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2005.04.02

木の芽どき

 仙台市内の繁華街で、暴走するトラックが通行人を次々はねて6人が死傷する事件が起きた。(3人死亡、1人重症、2人軽症だとか。)事件発生直後には逮捕された男の名が匿名で報道されていたが、それは以下のような事情による。引用は東京新聞。

 仙台中央署によると、男は本籍仙台市若林区の住所不定無職で三十八歳と自称。体から灯油のにおいがしてやけどをしている。「二、三日前に千葉から来た。死ぬつもりで人をはねてきた。車の中で灯油をかぶって火を付けた」などと供述しているが、訳の分からないことも話しているといい、同署が動機などを調べている。

 要は精神的な障害があることが明らかに疑われているわけで、もしそうならばこの男は不起訴になる可能性がある。その後実名が報道され始めたところを見ると、とりあえずその疑いは「なかったこと」になったようだ。調べてみたけれど精神科の通院歴がなかったとか、その程度の理由だろう。あるいは事件があまりにも重大なので、とりあえずは起訴しておこうとか、その程度の警察側の判断なのかもしれない。

 どのみちこんな事件を起こす男が「正常」であるはずはないのだが、問題になるのは「責任能力の有無」。「責任能力あり」なら、この男は死刑。「責任能力なし」なら、この男は無罪放免。まさに天国と地獄だ。まだ裁判について云々する段階ではないかもしれないが、裁判となれば弁護側が精神鑑定を求めるのは必至。僕の予想では、少なくとも死刑にはなりそうもないなぁ……。

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2005.04.01

親指シフトのレッスン

 親指シフトキーボードの練習を始めてまだ間がないのだが、最近はようやくよちよち歩きか伝い歩き程度に文字を拾ってゆけるようになった。じつはこの日記も親指シフトで書いている。最初にホームポジションのキーを一通り覚えてしまい、あとはキー配列の一覧を眺めながらポツポツ打ち込んでいる。もちろんまだまだローマ字入力の方が速いので、仕事の文章についてはこれまで通りローマ字入力ということにはなるだろう。しかしこのペースだと、そう遠くないうちに親指シフトに完全移行できるかもしれない。

 目標は4月中の完全移行。それまでは日記など短めの文章についてはなるべく親指を使って実地練習だ。

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2005.03.31

親指シフトに再挑戦するぞ!

 ワタクシの商売はモノカキである。肩書きとして「映画批評家」を名乗っちゃいるが、映画の仕事は全体の半分にも満たない。その実体は、頼まれれば犯罪以外は何でも引き受ける「文系の何でも屋」なのだ。で、仕事の大半はパソコンの前で文字を入力している。ご多分に漏れずローマ字入力かな変換だ。特別な訓練をしたわけでもないが、年季が入っているからかなり早い。

 ところがこのワタシ、最初にキーボードを触ったのは英文タイプで、その次が日本語ワープロだった。最初のワープロは富士通のOASYS。当然のように、当時は親指シフトで日本語を入力していた。これはこれで、かなりの速度でがんがん入力していたのだ。しかしそれはもう、20年近くも前の話。その後はワープロ専門機からMacintoshに移り、さらにWindowsマシンに乗り換えて現在に至っている。Mac時代からはローマ字かな入力にチェンジしたから、もう10年以上もローマ字入力一辺倒。それが最近急に、親指シフトが懐かしくなりはじめている……。

 映画評を書くときなど、頭で文章を考えながらちょぼちょぼ文字を入力している分には、ローマ字かな変換でも一向に構わない。その時は考える速度と入力速度に、さして差がないような気がする。もちろん手で入力する速度の方が頭の回転よりは遅いわけだが、その間に次の文章を考えるなど、まあ考えては打ち込み、打ち込んでは考えるというペース配分がそれなりにできるわけだ。

 ところが最近になって、「文系の何でも屋」であるワタクシは一度に大量の文章を入力するという仕事を引き受けることが時々あるわけだ。そうするともう、ローマ字かな変換はかったるくてしょうがない。見本のテキストを見ながら、ひたすら文字をどんどん入力していくという作業では、ローマ字かな変換の非効率性にイライラさせられっぱなしになってしまう。だいたい指が疲れるんだよね。で、親指シフトがいいな~とか、また思い出したわけだ。

 最近はWindowsパソコンの普通のキーボードでも、親指シフト入力を擬似的に再現できるエミュレーターソフトが存在する。ワタクシはそのひとつ「親指ひゅんQ」をインストールして、早速パソコンを親指シフトモデルに変身させた。そして富士通のホームページから親指シフトの練習ソフトをダウンロードして、ほぼ20年ぶりに親指シフトに再チャレンジしたのだ。

 いや~、キーボード操作は自転車と同じで1度覚えたら忘れないなどと申しますが、これはさすがにすっかり忘れている。もうぜんぜん駄目。キーボード操作の概略すら忘れてしまっている。とりあえず入門編でホームポジションのキーだけは一通り覚えたけれど、これは先々が思いやられるな~。キートップに親指シフト配列の「かな」をシールで貼り付けておきたいのだけれど、どこかに売ってないかな……。一通り練習が終わったところで、Japanist 2003を買えばいいのかも。

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2005.03.30

日本サッカー「快勝」?

 ワールドカップサッカーの予選で、日本チームがバーレーンの自殺点(10年ほど前からオウンゴールと呼ぶ)で何とか勝ちを拾った。テレビを見ていたら、これを「快勝」と報じているところがあって苦笑させられた。チャンネルを切り替えながらあちこち見ていたので、どこのテレビ局かはよくわからないけれど、自分じゃ1点も入れてないのに「快勝」はないだろう……。

 僕はもともとそれほどサッカーを観るわけではないが、こうまでして無理やりにサッカー熱を盛り上げようとするテレビ局の浅ましさには、なんだかウンザリさせられてしまう。別にいいじゃん「辛勝」でも「薄氷の勝利」でもさ。何が何でも日本サッカーを強くみせようというのは、戦争中の大本営発表と変わらない。相手チーム自殺点での1勝を「快勝」と呼ぶ白々しさは、「退却」を「転進」、「全滅」を「玉砕」と言い換えるのと同じ精神構造だろう。

 サッカーの国際試合はそもそもがナショナリズムの高揚する代理戦争みたいなところがあるから、別に自分たちのチームの身びいきをするなとは言わない。自国のチームがホームで試合をしているときに、第三者のような客観性で報じる方が、かえってバランスを欠いたものだとも思う。でもものには限度ってものがある。自殺点での勝利を「快勝」と報じるのは、どう考えたって許される範囲を逸脱しているんじゃないかな~。

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2005.03.29

日本人は韓国人が嫌い

 月曜日の「TVタックル」で、民主党の西村真悟議員が「日本人は韓国人が嫌い」と発言してスタジオ中をずっこけさせた。慌てふためいて発言を打ち消す周囲の周章狼狽ぶりを見ると、この西村発言は現在の日本でタブーとされていることに触れてしまったのだな~と思わざるを得ない。要するに、この発言には一面の真実があるのだろう。

 本当のタブーというのは、それを考えることすらタブーなのだ。「韓国人は日本人が嫌い」というのは日本人なら誰もが知っていていい韓国社会の常識だが、逆に「日本人は韓国人が嫌い」という事実は、それを口に出すことがはばかられるどころか、そう考えることすら避けなければならない現代日本の禁忌になっているようだ。

 西村議員が「日本人は韓国人が嫌い」と言ったとき、「まあそういう人もいるだろう」「でもそれを日本人全体に広げて一般化するのは問題だよ」と言うならわかる。でも西村発言に対して起きた反応は、「そんなことありませんって!」「あなたは何を言ってるんですか!」という全面的な反発だった。まあ一部の人たちは、「そんなわかりきったことを、今さら言いっこなしでしょうに」と呆れていたのかもしれないけれど、少なくとも表面上出てきた反応としては、西村発言の全否定に終始していたように思う。

 これって臭いものにはフタということなんだろうな~と思う。韓国人が日本人を嫌いなのは、韓国の事情に多少なりとも通じている人なら誰もが知る事実だろう。「お前は嫌いだ!」と面と向かって言われたとき、それでも相手に好感や好意を持ち続けられる人はそうそういない。日本はこれまで相手に嫌われても、ニヤニヤ笑って手を差し伸べ続けるオトナの対応をしてきたわけだが、それは日本が東アジアの中で唯一欧米先進国並みの経済発展を遂げたという自信に裏打ちされてのこと。しかし最近はどうだろう。今の日本に、目の前で罵声を浴びせられても「まあ仲良くしましょうよ」と微笑み続けるだけの経済的な優位性があるんだろうか?

 数字で比較すれば、韓国や中国より日本の方が豊かに決まっている。でもこういうのは「気持ち」の問題だろう。日本人が自分たちの豊かさを実感できなくなったとき、周辺国からの敵意に対して「俺たちだって嫌いだよ」と言い返すようになる日が来ないとは誰にも言えないと思う。

 西村発言に心穏やかでいられない人たちというのは、そうした時代の空気をなんとなく感じているのではないだろうか。だから「日本人は韓国人が嫌いだ」という発言をやっきになって否定する。ここで否定しておかないと、そうした空気が雪崩を打って国民的な反韓感情に結びついてしまうのではないかという危惧を抱いているのかもしれない。

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2005.03.28

米産牛肉輸入再開へ

 内閣府食品安全委員会のプリオン専門調査会が、生後20カ月以下の若齢牛を全頭検査の対象外とすることを容認したという。これで夏ごろには米国産牛肉の輸入再開に向けためどが付きそうだ……とのこと。僕は「米国産牛肉の危険度などたいしたことはない」と考えているので、輸入再開に向けて着実に進んでいることは、とりあえずいいことだと思う。

 ただしこれによって、「米国産牛肉はやっぱり危険だ」というネガティブ・キャンペーンが始まることが考えられる。食肉解体処理をする際、危険部位が混ざってしまうのではないかとか、まあそういったレベルの話だ。しかしそもそもこれは、「BSEに感染している牛」の危険部位が問題なのであって、健康な牛なら「危険部位」をどれだけ食べようがそもそも危険はない。その証拠に我々はBSEが大騒ぎになる前、平気で牛タンも脊髄も脳みそも食べていたではないか。「危険部位」の除去は万が一食肉の解体処理過程に感染牛が紛れ込んでしまった場合に備えて、念のために行っていること。あまりそればかりを取り上げて危険だ危険だと言うのは、物事の本質的な部分を見誤らせることになるんじゃないのかな。

 僕はアメリカの牛肉が危険だとはまったく考えていない。もちろん「危険がゼロ」なんてことは世の中にありえないわけで、問題になるのはその「危険」の可能性がどの程度なのかということだ。そして僕は牛肉をいくら食べようとも、それによって新型ヤコブ病にかかる可能性は交通事故で死亡する可能性よりも常に小さいと断言できるのだ。これは日常生活においては、無視できる範囲だろう。毎日朝起きて顔を洗うたびに、「自分は今日交通事故で死ぬかもしれない」と考える人が、いったい世の中にどれだけいるのかな。

 世の中には治療法が確立していない難病や奇病というものがいろいろあるけれど、その中で新型ヤコブ病がどういった位置づけになっているのかはよく考えた方がいいと思う。治療法が確立していない病気の代表として、例えばエイズ(HIVウィルスへの感染症)というものがある。去年1年間に東京都内で報告されたHIVウィルス感染者は300人を超えている。これは過去最高で、増加傾向にあるという。HIV感染と新型ヤコブ病と、どっちがより身近な病気なんでしょう。

 そこで今日の結論。アメリカ産牛肉は安心して食べてよい。しかし見ず知らずの相手とセックスするときはコンドームをしろ!

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2005.03.27

デジカメへの不満

 そろそろ桜の時期。Canonの高倍率ズーム機Power Shot S1 ISは、こういう時に枝の上の桜の花をクローズアップで撮影できるのがいい。だが実際に撮影しているといろいろと不満もある。最大の不満は、結構ピントが合いにくいこと。細い枝の先の花などを撮影しようとすると、ピントがうまく合わずにイライラさせられることが多い。フォーカスゾーンが中央1点のみというのも、IXY DIGITAL L2で9点フォーカスに慣れてしまうとトロくさいのだ。いちいち画面中央でピントを合わせて、その後画面構成を考えるという作業は、以前フィルムカメラで普通にやっていたことなんですが……。人間は便利なことに慣れると、それが普通になってしまうのだなぁ~。

 でもL2だとカメラを構えてレリーズボタンをちょっと押しただけで、だいたい狙ったとおりにピントが合うのは気持ちいい。花などにぎりぎりまで寄って撮影するマクロ撮影では、中央1点フォーカスになるので一緒なんだけど、マクロ撮影ではフォーカシング位置を細かくコントロールできた方がいいのでこれはこれでOK。S1 ISとL2は同じキヤノンのカメラ。発売時期がちょっと違うだけで、こうも使い勝手が違ってくるのだ。デジカメの技術発達は早いのだ。

 S1 ISはレンズカバーが組み込み式ではなく、脱着式のレンズキャップになっている。これはどうも不細工だ。ひもで本体に結び付けてあるのだけれど、風が強いときなどはこれがひらひら舞ってまことにぶざま。かといってレンズにただかぶせてあるだけのこのカバーは、ひもなしだと落として紛失しそう。レンズフードをつけるようにも出来ていないので(それはそれでコンパクトにまとまっていいのだけれど)、キャップなしだとレンズを傷つけてしまいそうだし、保護用のフィルターも付けられないしな~。

 もうひとつの不満は、液晶モニター画面が1.5インチと小さいこと。これはボディの大きさがまるで違うL2と同じサイズの液晶なのだ。これはバランスが悪い。バリアングル液晶はハイポジションやローポジションの写真を撮る時に便利なんだけど、サイズがもう少し大きいとより便利になると思う。

 そろそろ次世代機が出てきてもいい時期なのだが、そうこうしているうちにPanasonicやコニカミノルタの12倍ズーム機が新しく出ている。まあS1 ISもおそらく似たような方向性で進化すると思うんだけど……。

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