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2008.09.30

金融パニックが起きている

 ロスカット食らいました。残りのポジションもとりあえず緊急避難で赤字決済。8月に資産を半分に減らして、今回のでさらにそれが3分の1です。トホホ。

 現在起きているのは金融パニックでしょうね。今の段階では誰も為替取引なんかやりたくない。だからリスクの高そうな通貨市場から資金を引き上げてる。

 欧州がやばそうなので、まずは欧州から通貨を引き上げた。だから欧州通貨が売られて円とドルが買われた。欧州通貨が下げたので、オセアニア通貨にも影響が出た。

 次にドルもやばそうな気配が出てきた。だからドルが売られた。残りは円しかなかったから円高。つまりクロス円の全面安ということになった。円に特別な魅力があるわけじゃなくて、円に特別なリスクが見あたらなかったから買われただけ。

 いずれは円からも資金が他所に流れて平準化し、現在の円高は沈静化していくんじゃないでしょうか。ただし市場における資金の流通量が少なくなって、不安定でもろい相場になるように思いますけどね。

 資金は今後、原油、金、穀物などの商品市場に流れ、再び原油高、金高、穀物高になっていくような気がします。日本はしばらく円高に相殺されてこれらの影響が緩和されますが、相殺幅などたかが知れていますから商品は軒並み値上げになります。既に金の価格は上がっているという話です。原油もまた上げるでしょう。

 諸外国は自国通貨の下落で輸入品の値段が上がり、さらに燃料費や食料品も大きく値上げして大規模なインフレ。消費者の購買行動が抑制されて小売業は大打撃でしょう。経済がどんどん萎縮して景気はどこも後退していきます。

 アメリカで金融安定化法案が否決されたのは、「ウォール街救済」に反対する選挙民に対する国会議員たちのポーズだったのかもしれません。でも具体的な手を打たずに放置すれば金融不安は加速します。それで一番困るのはウォール街よりむしろ一般の企業経営者や消費者。いかにアメリカ国民がバカでもしばらくすればそれがわかるはず。法案は修正するなり何なり形を変えて、いずれ議会を通過するでしょう。

 でもそれにどれだけの時間がかかるかはわからない。どれだけ時間をかければ、アメリカ国民が法案の必要性を認めるのか。バカなアメリカ人が「いくらなんでも手を打たなきゃまずい」と納得してくれるまでに、どれだけの銀行や保険会社がつぶれ、どれだけの企業や個人が倒産破産し、路頭に迷うことになるのか。

 FXにしろ他の相場商品にしろそれ専業でやっている人は、相場が上がろうが下がろうが関係なく儲ける方法はあります。でも他に本業を持ちながらFXをやっている人たちは、今後自分の本業の方を心配した方がいいかもしれませんよ。

 世界の景気は間違いなく後退しています。欧州がダメで米国もダメ。各国が軒並み「リセッション(景気後退)」を口に出してますから、これはいよいよ、本当の本当に景気がダメになっているのです。そんな中で日本だけが、のほほんとしていられるはずがない。日本もそう景気がいいわけじゃないけど、今後はより悪くなります。

 円高と原材料値上げで工業製品の輸出は大打撃を受けます。自動車、家電、鉄鋼、繊維、日本の基幹産業はのきなみダメになる。外国から金が入ってこなくなれば、日本は一体どうなるでしょう。

 僕も今回FXで小遣い銭の大半を失う大損害を受けましたけど、これはそういうレベルの問題をはるかに超えた話かもしれない。我々は21世紀になって初めての「世界恐慌」が、今まさに始まる現場に立ち会っているのかもしれません。

05:37 午前 | 固定リンク

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