2014年9月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 不都合な真実 | トップページ | 飲酒運転事故は殺人罪にしろ »

2006.08.26

坂東眞砂子バッシングの偽善

 タヒチ在住の作家・坂東眞砂子が、日経新聞のコラムで飼猫の産んだ子猫を殺していると書いたところ、それに猛抗議が起きているそうだ。まあこの作家のしていることが正しいとも思わないけれど、ここまでヒステリックな反応が起きることも異常としか思えない。(職業的にもっともらしい嘘を文章にする作家の言うことだから、そもそもコラムの内容が事実かどうかも疑わしいけどな。)1年間に30数万人の赤ん坊が中絶されているこの国の人間が、外国暮らしの女流作家先生サマが殺すたかだか年間数頭の子猫の命程度の問題で、ギャーギャー大騒ぎする権利があるのか??

 そもそも飼っている犬や猫を殺している人など、日本には数えきれないほどいるではないか。日本各地の保健所で、どのくらいの数の犬や猫が処分されているのかご存じか。さまざまなデータがあって現時点での正確な数は不明だが、間違いなく年間数十万頭が処分されている。(ネットで「保健所」と「殺処分」をキーワードに検索してみよ!)今どき町には野良犬など滅多にいない。保健所で殺されている犬や猫のほとんどは、飼い主やペットショップ、ブリーダーなどが持ち込んだものなのだ。

 彼らはタヒチ在の作家先生のように、自らの手で小さな命を奪うことはない。保健所に持ち込んで、係員に手渡せばそれでおしまいだ。家の裏の崖から投げ捨てるか、保健所に押しつけるかの違いはあれ、やっていることは犬猫殺しに他ならない。

 タヒチに住んでいる作家が、本当に猫を殺しているのかどうかは、実際のところよくわからない。しかし各地の保健所には、毎日間違いなく数百数千頭の犬や猫が持ち込まれて殺されているのだ。タヒチの作家を非難する前に、まず日本国内で、我々のすぐ近くで連日日常的に行われている犬猫殺しを非難すべきなのではないか? ネットで坂東眞砂子を鬼畜だの人でなしだの非難している人たちは、同じような鬼畜と人でなしが、自分の近所にも大勢住んでいることに注意を払うべきではないのかね……。

 自分のごく身近にある犬猫殺しから目をそらし、一人の作家が読者の反発と非難の集中砲火を覚悟の上で書いた「子猫殺し」の記事を非難する視野の狭さ。日本で飼われている犬や猫の数や、保健所で殺処分されている犬や猫の数を考えれば、坂東眞砂子を非難している人たちのすぐ近く(友人・知人・親戚・同僚・同級生)にも、まず間違いなく犬や猫を殺した経験のある人はいるだろう。案外自分で飼っていた犬や猫を保健所に持ち込んだことのある人も、坂東眞砂子を非難しているのかもしれないけどね。

« 不都合な真実 | トップページ | 飲酒運転事故は殺人罪にしろ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

保健所に連れて行く連中は坂東女史を非難なんかせんでしょう。だって同類だから。

ウチの近所にも、野良猫が歩いているだけで蹴る人間がいる。
ついでに人間相手でも問題が多いと近所で有名だが。
そう、動物を無碍に傷つける(食肉といった目的もなく)連中なんかゴマンといる。だからこそ、子猫殺しに有名作家のせいで、免罪符を与えられることになってはならない。
「あの有名作家だって子猫殺してるじゃん。たかがネコで」
とのたまう連中だらけなんてぞっとする。

ご自分が理解出来ないからといってヒステリックと決め付けるのはいかがでしょうか?それこそ『視野が狭い』のでは?

中絶や殺処分が多く行われているから非難する権利は無いという件に関しては、多くの方々によって「稚拙な問題のすりかえ」であると一刀両断で論破されています。
もし問題のすりかえでは無いとおっしゃるならば、世界中で多くの罪の無い人々が戦争や犯罪で殺されている今現在、世界中の誰一人として殺人行為を批判する事は出来なくなりますよ。

それと『たかだか年間数頭の子猫の命程度』というご意見、凄いですね。
もし子供が野良猫を虐殺するという事件が起きて、その子供が「何で騒ぐの?映画批評家の服部弘一郎さんだって『たかだか年間数頭の子猫の命程度の問題で、ギャーギャー大騒ぎする権利があるのか??』って言ってたよ」と発言した場合には世間に対してどのようなコメントを発表するおつもりですか?

ちなみに『どんなに糾弾されるかわかっている。鬼畜のように罵倒されるだろう。そんなこと承知で打ち明けるが』と記事を書かれた坂東氏はその後週刊現代と週刊朝日の誌上で反論されていました。『読者の反発と非難の集中砲火を覚悟の上』で書いたにしては矛盾しているとはお感じになられませんか?

最後に偽善とおっしゃっていましたが、たとえ偽善であろうとも坂東氏にこれからも殺されるかもしれない子猫の命と虐待飼育されている(※)ペット達を救おうと活動している人々と、それを批判する服部さん。
動物達はどちらの方がありがたいと思うのでしょうかね??

※虐待飼育に関してはこちらを参照のこと。
http://news.80.kg/index.php?%B5%B4%C3%DC%BB%D2%C7%AD%BB%A6%A4%B7%BA%E4%C5%EC%E2%C3%BA%BD%BB%D2#yca75fc9

中絶を引き合いに出すのは論点がずれています。中絶という行為は、生まれた猫を殺す行為と同等だと考えること自体破綻していると思います。

猫の堕胎と人間の中絶を同等にみなしてのご意見ならまだ内容を理解できますが、この場合既に子猫として
生まれているので人間の嬰児殺害と比較すべきでしょう。

この問題に目を向けているのは、保健所からの殺処分に無関心な人、行動していない人間の方が少ないです。

動物事情について、浅学の分際でよくまぁつらつらと
書けたものですね。知識の無い分野でよくここまで
訳知り顔で書けるものですね。世の中の評論家というものが
どの程度の教養があるのか見定めてから評論を読まなければ
いけないと思い知りました。ある意味で良い勉強になりました。

それから、差し出がましいようですがこういう世間で注目されている事件について書く時はもう少しお勉強された方がよろしいかと思いますよ。

普通、非難が殺到しても良いような過激な内容で書いているブログなのにコメントが少ないのはあなたの無知のおかげですよ。

ペット観に何の哲学も、ポリシーも無い人間の書いた文章なのが良く分かります。特に考えもないのに世間を賑わせてるニュースに物申したかったのでしょうが、論点のズレ、破綻が目に余りました。まさか評論をお仕事にされている方とは考えていなかったので驚きました。

こうして私が書き込むことも売名行為のお助けになるんですかね(笑)?
「きっと、世間とは違うことを言っておけば注目されるぜ!」
というのが狙いなんでしょうかね?

坂東さんの論と同様にあなたの論も破綻していますね。
というか、それ以前に坂東さんのエッセイを読まれてるんですか?
読んだら、上の方も言ってるように、例える対象がまずおかしいことが分かると思いますよ。


あなたは本当に批評家なのですか?
文章を書くことを生業にする人間は、自分の書いた文章が読み手にどのような影響を与えるか考え、それに対して責任を持つ義務があります。
上記を出来ないなら、あなたは文章を書く仕事をやめてデザインの仕事に戻られた方がいいですね。

早く、この記事を削除しておいた方がいいですよ。
ネットの住人て、動物好きが多いですから。

こういう擁護記事に対してある程度のちゃ~んとしたコメントを返せていれば、
議論する間も無く批判派の勝利~で片付いてしまう話題だと思うんだけどね。

常識的に考えて圧倒的に優位なはずの批判派が
その数を以ってしても未だに擁護派を打ち倒せていない理由は、
やはり坂東の言い分にも若干の真理を突く部分があるという事なのだろうかね。

記事主がコメント返す気無い模様なので、
自分が勝手に代わりに書いてみようと思います。

>記事主
さすがにもう「これは創作でした」なんてオチはありえないかと。
逮捕されそうな状況でカミングアウトしていない訳だし。

言い分については、批判派を批判してるそこら人と
何ら変わった点は無いようなんで、特に言う事は無いですよ。
その通りだと思います。
ただ、もう少し「坂東に同意している訳では無い」というのを
強調したほうが良かったかもしれませんねぇ。


>通りすがり
「同類が居る」ということをご存知なら、
どうして坂東を非難して、そいつらを非難しようとは思わないんだ?
どうして他を無視して、坂東ばっかり責めるんだ?
記事主含めアンチ批判派の連中が言いたいのはそこなのよ。


>その弐
「中絶や殺処分が多く行われているから非難する権利は無い」
なんて誰も言ってやしないのよ。
「中絶や殺処分をずっと見て見ぬフリしてきたくせに
 坂東の時だけハシャいでる奴は何かおかしいだろ」って言ってるの。
だから偽善だと言われてるの。
稚拙な問題のすり替えをしているのはどっちなんだか。論破が何だって?

あと、記事主は坂東の動物殺しの規模と
「散々見て見ぬフリをされてきた殺処分や中絶」の規模とを比較して、
「たかだか年間数頭の子猫の命程度」と言ってるんだろ?
そこで「もし子供が~」と言い出すアンタの方が稚拙なすり替えをしてると思わんかね?


>ふく
中絶を引き合いに出すのは論点がずれています。 と言いますが
それではこの記事の「中絶」という言葉を全て無視して、もう一度読んでみましょう。
要約すると「年間数十万頭の犬や猫が殺処分されているのに、
それを見て見ぬフリして坂東ばかり責め立てるのは何故?」
何か変わりました?
ここでいきなり中絶を否定する事こそ、論点がずれています。

>この問題に目を向けているのは、保健所からの殺処分に無関心な人、
>行動していない人間の方が少ないです。

断言しましたね。何故分かるんです?・・・まさか、あなたが神か?

>動物事情について、浅学の分際でよくまぁつらつらと
書けたものですね。
>知識の無い分野でよくここまで訳知り顔で書けるものですね。
>・・・・
これ以後の貴方の書き込みを、もう一度自分で見直してみて下さい。
グダグダグダグダ。根拠も糞もあったもんじゃありません
面白すぎです


>生ハム
貴方は一番酷い。グダグダグダグダグダグダ。
自分のコメントを見て何か気が付きませんか?
自分の意見たるものが皆無ですよ
何も言う事が無いのにどうしてコメントしようと思ったんです?


・・・はい、どうも、お邪魔しました。
まぁ何と言うか、ここのコメントは長文がとても書きにくいですね。
もう書かねぇよチクショウ

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 坂東眞砂子バッシングの偽善:

» 坂東眞砂子氏コラム「子猫殺し」関連のまとめ [ハマる生活]
 当ブログ記事は2006/08/18に日本経済新聞夕刊に掲載された 坂東眞砂子氏コラム「子猫殺し」 についての情報を集めるための記事(まとめ記事)である。  問題となった文章の全文紹介、このことについて書かれたブログの紹介、騒動の経過、ニュース、関連リンク集などからなる。... [続きを読む]

« 不都合な真実 | トップページ | 飲酒運転事故は殺人罪にしろ »