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2008.04.21

三船敏郎とスター・ウォーズ

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション 『スター・ウォーズ』の1作目(エピソード4)を作る段階で、オビ=ワン・ケノービ役が三船敏郎にオファーされたという話がある。オビ=ワンではなくダース・ベイダーが正しいという説もある。いったい本当はどうだったのか? 実際はだいたい次のようなことのようだ。『スター・ウォーズ』の脚本を作る段階で、オビ=ワンのキャラクターに三船敏郎がイメージされていたのは事実。脚本は『隠し砦の三悪人』から相当の影響を受けているし、オビ=ワン・ケノービという名前も東洋風・日本風の響きを意識して付けられている。少なくとも脚本を書いている段階では、ルーカスの頭の中に間違いなく三船敏郎がいた。

 しかし実際にキャスティングが始まってからは、ルーカスから三船に出演オファーをした事実はないようだ。キャスティング作業をしている時、たまたまハリウッドで別の映画の撮影をしていたアレック・ギネスに脚本を送ったところ快諾を受けたためだ。『スター・ウォーズ』のキャスティング作業は大変難航したことで有名なのだが、オビ=ワン役は他の役に比べてもじつにあっさりと決定してしまったのだ。三船敏郎が当時ハリウッドで何かの撮影をしていれば、ルーカスは三船に出演打診したかもしれないけどね。でも残念ながら、そうしたことは起きなかった。

 三船敏郎にダース・ベイダー役の依頼があったとすれば、3作目の『ジェダイの復讐(帰還)』の際だろう。なぜオビ=ワンからベイダーに? じつは『スター・ウォーズ』は脚本執筆の初期段階で、オビ=ワンとベイダーはひとりの人物だったのだ。それが脚本を改訂していく中で、ジェダイの正と邪、善と悪、光と闇をそれぞれ象徴する人物として、オビ=ワンとベイダーにキャラクターを振り分けた。つまりルーカスの中ではオビ=ワンの最初のイメージキャストが三船敏郎だとすれば、同じようにベイダーの最初のイメージキャストも三船敏郎だったんだろうね。

05:49 午後 | 固定リンク

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