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2005.04.20

小林政広監督カンヌへ

 小林政広監督の『バッシング』という映画が、今年のカンヌ映画祭でコンペ部門に出品されることになったという。でもニュースでこのことを知っても、「小林政広って誰なの?」という人がほとんどだと思う。中には「ああ『人間の条件』や『東京裁判』の監督ね」と思う人がいるかもしれないけど、それは小林正樹監督ですからお間違えなく。(小林正樹監督は9年に前に亡くなってます。)

 僕は小林政広監督の映画をデビュー作の『CLOSING TIME』(96年)以来、ビデオ市場に直行してしまった『La Coiffeuse ─女理髪師の恋─』(発売タイトルは『完全なる飼育/女理髪師の恋』)を除いて全部観ているはず。これまでに劇場公開されたのは、『CLOSING TIME』、『海賊版=BOOTLEG FILM』(98)、『殺し KOROSHI』(00)、『歩く、人』(01)、『フリック』(04)だ。映画瓦版にこれら全作品のレビューがあるので、内容や感想などはそちらをご覧あれ。たいていどの作品も北海道が舞台で、映画話法としてもかなり凝った作りをする、作家性の強い監督だ。映画が特有のニオイを持っているので、それが気に入ると次々に観たくなるはず。(日本映画データベースによれば他にも『一週間 愛欲日記』や『女子社員愛欲依存症』『実録 極東マフィア戦争 暗黒牙狼街 BOSS』などの監督作があるようだ。)

 小林監督は『海賊版=BOOTLEG FILM』『殺し KOROSHI』『歩く、人』を3年連続でカンヌ映画祭に出品しているのだが、どれも「ある視点」や「監督週間」などコンペ外にとどまっていた。小林監督は前作『フリック』がどこの映画祭でも受け入れてもらえなかったことに落胆していたようなので、今回の新作がコンペに出品されるのは喜びもひとしおだろう。

 『バッシング』については情報があまりにも少ないため(マスコミ試写が行われているのかすら僕は知らない。最近はすっかり映画業界の外側の人になった気分だ)、ネットで検索したら小林監督本人が書いているブログを見つけた。「ボクの映画渡世帖 小林政広」というのがそれ。この中でいままさに書かれているのが「『バッシング』は、こうして作られた」という記事だ(第1回目はここ)。映画の内容はやはりさっぱりわからないのだが、映画を作るのはいろいろと苦労があるなぁ、と実感できる日記(というか回想談)になっている。

 『バッシング』に主演している占部房子という女優も、ほとんどの人が知らないと思う。じつは僕もよく知らない。小林監督の『歩く、人』と『フリック』に出演しているというのだが、あまり強い印象がない。日本映画データベースによると『流★星』と『アンテナ』にも出演しているそうで、僕はどの映画も見てるんだけどな~。朝ドラの「ほんまもん」も観てたんですが……。どうも舞台中心の人みたいです。たぶん映画を観れば、「そうか、この人か!」ということになるんだろうけどね。まだ名前と顔が一致してません。なんだか悔しいな。

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''' 小林政広監督の新作『バッシング』が 第58回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門にノミネートされましたです!! ''' 凄いぜ!!小林監督!! ↓ご本人のブログでの報告です。 http://diary.jp.aol.com/jqmmwd9hztq/103.html これからうちのブログでもささやかながら応援していきますんで盛り上げましょう!! その前に5月3日のローションマニアックスLIVEもよろしく… h..... 続きを読む

受信 2005/04/23 15:34:47

» カンヌ映画祭へ日本映画「バッシング」いざ出陣! [クラシック映画館 兼 ミステリ小劇場 から]
今年の審査委員長はボスニアの「アンダーグラウンド」のエミール・クストリッツァ監督 続きを読む

受信 2005/05/12 10:56:48

コメント

占部房子さんですが、ほんまもんでは主人公・木葉のいとこ、すず役で強烈な嫌がらせを繰り広げていました。狂気を感じさせる大暴れの演技などを見て舞台の人だとは思っていました。

投稿者: ラブマシン (2005/04/22 3:20:10)

「ほんまもん」はわりとちゃんと見ていたはずなんですが、あまり記憶にないんですよね~。もっとももれなく全部完全に見ていたわけではないので、見逃しが多い時期に狂気が炸裂していたのかな~。覚えてないのがちょっと残念。

投稿者: 服部 (2005/04/22 12:19:14)

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