2014年9月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 2005年5月1日 - 2005年5月7日 | トップページ | 2005年5月15日 - 2005年5月21日 »

2005.05.14

少子化対策なんて簡単だ

 先週のニュース報道によれば、首相官邸に日本経団連の会長や連合の会長など経済界や労働界のトップが集まって、少子化対策のための「子育て支援官民トップ懇談会」を開いたそうな。しかしそこで話されている内容は、出産で退職した女性の再雇用や育児休業取得の促進など職場環境改善など、十年一日の如くまるで変化がない。そんなことよりも、もっと効果てきめんの少子化対策があるんじゃないの? なぜ誰も、その提案をしないのだろうか。まったく不思議だ。

 僕が考える少子化対策の決定打は、ずばり「経済的理由による人工妊娠中絶の禁止」である。日本では母体保護法の許す範囲内での人工妊娠中絶が許されている。その条件はふたつ。ひとつは「妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの」で、もうひとつは「暴行若しくは脅迫によつて又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの」である。妊娠継続によって妊婦に著しい副作用が出ることが考えられる場合や、レイプされて妊娠した場合にまで中絶するなとは言わない。しかし「経済的理由」は、もはや削除してもいいだろう。

 しかしこの議論は、今から20年以上前にも一度行われている。1982年に母体保護法の前身である優生保護法から、経済的理由という条項が削除されそうになったのだ。だがこの時は、女性団体などから猛烈な反対が起きて、この改正案は廃案になった。女性にとって「望まぬ妊娠」はレイプされた場合に限らない。避妊の主導権が女性に存在しなかった時代には、経済的理由による中絶が女性たちにとって最後の命綱だった。しかし日本でも遅ればせながら、1999年にはピルの使用が認められるようになったではないか。これによって「女性が自ら生む生まないを選択する権利」は、ひとまず確保されたと考えるべきだと思う。

 もちろん世の中にはいろいろな状況が考えられるから、もともとは生むつもりだったものの、何らかの「経済的理由」から出産が困難なケースも十分に考えられる。例えば妊娠中に夫や婚約者が死亡してしまった場合、妊婦本人もしくは配偶者が失業した場合、あるいは妊婦と子供の父親が別れてしまった場合などだ。しかしこうしたケースに関しても、中絶以外の方法で解決は可能だろう。理由が「経済的」なものならば、「経済的」な支援さえあれば妊娠も出産も可能なはずではないか。日本の少子化が本当に深刻なら、こういうところで金を使わずにどこで使うんだ?

 もちろん生まれた子供をどうするかは、また別の問題として考えなければならない。まずは父親のいないシングルマザーを支援する方法を、大まじめに考えることだ。さらに行政側で、母親から子供を引き取って養子縁組や里親の周旋をすることを考えてもいいだろう。シングルマザーに対する社会的な差別は根強いかもしれないが、差別や偏見というのは対象の数が多くなれば消えてしまうこともある。例えば女性の晩婚化が進んでいるのは、かつて社会にあった未婚女性への風当たりが弱まったからだ。(これによっ少子化も進んだ。)

 母体保護と人口政策はまったく別の事柄だが、人工妊娠中絶によって「本来なら生まれるべき命」が間引きされている現実に見て見ぬふりを続けながら、少子化対策という名の小手先の政策を小出しにしていているのは滑稽だ。出生数を増やす努力が必要なのも認めるが、出生数をみすみす減らさない手当ても必要なんじゃないだろうか。これだけ豊かな国で、主として経済的な理由で少なくとも年間30万人もの胎児が中絶されているのは奇妙だと、普通の人なら考えるんじゃないだろうか。日本よりももっと貧しい国でも、子供はたくさん生まれているし何不自由なく育っているよ。

 なお日本母性保護産婦人科医会(日母)が2000年に、母体保護法の改正案として経済的理由の削除を提言している。しかし日母は妊婦の健康ではなく、「女性の権利に基づく人工妊娠中絶」を求める団体であり、提言の中身も今以上に妊娠中絶をしやすくしたいという方向に向かっている。でも僕自身は、「女性の権利」によって妊娠中絶が自己決定されるべきだという考えには反対。これについて書くとまた長くなるので、今回はここまで。

4324075670少子化社会白書 (平成16年版)
内閣府
ぎょうせい 2004-12

by G-Tools

07:45 午後 | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック

2005.05.13

トマト寒天(その2)

 トマト寒天の作り方だが、前回作ったものよりも今回作ったものの方がずっと美味しく食べられるようになったので、自分のための記録を兼ねて作り方を書いておく。

 前回使ったジュースはカゴメトマトジュースで、今回使ったのはデルモンテの食塩無添加タイプ。寒天は前回が棒寒天を溶かしたもので、今回はそれより安価な粉寒天。粉寒天は水に戻したり煮溶かしたりする必要がないので便利。

 分量は以前と同じ。トマトジュースは900gペットボトルの半量。これに水をコップ3分の1ぐらいと、粉寒天1袋(4g)を加えて加熱。煮立ったら型に流して固める。

 味が大きく変わった理由が、ジュースの無塩化によるものなのか、寒天を粉にしたせいなのかは不明。たぶんその両方だと思う。

4834722716寒天ダイエット―便秘・肥満を解消し、高血圧・高血糖・高コレステロールを抑える
小菅 陽子
ブティック社 2005-04

by G-Tools

07:26 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2005.05.12

アスピリン

 『マイ・ブラザー』という韓国映画を観たら、そこに「アスピリン」という自作の詩を朗読する女子高生が登場した。字幕だけでは詩の上手下手がよくわからないのだが、要するにアスピリンはなんにでも効くという内容だ。かく言う僕もアスピリン常習者なので、何かあればアスピリンに頼るという気持ちは結構わかったりして、このうまいのか下手なのかわからない詩で、僕はこの女子高生に親近感を持ってしまった。人間はつまらないことで、映画の登場人物に親しみを感じるものだ。

 アスピリンはほとんど普通名詞化しているが、実際はバイエル社の商標で、薬品名としてはアセチルサリチル酸という。これを主成分とする鎮痛消炎材にはバファリンAがあって、効果はほとんど同じはずなのだが、僕はバファリンよりもアスピリンの方が効くように感じる。体質的なものか、それとも気分の問題なのかはよくわからない。たとえこれが気分だとしても、効く方がいいから僕はアスピリン派だ。

 アスピリンは二日酔い予防にも効果がある。ちょっと飲みすぎたな~と思ったら、寝る前にアスピリンを1錠か2錠飲んでおく。これで翌朝はまったく快調、もしくはだいぶましな状態になる。アルコールが抜けきらずに、朝起きてもそのまま酩酊していることがあるが、それでも頭痛にはならない。ちょっと頭痛がするようなら、またアスピリンで迎え撃つ。飲んだ後にアスピリンを飲むのを、僕は「二日酔い除けのおまじない」と呼んでいる。

 (このおまじないはバファリンでも効果は同じ。ただしくれぐれも、アセチルサリチル酸単剤の商品でおこなうこと。頭痛薬ならなんでもいいというわけではない。特にアセトアミノフェンが含まれている薬とアルコールの併用は、命に関わる危険があるのでくれぐれもご注意を。バファリンAならいいのだが、バファリンLは絶対にダメです。新セデス錠もだめです。)

 外国映画を見ていると、二日酔いになった男がコップの水に白い錠剤を溶かして発泡させ、それを一気飲みするシーンが時々でてくる。あれもアスピリンの一種で、やはりバイエル社から出ているアルカセルツァーという商品。ただしこれは日本の薬局では売っていない。一時発売されていたようだが、日本の市場には受け入れられなかったようだ。(日本のアスピリン市場はバファリンの一人勝ち状態なのだ。)アルカセルツァーは食べすぎにも効くので、飲み会で暴飲暴食した後は寝る前にこれをコップ一杯飲むとだいぶ楽になる。

 僕は軽い頭痛ならアスピリン、ひどい頭痛にはアセトアミノフェン単剤のタイレノール、さらにひどいと両方を併用をしている。(アセチルサリチル酸とアセトアミノフェンの両方が含まれている薬にはエキセドリンがあるから、たぶん副作用はないはず。)タイレノールは空腹時でも飲めるので、常備しておくと便利。ただし上にも書いたように、アルコールを飲んでいるときは注意が必要。

 アスピリンやタイレノールは薬局でも買えるのだが、インターネット通販で海外から並行輸入すると馬鹿みたいに安く手に入れられる。薬効成分は同じだから、薬剤の含有量にだけ注意して使うのだ。(海外の薬は同じ1錠でも薬剤が多く含まれていることがある。)日本では手に入らないアルカセルツァーも、通販なら簡単に買えるよ。

 アスピリンは最近、さまざまな成人病や生活習慣病などにも薬効があることがわかってきた。アスピリンを飲むと、血液がさらさらになる。ただしこれは、少量ずつをずっと飲み続けたときの場合。このあたりについては、最近いろいろな本が出ているので、興味のある人は読んでみてください。

458285107X超薬アスピリン―スーパードラッグへの道
平沢 正夫
平凡社 2001-09

by G-Tools

10:01 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2005.05.11

ぬか漬けを始める

 近所のディスカウトショップでぬか床を買ってきて、自家製のぬか漬けを作り始めた。漬け始めはただぬか臭いだけだが、しばらくするとぬか床が発酵してきて、漬けた野菜がちゃんとぬか漬けになる。ちょっと楽しい。なんだか、専業主婦みたいだな。

 Amazonで「ぬか漬け」を検索したら次のような商品が……。

B0008JH84ONHKみんなのうた ぬか漬けのうた
アップダウン
アール・アンド・シー・ジャパン 2005-05-25

by G-Tools

10:54 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2005.05.10

トマト寒天ダイエット

 ただでさえ最近太り気味だったのが、先月からの引きこもり生活と連休中のご馳走攻勢ですっかり本格化していまい、連休明けから本気でダイエットを始めることにした。今までは特に特別なダイエット法というのを試したことはなかったのだが、今回初めて挑むのはトマト寒天ダイエットというもの。これはあまり費用がかからないのと、使っている食材が自然のものばかりで、少なくとも身体の害にはなりそうもないことから目をつけた方法だ。

 ダイエットの理屈はよくわからないのだが、やることは簡単。トマトジュースを寒天で固めて(それがトマト寒天だ)、それを何度かに分けて食事の前に食べるというだけ。トマト寒天の作り方も簡単。用意するのはトマトジュース(900gのペットボトル)と棒寒天(スーパーの乾物コーナーに売っている2本入りのもの)だけだ。これでちょうど2日分の量になる。

 まず棒寒天1本を水で戻す。鍋やボールに水を入れて、その中に30分か1時間も浸けておけばいい。ここで十分に水を吸わせておかないと、あとで寒天がダマになる。戻した水気を絞ってから細かくちぎって鍋に入れ、そこにペットボトルのトマトジュースを半分注ぐ。これは目分量でいい。さらに水をコップに3分の1か半分ぐらい入れる。これも目分量。材料を全部入れた鍋を火にかけ、沸騰したら弱火で数分、寒天が全部溶けるまで煮る。これを弁当箱のような容器に移して、冷し固めればできあがり。寒天がダマになるようなら、容器に移す段階でザルなどで漉す。あら熱が取れてだいたい固まってきたら、冷蔵庫に入れてさらに冷やしておく。

 これで出来る量が1日分。冷えて固まった寒天は食べやすい大きさに切って、ちびちびと1日かけて食べればいいらしい。鍋で寒天を溶かすのは面倒臭そうだが、理科の実験みたいで面白い。

 問題は味なのだが、味自体はそんなに悪くはない。とういう、トマトジュースの味しかしないので、トマトジュースが大丈夫な人は平気だと思う。しかし寒天特有の歯触りや舌触りが、僕はどうも……。豆かんなどは平気なんだけど、これは寒天の材質の問題なのかもしれない。安い寒天だと、口当たりも安っぽくなるのだろうか。今度はもうちょっと奮発して、高級な寒天を使ってみようかな……。トマト寒天は結構トマトの味がするので、サラダの素材にするなど、少しアレンジしていくことも考えられるかも。

4764819694ヘルシー!美味しい!簡単!トマト寒天ダイエット―お腹いっぱい食べて便秘・成人病にも効果バツグン
トマト寒天普及の会


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

11:53 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2005.05.09

親指シフトで1ヶ月経過

 専用キーボードまで購入して親指シフターになって1ヶ月あまりが経過した。入力は親指シフトに完全に移行して、もうローマ字変換は行っていない。タイピングの速度はまだまだだが、何しろ半分のキー入力で文字が打ち込めるカナ入力だから、文字入力の速度自体はローマ字変換に追いついているのではないだろうか。ただし、まだストレスは多い。ミスタッチの率がまだまだ非常に高いのだ。正確な打鍵という点では、ローマ字変換時代に遠く及ばず、これが文章を書くときの違和感と気持ち悪さを生み出している。

 親指シフトでもゆっくり入力すればほとんどミスはない。(もしくは右小指の後退キーの恩恵にあずかれる。)しかし入力の速度がゆっくりになると、それで文章のリズムも変わってしまうのだ。ひとつのセンテンスが長くなり、文章が必要以上に饒舌になったりする。これは手書きからワープロに移った頃にもあったことだが、それから長くワープロと付き合ってきて、僕はなるべく文章を短く歯切れよく欠くことに心を砕いてきた。ところが親指シフトになったことで、また文章がだらしなく長くなっているような気がする。気のせいかな。いや、たぶん気のせいではないだろう。(この日記の文章も長くなっているように思う。)

 元通りのペースを取り戻すのに、たぶんあと1ヶ月ぐらいはかかると思う。あるいは2ヶ月ぐらいかかるだろうか。それまでは、何となくストレスを感じながら文章を作る日々が続くのかもしれない。以前より書くのが面倒になっている結果、映画の感想を書くのも遅れるし、仕事の原稿もはかどらないし、もらったメールに返事を書くのも億劫になっている。まあ、単なる怠け癖の言い訳かもしれないけどね……。
 

09:24 午後 | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック

2005.05.08

「母の日」の起源

 5月の第2日曜日は「母の日」で、今年は5月8日がその日にあたる。テレビはこの日も兵庫の列車事故の話で持ちきりで、朝のある番組の冒頭では、「せっかく母の日を祝おうと思ったのに、それができなくなったご家庭もあるでしょう」と嘆いてみせた司会者がいた。何でもかんでも事故に結びつけるテレビの態度にはいささかうんざりしているのだが、これにはまったく苦笑させられた。なぜならそもそも「母の日」は、亡くなった母を追慕する目的から生まれた祝日だからだ。

 現在のように5月の第2日曜日が「母の日」とされた直接のきっかけは、今からちょうど100年前、1905年5月9日にミセス・ジャービスという女性が亡くなったことに端を発している。ウエスト・ヴァージニア州の教会で日曜学校の教師をしていた彼女の記念として、2年後の1907年、娘のアンナ・ジャービスは教会に集まった人たちに母の好きだった白いカーネーションの花を配った。つまり世界で最初の「母の日」は、亡くなった母を追慕する日だったのだ。

 「母の日」の趣旨に賛同した百貨店王のジョン・ワナメーカーは、翌年から自身の百貨店で大々的に「母の日」のキャンペーンを行った。アンナ・ジャービスの提案で、存命中の母のは赤いカーネーション、亡き母には白いカーネーションを捧げるという現在につながる決まりも誕生。やがて人々の熱心な働きかけで、1914年にはアメリカの正式な祝日になった。

 母の日があるのに父の日がないのはおかしいとうい素朴な声から生まれたのが「父の日」で、これは6月の第3日曜日と決まっている。提唱者はジョン・ブルース・ドット夫人という女性。「母の日」のカーネーションに対して「父の日」はバラの花を捧げる習慣があるそうだが、「母の日=カーネーション」ほど認知されているとは言い難い。

10:28 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック