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2008.04.19

モンゴル

Mongol: The Early Years of Genghis Khan 浅野忠信がチンギス・ハーンの青年時代を演じる、セルゲイ・ボドロフ監督のドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴル合作映画。物語のベースを「元朝秘史」に置きながら、主人公テムジンと盟友ジャムカの対決を描き出す。アクションシーンもすごい迫力なのだが、それより面白かったのはテムジンと妻ボルテの関係。彼女は自分自身が生き残るため、あるいは夫テムジンを助けるために平気で夫以外の子供を身籠もり産み落とすのだが、テムジンはそんなことまるで気にかけることなく、生まれてきた子供を我が子として迎え入れる。ここにまったく何の葛藤も躊躇もないのがすごい。しかしこれがテムジン個人の資質かというとそういうわけではなく、テムジンの周囲にいる人たちもそいういうものだとして受け入れているわけで、この映画においてはこの時代のモンゴル人の気質をそうしたものとして描いているわけだ。

公式サイト

 映画はテムジンがジャムカを破ってモンゴルの覇者になるまでを描くが、この後の世界帝国への道は簡単に字幕で語られるのみ。監督には続編の構想もあるようで、主演の浅野忠信も出演には乗り気らしい。これはぜひとも、続編を観てみたいものだ。

08:54 午後 | 固定リンク

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