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2005.06.01

Google AdSense顛末記(三)

 ページに広告が配信されている限り、少なくとも映画瓦版やブログの読者にとって、僕のAdSenseアカウントが生きているか死んでいるかはどうでもいい話だ。ページは今までと同じように、何も変わらず表示され続けている。ところが最初の変化は、映画瓦版のトップページに設置されたサーチタイプのAdSenseに現れた。これは映画瓦版の中を全文検索するものだが、検索キーワードを入れて検索ボタンを押すとエラーになってしまうのだ。僕はこれをサーバーの不調だと考えしばらく放っておいた。

 しかし半日ほど放置しても、まったく機能改善が見られない。これは変だ。どうもおかしい。この検索窓は自分でもよく使うものなので、仕方なくAdSenseをやめて通常のGoogle検索窓に差し替えた。これで検索はきちんと機能するようになったので、やはりこれはAdSenseのアカウント剥奪と何か関係があるのかな~と、この時点ではぼんやり考えていた。

 しかしこの程度なら、まだ大勢に影響はない。この時点ではまだ映画瓦版のトップページにも、ブログの各ページにも、AdSense広告はしっかり表示され続けている。AdSenseから通常の検索窓に差し替えても、映画瓦版のデザインはほとんど変わらない。Googleから返事が来てアカウントが復活するまで、これはこのまま放っておいても構わないと判断した。返事がいつ来るかはわからないが、とりあえずは返事が来るまで気長に待っていてもいいだろう。これが5月16日月曜日のことだ。

 しかし翌17日火曜日には、いよいよ映画瓦版やブログからAdSenseの広告が消えてしまうのだった……。そこにはポッカリと白く隙間が空き、以下のようなメッセージが表示されていた。(これは映画瓦版の個別映画評のページに今も表示され続けています。)

このページの表示が認められていません
このディレクトリを表示するアクセス許可がないか、提供されたアカウント情報を使用してページを表示するアクセス許可がない可能性があります。

 これではページのデザインが目茶苦茶である。ミットモナイったらありゃしない。こうして問題は一気に深刻化した。メールの返事を待つつもりだったが、あまりのんびりしていられない状況になってしまったのだ。

 * * * * *

 ネットを検索すると僕以外にも「アカウント非承認」の通知を受け取った人は大勢いるようで、その多くが「広告はそのまま表示されている」と書いている。広告が表示されている間は、まだAdSenseが使えなくなったという実感がないのも共通している様子。きっと皆さん2,3日たって広告が消えてから、「ありゃりゃ!」と思うのではないだろうか。

 アカウント非承認になった後は広告配信を完全にやめてしまうのではなく、クリックしても収入にならない公共広告だけを配信するなど、広告掲載サイトのデザインを大きく損なわない方法を考えてほしい。そうすれば広告スペースを別のものに差し替えるなり、そのまましばらく放置しておくなりの選択が、サイト運営者側にできるんですがね。もしくはせめて「有余は2日ですので、その間に広告を撤去してください」と、最初から通知してくれればいいのになあ……。

 無効なクリックから広告主を守るという目的は理解できるし、そのためにアカウントを剥奪するしか方法がないなら(無効クリックだけを除外する技術がないなら)、問答無用のアカウント剥奪もある面ではしょうがないと思う。でも自ら不正をしたわけではないサイトからそっくり広告をはぎ取って、無残な醜態をさらさせるのはひどく無神経だ。こうして「アカウント剥奪」が公衆の目に触れるような仕組みになっているから、気に食わないサイトのAdSenseを連続クリックし、アカウント剥奪を狙うような連中も現れるのでしょう。

 何でもこうした連続クリック攻撃によるアカウント剥奪を、「Google AdSense狩り」と呼ぶそうです(竹熊ブログ参照)。獲物に致命傷を与えた効果がすぐ目に見えれば、ハンターとしてはさぞや痛快でしょう。それもこれも、アカウント剥奪がすぐわかるAdSenseの仕組みがあればこそです。

 違法なサイトや規約違反のコンテンツなど、サイト運営者側に何らかの落ち度や不正があればまた別ですが、無効クリックによるアカウントの停止については、表向きアカウント停止が見えない仕組みを作ってほしいと思います。今の仕組みはGoogle AdSense狩りを誘発して、かえって無効クリックを増やしているだけではないかな……。

まだまだ続きます。

10:49 午後 | 固定リンク

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