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2004.10.31

おかゆにはまる

 午前中はCS。帰りに駅前のリヴィンで買物してから帰宅。胃がまだ重い感じが残っているので、昼食はおかゆを食べる。冷凍ご飯をレンジで解凍して、文化鍋でコトコト。しみじみと美味い。これに気をよくして、夜は大きな文化鍋で米からおかゆを炊く。水加減がよくわからず少し固めに仕上がったが、こちらの方がご飯から作るよりはずっと美味しい。しばらくおかゆにはまりそうだ。

 映画の感想を書かねばならないのだが、これがまったく進まない。他にやらねばならない細々としたことが多すぎるのだ。雨が降っているので午後は外出を控えたものの、部屋にいたからとてまるで作業は進まない。金曜土曜で2本のテレビ録りを終えたら、なんだか急に疲れが出てしまった。

 今週の「新選組!」は油小路の戦い。藤堂平助死す。生きのびる道がありながら、それを潔しとせずに斬り合った平助の心情。見ているこちらも力が入った。平助の死も悲しいが、それよりも「あいつが逃げるわけないじゃないか」と言う沖田の表情に泣けてくる。自分より長く生きるはずだった友が、あっさりと死んでしまう不条理に、沖田は身もだえするのだ。喀血はその象徴的な表現だろう。

 東京国際映画祭のグランプリは『ウィスキー』に決まったらしい。これは僕が金曜日に見逃した映画だ。残念なことをした。それにしてももう10月もおわり。ああ、今年は1年が早いなぁ~。

毎日食べたいおかゆ
葛西 麗子

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2004.10.30

激漫ティービーの収録

 朝は少しゆっくり起きて、久しぶりに朝っぱらからご飯を炊く。小さな文化鍋でコトコトご飯を炊いて、小さな鍋で味噌汁を作って、おかずはあり合わせの(作り置きの)もの切り干し大根とか梅干しとか、そんなもの。でも炊きたてのめしはやはり美味い! 時間があれば、本当は毎日ご飯を炊いて食べたいところなんだけどね。でもそうもいかない。普段は冷凍ご飯だ。それはそれで美味いんだけど。(その時の気分で白いご飯と玄米が選べるのも冷凍ならではだ。)

 午後は1時から赤坂のスタジオで激漫ティービーのナレーション収録。今回から少しDVDコーナーのコンセプトが変わったのだが、それでも収録自体はまったく問題なし。NGも数回あったものの、わりとすんなり録音作業が終わる。ただ録音作業の最中にお腹が空いてしまい、お腹がキューキュー鳴り出したのには困ってしまった。あれはマイクで音を拾われているかもしれない。

 帰宅して遅めの昼食。その後は夕方から買い物に出て、卓上コンロや土鍋を買ってきた。少し部屋が広くなったので、寒い時期は鍋物をやろうという魂胆。今回は湯豆腐。豆腐とエノキ、それにハマグリを買ってきた。帰宅後、なんだか疲れているので少し寝る。少しどころかかなり寝る。起きたのは9時過ぎ。それから食事をして、お金の入力をして、日記を書いて……。映画の感想やスケジュール調整は明日だ。

 筒井賢治の「グノーシス―古代キリスト教の“異端思想”」を読み終える。この手の本の中では、おそらくもっとも読みやすかった1冊。この本を最初に読んでから、ナグハマディ文書や他のグノーシス関連の概説書を読んだほうがわかりやすいかも。入門書にはぴったりの1冊だ。しかしこの本は「キリスト教系グノーシス」について解説した本なので、新約聖書や初期のキリスト教史、キリスト教の正統派信仰などについてある程度の知識がないと、理解できない部分も多いと思う。

 しかしこの本にグノーシスの特徴として紹介されている「反宇宙的な二元論」というのは面白いと思う。この思想は、今の時代にこそスポットライトをあててもいい考え方ではないだろうか。「この世界のあり方は根本から間違っている」「この世界は自分にとって住み心地の良い場所ではない」「自分がいるべき場所が、この世界には存在しない」「自分自身の存在が厭わしい」。ひょっとしたら今の日本には、そんな気分をどう解消していいのかわからない人たちが大勢いるのだ。それをネットを媒介にした集団自殺以外の方法で回収する方法が、グノーシスの「反宇宙的な二元論」に隠されているかもしれない。

 グノーシス主義者やその教会に集まっていた人たちは、今から2千年近く前から「この世界は神の失敗作だ」「この世にはいいことなどひとつもない」と考えていた。そんな世界認識の中で、グノーシス主義者たちがいかにして生きていたのかに、僕は非常に興味を持つ。なぜ彼らは集団自殺せず、生き続けることができたのか。キリスト教系グノーシスの場合は、その秘密がやはり聖書や福音書の中にありそうな気がする。グノーシス主義者たちは聖書の言葉を「反宇宙的な二元論」の立場で読み替えることで、自分たちの生きる意味や意義を見いだしていたのだろう。ただしそれが具体的にどのようなものであったのかは、今となってはほとんどわからない。

 いずれにせよ、集団自殺しようとするような人たちに「世界は素晴らしい」とか「生きていればいずれいいこともある」などと言ってもおそらく制止する力にはならないだろう。(これは以前の日記にも書いた。)でも「世界はまるでダメなのだ」「まともな認識を持つ人間なら、死にたくなるのが当然なのだ」という気分に、反宇宙的な二元論は「そうだ。その通りだ!」と言うだろう。

 歴史的なグノーシス思想の解説書ではなく、今の時代に合ったグノーシス主義の手引き書があると、一定の読者を掴めるような気がする。精神世界系の軽い読み物として、「世界が最初から間違っているという考え方もありますよ」「世界の過ちに気づいてしまったあなたは、むしろ精神的には高いステージにいるのですよ」というもの。ただそこから「でも生きて行かなくちゃね」という結論にどう結びつければいいのかが僕にはわからない。一歩間違えると新興宗教みたいになってしまうのだけれど、ひょっとしたらそういう新興宗教が既に存在するのかも。

グノーシス―古代キリスト教の“異端思想”
筒井 賢治

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2004.10.29

テレビ埼玉

 テレビ埼玉「ひるびん」出演のため、午前中から出かける。今回は北浦和の駅まで行ってからタクシー。11時過ぎから1回リハーサルをやって、11時45分すぎから生本番。(なんかこれ卑猥な表現か?)あまり緊張していないのは、以前一度FMで生放送を経験しているからかもしれない。あのときの方が緊張したなぁ……。放送はあっけなく終わってしまった。これからは毎月最後の金曜日に「ひるびん」に生出演しますので、埼玉方面の方はよろしくお願いします。東京じゃテレビ埼玉が映らないので、僕は放送が見られないんですけどね……。

 東京国際映画祭のため六本木へ移動。北浦和の駅まで歩き、駅近くにあるラーメン屋で食事。以前ブログの読者に教えてもらったラーメン店は待っている客がいたのでパスすることにした。考えてみりゃ、放送が終わって外に出るとちょうど昼時なのだ。今度時間があるときに並んでみよう。北浦和から京浜東北線で赤羽まで出てから、快速で恵比寿まで出る。この時点で午後最初の映画は間に合わないことが確定になったので、駅前の銀行で通帳に記帳。その後は日比谷線で六本木まで出る。

 映画は4時過ぎの『ダンデライオン』を観た後で食事。さらに7時から奥田瑛二の新作『るにん』を観た。これが2時間半近くある大作。きついなぁ……。ティーチインはパスして帰宅。もうヘトヘト。ビール飲んで寝てしまったよ。

 AMAZONからのお知らせで、『スター・ウォーズ』のDVDが25%OFFだとさ。(11月30日までの限定価格。)今はどこに行っても見かけるこのDVD-BOX。明らかに商品が供給過剰気味なんだと思う。他のネットショップを見ても同じような期間限定で値段を同じところまで下げているので、これはFOX側で卸値を下げて在庫処分の体制に入ったものと思われる。でもこれ、買う人は既に買ってしまったと思うんだよな。値段が下がったからといって、このタイミングで新たに買おうとする人がどれだけいるかなぁ。まあ、買っても後悔しないソフトだとは思うけど……。

スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX
ジョージ・ルーカス

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2004.10.28

韓国版『空手バカ一代』

 ようやく東京国際映画祭に行く。11時過ぎからプレス向け試写を2本観る。両方とも韓国映画。1本目は極真空手の創始者である格闘技界のカリスマ・大山倍達の青年時代を描く『風のファイター』。要するに「空手バカ一代」の韓国版だ。大山倍達は本名の崔倍達(チェ・ペダル)として登場。幼い頃から韓国伝統武術テッキョンの修行をした青年が、日本に渡って保守的で差別的な日本空手家たちを蹴散らしていく痛快娯楽編。主人公を慕う日本の若い芸者とのロマンスなどもからめ、劇中でも半分ぐらいが日本語という作品になっている。

 大山倍達の民族的なアイデンティティをクローズアップしたという点ではユニークだし、何度か登場する試合シーンもかなりリアル。(ただし主人公に忍者が襲いかかったり、剣道との試合で竹刀で殴りかかられるという不思議な場面もあるのだが……。)伝記としては「空手バカ一代」以上にフィクションが多いのだが、要所要所に同じエピソードが登場するのは、モデルが同じなのだから当然か。原作のコミック(韓国の人気漫画だという)がそうなのかもしれないが、主人公の髪型は「空手バカ一代」に明らかに影響を受けていると思う。

 もう1本は『大統領の理髪師』という、60年代から70年代の韓国を舞台にしたコメディ。政府の政策に翻弄される庶民の生活ぶりを、面白おかしく、時にほろ苦く残酷に、しかしファンタジーを交えて描き出している。よくできた映画だと思うし面白いのだが、内容には少し距離感を感じた。

 試写上映の間隔が短かったこともあり、昼食を食べそびれた。この日はこの2本で早めに上がり、とりあえず遅めの昼食をとる。携帯電話を持って出るのを忘れていたこともあり、何か連絡があっては困ると思って早めに帰宅したんだけど、こういう日に限って何も連絡は入っていないんだよね。

空手バカ一代 (1)

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2004.10.27

人質・地震・奇跡・仕事

 朝起きたら、イラクで日本人が新たに武装勢力の人質になったとのニュース。最初は自衛隊員が拘束されたという情報もあったが、昼頃にはこれが、物見遊山でイラクに入った日本人ツーリストであることがわかった。以前に自称ジャーナリストや市民運動家などがイラクで拘束された時、さかんに「自己責任」が言い立てられたが、今回はもうそれ以前の問題だろう。自己責任で何とかしてくれという前に、これはもう「自業自得」「身から出た錆」というやつだ。こんな人質では、政府の救出活動も担当者は身が入らないのではないだろうか。人質には気の毒だけど、日本国民のほとんどは「今回ばかりは殺されてもしょうがないな」と思ってるはず。武装勢力は次から、相手国民の同情を引くような人質を確保する方がいいと思うぞ。今回の人質は、人質の役に立たないよ。まあだからと言って、そのまま解放するとも思えないけどさ。

 10時40分頃に新潟で大きな余震。これは東京でも揺れを感じた。すぐにテレビをつけたが、新潟は案の定ものすごい揺れだった。震度6弱だったとか。テレビを見ていて「これはたまらんなあ」と思ったのは、下からの突き上げるような揺れで、避難所になっている体育館などが悲鳴を上げるような音をたてていることだ。まるで大きな生物の腹の中にいるような、そんな感じかも。余震が恐くて建物の中にいられないという人たちの気持ちが、ちょっとわかるような気がした。新潟では大小の余震が今も起きているわけで、そのたびごとに自分のいる建物がギシギシギーギー大音響を立てるのでは生きた心地がしないだろう。

 台風被害も気の毒だが、地震はさらにひどい。とにかく余震がおさまらないことには、復旧作業も何もないではないか。最初の地震が起きたのが土曜日の夜。それから4日たってのこの大きな余震。本当に気の毒だ。イラクの馬鹿な人質と違って、新潟の人たちには何の落ち度もないのでね……。

 午後になって、地震で埋まっていた車の中に生存者がいるというニュース。その後、車の中から2歳の男の子が救出された。地震発生で生き埋めになってから92時間だそうだ。これはもう奇跡と言うしかない。しかし奇跡はごくまれにしかないから奇跡なのだ。同じ車の中から、母親は遺体で発見された。3歳の女の子はまだ埋まったまま。夜になって身体の一部が土から露出しているとの報道があったが、要するに他の部分は土の下ということ。気の毒に。

 W誌の原稿を書いて入稿。その後レイアウトが作り直しになったので修正作業。携帯用の映画情報原稿も入稿。さらに今週末から来週頭に入れる原稿も作って入稿してしまう。とにかく明日以降の仕事の負担を、なるべく軽くしておきたい。仕事でまごついているうちに、映画祭は大半が終わってしまったよ。映画祭以外に、見落とした試写も多い。まあ仕方ない。こんなものだ。

 地震や奇跡の救出のニュースで、朝には大ニュースだったイラクの人質はすっかり影が薄くなってしまった。まったくこれじゃ、武装勢力側も何のために誘拐したんだかわからない。ご苦労なことだ。ところで戦争を見物に行って現地の武装勢力に捕まるという馬鹿な日本人が存在しても、僕自身があまり驚かなかった。あきれはしたけど、どこか既視感のようなものがあったのだ。日記を書いていて思いだした。これは矢作俊彦と大友克洋の傑作コミック「気分はもう戦争」なのだ。あの作品の中でギャグとして扱われていたことが、今回は本当になったというだけの話。20年以上前に、この作品は正確に21世紀の日本を予言しておりましたなぁ……。

気分はもう戦争

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2004.10.26

文化鍋で新米を炊く

 朝から雨。まだ仕事があるのでそれを優先する。メルマガの原稿を書き、配信手続きや入稿を済ませる。ビデオを観るのはかなり難儀だったがなんとかクリア。これは何とか原稿にできるだろう。

 家の米が切れていたので、夕方近くなってから近所のかめたという米屋に出かける。ここは小さな店なのだが、店頭に各地から仕入れたいろいろな米を並べるこだわりの米屋。玄米で並べてあるお米を、その場で精米してくれる。お米は精米したてが美味しいので、少しずつ買って精米した方がいいだろう。今回はお米を2キロ買ったのだけれど、本当は1キロずつ買った方が美味しい米が食べられるのかもしれない。

 一度部屋に戻って荷物を置き、近所の金物屋で文化鍋を買ってくる。じつは既に小さめの16cmサイズの文化鍋を持っているのだけれど、これだと2合までしか米が炊けないので大きいものがほしかった。今回買ったのは20cmの5合炊き。これで多めにご飯を炊いておいて、1食分ずつ凍らせて保存する。今までは圧力鍋でご飯を炊いていたのだが、それだと炊きあがりがモチモチしすぎで、冷凍には向かないような気がするのだ。冷凍ご飯はレンジで解凍加熱するので、2度熱を通すことになるからかもしれない。圧力鍋で炊いたご飯は飯粒同士がくっついてしまうのだ。文化鍋で炊くと、ご飯がもう少ししっかり立ってホクホク美味しいご飯になる。

 買ってきたばかりの文化鍋で一度米のとぎ汁を煮立てる。その後さっと洗って本格的にご飯を炊き始めた。結果として、最高に美味しいご飯が炊けた! 何も味を付けなくても、白いご飯だけでじつに美味しい。まあ炊きたてのご飯はたいてい美味しいものだけれど、今日のご飯は一段と美味かった。飯粒の表面がツヤツヤ光り、モッチリとした噛みごたえと共に甘みが口の中に広がる。そしてこの香り! ああ、日本人に生まれてよかった。

 僕は最近の電気炊飯器事情というのをよく知らないのだが、炊きあげたご飯の味にこだわる「かまど炊き風」や「強火力」をうたう高級タイプは3万円以上するのだ。まあ家族が大勢いて、毎日3合とか4合のお米を炊かなければならないという家は、電気炊飯器のタイマー機能や保温機能も便利でしょう。でも今どきたいていの家は、そんなにご飯を炊かないんじゃないだろうか。まとめて炊いたご飯を一晩中保温しておいたり、個別に冷凍して保存しておくなら、わざわざ高級な炊飯器を買う必要なんてない。それは文化鍋を使えばいいのです。炊飯器は炊飯にしか使えないけど、文化鍋なら煮物などにも使えるから台所のスペースが無駄にならないしね。(炊飯にしか使えないという意味では、最近流行の炊飯用土鍋はダメだと思う。重いし場所を取るばかり。)

 ただし文化鍋はアルミ製なので、「アルミはアルツハイマーの原因だ」と信じるアルミ恐怖症の人は使えない。また炊飯器と違って鍋の内側がテフロンコーティングされていないので、洗うのが少し面倒くさいかもしれない。

 僕は文化鍋でご飯を炊く時、沸騰するまで強火、グラグラ沸いたらそのまま2分、その後中火で6分、その後弱火にして4~5分、鍋底でグツグツと沸く音がしなくなったら10秒ほど強火にして火を止め、そのまま10分ほど蒸らす……という方法を取っていたのだが、今回は文化鍋の使用説明書の方法で炊いてみた。この方が簡単。まず沸騰するまで強火。沸騰したら弱火にして15分。火を止める寸前に5秒ほど強火。火を止めて蒸らし12~15分。これで十分に美味しいご飯が炊ける。以前やっていた段階火力調整とどちらが美味しくできるのかは、また次回実験してみる。

ご飯を食べてやせる40歳からの減量法
中村 丁次

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2004.10.25

月曜日は仕事の日

 映画祭もあれば試写もあるのだが、月曜日は仕事の日なのだ。今週締切の仕事があといくつかある。まずはそれを片付けてから、試写なり映画祭なりに出かけることにせねば。まずは最優先で新潟のローカル情報誌向けの映画コラムを執筆して入稿。編集部の様子が気になるところだが、夜になって担当編集者から返事が来た。新潟市内の編集部は、棚の荷物が落ちる程度で大きな被害はなかったらしい。やれやれ、一安心だ。

 どうもニュースは被害の大きなところばかりを中継するので、新潟全体が地震被害でメチャクチャになったような印象を受けてしまうのだが、新潟といっても広いのだよね。当たり前だけど。ところがその当たり前が、東京にいるとあまりピンと来ない。

 それにしてもニュースを見ていると、どうにもこうにも救援活動が進んでいないのがもどかしい。テレビ局の取材スタッフは自由自在に現地に入れるのに、なぜ救援物資は現地に届かないのか。こういうときに中央政府が音頭を取って、各自治体にストックしてある災害対策品をかき集め、現地にばんばん送りつければいいのにそうしない。田中真紀子や民主党の岡田代表は現地入りしたのに、小泉首相はまったく動かないのだからなあ……。

 現場でテントや車の中で寝泊まりしている人たちがいたが、天気が悪くなればさらに状況は過酷になるだろう。自衛隊は野戦用の大型テントなども持っているはずだし、そうしたものを被災者救援に回すことはできないのだろうか。自衛隊の最高司令官である首相がこうしたときに命令を出せば、自衛隊はいくらでも力を発揮できるだろうに。イラクで人道支援している場合ではないのだ。今は日本人が日本国内で難儀しているのだ。ここで自衛隊が動かずに誰が動くのだ。

 4時から飯田橋にある大手印刷会社系の制作会社で、仕事についての話を聞く。ただしこの仕事、締切が今週の金曜日だというので受けかねている。最終的にはギャラ次第だけど、先方は「検討して改めてご連絡します」と言っていたから、この話はもうないだろう。というか、明日や明後日になってから「お願いします」と言われても困るしね。映画祭がなければ、あるいはすぐにでも引き受けたかもしれないけれど、今の段階では映画が最優先。スケジュール帳を見ると、実際には2日間ぐらいしか映画祭に足を運べそうもないのだけれど……。

 夜はサンプルビデオを途中まで見て寝てしまう。この原稿も今週木曜日だから、さっさとビデオを見て原稿に取りかからなければならないのだけれど……。今見ているビデオは17世紀初頭に実在した血の伯爵夫人、エリザベート・バートリー(エリザベス・バソリー)をモデルにした実録風のエロティック・サスペンスなのだが、作りがどうしようもなく安っぽくて困ってしまう。

血の伯爵夫人 エリザベート・バートリ
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新潟が心配だが

 朝は少し早めに起きてメールの返事や日記を書く。午前中はCS。昼前に帰宅して映画の感想をせっせと書く。この日は結局こればかりで、仕事らしいことはまるでしなかった。

 テレビは朝からずっと新潟の地震のニュース。死者はそれほど多くなかったようだが、交通網やライフラインがずたずたで、復旧にどのくらいの時間がかかるのかさっぱりわからない。新潟の情報誌の仕事をしている僕にとっては、新潟というのはわりと身近なところだけに気になる。(行ったことはないけど。)

 夜は「新選組!」が定刻の放送。坂本龍馬は暗殺され、来週は油小路の決闘で平助が死ぬ。ああ、毎週毎週だれかが死んでいくなぁ……。夜は先日送られてきたサンプルビデオを見ようと思ったのだが、冒頭だけ少し見て挫折。

 それにしても今回の地震、被災者が気の毒なのは当然としても、規模の割には死者が少なかったのが不幸中の幸いだろう。市街地で大規模な火災が起きなかったのはなによりだった。地震で一番恐いのはやはり火災だということを、今回も痛感。僕が今住んでいる東京の江東地区は、関東大震災と東京大空襲で2度焼け野原になっている。次に地震が起きた時、やはりこのへんは危ないのかもしれない。災害時の準備は日頃からしておいた方がいいのかなぁ……と、こうした災害が起きるたびに思うが、実際にはなかなか行動に移せないでいる。

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2004.10.23

新潟で大地震

 午前中はすこしゆっくり起きてから、メールの返信をいくつか。テレビの仕事は路線変更になって大混乱。企画を作る現場にいないので、何がなんだかさっぱりわからない。困ったものだ。

 遅い朝食を済ませてから、自転車に空気を入れて亀戸まで引っ張っていく。後輪のスポークが何本か折れているので修理するためだ。部品がないというので、自転車ごと預けてしまう。できあがりは水曜日以降。

 昼食にラーメン次郎と思ったのだが、ちょうど準備中に切り替わったばかりで、店内では食事をしている客もいるのに今日も食べられなかった。亀戸の次郎に振られるのはこれで3度目。なんだかこうなると、永久に食べられないのではないだろうかという気になってくる。商店街を駅の方に戻って、亀戸餃子で食事。昼をだいぶ過ぎていたのに、ここは混んでいた。4皿食べて千円。

 JRで錦糸町まで戻って半蔵門線に乗り換え、日本橋まで出る。三越の新館を見てから、COREDO日本橋、丸善、高島屋のあたりまで歩いた。丸善は立て替えだそうでシャッターが下りていた。日本橋界隈の風景はずいぶん変わりそうだ。COREDOは上層にオフィスが入っているようだけれど、下に入っている店はこれといったものがないような。単に自分の関心の対象外だということだけかもしれないけど。早稲田大学の大学院が入っているのに少し驚く。

 日本橋の木屋に立ち寄ったところで、かなり強い地震を感じた。その後錦糸町の駅地下で買物している時も、再度地震の揺れを感じる。帰宅してニュースを見たら、新潟で震度6強の地震が起きたとのこと。台風の次は地震か。

 田川建三の「イエスという男」を読み終わったので、そのまま同じ著者の「キリスト教思想への招待」を読み始める。

キリスト教思想への招待
田川 建三

おすすめ平均 
読者へのサービス満点です
「イエス」から「キリスト教」へ
まあ、ありていに言えば、田川ワールド
こういう本には評価をつけるのが躊躇われる

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2004.10.22

試写3本でクタクタ

 午前中に映画の感想を書くが、1本は間に合わず途中になってしまった。メルマガの締切を優先したせいもあるけど、それだけでもないような……。午後は試写3本。

 まずは映画美学校でヘザー・グラハム主演の『エヴァンジェリスタ』(配給:ハピネット・ピクチャーズメディアボックス)。現代版『ローズマリーの赤ちゃん』を狙ったが、終盤はなんだかよくわからない映画になってしまっている。これを好意的に解釈すると、重要な役を演じていたデヴィッド・ヘミングスが撮影中に亡くなってしまったことが原因だと思う。これによって映画の後半で主人公たちが対決すべき対象が失われ、物語は行方しれずのまま放り出されてしまったわけだ。アイデアは面白そうなのに、ちょっと残念でした。

 2本目は松竹で韓国映画『TUBE』。映画の冒頭からラストまで山場ばかりが続くというノンストップアクション映画。普通は山場ばかりが続く映画というのはつまらないものなんだけど、この映画はアクションの中にフラッシュバックで過去の経緯を挿入し、登場人物たちの関係を示していく。荒っぽいところやわかりにくいところも多いのだが、それを強引にねじ伏せていく開き直りに驚かされる。面白かった。

 普通はここで食事になるのだが、この日は食事をする間もなく次の試写へ。GAGAで『砂と霧の家』の最終試写だ。これはすごくいい映画。どんな人間でも持っている弱さや愚かさが、最後に大きな悲劇を生み出してしまう。登場人物の誰も幸せにならないという、なんともやりきれない映画。いい映画ではあるけれど、「人間は愚かだ」ということだけを押しつけられても、「それがどうした!」「だからなんなんだよ!」と反論したくなる。愚かな人間が、愚かなまま幸せになるにはどうすりゃいいか教えてくれ。

 六本木一丁目の駅まで歩いてから、映画祭のプレスパスを受取忘れていたことに気づいて六本木ヒルズまで戻る。プレスの受付がどこなのかわかりにくかったが、パスを受け取ってから日比谷線を使って帰宅。これがすごく遠回りになって、ヘトヘトに疲れてしまった。

砂と霧の家
三世,アンドレ デビュース Andre,3 Dubus 竹内 真理子


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2004.10.21

もう東京国際映画祭

 台風は通り過ぎたが、午前中はまだ天気がグズグズしている。そんな中を歩いて駅まで行って、リニューアルした「ぴあ」とトイレットペーパーを買ってくる。トイレの紙はどうでもいいけど、ぴあを見てびっくり仰天。おいおい、東京国際映画祭は今週末からじゃないか。しかもメイン会場が渋谷から六本木に移っているぞ。プレスパスはどうなってしまったんだ。よくわからないので、あわてて事務局にメールで問い合わせる。これは夜に返事のメールを確認したのだが、手続きなどを記載したはがきを個別に送っていたらしい。僕は引っ越しして郵便物を転送しているので、たまたまうまく届かなかったのかも。

 とりあえず明日の夜にでも、試写のあとに六本木でパスを受け取るつもり。来週もびっしり試写の予定を入れてしまったんだけど、これは映画最優先で進めるしかないだろう。試写で回っている映画で振替がきかない物は、どうしても観る必要があれば劇場に行くという代替処理がきくけど、映画祭の作品はどうなるかわからないし……。それでもテレビ番組の収録など、どうしても移動できない予定があることだし、実際にどのくらい映画が観られるかはまだわからない。とりあえず、明日プレス向けの資料を受け取ってから、スケジュール調整だ。

 今日は午後に試写を3本観た。1本目は松竹で『ジョヴァンニ』(配給:プレノンアッシュ)という歴史ドラマ。歴史物が好きな人にはより面白いかも。風俗描写などはしっかりしているように見受けられた。中世末期にひとりの兵士が戦場で傷を負い、それが悪化して死んでしまうまでの6日間を詳細に描く。

 2本目は渋谷の東芝試写室でビリー・ボブ・ソーントン主演の『バッド・サンタ』。これは面白かった。ニヤニヤ笑わせ、数回は爆笑ポイントがあり、最後はホロリとさせるクリスマス・ストーリー。主人公が徹底して悔い改めない悪党だというのがいい。「このあたりで情にほだされるだろう」と予想すると、それを見事に裏切って徹底的にダメな奴なのだ。ひねくれている。すれている。ソーントンはこういう役が上手い。他の役者でもあり得る役かもしれないけど、ソーントンを観てしまうと彼以外に考えられないような気分にさせてくれる。

 書店に立ち寄ったら「電車男」の単行本を売っていて驚いた。2ちゃんねるを賑わせた、例の感動の実話である。中野独人なる著者名が記載されていたので、てっきり2ちゃんねるのログをもとに脚色した新手の恋愛小説なのかと思ったら、なんのことはない中身は2ちゃんねるのログそのままだった。(というより、ログを整理したサイトの内容そのままですな。)

 僕自身この話はいい話だと思うし、ネットでログを読みながらさんざんドキドキハラハラして、最後は感動で目頭が熱くなるという経験を初めてした。でも今でもネットで読める物を、わざわざ書籍にする必要があるのかな。でもこうして書籍にすることで、例えば「これをテレビドラマ化しましょう」とか「映画にしましょう」という企画は通りやすくなると思う。企画書にパソコンのログを添えてもダメだけど、本の形になっていればわかりやすい。しかも新潮社だぜ!

 これが村上春樹の「アフターダーク」と一緒に平積みになっているというのも、かなり不思議な風景だったなぁ……。

 3本目の試写はライズエックスで『雲のむこう、約束の場所』というアニメーション。紋切り型の表現も気になるし、冒頭の回想形式への入り方などかっこつけすぎで消化不良だと思うけれど、そうした欠点を差っ引いてもなかなか面白い作品だった。絵や物語に透明感があるのだね。真っ直ぐに対象と向き合っている素直さが心地よいのかもしれない。設定はかなりひねりがあって、例えば押井守の諸作品や『エヴァ』や、はたまた『王立宇宙軍』などの過去作品を連想させないわけでもないのだけれど、それを引き算して残った部分に、僕は新しさがあると思う。あとはこれをどれだけ引き出していけるかなのかも。

電車男
中野 独人



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2004.10.20

台風が大接近中

 朝から雨。ニュースでは台風接近を伝えている。関東に最接近は深夜から明日未明だと言うが、こればっかりはお天気のことなのでいつがピークかはわからない。試写に行く予定を立てていたのだが、移動で濡れると映画どころではなくなるので、今日はなるべく近所で済ませることに決める。

 とりあえず午前中に仕事の原稿書きを済ませ、その後、昨日観た映画の感想を書いてしまう。午後は駅前の錦糸町シネマ8楽天地で、公開済みの映画を3本ハシゴする。

 まずは『デビルマン』。これは既に2部構成の午前中の番組になってます。つまり楽天地としては、既にまったく客の入りを期待していないということ。ところが映画を観ていてびっくり。主人公がガールフレンドとデートの待ち合わせをするのは、亀戸のサンストリートではないか。これってご近所映画だったのね。でも面白いのはそれぐらい。脚本が無茶苦茶。原作通りに作るのは不可能だけれど、それでも「ここだけは押さえておかねば」というポイントはあるだろうに。この映画はそれをすべてはずしている上に、余計なエピソードを勝手に加えているのも興ざめ。

 僕なんて原作のさしたるファンではないのにこの違和感。原作に入れ込んでいる人は多いから、そういう人がこの映画を観たら激怒だろうなぁ……。どうでもいいけど、デーモンがカンフー流の戦いをするのはご勘弁。ひたすらパワーで真っ直ぐ攻めてくるというのが、デーモンには似合っているように思うけど。

 2本目は『エクソシスト・ビギニング』。レニー・ハーリンの映画にしてはがちゃがちゃしたところがなくて、雰囲気で恐がらせようとしているのがよくわかる。でもこれはポール・シュレイダー版も観てみたいな。DVDでは両バージョン収録だというから期待している。(日本版でも両バージョン出してほしい。)どのみちこれも1作目にはかなわないことがわかっている企画なので、まあこんなもんかなぁ……ぐらいの感想。

 3本目を観る前に食事に出ることを考えたのだが、あまりにも雨脚が強いので断念。地下食品街でおにぎりなど買ってから、『アイ,ロボット』を観るため映画館に戻る。これはCG映像こそすごいけど、それだけの映画だったなぁ。でもそれなりに観客を楽しませようとする工夫は随所にみられる。このサービス精神こそがハリウッド映画のよさだろう。つまらない映画でも下らない映画でも、「さあ、ここで楽しもうよ」「ここが見どころですよ」とわかりやすい場面を作るのがショーマンシップなのかもしれない。まあ「映画は芸術だ」と思っている人には無関係な話かもしれないけど、僕は映画を娯楽だと思っているんでね。

 外に出たら夕方よりは雨がましになっている。急いで帰宅。今日は水曜日でレディースデイだったけれど、映画館の客は少なかった。これは土地柄というより、台風のせいだろうな。

デビルマン 全5巻セット�講談社漫画文庫
永井 豪 , ダイナミックプロ

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番外編がなければ・・・
永遠の金字塔

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2004.10.19

ようやく映画を観た

 朝から雨。台風の影響だろうか。

 午前中からクイズ制作も大詰め。昼過ぎにはとうとう残る問題を全部作って、12月分の出題248問を入稿してしまう。これでようやくクイズから解放された。まだ先方での修正や追加問題の作成があるかもしれないが、これまでのように新規の問題も作りながら修正作業もするという二重苦からは解放されるはず。やれやれ、これで肩の荷が下りた。

 先週1週間を映画なしで過ごしたため、そのしわ寄せが当然のようにやってくる。試写のスケジュールをすべて組み替えねばならない。まず先週観なかった映画の試写スケジュールを見直して、明日以降に振り替えられるものはすべて振り返る。しかしただでさえタイトなスケジュールなので、予定変更がきかないものもかなりある。ゴミ箱が使わなかった試写状で山になる。

 その後取り分けてあった新しい試写状を日付順に並べてスケジュールを組むわけだが、これも放置している間に試写が終わってしまったものや、あと数回の日程しか残っていないものなどが多数ある。参ったなぁ……。お金の記帳も久々にやると、ちょうど千円計算が合わなくて気持ちが悪い。何に使ったんだろうか、千円……。

 試写状整理が一段落したので念願の映画とも思ったのだが、その前に自前のメルマガを作っておかなければならない。今週は公開される映画で観ているものが1本もないので、AMAZONの売上レポートをコピーして、コメントを添えておしまい。なんだかひどいね。まあたまにはこういうこともあるけど。

 夕方から外出。駅前の松屋で牛めしを食べてから、楽天地で『感染』と『予言』の2本立てを観る。どちらもそれなりに面白かった。『感染』の二重三重のドンデン返しのしつこさ。『予言』はドラマを夫婦愛や家族愛に落とし込んで、決して幸福な話ではないものの、ハッピーエンドのような形にしてあるのがうまい。つのだじろうの「恐怖新聞」が、こんな大人のラブストーリーになるとは!

 帰りに駅前の台湾料理屋で簡単に食事してから帰宅。久しぶりの映画は楽しかったな~。僕としては「あたり」の部類でした。まあ2本立てなので、お買い得感もあるんだけどね。雨脚が強まってきた。台風の関東最接近は21日頃だと天気予報で言っていたけど、今回はどうなることやら。

恐怖新聞 (1)
つのだ じろう

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恐怖物の先駆

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2004.10.18

イワシを煮る

 クイズの人となっている僕にとって、ひとつの区切りとなる締め切り日。とりあえずここで、11月分の問題248問を入稿してしまう。本当は12月分も合わせて入稿したかったのだが、これは夜までかかるか、あるいは明日までかかるか……という状態。早いところ終わらせて、僕としては映画に行きたいんだけどなぁ……。

 メルマガの入稿という仕事も済ませて、少し外出。部屋の中にじっと閉じこもっていると、頭がおかしくなってきそうだ。スーパーに立ち寄って買物。イワシが安いので買ってきた。7尾で398円はかなりお買い得ではなかろうか。最近はイワシが高級魚になって、1尾200円ぐらいすることもざらだもんね。生で食べられるような新鮮なマイワシだったが、僕はこれを圧力鍋で梅煮にする。下ごしらえする時に本当に新鮮なことがよくわかったので、本当なら塩焼きにしても美味いだろうなぁ。でも煮ちゃう。

 先日サンマを煮た時は煮汁の量を増やしすぎて失敗したので、今回はレシピ通りに酒と醤油、砂糖、生姜だけで煮汁を作る。ところがこれを一度煮立てる際、火を強くしすぎて焦がしてしまった。あわてて火を小さくする。頭と尾と内臓を取り、よく洗ったイワシを鍋に並べて、梅干しをいくつか放り込み、フタをして加圧17分。あとは自然に減圧するのを待つ。部屋中に醤油の煮えたニオイが立ちこめ、台所に持ち込んだ空気清浄機がぶんぶん回る。でもそのおかげで、夜はもうすっかりにおいがしなくなっているのだからすごいもの。煮上げたイワシは蓋のできるホーロー容器に入れて冷蔵庫へ。

 クイズはやはり終わらなかった。残りは明日だ。早いうちに仕上げて、映画に行きたいよ~。なお僕が圧力鍋で料理をする時、参考にしているレシピブックは以下のもの。重宝してます。

圧力鍋でタイム1/2クッキング
河野 雅子

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毎日圧力鍋!
とにかくおいしいんです!

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2004.10.17

暑いくらいの陽気

 午前中はCS。その後地下鉄で人形町まで出て浜町公園まで歩き、中央区主催のイベントに少しだけ参加。朝は少し肌寒いぐらいだったが、この日は快晴で、この頃になると暑いくらいだった。上にはおっていたマウンテンパーカーを脱いで、シャツも腕まくり。公園の芝生でおにぎり食べてから帰宅。

 相変わらずクイズの人なので少し仕事を進める。とりあえず月曜分締切の目処はついてきたので少し寝る。

 数日前から胃が痛くなっており、空腹時にどんよりともたれた痛みが続く。胃薬を飲んで少し休み、その後夕食。胃痛の原因はクイズに決まっている。結局先週は1本も映画が観られなかった。今週は何とかしたいけど……。

 クイズの問題を少し残して寝てしまう。残りは明日の午前中にやるつもり。

2004.10.16

夕凪の街 桜の国

 昨日は天気だったのに今日は曇り。天気予報では晴れるようなことをいっていたので、この予報はずれは大きな失望だ。ここ1週間ずっとクイズの人になっていたので、この日は久しぶりに外出する。午前中から歩いて亀戸天神まで行き、お昼を食べてから電車で帰宅した。この程度の外出でも、だいぶ気が晴れる。これで天気がよければもっとよかったのに……。

 郵便ポストにネットで注文した本が投函されていた。こうの史代の「夕凪の街 桜の国」というコミックと、講談社選書メチエから出ている「グノーシス―古代キリスト教の〈異端思想〉」という本。早速「夕凪の街」から読み始める。

 これは週刊漫画アクションに掲載された時に、コンビニで立ち読みして衝撃を受けた作品だ。原爆投下から10年たった広島が舞台。主人公は母とふたりで暮らす、20代半ばの女性だ。彼女は原爆で家族を失った心の傷をかかえたまま、それを表に出さぬようにひっそりと生きている。「自分は幸せになる資格がない」という負い目が、彼女の中にはある。だが自分の目の前にひとつの恋が訪れた時、彼女はようやく過去の傷を乗り越え、自分自身のささやかな幸せをようやく手に入れようと心に決めるのだ。だがそんな矢先、彼女は原爆症によってあっけなく死んでしまう。

 ストーリーだけを書けばどうということのない話かもしれないけれど、昭和30年代を緻密に再現した風俗描写が生み出す生活のリアリティや、小道具とエピソードを巧みに使った物語の緻密さに驚かされる。繰り返し読むと「そうか、このエピソードがこっちにつながったのか!」「この伏線がこっちに生きてきたのだ!」という発見が何度もある。これは今回、単行本を買って初めて発見したことだ。

 単行本に同時収録されている「桜の国」は、「夕凪の街」から数十年後を描いた続編だ。主人公は「夕凪の街」のヒロインの弟の娘、つまり姪っ子。「桜の街」は2部構成になっていて、(一)は被爆者を家族に持つ小学生の少女の生活スケッチ風。「夕凪の街」に出てきた母親が、主人公の少女の祖母として登場する。そして見応えがあるのは完結編となる「桜の街(二)」だ。ここで物語は再び、被曝の傷跡が生々しく残った広島へと引き戻される。ここで明かされるいろいろな物語を通して、最後にぐるりとドラマは「夕凪の街」の冒頭へと戻っていく。

 大きな回想形式になっているわけではない。物語は昭和30年の広島で始まり、平成16年の東京で終わる。時間の流れとしては基本的に真っ直ぐだ。それでもこの作品を読んだ人の気持ちは、最後にどうしてもまた「夕凪の街」の冒頭に引き戻されていくだろう。僕は結局この日だけで、この3つの短編をそれぞれ3回ずつぐらい読んでしまった。すごい作品だと思う。

 夕食は久しぶりに、ホウレン草とベーコンのスパゲティ。作った自分で言うのもなんだが、すごく美味い! 今回はスパゲティの茹で加減もバッチリだった。

夕凪の街桜の国
こうの 史代


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2004.10.15

ようやく晴れ!

 昨夜はあまり寝られなかった。クイズを作っていて、ベッドに入ったのは1時半頃。その後寝付けないまま1時間ほどベッドの中で寝返りだけを打ち続け、ようやくウトウトし始めたら左足がこむら返りを起こして激痛に目が覚めてしまう。足を動かすと本格的に足がつってしまいそうなので、そっと足を叩いたりマッサージしたりして何とか痛みが広がるのを抑え、そっと起きあがってタイレノールを飲む。痛みが再来しそうな様子に怯えつつ、寝ついたのは3時半か4時頃ではないだろうか。その後、朝は6時に目が覚めてしまうのだから嫌になる。

 そんなわけで、朝から頭の半分に綿が詰まったようなぼんやりした気分。食事してバファリン飲んで、食事してバファリン飲んで……を繰り返す。今日は1日中、相変わらずクイズ人である。注文した本はまだ届かないが、試写状がどばどば届いてプレッシャーがかかる。今週は1本も試写を観てないぞ。でもクイズを片付けないことには、来月までずっと引きずるから、まずはこれをどんどん先にやらないと。

 午前中にメルマガを1本仕上げて入稿。この仕事は今月いっぱいになると、担当者からメール。これでまた少し収入減になるな。といっても月に5千円ぐらい、実質4,500円だけど。

 外は久しぶりの快晴なのに、ずっと部屋にこもってしこしこクイズ作りに励んでいる。なんだか煮詰まって頭がおかしくなってきそうだ。とりあえず算数の問題をクリア。英語に取りかかるが、中学校の時から英語が苦手な僕にはこのあたりからが険しい山になる。英語の次はスポーツだ。これも苦手。苦手なものを後に残すから、どんどん苦しさが増していく……。

 部屋にいても気持ちがくさるばかりなので、夕方日が落ちかけてから少し外出。酒の安売り店まで出かけて、紙パック入りのワインと日本酒を買ってきた。

ココログオフィシャルガイド 2005
ニフティ株式会社監修

出版社 インフォバーン
発売日 200410下旬
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4901873334

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2004.10.14

本宮ひろ志の連載中止

 今日の僕もクイズの人になっている。今日は部屋から一歩も出なかった。昼間から夜までかけて、一応自分で考えているノルマはこなした。でもこれで締切に間に合うのかどうかは謎。それより少しノドの調子が悪いのと、頭がぼんやりしているのとが気になる。風邪の初期症状のような感じ。急に冷えてきたから、体調を崩したかな。お腹の調子も悪いような気がする。

 つい先日思い立って衝動買いのようにAMAZONに注文した、DVD6枚組の『ヒッチコック・シグネチャー・コレクション』が届いたけれど、いったいこれをいつ観られるのかは謎。ユニバーサルのヒッチコックBOXを2つとも買ったので、今回のワーナー版も買っておこうかな……程度なのだ。5作品6枚組で、税込8,400円は安いしね。ユニバーサルはBOXを買った後で各作品が単品廉価版で発売されてちょっとガッカリしたけど、こんなものはBOXで買わないといつまでたっても買わないのだ。何しろ買っても観ないんだから、実用性はゼロだしなぁ。まあこれも、老後の楽しみ……みたいなものかな。

 それにしても、買ったまま観ていないDVDは本当に多い。ヒッチコック以外には、マリリン・モンローBOXもそうだ。黒澤明のDVDも全部買ったけど、これは特典だけは観たからまだましな方だろうな。

 つい昨日注文した本が届いたばかりだというのに、またネットで新しい本を注文してしまった。今回は「夕凪の街 桜の国」というコミックと、講談社選書メチエから出ている「グノーシス―古代キリスト教の〈異端思想〉」という本。たぶん明日か明後日には届くと思う。「夕凪の街 桜の国」はインターネットで他のサイトを見ていて、みなもと太郎が絶賛していることを知ったので衝動的に注文した。

 ところでヤングジャンプに連載されていた本宮ひろ志の「国が燃える」という漫画が連載中止になったらしい。中に描かれていた南京大虐殺のシーンに対して、抗議が殺到したんだそうだ。僕もその回はコンビニで立ち読みしていて、「本宮ひろ志もずいぶんと思い切ったことをやるな」「編集部も腹くくってるんだろうな」と感心していた。こうした描き方をすれば、抗議が当然あるだろうと思ったからだ。そしてそうした抗議に対して、作者や編集部はきちんと対処するだけの体制を作っているのだろう。そうでもしなければ、とてもこうした思い切ったものは描けない。大したものだ……。僕はそう考えたのだ。

 はたして抗議はあった。しかしこの編集部はとんだ腰抜けだった。こいつらは抗議に対する対処など、何もしていなかったのだ。しかも早々に連載が中止と知っては、ちょっと拍子抜けどころか、もう失望するしかない。

 毎日新聞の報道によれば、描写が不適切だと抗議された編集部側は「資料を再検証した結果、不適切な個所があった」と自分たちの非を全面的に認めてしまっている様子。産経新聞によれば編集部は「デリケートな問題という認識はあったので、本宮さんと編集部が慎重に検証しながら漫画化した。しかし検証に反省すべき点があった」とコメントし、「単行本化の際、指摘のあった個所を本宮さんが修正すること」を決めたという。情けないったらありゃしない。

 この件については、たぶん「創」あたりが取材して記事を書いてくれるだろうと思う。ひょっとしたらそこで、新聞記事からはうかがい知れない何らかの事情が浮かび上がってくるのかもしれない。でも現時点で新聞記事を見た僕の印象としては、「これは編集者に覚悟がなかった」ということかな。以下は僕の勝手な想像。

 おそらく本宮ひろ志にはそれなりの覚悟があったのだろう。これまでのキャリアの中で、さんざん暴力的だとか、女性蔑視だとか、差別的だとか、抗議され続けてきたであろう作家だ。今のこの時代風潮の中で、南京事件についてあのような描き方をすればどう思われるか、そのぐらいの風向きは当然読めたはず。その上であえて、ああした漫画を描いたのではないのか。本宮ひろ志は当然抗議を予想し、それを受けて立つつもりだったに違いない。

 本宮ひろ志は読者を挑発する漫画家だ。政治家にインタビュー取材してそれを漫画化するなんて事を、小林よしのりよりずっと前からやってたのを僕は覚えている。最近でも「国が燃える」の前の連載で(タイトル失念)、連載を中止するか継続するか読者投票で選択するという企画をやっていたっけ……。自分の作品に読者の積極的な介入を求める本宮ひろ志が、今回のことで抗議が起きることを見越していないはずがない。むしろ「抗議大歓迎!」ぐらいの気持ちだったんじゃないかな。

 でもそうした覚悟が、ヤングジャンプの担当編集者や編集長にはなかったということなのだろう。まあこれは僕の勝手な解釈なので、実際のところはよくわからないけど。でも僕は現在のヤングジャンプでは、本宮ひろ志のような骨っぽい作家を受け止められなくなっているのではないかと思うよ。「サラリーマン金太郎」が当たったので手放せなくなったのかもしれないけどさ。でもまあ現在の漫画界で、本宮ひろ志がどこなら自分の好きなものが描けるのかというのもよくわからないけどね……。

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2004.10.13

ネット自殺で考えること

 埼玉県皆野町で一昨日、駐車場のワゴン車内から集団自殺したとみられる男女7人の遺体が見つかった事件。これに対して「自殺はよくない」とか「死ぬぐらいなら生きる勇気を持て」とか、はては「人間には自分を殺す権利はない」などと言うテレビのコメンテーターがいるが、これらはどうもピントはずれのコメントだと思う。それは「自殺一般」に対するコメントであって、インターネットで同好の士(?)を募り、それまで面識のなかった者同士が行きずりの心中をするという現象について、何も踏み込んでいない発言だからだ。

 生活を苦にして、病気を苦にして、仕事のストレスから、失恋の痛手に耐えきれず、まあ理由はいろいろあるが、自殺をする人は後を絶たない。それはそれでひとりの人間の死として大きな出来事だろうが、そのニュースを聞いて、今回のインターネット自殺のような薄気味の悪さや不安感を持つ人は少ないだろう。「バカな奴だ」とか「気の毒に」という個別の感想はあっても、時間がたてば忘れてしまうようなありふれた自殺にすぎない。そんな自殺は昔からあったし、今後もあるだろう。でも自殺志願者をネットで募集し、「この指止まれ」式に志願者が集まって本当に死んでしまうというのはどうなの? まあこうした「死に方」自体は僕も理解できないわけじゃないけど、それを不安に感じる我々という存在については、ちょっと考えてみるべきかもしれない。

 そもそも「自殺はいけないことである」という明確な根拠はこの世にないと思う。かつて宗教がこの世の規範にあった時には、「自殺すると地獄に行く」と言って脅した。中世ヨーロッパでは、自殺者は教会の墓地に埋葬しなかった。つまり自殺者は破門されて、その時点で地獄行き決定なのだ。でも宗教の権威は衰え、誰も地獄など信じなくなった。そもそも自殺する人にはこの世が地獄なのだから、「自殺したら地獄だぞ」という言葉は自殺を防ぐ抑止力にはならない。「今だって地獄だ」と言われておしまいだ。

 そこで次に出てきたのは「自殺をすると家族が悲しむ」という理由で、これはかなり効果があった。今でも自殺寸前で家族のことを思い、死を思いとどまる人は多いだろう。(自殺者を教会の墓地に葬らないというのも、それによって家族の悲しみが増すという意味では効果があったのかもしれない。)だが家族関係が希薄になった今では、「家族の悲しみ」は必ずしも歯止めにならないのだ。

 昔は進学や就職や結婚でも、家族が反対すれば本人は諦めた。反対を押し切って我を通せば、「家族が悲しむ」ことになるからだ。でも今は個人の意思がなによりも尊重される時代なのだ。「個人が家族のために犠牲になることはない」「個人はまず家族ではなく自分の幸せを求めるべきだ」というのが現在の風潮。そうした中で個人が自殺を考えた時に、「家族が悲しむぞ」という言葉が説得力を持つかということを考えた方がいい。「家族のためになぜ個人が今ある不幸に耐え続けなければならないの?」と問い返された時、我々には返す言葉がないのではないだろうか。

 「生きていればそのうちいいこともあるさ」というのは、自殺をためらっている人を引き戻す力にはなるかもしれない。しかし誰も確証を持てない将来に期待することで、今ある不幸や苦痛を耐え続けろというのは残酷かもしれない。要するに個人の自由が尊重されるこの世の中では、自殺者の決意を踏みとどまらせる言葉を持ち得ないのだ。一方で「尊厳死」や「安楽死」が議論されているのが現代の社会ではないか。そこで「死ぬのはよくない」と、昔ながらの道徳を振り回しても説得力はゼロだと思う。

 僕自身は自殺について、これといった意見を持っていない。自殺が良いことなのか悪いことなのかは、結局その個人や家族というプライベートな領域の問題なのではないだろうか。死にたい人は誰が何と言っても死ぬでしょう。思いとどまる人は、風が吹いても思いとどまるでしょう。もちろん僕だって身近な人が「自殺したい」と言えば止めるけれど、それも「尊厳死」や「安楽死」の類であれば一概に「死ぬな」とは言い切れないのかもしれない。

 今日も1日中クイズ。歴史の問題を仕上げて、趣味・雑学分野に手を付け始めた。苦しいところを残しているので、これから先がむしろ厳しいだろう。締切に間にあうかな。来週も半ばまでクイズをやっているような気がする。

自殺のコスト
雨宮 処凛

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めくっただけだけど。
自殺はこんなにお金がかかるのね
面白かった。

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2004.10.12

義務教育の重要さ

 今週の僕はクイズの人になっている。携帯サイト向けのクイズを2ヶ月分一気に片付け、作業から解放されたいということだ。嫌なことは先延ばしするのが僕の主義なのだが、この状態がダラダラと来月まで続くのは我慢できない。そんなわけでせっせとクイズ作成。理科を仕上げてから、社会科の地理、歴史分野。

 担当者から問題が難しすぎるというクライアントの意向が伝わってきたのだが、正直言って問題を作っている僕にはどの程度難しいのかがよくわからない。資料などなくても作れる問題、つまり僕があらかじめ雑学知識として知っている問題は、はたして「やさしい問題」なのか。資料を調べてそこからひねり出した問題、つまり僕もクイズとして出題されれば答えられなかったであろう問題は、はたして「難問」なのか? 物事それほど単純ではない。僕の知識もかなり偏っているので、僕が知っていることでも「そんなこと誰も知らないよ」ということもあるだろうし、逆に僕が知らないことで「そんなことも知らないの?」ということもあるあろう。

 というわけで、現在作っている問題も難易度という点ではかなり見極めが難しいかも。ただ出題範囲は中学校の参考書から作っているものが多いので、現役の中学生や高校生ならスラスラ解けるかも。僕は問題を作りながら「確かに昔習ったけど、もうすっかり忘れてるなあ」ということが結構あった。逆に「つまらんことを覚えているものだな」ということも多いんだけど。

 はっきり言って、物理関係の諸法則、化学反応式などの、いわゆる「理科1分野」の知識など、実社会で使うことはまずないと思う。「理科2分野」でも、地層がどうしたとか、化石がどうたらとか、そんなことは今現在生きている我々には何の関わりもない。数学では分数の計算以降になると、まず日常で使うことはないだろう。社会科は多少日常と接点があるけれど、縄文時代や弥生時代の暮らしや、中国の古代王朝の名前なんて、普段はまったく意識することないに違いない。でもこういう実社会で役に立たない知識を、必死に詰め込まれるのが中学生なのだ。

 ただ僕は、こうした実社会での無駄知識をどれだけ知っているかが、その後の人生の豊かさを決定するようにも思う。歴史の概略を学んでいるかいないかで、時代小説や時代劇の背景がどれくらい理解できるかが違ってくるし、骨董や美術の世界も理解が広がるだろう。理科関係の知識も、ニュースなどを見る時役に立つ。別に知らないからといって困りはしないのだけれど、知っていた方が自分の暮らしている世の中の全体像が理解しやすくなることは間違いない。自分の立っている場所がよく見えた方が、世の中は生きやすい場所になるんじゃないだろうか。そのためには、直接役に立たない中学校レベルの無駄知識も必要だろう。

 まあそういう意味では、歴史については、まず近現代史を学んだ方がいいとは思うけどね。靖国問題や戦後保証問題、北朝鮮との関わりの問題などは、近現代史が頭に入っていないとわかりにくいだろうから。

 今回クイズ問題作りのため中学参考書を見ていて気づいたのは、習う内容が僕が中学生だった頃に比べてだいぶ減っているようだということ。「これを習うなら当然これも載っているだろう」と思うと、それがなかったりする。関連づけで覚えておくべき事柄は、結構多いと思うんだけど……。どうも「ゆとり教育」ということで、義務教育の内容がどんどん減らされているようなのだが、それを実感した瞬間だ。でも僕は「無駄知識が人生を豊かにする」という考えなので、こういうのはどうかと思う。中学生の頃に、将来無駄になる知識をどれだけ詰め込めるかで、その人のその後の生き方の質が変わってくるような気がするんですけどね……。

 まあ中学校の勉強なんてしなくても生きていけるのは確かだし、日常生活でも困らないんだけど、それは「僕は栓抜きがなくてもビールの栓は歯で開けられます」というのと変わらないかも。確かに困らない。でも栓抜きがあった方が便利じゃない? 今回クイズを作っていて、「僕は結構中学校時代に習ったことに助けられているなぁ」と思ったよ。でも高校の勉強はどうだったかというと、僕にとって今でも身になっているのは世界史ぐらいかな。

 夕方少し外出したけど、それ以外はずっと部屋の中。つまらない1日だが、仕事中はこんなものだ。部屋にこもっていると、AMAZONでいろんなものを注文してしまう。『ザッツ・エンタテインメント』のDVD-BOX『パッション』のDVDを予約注文。

ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉


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待たされた甲斐はあった?
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2004.10.11

プレーオフは面白い

 朝から映画の感想の手直し。昨夜書いたものはちょっと気に入らなかったので、まだサイトにアップロードする前だったので直してしまった。でも一度書き終えた記事に手を入れると、どうもつながりが悪くなる。さらに推敲すれば直るんだけど、面倒くさいからそのままにしておく。映画瓦版の場合はそれでよしとする。

 ニュースを検索していたら、スーパーマン役者のクリストファー・リーヴが亡くなったとのこと。まだ50歳代の若さ。落馬事故で半身不随(というか首から下の全身麻痺)になったことと、今回の死去との関係はよくわからないけれど。でも元気そうな姿を時々見ていただけに、ちょっとショックだ。僕が彼を映画の中で最後に観たのはいつだろうか。『日の名残り』のアメリカ人大富豪役かな……。

 メルマガの原稿を仕上げる。ネットでDVDと書籍の注文をする。『ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉』『パッション』をAMAZONで注文。他のショップも比較したけど、送料を考えるとAMAZONでも十分に安いみたいだ。本は田川建三の「イエスという男」「キリスト教思想への招待」をbk1に注文。AMAZONのアフィリエイトは自分で注文しても手数料が入らないので、書籍についてはbk1で購入することにした。bk1のブリーダープログラムは、自分で注文しても3%のバックがある。

 夕方近くなってから、本格的にクイズ作りに入る。今回はもう1ヶ月分ずつ作るのを止めて、一気に2ヶ月文を作ってしまおうと決意。その方が問題のダブりなどはチェックしやすい。とりあえず作り安いところから手を付けると、国語・理科・社会(歴史・地理)といったところか。この日は国語を全部終えて、理科の途中まで。明日は社会科2分野を全部済ませてしまうつもり。数学は問題数を減らしてもらったので少しは楽になった。これが次。さらに英語とスポーツをやって、最後が雑学かな……。

 プロ野球のプレーオフは西武がレギュラーシーズン2位からの逆転優勝。プレーオフ制度には賛否両論あったけれど、やってみればこれは面白い。それに選手たちにとっても、ファンにとってもいいことだと思う。一番いいのは、優勝がかかった試合がちゃんと地上波でもテレビ中継されたこと。今までパリーグの試合は、優勝が決まる試合でもほとんど中継してもらえず、他番組の放送中に速報で結果だけが流れるようなことも多かった。今回はプレーオフで日程がしっかりしていることもあり、放送のための時間を取れたということだろう。またセリーグで中日の優勝が既に決まっていたというのも大きいかも。

 何にせよ、最後まで緊張感のある試合が観られるというのがプレーオフのよさか。互いに2試合ずつ勝って最終戦にもつれ込んだ今回のプレーオフ第2ステージは、この1試合だけで日本シリーズ決勝戦のような盛り上がりだった。僕は別にどちらのチームのファンでもないし、出場している選手たちもほとんど知らないけれど、気の抜けない好試合をドキドキしながら観られた。パリーグは来年からもプレーオフを続けるとのこと。これは当然だろう。いっそのこと、セリーグもプレーオフ制度の導入を考えてはどうだろう。

 プレーオフ制度を本格的に面白くするためには、1リーグあたりのチーム数をもっと増やした方がいいと思う。現在の6チームでは、2チームに1チームはプレーオフ進出してしまう計算。これではレギュラーシーズンに緊張感がなくなる。あと2チーム増やして8チームから3チーム選抜ぐらいにすると、レギュラーシーズンのベスト3争いにさらなる緊張感と激しさが出てくるのではないだろうか。今のプレーオフは「3強の戦い」というより、下位チームを足切りしてから上位チームだけで勝ち抜き戦をやっているように見えてしまう。

あなたは生きているだけで意味がある
クリストファー リーヴ, Christopher Reeve, 東本 貢司

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身に降りかかった不幸を肯定的に捉える

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2004.10.10

台風一過の曇り空

 台風は過ぎたが「台風一過の青い空」とはならず、朝からどんよりと曇り空。天気がよくなったら布団でも干そうと思っていたのに、ちょっと残念な天気だ。

 午前中はCS。帰りに八重洲ブックセンターで日記帳を見てみる。日記はこうしてブログで付けているのだが、これ以外に個人的な備忘録を、紙の日記帳で作ってみようかなぁ……とも思っている。はっきり言って、このブログに書いていることなんて、半分とは言わないけれど何割かはウソが入っているし、事実関係をぼかして書いている部分も多い。会った人の名前や仕事をしている雑誌の名前、テレビやラジオの番組名など、差し障りがあって書けないことも多い。それに友人関係、特に異性のオトモダチ関係は、絶対に何をどこでどうしたかなんて書けないしね。だからこうしたプライバシーに関わることは、ブログに書かずに日記帳に書くのも悪くないかなぁと思っている。

 といってもワープロ打ちに慣れた僕が、毎日長い日記など付けられるわけがない。毎日手で書くのはメモ書き程度。5年連用日記や10年連用日記に、その日に観た映画やテレビ番組のタイトル、読んだ本、行った場所、会った人、買ったもの、気になるニュースなど、思いつくまま箇条書きしていくというのはどうだろうか。簡単なメモ書きのようなものでも、5年10年たつとかなり面白いものになるのではないかな。5年連用日記にしようか、思い切って10年連用にしようかを現在思案中。

 昼頃に錦糸町に戻って駅前の魚屋で小アジの唐揚げを買い、帰宅して南蛮漬けを作る。今回は実験的なもの。これでうまく行くようなら(たぶんうまく行くだろうけど)、今後うちでは揚げ物はやらないことにする。南蛮酢を造って、電子レンジで少し温めたアジを漬け込み冷蔵庫へ。食べるのは明日以降かな。僕はじっくり漬けておくのが好き。

 地方誌のコラムを書いてしまった後、亀戸のサンストリートへ。この近所で大きなレンタルビデオ店は、たぶんここのTSUTAYAだろうと思う。錦糸町駅周辺に、なぜ大型のレンタルビデオ店がないのかは謎だ。リヴィンか楽天地の中に、TSUTAYAが出店してくれるとありがたいんだけどなぁ。

 帰宅して風呂に入り、夕食はベーコンをたくさん入れたトマトソースのスパゲティ。自分で言うのもなんですが、スパゲティについては外で食べるより自分で作った方が美味いと思っている。食事をしながらプロ野球パリーグのプレイオフ第2ステージ第4戦を見る。その後BSで「新選組!」の再放送。先々の登場人物たちの運命を予め知っているだけに、ひとつひとつのシーンを見ていて辛くなってくる。藤堂平助よ、お前の運命を俺は知っているのだ! それだけに、それだけにお前の笑顔を見るのが俺は辛い!

 映画の感想をざっと書き、日記を付けたところで今日はおしまい。明日は何だ。メルマガとクイズか……。

日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える
表 三郎

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具体的な例が見たかった。
前著より方法論あり
これは重要なポイント

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2004.10.09

台風が関東直撃

 台風が関東地方目がけて一直線に進んできた。ちょうど関東地方を通過するのが昼から夕方頃になりそうだというので、今日は外出を控えて部屋にこもることにする。しかし外の様子を見ていても、あまり「台風接近中!」という危機感はない。雨も風もほとんど感じられないのだ。そこで食事の後、まず買い物に出ることにする。

 アルカキットの100円ショップで雑貨を買い、その後テルミナの地下で食料品購入。ベーコンが安かったのでたっぷり買ってきた。これは小分けして冷凍し、スパゲティなどに使うのだ。コーヒーも切れかけていたので買う。買物を終えて外に出ると、雨が少し降ってきたかなあ……という感じ。これはいいタイミングだった。

 夕方から夜にかけて関東地方を台風が通過したようだが、部屋の中にいる限りではあまりそれと感じられなかった。たしかに普通で言う「雨がすごく降っている」という状態よりは雨も風も凄いと思ったが、これが「観測史上最大級の台風」だと言われてもピンと来ない。地形などによって、風の強さなどは変わるようだけれど……。夜になると台風はすっかり通り過ぎてしまい、風も雨もほとんど感じられない。外を見ると歩いている人たちも傘をさしていないようなので、様子を見に外出してみることにする。

 歩道に止めてある自転車などは軒並み倒れていた。あとは飛んできたのだろうがゴミが多い。駅の様子を見るとほとんどの列車は不通。駅前のリヴィンは客も少なく、逆に普段は見かけないような人たちが目を引いた。日頃は路上で生活しているであろう殿方たちが、エレベーターホールやエスカレーター横のベンチにたむろしているのだ。雨宿りだろうか。外が大嵐だとむげにも追い出せないんだろうけど、やっぱりちょっと異様。

 リヴィンで買い物を済ませた後、近くの中華料理店で食事をしてから帰宅。ニュースを見ていると、やはり中央線・総武線はほとんどが不通になっていた。あと隣駅の亀戸では、道路が冠水して車が立ち往生していたという。渋谷駅前が水浸しになっているのにも驚いた。僕が気にならなかっただけで、やはりそれなりの風雨被害はあったらしい。

台風クラブ


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描こうとする力がスゴイ。
ストーリーの本筋と関係ないけれど・・・
すごく良かった

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2004.10.08

台風が接近中

 台風が接近している影響なのか、朝から雨。午前中は映画の感想を書き、メルマガの原稿を仕上げて大急ぎで入稿。午後は1時からギャガで『トリコロールに燃えて』の試写。戦争と男女の恋愛をからめた文芸調のメロドラマで、映画らしい場面も多いし見どころもたっぷり。しかし映画を観終わっても、おそらくは作り手が意図したであろうほどの感動は得られない。個々のシーンに光る部分もあるのだが、全体にコクがなくて薄っぺらな印象。ツルツルして心に引っかかるところがないのだ。へんにお行儀がいいのかなぁ……。ゴツゴツした手触りがどこかにないと、この手の映画は成立しないのかも。

 六本木の駅まで出て少し本屋に立ち寄り、赤坂のスタジオでテレ東の深夜番組用のナレーション録り。今回2回目なのでだいぶ慣れてきた。原稿の量は増えたけれど、わりとあっという間に終わる。今回は自分が喋る部分は基本的に自分で原稿を書いているので、あらかじめ喋りやすいようにと考慮はしているんだけど……。

 クイズに直しが入っていたので帰宅して直す。これはメールで送り返しておしまい。クイズには相変わらず苦労している。今からこれでは、本当に先が思いやられる。ちょっと憂鬱。

 台風は関東直撃コース。これじゃ3連休は外出できないぞ。まあいいか。仕事もたっぷりある。ローカル誌のコラムもあるが、最大の難関はやはりクイズ。この休みの間に次回入稿分を8割方仕上げておかないと、再来週の締切に間に合わなくなってしまう。

 日記の写真を撮るためにデジカメを持ち歩いているのだが、FinePix F410を修理に出してしまったので、今は10倍ズーム機のPowerShot S1ISをカバンに入れて持ち運んでいる。それほど大きくも重くもないカメラだし、10倍ズームや手ぶれ補正はなかなか便利。しかし腰のベルトにいつもぶら下げていたF410に比べると、カバンからいちいちカメラを出し入れするのは億劫だ。お散歩カメラとしてF410が早く戻ってこないかなぁ……と思っていたら、修理担当から電話があり、今回は無償修理にするとのこと。保証期間は切れていたんだけど、「保証が切れたばっかりなのに」と言ってみたらこうなった。まぁ何でも言ってみるものですね。(でもこれで、新しいデジカメを買うのはもう少し先になりそう。F410はいいカメラだし満足しているので、それはそれで構わないんだけど。)

 先日はスライド本棚を買った家具屋に「何か特典や割引はないのですか?」とメールを出したら、木製の小物をプレゼントと称して送ってきた。こういうのも、何も言わなければ何ももらえないわけで、黙っていては何もしてもらえないという一例だろう。こういうちゃっかりしたところが、仕事の面でも発揮されるといいんだろうけどね。

FUJIFILM FinePix F410


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2004.10.07

食器棚到着

 午前中は比較的のんびり過ごす。午後は2時頃に食器棚が到着。これで引っ越しに関わる新規の買物はたいがい終わった。ようやくこれで部屋がすべて片づきそうだ。

 荷物の搬入終えて僕も外出。3時半からメディアボックスで『雨鱒の川』。う~ん。風景などはきれいなんだけど、映画としてはあまりデキがよろしくない。構成に難があり、人物もいささか紋切り型だったり、ご都合主義に見えてしまったり。食事をして、夜は丸の内ピカデリー1で『僕の彼女を紹介します』の完成披露試写。これはまずまず面白かった。でもクライマックスでX JAPANの曲が日本語で流れてくると、ちょっと気持ちが引いてしまうよな……。前半は同じ監督主演コンビの『猟奇的な彼女』に比べても遜色のない映画だとは思うんだけど、後半はちょっと乗れませんでした。でも最後はちょっとホロリと来た。

猟奇的な彼女

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2004.10.06

ようやく運動会

 朝は5時半頃に目が覚めてしまった。電話が鳴ったので、あわててベッドから飛び起きて電話口まですっ飛んでいったのが、電話機にも携帯にも着信の形跡なし。どうやら電話は夢の中で鳴っていたらしい。まあもともと早起きして仕事をやるつもりだったので、ちょうどよかったんだけど。コーヒーをいれて顔を洗い、大急ぎで仕事に取りかかる。

 7時半すぎに部屋を出て、JRと地下鉄を使って築地へ。日曜日の予定だった運動会が雨で延び延びになり、ようやく実施となったのだ。昨日までの雨が嘘のような青空。とりあえず午前中の出し物だけ見て戻ることにした。

 仕事部屋に戻ったのは10時半頃か。朝方の仕事の続きをやって、終わったのは12時過ぎ。食事の後は少し寝る。午後は映画の感想を少し書いて早めに夕食。テレビ番組のディレクターから電話があり、大急ぎで原稿のチェックを始める。バイク便で編集済みのビデオが送られてきたので、それと付き合わせて原稿書き。夜は試写を観に出ようと思っていたが、それは不可能になった。これは別日の試写があることを期待しよう。

 夜は駅近くの焼肉屋で食事をしてから帰宅。だいぶ食べ過ぎ。いきなりアルカセルツァーのお世話になる。レモンライム味と違って、こちらは無味無臭。でも僕はこっちの方がいいな。安いしね。

 仕事がらみの連絡メールで、フルブラウザ搭載の携帯電話が発売されるという話題。僕は今使っているPHSの次にフルブラウザ搭載機種を考えているのだけれど、こうなるとPHSだけでなく携帯も視野に入れる必要があるかも。たぶん今年の冬から来年にかけて、フルブラウザ搭載の携帯電話がヘビーユーザー中心に浸透していくと思う。モバイル環境でのメールやWEB閲覧は、小型ノートやPDAから携帯電話に移っていくのだろう。携帯コンテンツを運営していた会社は、これに大打撃のはずだ。

 しかし本格的なモバイル環境が普及すれば、それに合わせた新しいサービスが必要になってくるはず。これはこれで、新しいビジネスチャンスなのかもしれない。僕も何か企画を考えてみようかな。

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2004.10.05

スライド本棚の第2弾

 午前中は映画評の下準備。リンクを作ったりしていると、それだけで結構時間を食ってしまうのだ。さらにメルマガ編集と発行手続き。今日到着する本棚の下に入れるため、雨の中を駅前のリヴィンまで細い板を買いに出る。帰りは土砂降り。参りました。

 本棚は1~2時の到着予定だったが、結局届いたのは3時頃。道路が渋滞していたのだという。今回届いたのは丸伸のスライド本棚、ブックマン3A-W90Dだ。文庫や新書、小型の単行本、DVDなどを収納する3重スライドの大収納タイプ。棚にあふれかえっていた本が、これですっきり収納できた。少し前に買ったブックマン RV-90D (高級扉付き)はまるで収納力不足だったが、今回は見かけ以上に頼もしい。最初からこれを買えばよかったよ。

丸伸のスライド書棚/ブックマン3A-W90D(三重スライド) 棚からせっせと本を移し替え、本やDVDを全部押し込んでOKとしておこうとも思ったのだが、結局はRV-90Dの方もあわせて本棚の整理を始めてしまった。まずは本をサイズごとにそろえて棚板をセット。さらにジャンルごとに分けたり、利用頻度ごとに位置を調節したり、これまでガラス戸付きのRV-90Dに入れていた本を再度移動したり。これですっかり夜になる。本棚にはまだまだ余裕がありそう。あとはまだ段ボールに入っている本を少し整理して、床に転がっている段ボールのうち封印していいものは封印して棚に押し上げれば、これで僕の今回の引越もすべて終了ということになる。あ~長くかかった。あとは台所の食器類か。これは明後日に食器棚が来る。

 しかし今日は試写にも行かず、映画の感想もやっていなければ、他の仕事もやっていない。これは明日も部屋にこもらないと仕事が追いつかない。こうして昨日立てた試写スケジュールは、早くも音を立てて崩れていくのだった。まあ最初からそのつもりでスケジュールを作っているわけだけど……。

 少し準備もしてあるのだが、明日は早朝に起きて仕事をするつもり。久しぶりに5時頃起きようかな。でないと間に合わない。午前中、しかも早い時間から外出の予定があるのだ。ふ~。

 個人輸入で買ったアルカセルツァーとアスピリンが到着した。アルカセルツァーは116錠(56回分)で2,210円。アスピリンは315mgタイプが400錠で1,980円。どちらも送料込みの値段。この手の一般薬を輸入で購入し始めると、日本の薬局でバファリンを買っているのがバカバカしくなってくる。中身は同じで値段は数分の1だもんね。

本棚の歴史
ヘンリー ペトロスキー, Henry Petroski, 池田 栄一

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私が見ていたのは、本棚ではなかった

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2004.10.04

試写4本で午前様

 午前中はメルマガの編集と入稿手続き。さらに「ぴあ」を買ってきて、自前のメルマガを少しやる。その後、長らく放置していた試写スケジュールの調整。見そびれてしまった映画は思ったほど多くはないが、結局こうして調整したスケジュールも机上のプランでしかない。実際には仕事優先になって、試写は二の次三の次になってしまうだろうと思う。

 午後は試写を4本はしご。まずはメディアボックスで韓国映画『オールド・ボーイ』。これはなかなか見応えがあった。ああ、この映画のテーマはこういうことなのか……と思うところもあるのだが、それを書くとネタばれになってしまいそうなのがもどかしい。原作は未読だが、韓国のキリスト教文化が映画のベースにはあるように思う。考えすぎかな。原作も同じなのだろうか。

 2本目はワーナーに移動して『トルク』をようやく観る。これはお話そっちのけでバイクアクションが続くだけの映画。バイクが好きな人はどうぞ。でも映画ファンとしてはこの手の映画にも、せめて『ワイルド・スピード』程度のストーリーは欲しいだろうに。この映画はあまりにもストーリーがなさすぎる。映像と音響のみ。それだけだと割り切ることで1時間半という短い上映時間になっているのだろうが、それでもダレる部分があるように感じた。映像センスも映画的というより、CMのノリなんだよな。

 歩いて銀座まで出てまず食事。次いで富士フイルムのサービスセンターに故障したデジカメを持ち込む。受付したら、そこではトラブルが起きないので参った。故障に再現性がないというのは、説明に苦労するんだよな~。とりあえず本体を預けてきたのだが、保証が切れていると修理代がかなりかかる様子。技術料だけで6千円以上と言われてめげる。今や新品をネットで買っても2万円しないカメラだから、これに部品代だ何だと1万円もかかるようでは嫌になってしまう。しかもこのカメラ、買ってからまだ1年とちょっとしかたっていないのに……。受付の人は「保証期間については少し考慮します」と言っていたけど、さてどうなるか。とりあえずは見積が電話で連絡されてくるはず。

 本棚を注文していた家具屋から電話で、配達は明日の1時から2時の間とのこと。これで午後の試写は1本別の日に回さなければ。テレビ制作会社から原稿がメールで送られてきた。ナレーション部分は1,2回目よりだいぶ増えるはず。

 3本目は映画美学校で市川雷蔵の『弁天小僧』(公式ページ)。監督は伊藤大輔で、最後は屋根に上がった主人公の弁天小僧を御用提灯が取り囲む『次郎吉格子』以来の大捕物となる。雷蔵は男である僕が観てもセクシー。ちょっとした表情や仕草や台詞に、セックスの存在を感じさせる色っぽさ。

 4本目は9時から日劇3で『スカイ・キャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー』。古いアメリカン・コミックの世界を、そのまま実写にしたようなSF風の冒険活劇映画。作り手の古い映画やアニメへの愛着が伝わってくるような、凝りに凝った映像。ただこうした映画を観ていても、現実の物理法則に支配されて「そりゃないだろう」とか思ってしまう自分がちょっと悲しいと思った。

 映画の後にライターのWさんと立ち話をしながら駅へ。これにはまって、12時頃まで、しょぼ降る雨の有楽町の駅前で立ち話することになってしまった。Wさんの言ってることはいちいちよくわかるんだけど、物の考え方の枠組みがまるっきり10年20年前の出版業界のままなので話が通じない。まあ僕が何を言っているかぐらいは通じていると思うけど、それが実感として理解されていないもどかしさを感じる。

 僕自身は20年近く前に広告デザインの世界に入り、そこで写真植字と版下があっという間にDTPに置き換わる現場の最前線をこの目で見てきた。また10年前の日本のインターネット黎明期を実地に体験し、日本でもっとも早い時期から映画評のホームページを立ち上げて現在に至っている。(僕が最初に立ち上げた「八丁堀発・映画半可通だより」を知っている人は、かなりインターネット歴が古いはずだ。)そうした体験を通じた立場から見ると、マスメディアのこれから先、もしくは「ライター」や「記者」という仕事のこれから先も、方向性ぐらいはなんとなく察せられるのだけれどね。

いまの生活「電子社会誕生」―日本語ワープロからインターネットまで
仲俣 暁生


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2004.10.03

だめなJUGEM

 読書日誌ブログと日記ページの写真置き場に使っているJUGEMは、利用者の間でも動作が不安定なことで有名。まあ無料だし、僕なんて容量無制限だし、使っている用途はメインではなくて補助的なものだし、そういう意味であまり大きな声で文句を言う筋合いのものではないのかもしれないが、やはり動作が不安定なのは困る。しかもメンテナンスのスケジュールが無茶苦茶。今日は未明から午後2時までメンテナンスするとの連絡があり、午後2時が迫ると今度はメンテナンス時間を午後8時まで延長。それでも間に合わずにさらに2時間延長した。そして信じられないことに、最終的に翌1時まで延長……。これじゃメンテナンス終了時間を予告する意味がない。(結局それでも間に合わず、翌朝8時までメンテナンスを延長した。)

 まぁこちらは「日記ページに写真が出てこない」程度の問題なので、構わないと言えば構わないんだけどね。サービスを停止されると日記ページの写真が消えてしまうので、なんとかサービス自体は続けてほしいものだ。JUGEMをメインで使っている人はたまったもんじゃないだろうけどね。

  朝から大雨。運動会は中止。この雨は水曜日頃まで続くらしい。映画の感想をせっせと書いて夕方まで。映画を見に行こうかとも思ったがやめた。この日は結局、家から一歩も出なかった。午前中に大豆を煮て3等分し、ひとつを残して残りはジップロックに入れて冷凍。大豆を使って、昼間はひじきの煮付けを作る。これも半分は冷凍。夜はビーフシチューを作る。イチローはさらに1安打。これで260安打へと記録を伸ばす。たいした男だ。

キャッチボール ICHIRO meets you
イチロー , 糸井 重里


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奮起したい時にぜひ

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2004.10.02

イチローに感動!

 午前中はBSで放送されているマリナーズの試合に釘付け。イチローがついに世界記録の257安打に並ぶと大騒ぎ。さらに記録を抜く258安打になった時は大感動。こういうとき、アメリカ人の演出というのはいちいち気が利いていて素晴らしいのだ。その瞬間に試合が一時止まって、球場中がイチローを賞賛し、祝福している。感動してちょっと涙が出てきた。

 オリンピックで日本選手団が大活躍し、あまりの金メダルラッシュに首相は国民栄誉賞の授与を諦めたという。今回イチローには国民栄誉賞を出してもいいんじゃないだろうか。僕は基本的に、国民栄誉賞をスポーツ選手に与える場合は現役を退いた段階で与えるべきだと思っている。でもイチローにはあげてもいいんじゃないかな。そもそも国民栄誉賞の第1号は、王貞治がハンク・アーロンの大リーグ本塁打記録を抜いた時に授与されたもの。イチローが受賞したってまったくおかしくないのだ。それにイチローの場合、ホームラン記録のような派手なものではなく、主として単打をコツコツと積み上げてきた上にある大記録であるというところが素晴らしいと思う。

 すっかり食事も忘れてテレビに見入っていたので、食事は外食で済ますことにする。2時過ぎに外で食事。その後、3時半から楽天地で公開が始まったばかりの『ヘルボーイ』を観る。ギレルモ・デル・トロは好きな監督なんだけど(『デビルズ・バックボーン』は観てないけど)、今回の映画はなんだかピントはずれだなぁ。セルマ・ブレアもチャーミングに見える瞬間がなかったし。唯一可愛いのは半魚人?

 夜はどのニュースを見てもやはりイチローの話題。今日はイチローに始まりイチローに終わった1日だった。久しぶりにシャワーではなく風呂に入る。やはり湯に浸かった方が疲れは取れるような気がするなぁ……。

イチロー×北野武 キャッチボール

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登りつめた男たちはカッコイイ

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2004.10.01

少年剣道大会

 都民の日で学校がお休み。浜町公園の体育館で地元ライオンズクラブ主催の八署対抗少年柔剣道大会を見学。8時半頃到着したらまだ入口も開いてない。そのうち人も集まって入口も開いて中に入ったのだが、倉ばれたプログラムを見たら開会式が10時半だって。まだ2時間もあるじゃん。なんとか時間をつぶして試合見学。

 お昼は外に出て近くの居酒屋でランチ。500円で腹一杯。食べ過ぎ。会場に戻って残り試合見学。解散は3時過ぎか。水天宮の駅まで歩き、水天宮境内で少し写真を撮影。

 帰宅してから映画に行くことも考えたが、今日は映画の日なので混むことも考えられ、クイズ作りを先行させる。本当は眠くて少し横になりたかったのだが、夜までかけて10月入稿分の国語分野だけは作ってしまう。今回は分納ではなくまとめて納品するつもりなので、得意分野から順番に仕上げていくつもり。残るのはやっぱり英語と数学になりそうな……。

 夜は11時頃から近くの居酒屋で夕食を兼ねて飲む。

ひと目でわかる剣道のルールと試合―ルールを知れば勝てる!
香田 郡秀


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