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2005.06.04

Google AdSense顛末記(六)

 Google AdSenseから届いたメールは余りにもお粗末で、こちらが送ったメールを先方がきちんと読んでいないことは間違いないと思われた。そこで18日の朝に、再度Googleに電話をすることになった。電話をかけた時間は、午前9時15分過ぎだ。電話に出たのは昨日とは別のオペレーターだった。

 じつはこの時の様子については、既にこの日記にも記事を書いている。5月19日付の記事「言い訳は個人情報保護」というのがそれだ。記事の中で『インターネットを使っている人なら誰もが知っている、すごく有名な会社』と述べているのはGoogleのことである。

 電話に出たオペレーターに事情を説明したところ、前日に電話した内容は一切伝わっておらず、また一から全部説明をやり直すことになった。彼女が言うには、電話の内容については電話を受けたオペレーターが直接アメリカのAdSense担当者にメールしており、それについて他のオペレーターが知ることはないのだという。なぜ部署内で情報を共有しないんですか?と質問したところ、返ってきた答えが「お客様の個人情報を守るためです」だったのにはあきれた。

 あきれていても話は進まないし、どのように社内の情報を共有するかなどはGoogle社内の問題だから、こちらがいちいち口出しすることでもない。いい加減なことを言う会社だな~と思いつつ、肝心の話を先に進めることにした。ここで僕が述べたのは、主として以下の3点だ。

 1.こちらとしてはAdSenseで不正なクリックをしたことはないし、その指示をしたこともない。そのことを調べた上で、AdSenseのアカウントを復活させてほしい。広告が配信されなくなったので、ページのデザインが崩れて見苦しいことこのうえない。(これは17日の電話の繰り返しになる。)

 2.15日の段階でAdSense担当にはメールを出しているが、その返事はこちらが求めた事柄と内容面でまったく符合していないものだった。おそらくこちらのメールをよく読まないまま、定型文を返信したのだろう。だめならだめで、せめてメールの内容に沿った返事を出してほしい。

 3.僕のサイトに「無効なクリック」があると判断された理由は、連休明けに読者が急に戻ってきたことと何か関係があるのではないか。AdSenseを張っていたサイトは会社からアクセスしている読者が多いようで、休日はアクセス数が落ち込むことがある。GWが明けにそれが一気に戻ってきた結果として、サイトのアクセス数は1.5倍か2倍になっているし、広告クリックも急増した。アメリカの担当者には日本のGWなど念頭にないだろうから、このアクセス増加を不自然に感じたのではないか。

 オペレーターは「連休の件については担当者にメールしていただけましたか?」と訊いてきたが、僕は「そんなことするはずないし、できないでしょう」と答えた。

 長くなりそうなので、この話題は2回に分けます。続きはまた明日。

10:11 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2005.06.03

Google AdSense顛末記(五)

 Google AdSenseの問題を続ける。アカウント非承認の件については、5月15日に再度の確認とアカウント復活を願うメールをGoogle宛に出していたのだが、それに対して返事のメールが来たのは18日の朝だった。タイムスタンプは「2005年5月18日 7:40」になっている。これが前日に電話をしたことを受けてのものなのか、それとも15日に送ったメールに対する機械的な返答なのかは不明。しかし文面は以下のようなものだった。

件名:Re: [#26283346] Google AdSense アカウントの非承認

Kouichirou 様

Google では、お客様のアカウントを無効にさせていただく措置は、お客様のサイトでこれ以上無効なクリックが発生しないために必要な措置であると考えております。

お客様は、Google で確認された無効なクリックに関する具体的な情報をご覧になりたいとのことですが、監視システムは Google 専有のシステムですので、申し訳ございませんが、無効なクリックに関する詳細を公開することはできません。お客様からのお問い合わせに基づいて、アカウントを慎重に審査いたしましたが、お客様のサイトの広告で無効なクリックが発生していることが再度確認されました。Google のプログラム ポリシーに従い、Google ではお客様のサイトでの無効なクリックから広告主を保護する必要がありますので、お客様のアカウントを無効とさせていただきました。

Google のプログラム利用規約に記載されているとおり、Google では、どのような場合でもサイト運営者様のご利用を停止させていただく権限があります。

Google AdSense チーム

 このメールを読んで、僕は非常に不快な印象を受けた。まずは初めてメールをやりとりする僕に対して、いきなり「Kouichirou 様」とファーストネームで呼びかけてくる馴れ馴れしさが気になった。アメリカの会社というのは、顧客に対してこういきなりフランクな態度で対応するものなのか? (僕はGoogleに一銭も支払っていないが、先方が「お客様」と呼びかけているのだから、Googleから見た場合こちらは顧客なのだろう。)これがアメリカの会社であるGoogleの企業風土かもしれないが、日本人の僕にはちょっと馴染めないな~、というのが正直な気持ち。

 まあそれはともかく、実際の問題は別にある。それはこのメールの2段落目の内容だ。そこには『お客様は、Google で確認された無効なクリックに関する具体的な情報をご覧になりたいとのことですが』とある。僕はそんなことを要望した覚えはない。僕はただ「アカウント再開の手続きをお願いします」と申し出て、「不正や違反の有無について再度調査していただきたいと思います」とメールしただけだ。要は「調べれば不正がないことはわかるはずだから、その上でアカウントを復活させてくださいよ」と述べているに過ぎない。調査した結果を提示しろなどとは、ただの一言も言っていないのだ。

 僕はこの返信メールを見て、先方はこちらが送ったメールを読んでいないと判断した。おそらく同じようにアカウントを剥奪され、問い合わせのメールを出している人たちが大勢いるのだろう。そうした人たちが、「心当たりがないので、具体的に何が不正なのか教えてほしい」とGoogle側の言う無効クリックの情報開示を求めることは十分に考えられる。この返信メールは、そうした問い合わせやリクエストに対して、自動的に送りつける定型文書なのかもしれない。

 こっちのメールを読んでいないくらいだから、こちらが求めた再調査も当然行っていないに違いない。ここでわかるのは、一度Googleが決めた決定はもとに戻らないということだ。少なくとも、Google側にはそんなことをする義務も義理もない。『Google のプログラム利用規約に記載されているとおり、Google では、どのような場合でもサイト運営者様のご利用を停止させていただく権限』があるからだ。

 サイト運営者に不正行為があろうとなかろうと、無効クリックがあろうとなかろうと関係ない。Googleはどのような場合でも、自由自在に利用者のアカウントを剥奪できる。そしてその理由を、利用者に開示する必要はない。ひょっとしたら「無効クリック」というのは先方の勘違いだったのかもしれないが、もしそうだったとしてもそれを認めることはない。Googleの権限は絶対であり、アカウント非承認は問答無用の斬り捨て御免なのだ。

 この時点で、僕はもうGoogleはダメだなと判断した。少なくともAdSenseはダメだ。しかし僕はこうしたことについて、一応は筋を通さねば気が済まない性分だ。ダメならダメで結構。それならそれで、こちらが問い合わせた内容に沿ったメールの返事を頂きたい。定型文のメールからこちらが要求してもいない内容を削除し、形だけでもきちんとした返答をしてもらいたいものだ。

 しかしその旨メールしたところで、先方はまたこちらのメールを読まないかもしれない。そこで前日に引き続き、Googleの日本窓口に電話することにした……。

 * * * * *

 ところで今回の記事を書きながら、僕は自分の送ったメールにそもそも人間が目を通していない可能性すら考えるようになった。それはAdSenseから送られてきたメールの冒頭、いきなりファーストネームで呼びかけられたことと関係している。僕は自分の名前をローマ字で表記する際、日本語と同じように「姓・名」の順で書いている。「Hattori Kouichirou」が僕のフルネームのローマ字表記だ。これを見て、日本人ならどちらが姓でどちらが名かはすぐわかるだろう。

 僕はAdSenseへの問い合わせメールで『Google AdSenseを利用している服部です』と名乗り、メールの文末には『服部弘一郎』と記名している。しかし送られてきたメールの宛名は「Kouichirou 様」だった。ひょっとしたらこのメールは、ローマ字表記の日本人の姓名は「名・姓」の順序であるとするコンピュータ・プログラムが、自動的に文面を作成して送り返しているのではないだろうか?

 もしそうだとすると、Googleのやっているのは人間による「機械的対応」ではなく、文字通りの「機械による対応」だということになる。アカウント非承認の連絡メールも、その後の諸手続きも、問い合わせへの対応も、一切人間の手を煩わせることなく自動処理されているのかもしれないぞ!

 もっともこれは乏しい手がかりからの想像であって、実際はアメリカにいるというAdSense担当者が単に非常識なだけかもしれないけどね。実際このあと、僕はGoogleからきわめて非常識な対応を受けることになるわけですが、そのお話はいずれすることになります。

というわけで、この話はまだ続きます。

03:35 午後 | 固定リンク | コメント(3) | トラックバック

崔洋一監督がエキストラ募集

崔洋一監督のスタッフからエキストラ募集のお知らせがありました。以下、その内容です。興味のある方は応募してみてください。(なるべく広く告知して上げたいので、リンク等もよろしくお願いします。)


服部様

お世話になります。下記に今回の映画のエキストラ募集条件を書いておりますので。一度御覧下さい。不備がございましたら、訂正の方致しますのでお声をおかけ下さい。宜しくお願いいたします。 


WOWOW Drama W 崔洋一監督作品「アルバイトアイ」

エキストラ募集のお知らせ
   
現在、株式会社ビーワイルドは、WOWOWと共同で大沢在昌原作、崔洋一監督ドラマ「アルバイトアイ」の撮影準備をしております。舞台は東京、アクション有りコメディーありの見所満載の作品です。キャスティングは、現在進行中です。撮影時期は6月中旬から7月半ばになります。

数々の賞を総なめにした「血と骨」とは違い低予算の作品になります。その為、エキストラの皆さんには、謝礼をできませんが。それでも崔組の為に「イッチョやってやろうか!」と言う方は、ぜひともご連絡下さい。

まだ詳しいスケジュールが出ていない為。いつ撮影に参加出来るか等のご質問は、直接ご相談できればと思っております。興味がおありの方は下記の連絡先に、至急ご連絡下さい。エキストラ参加エントリーシートの方をメールもしくはFAXでお送りいたします。また、あわせて募集条件を書いておりますので、御読み下さい。

             募集条件

  募集する方:年齢16〜60歳くらいまでの男性・女性。
        :都内及び東京近郊にお住まいの方。
        :崔組の為に、無料で参加して頂ける方。

    株式会社 ビーワイルド
    崔組「アルバイトアイ」エキストラ担当 片桐健滋
       
〒106ー0041 東京都港区麻布台1-7-2 神谷町サンケイビル8階
片桐:090-3267-4619  FAX: 03-5573-8812
e-mail: marginalmanfilms@mac.com

08:50 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2005.06.02

Google AdSense顛末記(四)

 5月15日に「Google AdSense アカウントの非承認」を受け取ってから2日たった17日朝、自分のページを見て、そこにAdSenseの広告が配信されていないことに気がついた。これは非常に見苦しい。早くアカウントを復活してもらわなければと焦った。この段階で、Googleに送ったメールにはまだ何の返事もない。確認なしに、問答無用で広告を止めてしまうのか? メールではらちがあかないと判断して、僕はGoogleに電話してみることにした。朝9時半頃だ。

 Googleの電話番号はタウンページで調べてもわからなかったが、Googleのサイトで会社情報を見ればそこに住所と電話番号が掲載されている。そこに電話すると自動案内のテープが流れる。営業窓口は1#、アドワーズは2#、広報は3#、営業時間の案内は4#、その他は0#をダイアルしてオペレーターにつないでもらう。AdSenseの窓口は存在しないため、その他の0#をダイアルする。

 電話に出たオペレーターの女性に、これまでの経緯を説明する。15日にメールをもらったが、そもそも指摘された内容に心当たりがないこと。メールで再確認とアカウントの復活をお願いしたが、それについては現時点で何ら返事がないこと。メールをもらってしばらくは広告が配信され続けていたが、今日の朝になって急に広告が止まってしまったこと。

 しかしオペレーターの返事は、日本には担当者がいないので何もわからないの一点張りだった。それによると、AdSenseに関する業務はすべてアメリカで行っており、社内での連絡や問い合わせもすべてメールで行っているのだという。そして僕に対しては、再度メールで担当者に問い合わせてみてくれと言うのだ。メールを出したのに返事がなく、返事がないままに広告が止まったからこうして電話をしているのに、なんだか悠長な話だな~と思った。

 しかしオペレーターの女性も、こうして電話を受けたことをアメリカの担当者に改めてメールで連絡するとのことだったので、とりあえずGoogleからのメールの返事を待ってみることにした。「日本に窓口を設置してほしいというご意見は他の方々からもうかがっております」とのことだから、ほかにも同じように問い合わせの電話をしている人がいるのだろう。

 物ごとには行き違いということがある。Googleはアカウントの停止手続きだけを先に進めてしまったものの、僕からメールを出した内容について、今この時もいろいろと再調査したり検討したりしているのかもしれない。メールを出したのは日曜の午後で、この日はまだ火曜日の朝だ。せめてあと1日か2日ぐらいは待ってみよう。そう考えたのだ。

 そして翌日、Googleから返事のメールが来た。しかしその内容は、ちょっと僕をあきれさせるものだった。一体そこには何と書かれていたのか? 話の続きはまた明日。

この話はまだ当分続きます。 

10:08 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2005.06.01

Google AdSense顛末記(三)

 ページに広告が配信されている限り、少なくとも映画瓦版やブログの読者にとって、僕のAdSenseアカウントが生きているか死んでいるかはどうでもいい話だ。ページは今までと同じように、何も変わらず表示され続けている。ところが最初の変化は、映画瓦版のトップページに設置されたサーチタイプのAdSenseに現れた。これは映画瓦版の中を全文検索するものだが、検索キーワードを入れて検索ボタンを押すとエラーになってしまうのだ。僕はこれをサーバーの不調だと考えしばらく放っておいた。

 しかし半日ほど放置しても、まったく機能改善が見られない。これは変だ。どうもおかしい。この検索窓は自分でもよく使うものなので、仕方なくAdSenseをやめて通常のGoogle検索窓に差し替えた。これで検索はきちんと機能するようになったので、やはりこれはAdSenseのアカウント剥奪と何か関係があるのかな~と、この時点ではぼんやり考えていた。

 しかしこの程度なら、まだ大勢に影響はない。この時点ではまだ映画瓦版のトップページにも、ブログの各ページにも、AdSense広告はしっかり表示され続けている。AdSenseから通常の検索窓に差し替えても、映画瓦版のデザインはほとんど変わらない。Googleから返事が来てアカウントが復活するまで、これはこのまま放っておいても構わないと判断した。返事がいつ来るかはわからないが、とりあえずは返事が来るまで気長に待っていてもいいだろう。これが5月16日月曜日のことだ。

 しかし翌17日火曜日には、いよいよ映画瓦版やブログからAdSenseの広告が消えてしまうのだった……。そこにはポッカリと白く隙間が空き、以下のようなメッセージが表示されていた。(これは映画瓦版の個別映画評のページに今も表示され続けています。)

このページの表示が認められていません
このディレクトリを表示するアクセス許可がないか、提供されたアカウント情報を使用してページを表示するアクセス許可がない可能性があります。

 これではページのデザインが目茶苦茶である。ミットモナイったらありゃしない。こうして問題は一気に深刻化した。メールの返事を待つつもりだったが、あまりのんびりしていられない状況になってしまったのだ。

 * * * * *

 ネットを検索すると僕以外にも「アカウント非承認」の通知を受け取った人は大勢いるようで、その多くが「広告はそのまま表示されている」と書いている。広告が表示されている間は、まだAdSenseが使えなくなったという実感がないのも共通している様子。きっと皆さん2,3日たって広告が消えてから、「ありゃりゃ!」と思うのではないだろうか。

 アカウント非承認になった後は広告配信を完全にやめてしまうのではなく、クリックしても収入にならない公共広告だけを配信するなど、広告掲載サイトのデザインを大きく損なわない方法を考えてほしい。そうすれば広告スペースを別のものに差し替えるなり、そのまましばらく放置しておくなりの選択が、サイト運営者側にできるんですがね。もしくはせめて「有余は2日ですので、その間に広告を撤去してください」と、最初から通知してくれればいいのになあ……。

 無効なクリックから広告主を守るという目的は理解できるし、そのためにアカウントを剥奪するしか方法がないなら(無効クリックだけを除外する技術がないなら)、問答無用のアカウント剥奪もある面ではしょうがないと思う。でも自ら不正をしたわけではないサイトからそっくり広告をはぎ取って、無残な醜態をさらさせるのはひどく無神経だ。こうして「アカウント剥奪」が公衆の目に触れるような仕組みになっているから、気に食わないサイトのAdSenseを連続クリックし、アカウント剥奪を狙うような連中も現れるのでしょう。

 何でもこうした連続クリック攻撃によるアカウント剥奪を、「Google AdSense狩り」と呼ぶそうです(竹熊ブログ参照)。獲物に致命傷を与えた効果がすぐ目に見えれば、ハンターとしてはさぞや痛快でしょう。それもこれも、アカウント剥奪がすぐわかるAdSenseの仕組みがあればこそです。

 違法なサイトや規約違反のコンテンツなど、サイト運営者側に何らかの落ち度や不正があればまた別ですが、無効クリックによるアカウントの停止については、表向きアカウント停止が見えない仕組みを作ってほしいと思います。今の仕組みはGoogle AdSense狩りを誘発して、かえって無効クリックを増やしているだけではないかな……。

まだまだ続きます。

10:49 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2005.05.31

Google AdSense顛末記(二)

 Googleから「アカウントの非承認」のメールをもらった5月15日は日曜日だった。送信者は「Google AdSense」、送信のタイムスタンプは「2005年5月15日 4:03」になっている。僕はこれをたちの悪いいたずらに違いないと考えた。「アカウントの非承認」と言いながら、この時点ではサイトにもそのまま広告が配信され続けいてる。日曜日の朝っぱらから、なんという悪質なメールなんだ! しかしAdSenseのレポートページにログインしようとすると、そこには以下のようなメッセージが表示されていた。

無効なアカウントです
このログインに関連付けられた申し込みは承認されていないため、このログイン情報を持つ AdSense アカウントは存在しません。お申し込みに関する詳細については、Google からの電子メールの内容をご確認ください。電子メールは、お申し込み時にご記入いただいたメール アドレスに送信させていただいております。

 「アカウント非承認」というのはどこかの誰かが送りつけてきたイタズラメールではなく、本当にGoogleが送りつけてきた本物らしい。しかし広告自体は、この時点で何も変化がない。広告を配信し続けているのに、アカウント非承認とはなんだ? きっとこれは何かの手違いによってアカウント非承認の通知が出され、ログインだけができなくなったに違いない。そう考えた僕は、以下のようなメールを、送信者である「Google AdSense」に対して送った。メールのタイムスタンプは「2005年5月15日 13:34」である。(改行位置を修正しています。)

Google AdSenseを利用している服部です。

メールアドレスは eiga-kawaraban@nifty.com
契約時のサイトは http://hattori.cocolog-nifty.com/
契約者名は Hattori Kouichirou

本日「アカウントの非承認」というメールをいただき、Google AdSenseのアカウントが剥奪されてしまいました。理由は『無効なクリック』とのことですが、当方ではこれにまったく心当たりがありません。

自身のページに表示される広告のリンク先を見る場合は、必ず広告リンクのプロパティでURLを表示させてリンク先を探し、そのURLをブラウザにペーストしてから表示させていました。これで広告クリック数にはカウントされないはずです。

『ロボット、自動クリック ツール、またはその他の不正なソフトウェアの使用によるクリック』というのも、僕自身は行っておりません。(そもそもそのようなツールを使う技術的なスキルがありません。)

上記のような理由により、『無効なクリック』の指摘とアカウント非承認は、御社側の何らかの手違い、もしくは誤解によるものと思われます。まことに申し訳ありませんが、アカウント再開の手続きをお願いします。

Google AdSenseはこれまで1年以上にわたって利用しております。最近は広告の表示数もクリック数もほぼ安定していると思いますので、不正や違反の有無について再度調査していただきたいと思います。(アカウント再開まで掲載済みの広告は今までどおりにしておきます。)

服部弘一郎

 こちらとしては何もやましい所がないので、ちょっと調べればアカウントはすぐに復活されると思ったのだが……。

この話は、まだまだ続きます。

10:30 午後 | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック

2005.05.30

Google AdSense顛末記(一)

 Google AdSenseをブログに導入したのは、昨年の2月からだった。2004年2月15日の日記に、AdSense投入直後の日記がある。その後は映画瓦版本体にも広告を挿入して、この4月までに稼いだ広告報酬は2,988.26ドル。日本円にして30万円ちょっとになる。アフィリエイト収入としてはAmazonに遠く及ばないものの、一度リンクを張れば後はほったらかしという簡便さもあり、小遣い銭稼ぎとしては非常に効率のいいものだ。

 開始直後は1ヶ月で300ドル以上ということもあるが、その後は1ヶ月130ドル~230ドルぐらいで安定。金額にバラツキがあるのは広告1クリックあたりの単価が日によってまちまちなためで、どうやら同じ広告でも金額が一定しているわけではないようだ。

 広告のクリック率は0.2~0.5%程度。クリック率が高い日は、広告のクリック単価が高くなるという傾向があった。広告がクリックされやすい優良サイトには、なるべく高配当・高収入ということかもしれない。

 まあそんなことを日々分析しつつ、AdSenseゆえの「ほったらかしの簡便さ」を享受していたのだが、GWが終わってしばらくたったこの5月15日に、突然「Google AdSense アカウントの非承認」という通知を受け取った。文面は以下の通り。(改行位置を調整しています)

Hattori Kouichirou 様

お客様のウェブページ上の広告に対する無効なクリックが確認されました。このため、お客様の Google AdSense アカウントを停止させていただきました。この措置は、広告主様を保護するためのものであることをご了承ください。

サイト運営者様のサイトでは、どの広告に対しても無効なクリックは認められません。無効なクリックには、サイト運営者様ご自身によるウェブ ページでのクリックや、ロボット、自動クリック ツール、またはその他の不正なソフトウェアの使用によるクリックなどが含まれますが、これに限りません。Google が無効と判断する過程ではあらゆる方法が用いられております。

このような行為は、Google AdSense の利用規約とプログラム ポリシーへの違反になります。詳細については次の URL をご覧ください。

https://www.google.com/adsense/localized-terms?hl=ja
https://www.google.com/adsense/policies?hl=ja

無効なクリックにより、アカウントが停止された場合、今後 AdSense はご利用いただけません。また、収益のお支払いも行われません。アカウントの残高収益は広告主へ返金されます。

The Google AdSense Team

この話題はしばらく続きます。

08:12 午後 | 固定リンク | コメント(4) | トラックバック

2005.05.29

今さらの負け犬論

 30代未婚子なしの女性は「負け犬」だという。どんなに仕事で高収入を得て悠々自適な生活をしようとも、その条件に合致していれば「負け犬」。逆に亭主の稼ぎに依存しながら子育てに汲々としていても、夫と子供のいる専業主婦は「勝ち犬」だ。この「勝ち犬/負け犬」という用法は、同じ頃に使われるようになった「勝ち組/負け組」という言葉と混同されて、今でもいささか混乱しているように思う。

 「勝ち犬/負け犬」という分類と「勝ち組/負け組」という分類は、グラフのX軸とY軸のようなものだ。評価軸としては、それぞれ別のものが基準になっている。「勝ち犬/負け犬」を決めるのは、年齢・結婚・子供の有無の3要素で、「勝ち組/負け組」を決めるのは経済活動に関わる事柄だ。

 これは「丸い/四角い」と「赤い/青い」の分類みたいなもの。観察対象がこれら2系統の属性のどちらかを必ず満たしているとするならば、それは「丸くて赤い」「丸くて青い」「四角くて赤い」「四角くて青い」の4つに分類されることになる。

 「勝ち犬/負け犬」と「勝ち組/負け組」の分類はどちらも「勝ち」や「負け」という言葉が含まれているので紛らわしいのだが、基本的にはこれと同じこと。勝ち犬が必ずしも勝ち組ではないし、負け犬が負け組とは限らない。世の中には「勝ち犬で負け組」という人もいれば、「負け犬で勝ち組」といる。当然「負け犬で負け組」という人も多いだろう。

 しかしそもそも「勝ち犬/負け犬」とは、何にとって勝ちであり負けなのか。それは言葉の中にある通り、「犬」としての勝ち負けだ。これは「メス」としての勝ち負けと言い換えてもいい。人間も哺乳動物なので、交尾繁殖などの生殖活動に適した年齢というものがある。子供を産まないまま繁殖期を過ぎてしまったメスは、哺乳動物の一個体として「負け」とみなされても仕方がない。

 ただし人間は動物ではないから、繁殖行動の有無だけで「勝ち負け」を決めること自体がナンセンスなんだけどね。世の中には結婚や子供の有無、経済的な成功以外の価値観がたくさんあるわけで、これら錯綜する価値観のどこに自分をポジショニングできるかでその人の「幸福」が決まるのだと思う。

 勝ち負けは他者との比較によって相対化される価値観で、時には排他性を持つこともある。ふたりの人間が同じ条件で勝ち負けを競えば、そこでは必ず勝者と敗者が生まれるのだ。しかし「幸福」はそうではない。ふたりの人間がそれぞれ「幸福」になることはあり得るだろう。勝ち犬も負け犬も、勝ち組も負け組も、同じように「幸福」を味わうことはできる。

 僕は現在幸福である。しかし「勝ち組」にほど遠いことは言うまでもない。(昨年の年収の話は日記にも書いたっけ。トホホ……)

負け犬の遠吠え
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