NZDにエントリー
ポンド円の急落(クロス円の全面安でもあるんだけど)でFX退場寸前に追い込まれましたが、これを機会に為替差益をスポットで取る作戦からスワップポイント狙いに方針転換。保証金とスワップポイントを比較検討した結果、ニュージーランドドル(NZD)で運用していくことにしてみる。レバレッジは2倍。外為どっとコムだとレバレッジ2倍でNZDの保証金は1万通貨あたり25万円。既に資金はそれ未満なので、1千通貨単位での取引になる。とりあえず0.1枚(1千ニュージーランドドル)を70円ちょうどで指値注文。これが夕方にすっぽりとはまる。とりあえずこれでしばらく様子見だ。
NZDは円高進行でいずれ60円前後まで下がると思う。だから70円を手始めに、今後は2〜3円きざみぐらいでナンピン注文していくつもりでいる。とりあえず9月半ばの最安値67.17がひとつの目安なので、これにスプレッド分8銭を加えた67.25で0.1枚を指値注文しておく。
外為どっとコムにおけるNZDのスワップポイントは、現在1日あたり141円。0.1枚だと1日あたり14円だ。あまりにも小さいが、塵も積もれば山となるのがスワップ作戦だから、これはこれで構わない。それよりスワップポイントをため込むことで、保証金が積み増しされていくことの方が大切。
スワップポイントは日々レートが異なるので今後も141円が続くとは思わないが、仮に1万通貨(1枚)あたり1日100円だとして、1ヵ月で3千円のスワップポイント。これは30銭分の値動きに相当する額だ。3ヵ月なら90銭。つまり3ヵ月で90銭の円高になっても、スワップポイントでそれが埋め合わされるという計算になる。1年なら3円60銭の円高でも大丈夫。3年なら10円下げても平気の平左だ。ただし実際には、為替はそれ以上の値動きをするだろうけどね。
まあいずれにせよ、今後は長期戦・持久戦で行くしかない。もっともそれだけでこれまでの損を取り戻せるはずはないので、損を取り戻すことを諦めたという意味ではFXからの撤退なのかもしれないけどね。
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