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2006.10.13

ニューシネマ・パラダイス

ニュー・シネマ・パラダイス ツインパック <10,000セット限定生産> 映画史の授業で『ニューシネマ・パラダイス』を観る。この映画が公開されたときは盛んに「映画への愛」という言葉が使われたのだが、トルナトーレ監督の映画愛はかなり屈折している。この映画は戦後の映画黄金時代から、映画産業が衰退してダメになっていく様子を克明に描写しているのだ。幼い主人公にとって光り輝く楽園だった映画館は、やがて大人になった主人公の目の前で取り壊され瓦礫の山と化す。映画が人々の夢だった時代は二度と帰って来ない。映画の芸術としての頂点は1930年代。戦争をはさんで、映画産業の頂点は40年代後半から50年代はじめまで。その後はテレビに押されて、映画はどんどんダメになっていく。

 この監督の屈折した映画愛は『明日を夢見て』にも顕著なのだが、この作品はよりストレートに映画の時代の終焉を描いたが故に映画ファンに嫌われ、いまだに日本ではDVDになっていない。『ニューシネマ・パラダイス』も、3時間版を嫌う人は多いもんな~。そこではより丁寧に、執拗に、誤解の余地なく、映画の終わりが描かれているからだろうか……。

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10:49 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2006.10.12

映画批評の今日の授業

 映画批評の講義は、先週から1日2つのテーマを決めて、それに合った場面を生徒に探してきてもらうという形式にしている。先週のテーマは「オープニング」と「主人公登場」。これはどんな映画にもまず必ずあるものなので、探してくるのは一番簡単。今週は「カーチェイス」と「銃撃戦」。これもわりと探すのは簡単だと思う。事実、生徒もわりといろんなものを探してきてくれた。講師としては自分で準備するものがないので楽だけれど、本当はこういうことは、生徒が自分たちで自主的にやらなければならないことかもしれないね。まあでもこうした授業がきっかけになって、映画を観るきっかけが増えればそれが一番なんだけど。

10:53 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2006.10.11

フェイスキャッチテクノロジー

Canon デジタルカメラ IXY DIGITAL 1000 近所のヨドバシカメラでキヤノンのIXY DIGITAL 900 ISIXY DIGITAL 1000を実際に触ってみた。カメラの完成度としては1000がいいけど、スペックとしては900 SIが面白そう。しかしどちらの機種にも搭載されている、フェイスキャッチテクノロジーというのはすごい! カメラを人間に向けると、顔の位置を勝手に判断してそこにフォーカスを合わせるだけでなく、人が動いたりカメラアングルを変えたりしても顔の位置をフォローし続ける。これならまず、写真を写して顔がぼけていたという失敗はなくなるだろう。

 IXY DIGITALもいいカメラなのだが、僕がお散歩カメラとして今使っているのがIXY DIGITAL L2なので、小型カメラという意味でちょっとポジションがかぶる。むしろ僕はPowerShot G7がとても気になる。これは発売がまだちょっと先なので、実機は触れないんだけどね。カタログスペックを見ると、これはキヤノンのコンパクトデジカメに用意されているシステムがフル装備されている。もちろんフェイスキャッチテクノロジーも含めてだ。この機会に、この機種を買おうかな~。

 なんでもそうだけど、こうしてカタログを眺めながら、ああでもない、こうでもないと考えている時が一番楽しいのかも。

B000IOM4ZMCanon デジタルカメラ PowerShot G7
キヤノン 2006-10-26

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11:07 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2006.10.10

Product Previews

 アメリカのAmazon Associatesで、個別商品リンクのテキストタイプにProduct Previewsというオプションが増えた。これはどういうものかというと、個別商品のテキストリンクに各商品のポップアップ表示が付くのだ。例えば以下のような具合になる。

A Scanner Darkly

 僕はアメリカのAmazon Associatesをそれほど利用しているわけではないのだが、おそらく同様のサービスは日本のアマゾンでも行われるようになると思う。(もっとも画像のみのリンク作成さえまだ日本では実現していないので、これがいつ実現するかは不明だけどね。)映画評ページで個別商品リンクを使っていることが多いので、こうしたオプションが増えるのは嬉しい。まあかえって、うっとうしくなる可能性もあるけどね。

09:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2006.10.09

デジカメが……アレレ?

Canon PowerShot S1 IS しばらく使っていなかったCanon PowerShot S1 ISに電池を入れて使い始めたら、いきなり故障してしまった。撮影済みの写真は見られるので、たぶん撮影部のどこかに問題が生じたのだろう。一応修理に出してみるけれど、あまり修理費用がかかるようなら買い換えを考えるべきなのかも。現在の後継機種はPowerShot S3 ISなのだが、光学12倍ズームにこだわらずにPowerShot A710 ISとか、あるいはPowerShot G7という選択しもあるかも。広角寄りのIXY DIGITAL 900 ISもいいね~。と、僕はデジカメに関しては徹底してキヤノン党なのだ。

 フィルム時代に一眼レフを使っていたこともあるのだが、デジカメに関してはあまり一眼レフに興味がない。コンタックスT2以来のコンパクトカメラ党でもあるので、オールインワンのデジタルコンパクトの方が僕の好み。一眼レフでシステムを組もうという意欲がまったくわかない。なんだかんだで、一番愛用しているのはIXY DIGITAL L2だったりするしね。単焦点のこのカメラが僕は大好きで、3倍ズームになった後継機種にはまったく興味がない。(3倍ぐらいのズームは付いていた方が便利であることは間違いないんだけど。)最近は単焦点のデジカメなんてほとんどない。RICOH GR DIGITALというのがあるけど、これはちょっと特殊なケースだろう。

 PanasonicならLUMIX DMC-LS2-Sという機種が気になるところ。単三電池が使えるのがいいね。

B000IOM4ZMCanon デジタルカメラ PowerShot G7
キヤノン 2006-10-26

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2006.10.08

聖書スタディ版到着!

聖書 スタディ版 わかりやすい解説つき - 新共同訳 上製本(クロス装) 予約注文しておいた「聖書 スタディ版 わかりやすい解説つき - 新共同訳 上製本(クロス装)」が届いたので、その内容と印象についての簡単な報告。なにぶん1万円近くする高価なモノですので、これから購入を考えている人は参考にしてください。まず箱から出した第一印象は、「これはデカい!」というもの。B5判という判型は普通の週刊誌(少年ジャンプとか)と同じサイズ。これは僕が持っているあらゆる聖書の中で最大だ。総ページ数2,208頁。持つとずっしり重い。キッチンメーターで重さを量ったら、2,005グラムあった。これはノートパソコン並の重量だ。

Img_4381

 僕が持っている他の聖書と比べると、今回のスタディ版の巨大さがよくわかると思う。これはとてもではないが、日曜ごとの礼拝に持ち歩くとか、ベッドに寝ころがってちょっとずつ読むというニーズには応えられない。片手で持ち続けることはできないし、ひざの上に置いてもかなり重い。これは最初から「読むぞ!」と気合を入れ、テーブルの上にドカリと置いて、1ページずつ丁寧に読んでいくという姿勢を読者に強要するサイズなのだ。B5判ということは見開きでB4判のサイズ。これだけのスペースをまずテーブルの上に確保しなければならないわけで、これはこれで結構大変なものだと思う。

 人によってはこの聖書を読もうとすることで、生活スタイル自体の改変を迫られるはずだ。聖書が家庭の中心になりますぞ!

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 本文のレイアウトは聖書本文(新共同訳)をノド側にまとめて印刷し、その両側に解説や訳注、簡単な図版などが並んでいる。引註はページの下部にまとめてある。本文は明朝体、解説はゴシック体。解説の見出しは青で印刷されていて、全体にとても上品なデザイン。そして、とても読みやすい。

 ただし本文の用紙がとても薄いので(普通の聖書と同じだけど)、小型・中型聖書を読むときのように素早くページをめくろうとすると、用紙が無理に引っ張られて破れてしまうような気がする。判型が大きい分だけ、ページをめくるときの空気抵抗も大きくなるのだ。この聖書は丁寧にゆっくりとページをめくり、本文を読み、解説に目を通しながら、またゆっくりとページをめくるという読み方になると思う。ただし製本はしっかりしていて、テーブルなど平らな面に置けば、どのページでもしっかりと開いてそのまま固定される。普通の単行本のように、手で押さえておかないとページが閉じてしまうということはない。

 総じてとてもいい感じなのだけれど、ひとつだけ欠点がある。それは本文のルビがかなり省略されていることだ。聖書は文語訳の昔から、総ルビが基本のはず。聖書本文は普通の日本語とは違う特殊な読みも多いので、ルビはそのまま残してほしかった。同じ横組の聖書でも、2ページ分を1ページに印刷したハンディバイブルカジュアル聖書はちゃんと総ルビなのに。これはとても残念な仕様変更だ。参考として目を通す解説文に、ルビはそれほどいらない。しかし本文は音読する可能性があるので、なるべくルビはあった方がいいよ。

Img_4383

 横組の本文で改行位置などは現行の他の新共同訳聖書と異なっているのだが、それでも各書や各章の始まり部分はだいたい同じページになるよう考慮されている。例えば上記のヨブ記は新共同訳聖書でもスタディ版でも、同じように旧約聖書の775ページから始まる。でもこれって、どれだけのメリットがあるのか僕にはよくわからない。聖書本文は同じなんだから、ページ数を揃えてもあまり意味はないような……。日曜学校で子供に聖書を読むような場合は、これ1冊で「今日は聖書の○○ページです」などと進行できるから便利かな。でも各章のはじまりが、完全にピッタリ一致しているとは限らないから、事前に確認しておく必要はあると思う。

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 大きさがデカイといのはそのぶん文字が大きくなっているということ。新改訳聖書のスタディ版とも言える「新改訳聖書―注解・索引・チェーン式引照付」と比べると、その違いは一目瞭然。今回の新共同訳聖書スタディ版のほうが、文字サイズがずっと大きくて読みやすい。(これで総ルビだったらな~。)しかし新改訳チェーン式は判型が普通の聖書と同じで、これを持って礼拝に通えるサイズではある。(それでもかなり重いけどね。)

 ただし新改訳チェーン式は解説があまりにも保守的で、最新の聖書学などを少しでもかじっていると、解説の内容があまりにも古くさくてお話にならない。マタイの福音書は使徒マタイ本人によって西暦60年代に書かれたとか、パウロ書簡はすべてパウロ本人の手によるものだ、ヨハネの黙示録の著者は使徒ヨハネである……などと主張されると、ちょっと困ってしまうわけだ。

 その点、今回の新共同訳スタディ版は、解説もずっと穏当なものになっている。保守的な解釈を否定はしないが、新しい聖書学の成果も重んじるという記述だ。しかしこれを、どっちつかずの煮え切らない、生ぬるい態度と見る人もいるかもしれない。でもまあ、聖書の解説なんてそんなもんでしょ。もっとシャープな解説が読みたい人は、聖書学者の書いた本でも読めばいいんでね。

 聖書は古代に書かれた書物なので、内容を理解するには当時の社会制度や習慣、歴史的、政治的な背景についての知識が不可欠。その入り口として、スタディ版は十分な役割を果たしていると思う。今回のスタディ版は、決して悪くないものだ。

 しかしである。やはりこのサイズは使える場所を選んでしまい、誰もが簡単に購入してちょっとずつ読むというわけにはいかないかも。これだけ大きいと、プレゼントにするのも躊躇してしまうのだ。先行していた「新約聖書 スタディ版 わかりやすい解説つき - 新共同訳」と同じA5判サイズのものも出すと、そちらの方が売れると思う。新約のみA5サイズで2,940円(税込)だから、旧新約聖書版が同じサイズで8,000円ぐらいだったら、かなり多くの人にお薦めできる優良な聖書になると思う。

 僕は既に今回のスタディ版を購入してしまったので、このままA5サイズになっても再購入はしないけれど、旧約聖書続編が付いて、本文も総ルビになったら迷わず買いに走ると思う。(自分で使わずプレゼントにするなら、このままA5サイズになるのも悪くないですね。)

4820232320新約聖書 スタディ版 わかりやすい解説つき - 新共同訳
日本聖書協会 2004-07

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06:44 午後 | 固定リンク | コメント(3) | トラックバック