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2008.05.02

高級料亭の化けの皮

 昨年食材偽装で問題を起こした船場吉兆が、店で客の食べ残した料理を再加工して別の客に出していたというニュースには驚いた。昔から洋食レストランで付け合わせに付いてくるパセリなどは、客が残したものを次の客に使い回しているのではないかと言われていた。まあまともな店ならそんなことはしないのが当然だろうけど、店によってはやってるかもね。だってパセリは、あくまでも付け合わせの飾りだから。(僕は気にしないで食っちゃうけど。)でも今回の吉兆の例は、付け合わせをどうこうしたわけじゃない。彼らはメインの料理を、堂々と使い回していたのだ。

 新聞報道によると、彼らはアユの塩焼き、ゴボウをウナギで包んだ八幡巻き、エビに魚のすり身を塗って蒸した「えびきす」、サケの焼き物、稚アユの素揚げ、刺し身の付け合わせに出していたゼラチン加工品など、少なくとも計6品を使い回していた。まあ最後のゼラチン加工品はよくわからんけど、他の料理はみんなメインの食材だよ。刺身や天ぷらは再利用せず破棄していたと報じているところもあるけれど、テレビでは刺身も再利用し、天ぷらは揚げ直していたとも言ってたな。ハモも残りを湯通ししなおして使っていたとか。

 言うまでもないことだけど、普通の料理屋なら客の食べ残しはすべて廃棄だ。もったいないけど、全部が生ゴミになる。船場吉兆は本来なら生ゴミになるはずの食べ残しを、捨てずに別の客に出していた。料理長も「もったいない精神」とはよくぞ言った。やっていることは、店の客に生ゴミを食べさせていたということではないか。船場吉兆の客は知らず知らずのうちに、店の生ゴミをあさるホームレスの真似事をさせられていたというわけだ。しかも何万円も払ってね……。

 やれやれ。これで名門の高級料亭だというから恐れ入る。こんなことなら、僕はこれから先の一生をファストフードで過ごしたっていいよ。ファストフードも中身はろくでもないものかもしれないけど、少なくとも牛丼やハンバーガーやフライドポテトに何万円も払うわけじゃない。値段相応のものなら、こっちはそれで満足だよ。まあそれにしたって、客の食べ残しを別の客に出す牛丼屋なんて存在しないだろうけどね。

11:28 午後 | 固定リンク

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