを買ったら、今週はお盆のせいか2週分掲載だった。

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2004.08.08

オークションの結果

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 午前中はCS。分級はなかったが、再来週の夏期学校について説明会があったため、終わったのは10時半頃か。その後、有楽町のドトールや銀座伊東屋に立ち寄る。昼食は銀座の沖縄料理屋でランチ。その後帰宅。

 途中、100円ショップに立ち寄って小さなピルケースを買う。これにバファリンとタイレノールを入れて持ち歩くためだ。少し前にももう少し大振りのピルケースを買っていたのだが、結局持ち歩く薬の分量などたかが知れているため、それでは大きすぎた。今回は一番小さなものを買ったが、それでも大きい。大きなポケットにバファリンが6錠、小さなポケットにタイレノールが10数錠入る。バファリンは1錠ずつ封に入っているが、タイレノールはむき出しの錠剤なのでたくさんはいるというわけ。実際に利用する際も、タイレノールの方を使うことが多いと思うのでこれはこれでOK。タイレノールは空腹時でも飲めるしね。

 少し昼寝してから仕事をいくつか片付ける。ただし映画の感想など、大きなものはまったく手を付けられない。とりあえず明日はインタビューがあるので、そのために本を読むのが先決か。本は少し残して早めに就寝。残りは明日。まったくギリギリだなぁ……。

 オークションに出していた花火大会の整理券がすべて売れた。やはり1枚3千円ぐらい。落札時期をもっと早い時期に設定しておく方がよかったと反省。来年に機会があれば、今度は大会当日の1週間前には落札者に券が送られるようにしておきたい。その方が落札者も安心だもんね。

 ここ何週か「新選組!」を見逃している。番組録画用にDVDレコーダーがほしいけど、はたして「新選組!」以外にどの程度「録画してまでも見たい番組」があるのかは不明。ハードを買うことでソフトのニーズが発生することも考えられるけど、実際はどんなもんなんでしょう。ちなみに僕は、オリンピックにまったく興味なし。スポーツもほとんど見ない。映画もテレビでは見ない。新聞を取らない人種なので、ニュース番組や報道番組を録りためて夜にまとめて見るという使い方はあり得るかもしれないけど……。

 DVDレコーダーはまだまだ高いという印象があったのだが、実際に値段を調べてみると5万円ぐらいなのかな。さほど高いものではないので、現在のDVDプレイヤーを買い換えるつもりで買ってしまってもいいのかも。でも僕、LDも持っているからコンパチプレイヤーもほしかったりするんだよなぁ……。

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2004.08.07

にわかサッカーファン

Photo Diary

 午前中は仕事の整理をしてから、晴海のJICに出かけて丸伸のスライド本棚BOOKMANのチェック。同じ寸法で値段が違うものがあるのだけれど、どこがどう違うのか、実物を見てもよくわからなかった。よくわからないなら、安い方を買えばいいということか。本棚にはホコリが入り込むので、できれば扉付きのものがほしい。専用の書庫などがない身では、本棚自体に扉を付けて小さな書庫にする方が経済的かも。

 昨年閉鎖した晴海の東京ホテル浦島は取り壊し中なのか、外側をすべてパネルで覆っていた。これがクリストの梱包芸術か、はたまた「ガンダム」に登場するホワイトベースか……という雰囲気。跡地は何になるのだろうか。

 晴海のトリトンスクエアで昼食を取ってから帰宅。少し昼寝をしてから夕方起き出し、少し仕事らしきことをする。夜はテレビでサッカーのアジア杯決勝戦を観戦。中国人サポーターの反日行動が話題になっていた因縁の試合ということで、いつもはサッカーなど観ない僕も興味があった。先取点を取った方が圧倒的に有利になる試合だと思ったが、日本はうまく先制した。しかし中国もすぐに点を取り返す。なかなかいい試合。

 しかし中国チームの動きは後半になって急に悪くなる。前半は日本チームの前に分厚い壁となって立ちふさがっていたのが、後半はスカスカになってしまった。その間隙を抜いて日本チームは後半に2点を取得し、最終的に3対1で快勝した。日本って強いのね。知りませんでした。不勉強なことです。l

 それにしても、中国の反日行動はすごかった。中国が反日になるのは教育のせいであることが明らか。冷戦終了後に一方で民主化や経済の自由化を進めつつ共産党一党独裁を守るためには、共産党独裁を正当化する強力な理由付けが必要だったということだろう。中国共産党にとって自分自身の存在を正当化できる理由は、「日本軍を破って中国を開放した」という過去の歴史しかないに違いない。かつての日本支配がいかに悪辣非道であったかを強調することが、それを追い払った共産党の正当性を引き立てることになる。中国の反日教育は、裏返しの共産党礼賛教育に他ならないのだ。

「反日」で生きのびる中国 -江沢民の戦争
鳥居 民

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2004.08.06

新しい仕事の準備

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 午前中はメルマガの編集と入稿。さらにAMAZONのリンク作りなど。映画の感想は手つかず。午後は1時から試写を観るつもりで出かけたが少し遅刻してしまう。これはまた後日。最近こういう「ちょっと遅刻」というのが多い。どうもだめだ。たるんでいる。わずか1,2分の遅刻で、2時間近い時間をパーにしてしまうのだからアホらしい。わかってはいるのだけれど、なかなか改まらない。

 しょうがないので本屋に行く。先日P誌編集部から依頼された書評インタビューのための本を購入。佐藤忠男の「誇りと偏見─私の道徳学習ノート」。映画批評の本ではないが、映画批評にからむ話も書いてある……という本。これ1冊だけ読んでインタビューなんてできるのかちょっと不安も。

 3時半から有楽町にあるT社を訪問し、9月から始まる新しい仕事についての打合せ。これで毎月数万円の収入アップになると思うが、テレビ番組が抜けた穴を埋めるのは難しいなぁ……。それに資料を集めるために、各映画会社に挨拶に行かなければならないかも。これは作業をシミュレーションする必要がある。一通り仕事の話が終わったあとは少し雑談風に、新しい仕事についての意見交換。

 食事をしてから松竹で『マイ・ボディガード』。デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングが共演したサスペンス映画だ。『コール』でケヴィン・ベーコン一味に誘拐されたファニング嬢が、今回も卑劣な誘拐犯の手に落ちる。内容的にはかなりハード。監督はトニー・スコット。

 映画のあとは歩いて帰宅。途中で買物をしながら帰ってきた。買ってきたシュウマイなどをつまみに酎ハイを飲む。最近また体重が少し増えているのは、こうして飲むことが増えたことが原因だろうなぁ……。

誇りと偏見―私の道徳学習ノート
佐藤 忠男


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2004.08.05

ネットワーク歴12年

Photo Diary

 ニフティから「入会12周年おめでとうございます」というメールが届いた。今からちょうど12年前の8月5日に、僕はニフティサーブに入会したということらしい。僕のニフティ歴はそのまま僕のネットワーク歴に等しいので、僕はネットワーカー生活12年ということだ。12年前はまだインターネットに接続できる環境ではなく、パソコン通信だった。ホームページなどなくて、フォーラムの利用がほとんどだった。でもネットを介した人間同士のコミュニケーションという意味では、今より濃密だったような気がする。

 当時はネットの中に、実社会にはない理想のコミュニティを作れるのではないかという幻想を皆が持っていたように思う。そこから出てきたのが「グローバルビレッジj」とか「ネチズン」という言葉なのだが、これらは既に死語になっている。ネット人口が爆発的に増えることで、ネットの世界も実社会と差がなくなってきた。もっとも僕は人生の3分の1ぐらいをネットと一緒に生きているわけだから、僕自身の中でネットが日常化してきたということなのかもしれないけれど……。

 午前中に映画の感想を書き、その後は映画瓦版のトップページの改造作業。コピーを作って作業しているのでまだ本体には反映されていないが、メニュー部分を少し横に広げて、商品紹介の欄をひとつ作ろうと思っている。ただしこれが、なかなかうまく行かない。テーブルとCSSを組み合わせているのだが、まだまだ勉強不足でどうにもならないのだ。とりあえず試行錯誤しながら、近日中の完成を目指すつもりでいる。

 午後は試写。1時から松竹で『スクールウォーズ HERO』。これは素直に面白く観られたし、感動的でもあった。今時こんなにストレートな学園青春ドラマが作られて、しかもしれに感動してしまうというのはちょっとすごいかも。登場する若い俳優たちに「昭和」のにおいはほとんど感じられないが、それを差し引いてもいい映画だと思う。照英が意外にいいのだ。逆に意外にダメなのは和久井映見。『丹下左膳』もそうだったけど、彼女は演技勘をまだ取り戻せずにいる。芝居がぎこちない。緊張感が映画を観ている側にまで伝わってきてしまう。ちょっと痛々しい。

 2本目はメディアボックスまで歩いて『17歳の処方箋』を観る。『17歳のカルテ』にタイトルが似ているのは、あまりにも工夫がなさ過ぎる。映画としてはコメディにもなりきれず、シリアスな映画としては跳ねすぎた中途半端な作品に思えた。いい場面も多いんだけど、全体のイメージは散漫な感じ。

 簡単に食事をしてから六本木に移動し、GAGAで『ニュースの天才』を観る。アメリカのジャーナリズムの厳しさを思い知らされた1本。ジャーナリズムの世界を描く実録映画としては『大統領の陰謀』が有名だけれど、この映画はそれをかなり参考にしているという。ただし『大統領の陰謀』は真実を報道しようとするジャーナリストたちの物語。『ニュースの天才』は真実を捏造したジャーナリストの物語だ。若い記者の嘘が徐々に暴かれていく過程はスリリング。

 留守電に不動産屋からメッセージが残っていた。錦糸町のマンションを借りるめどが付き、賃貸契約は8月21日からになるという。契約書類などの提出は14日。僕は8月一杯で今の部屋を出ることにしているので、契約が決まってからあとは一気にバタバタしそうだ。引っ越し業者の手配もしなければならないし、インターネット設備の引っ越しも手間がかかりそう。たぶん次もADSLになると思うのだが、開通まで少し時間がかかるだろうしなぁ……。

 銀座に出て「ムービーストア」のKプロデューサーと打合せを兼ねて飲む。Kさんは体調をくずしていたそうで、一緒に飲むのは久しぶり。だいたい忙しすぎるのだよな。今の番組はとりあえず9月までなので、それ以降どうするかが僕には非常に問題。新しい仕事の企画などに水を向けても、Kさん本人はあまり乗り気ではない様子。なんだかのれんに腕押し。映画の仕事に限らず、僕としては何でも引き受けるつもりなんですけどねぇ……。11時頃まで飲んで帰宅。アスピリンを飲んで寝る。

 クーラーがタイマーでオフになった途端、暑くて寝苦しくて目が覚めてしまう。扇風機をかけていなかったのがよくなかった。再びクーラーを入れ、扇風機をかけて横になっていると突然の地震。かなり揺れて、部屋の棚などが倒れるのではないかと思うぐらいだった。あ~、驚いた。

スクール・ウォーズ―落ちこぼれ軍団の奇跡
馬場 信浩

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この本で人生が変わりました!
映画化に寄せて(祝)
教育の原点がここにある

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2004.08.04

隠し剣 鬼の爪

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 午前中から午後にかけて映画の感想を書いてホームページを更新。さらにココログを使って、試写状のホームページを作る。これはまだ映画瓦版本体とリンクさせず、もう少し内容が整ってからにしようと思う。ココログはベーシックからプラスにアップグレードした。これはデザインの修正しやすさよりも、フォトアルバム機能を使って、スキャンした画像を整理したいからだ。1ヶ月分ずつひとつのフォルダーに整理して、3~4ヶ月たったら消していくことにしたい。これでだいたい、試写状到着から映画公開までは持つと思う。全部を掲載し続けても仕方がないし、ブログの容量がいくらあっても足りないので……。

 いずれにせよこれをココログ・プロにまでアップグレードするつもりはないので、50MBという容量でまかなえるだけのコンテンツに収めておきたい。(同じドメインでさらに別のコンテンツのアイデアがあれば別だけど。)ちょっと作った感じでは、いい感じだ。でもこれは、試写状のデザインによるのだと思う。

 午後は東京国際フォーラムで『隠し剣 鬼の爪』の記者会見と完成披露試写。4時からホールDで監督とメインキャストの記者会見。僕は記者会見などの取材をほとんどしないのだけれど、今回も取材というよりは、松竹がものすごく力を入れている秋の大作のお披露目を、実地に体験するという気持ちの方が大きいかも。この記者会見のあとは、ホールAでの大規模な完成披露試写が控えている。とりあえず僕は記者会見のあと一度会場を出て食事し、その後再び会場に戻ることにした。

 ホールAでの試写は午後7時から。入場は6時からだが、受付はその前から始まっていたので少し早めに済ませておく。僕の席は1階14列43番だった。わりといいポジション。ステージの上にはオーケストラの席がずらりと並んでいる。7時を少し過ぎてからオープニングのセレモニーとして、冨田勲の作曲・指揮による「序曲」の演奏が10分ほど。オーケストラの人数は53人だとか。生演奏はすごい迫力だ。その後オケのメンバーはステージの床ごとオーケストラピットに下がって退場。記者会見のメンバーが再び舞台に立って、山田監督から簡単な挨拶。

 取材チームなどが一通り退出して映画が始まったのは、もう7時45分頃になってから。映画の上映時間は2時間11分なので、終了はほぼ10時頃。会場で一緒に映画を観ていた監督とスタッフに、観客から盛大な拍手があったのが印象的だった。

 今回試写を行うに際して、ホールには横幅22メートルの巨大スクリーンを設置し、全部で100本ものスピーカーを配置したという。しかしホールの残響があって、映画を観る環境としては万全と言えなかったのも事実だろう。これは機会があれば、映画館でも観てみたい作品だ。

隠し剣孤影抄
藤沢 周平

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今秋上映!隠し剣鬼の爪の原作もあります!

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2004.08.03

38回目の誕生日

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 38歳になった。なってしまった。37もそうだったが、38ともなるといよいよごまかしようもなく「中年」である。もうそろそろ、年を取るのを止めたいのだけれど、そういうわけにも行かない。いつまでも、若造でいたい。もしくは一足飛びに枯れたジイサンになりたい。中年はいやだなぁ。けちくさいミドルエイジ・クライシスである。朝のうちに弟から電話があり、「誕生日おめでとう」とのこと。あとはニフティから誕生日のグリーティングカードが届いていた。結局、今日この日に誕生日がらみで何かあったのはこれだけ。寂しいもんです。

 午前中はメルマガを仕上げて配信手続き。午後は1本目の試写に遅刻したので、その間にシティバンクで小切手の入金手続き。口座への入金は9月2日になるそうだ。その後は銀行と郵便局に立ち寄って、お金の入金手続きをしておく。

 3時半からメディアボックスで『愛の落日』という映画。これはマイケル・ケインがひとりで成立させてしまっている部分が大きい。ベテラン俳優の貫禄だ。メロドラマかと思ったら、途中からスパイ・スリラーになる。どうせなら最初からそれで売ればいいのに。グレアム・グリーンの原作も、映画公開に合わせて文庫化されるらしい。

 誕生日ディナーは吉野家の牛鉄鍋膳。その後TCC試写室で『完全なる飼育/赤い殺意』。映画の前に主演女優の挨拶があったが、映画はずいぶんと違った雰囲気だった。松田美智子の「女子高校生誘拐飼育事件」を原作としたシリーズの第5弾。こうなったら、今後もずっとシリーズを続けてほしい。

 映画の後はWさんと駅まで歩き、有楽町線の改札前で立ち話。Wさんも悪い人ではないんだろうけど、なんだかんだで紙媒体の人。紙媒体に対する時代遅れの幻想がある一方で、インターネットにはひどい偏見があって話が通じないところがある。

 使わない試写状をファイルして残していたのだが、これは引っ越しの際にすべて処分するつもり。残しておいてもきりがないのだ。かわりに、試写状をブログにしようかなと思いつく。画像が主体のブログになるので、容量が大きなサービスを選ばなければならない。どこがいいのだろうか。とりあえず、ココログを使ってひとつ作ってみようかな。

 映画瓦版のトップページを少し改造。時代劇フォーラムを消して(単に消し忘れていた)、読書日誌とDVD日誌へのリンクを作った。注目商品の紹介をどこかに置きたいのだけれど、どこにどう配置すれば目立って、なおかつうるさくないだろうか……。

女子高校生誘拐飼育事件
松田 美智子

おすすめ平均
タイトルは扇情的だ。
ストックホルム症候群に陥った少女

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2004.08.02

不正請求キター!

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 朝はなかなか起きられなかった。夜中に一度、身体が痛くて起きた。タイレノールを飲んで寝たのだが、朝になってもまだ身体があちこち痛い。寝ていてもしょうがないので起きあがってまたタイレノールを飲み、朝食を取る。午前中にメルマガの編集と入稿。その後、N誌の原稿を作って入稿。作業中にPHSに電話があり、「サイトの利用料金が未納になっているので払っていただけますか」との話。もちろん心当たりはなく、これが噂の不正請求ってやつか?

 そもそも電話をかけてきた時点で、相手先の名前を確認しないところからして怪しいし、具体的な金額をこちらが問いただすまで言い出さないというのも変だ。何度も「払ってくださるんですよね?」と言ってくるのは、まず相手に「払う」と言わせておいて、後はどんな理不尽な要求でも「さっきは払うと言ったじゃないか」「約束が違うじゃないか」と言いくるめるための作戦だろう。ちなみに電話をしてきたのは「三上よしのぶ」なる人物で、請求金額は58,200円、名目は「ログイン料金」だそうだ。「接続を海外に転送しているので料金が高くなってしまうんですよ~」と言っていたが、インターネットに距離は関係ないという基本的なことさえ、この三上氏にはわかっていないらしい。

 何度目かの「払ってもらえますよね」に対して、「それは詳しいお話を聞かせていただいてから」と答えたところ、何も言わずに電話は突然切れた。面白そうなのでこちらから折り返し電話したのだが、留守電になるばかりで本人は出なかった。残念。こんなことなら、「払います」と言ってみればよかったかも。

 インターネット利用料の不正請求が、なぜ「詐欺」にならないのか僕には不思議でしょうがない。話している内容は明らかに虚偽の作り話で、それをもとにして相手から金を引き出そうとするのだから、これはどう考えても「詐欺」ではないのかなぁ……。それにしてもこの不正請求。インターネットがらみの犯罪ではあるけれど、やっていることは思いっきりアナログであることを痛感させられた。

 午後はメルマガの仕事をしようと思ったのだが、身体の痛みも消えずに作業ははかどらず。結局この痛みは、アスピリンを飲んだら消えた。そうか、アスピリンか~。僕は頭痛には断然タイレノールが効くけど、身体の痛みはアスピリンという体質らしい。

 夕方頃からDVDで『続・夕陽のガンマン』を観る。面白いけど、これは長いなぁ……。以前テレビで観ている映画だけれど、その時はもっとテンポがよかったはず。たぶん半分以下に切ってたんだよな。

インターネット犯罪大全―決定版
紀藤 正樹


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2004.08.01

朝寝坊

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 午前中は朝寝坊してベッドでゴロゴロ。昼前に起きてスパゲティを作って食べる。買い置きのトマトがあったので、フレッシュトマトでソースを作った。缶詰のトマトで作るより酸味が強い。夏の味。ただし時間がなくて煮詰められなかったので、ちょっと水っぽかった。これは失敗。トマトを湯むきしたりする時間を、まったく考慮しないままパスタを茹で始めてしまったのが悪かった。

 午後は仕事を1本仕上げ、もう1本に取りかかったところで作業が煮詰まる。サンプルビデオなしに、映画作品の紹介を書くのは難しい。文字数が少なければともかく、それなりにあると何書けばいいのか……。これは明日回し。明日が締切なんだけどね。

 夕方から新宿に出て大塚家具のショールームへ。以前見て気になっていたスツールの値段を調べたのだが、意外と値段がするものなのですね。3つ買おうと思ったけど、これは最小限必要な2つ買うだけにしておこう。他の買物も含めて、大まかな予算を組んでおかなければならない。買物は減っているけれど、それでもかなりの出費になることは間違いなさそうだ。

 夕食は新宿のデパートでと思ったが、どこもすごい行列なので、ラーメン屋で簡単に済ませて帰宅。疲れた。

 東京湾大華火祭の入場整理券をオークションに出品する。元手はただなんですが、さて今回はいくらの値が付くだろうか……。

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