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2008.04.19

楽天地で映画3本

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 錦糸町の楽天地シネマズ錦糸町で映画を3本ハシゴする。観た順番に『明日への遺言』『王妃の紋章』『モンゴル』。帰りに少し雨が降ってきたのに慌てた。それにしても、楽天地の客は高齢者が多いなぁ。

09:39 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

モンゴル

Mongol: The Early Years of Genghis Khan 浅野忠信がチンギス・ハーンの青年時代を演じる、セルゲイ・ボドロフ監督のドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴル合作映画。物語のベースを「元朝秘史」に置きながら、主人公テムジンと盟友ジャムカの対決を描き出す。アクションシーンもすごい迫力なのだが、それより面白かったのはテムジンと妻ボルテの関係。彼女は自分自身が生き残るため、あるいは夫テムジンを助けるために平気で夫以外の子供を身籠もり産み落とすのだが、テムジンはそんなことまるで気にかけることなく、生まれてきた子供を我が子として迎え入れる。ここにまったく何の葛藤も躊躇もないのがすごい。しかしこれがテムジン個人の資質かというとそういうわけではなく、テムジンの周囲にいる人たちもそいういうものだとして受け入れているわけで、この映画においてはこの時代のモンゴル人の気質をそうしたものとして描いているわけだ。

公式サイト

 映画はテムジンがジャムカを破ってモンゴルの覇者になるまでを描くが、この後の世界帝国への道は簡単に字幕で語られるのみ。監督には続編の構想もあるようで、主演の浅野忠信も出演には乗り気らしい。これはぜひとも、続編を観てみたいものだ。

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王妃の紋章

Curse of the Golden Flower [Original Motion Picture Soundtrack] コン・リーとチョウ・ユンファ主演の歴史大作。コン・リーが久しぶりにチャン・イーモウ監督作に出演しているというのも話題だろう。10世紀の中国王朝を舞台に、冷酷な暴君と皇后、3人の王子たちを巡る骨肉のドラマが展開する。中国の王朝を舞台にした、シェイクスピア劇という雰囲気でもある。豪華な衣装とセットなど、美術の力に圧倒される。画面を埋め尽くす膨大な量の兵士たちにもびっくり。デジタル技術も使っているんだろうけど、こういう絵作りはチャン・イーモウならではだろう。画面をわざと平面的に、色彩で構成していくのだ。ものすごく絵画的で、人間ドラマの部分は演劇的。いろんな意味ですごかったけど、そのわりには映画を観終わった後の満足度が低いのはなぜだろう。

公式サイト

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明日への遺言

明日への遺言 オリジナル・サウンドトラック なんだか地味な映画だった。これは戦犯裁判の話で舞台がほとんど法廷と拘置所という問題もあるのだけれど、それ以上にドラマとしての盛り上がりが希薄で、映画としてはきわめて淡泊で薄味なのだ。法廷ドラマとしても、もう少し何かやりようがあったと思うけど。検察側と弁護側、それに被告本人の立ち位置や主張の葛藤が見えにくく、ただ淡々と時間が経過していくような感じだ。史実を扱っているからそれを大きく動かせないにせよ(例えば主人公を無罪にするわけにはいかない)、映画を観ている人が裁判の進行に一喜一憂して「ひょっとしたら主人公は無罪になるかも」と思わされてしまうぐらいのシーンがないと、映画としては成立しないんじゃないだろうか。

公式サイト

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2008.04.18

GR DIGITAL IIの面白さ

Photo

 正方形の画面というのがなかなか面白いのだけれど、構図を作るときに収まりが悪く感じられたりもする。最初は簡単そうだと思っていたけれど、使いこなすにはちょっと時間がかかりそう。ビューファインダーが届いたので早速使い始めたけど、これによって忽然とアナログカメラの感覚が復活するのが面白い。この感覚のためだけに2万円払っても惜しくないのかも。撮影時にコンパクトに腕を折り曲げるので、手ぶれが少なくなるであろうという実質的な機能も期待できるんだけどね。

12:41 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2008.04.17

今年の初授業

Photo

 今年の初授業。とりあえず前期は映画批評のみ。昨年から引き続き受講している3年生の生徒が半分ほどいて、残りは今回が初顔の1・2年生。ただし2年生は、昨年の映画史で顔は合わせているはず。1年生は数が少ないけど大丈夫なんだろうか。今年はこれまで以上に真面目に講師の仕事をやろうと思っているので、初回はその準備などが大変なんですけど、まあがんばります。

11:26 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2008.04.16

GRD2到着!

RICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALII 注文していたRICOH GR DIGITAL IIが今朝届いた。本体は大きさのわりにはしっかりとした重みがあって、アナログカメラに近いホールディング感覚。しかし手持ちのCONTAX T3Dに比べると、ずっと厚みが少なくて精悍な雰囲気だ。これを全体の黒いカラーリングが引き立てている。ストロボは使うときだけポップアップする方式なので、普段は見えないのがいい。設定ダイヤルなどもシンプル。スイッチを入れただけですぐ使えるけど、いろいろな撮影モードなどはマニュアルを見ながら少しずつ覚えていこうと思う。とりあえず、ファームウェアだけは最新版にアップデートして、電源ボタンのランプをOFFにしました。

12:40 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2008.04.15

ビューファインダーも注文

 注文しているRICOH GR DIGITAL IIが届かないうちに、外付けのビューファインダーGV-2を注文してしまった。本体だけなら5万数千円の買い物だけど、ファインダーを付けると総額7万円突破じゃないか。まったく高価な買い物だ。でもこういう趣味性の高いものは、ある程度お金をかけなきゃしょうがない。貯金を取り崩してでも、買うときは買うのだ!

 GR DIGITAL IIは手ぶれ補正機能が付いていないし、広角レンズでばんばんスナップショットを撮って行くには、やはりファインダーがあった方が便利だし、何より格好いいだろうという判断。これはカメラの外観が格好良くなるという意味ではなく、撮影スタイルとしてその方がさまになりそうだなぁ……ということ。カメラを胸の前に突き出して、ファインダーを遠目に見ながらごにょごにょやるのは、このカメラには不似合いだと思った次第。

12:18 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2008.04.14

ライトの問題点

キャットアイ(CAT EYE) LEDライト HL-EL520 HL-EL520 キャットアイ(CAT EYE) HL―EL135

 自転車用のライトにキャットアイのHL-EL520とHL-EL135を使っている。照射性能自体にはまったく不満がないんだけど、困っているのがスイッチの仕様。自転車を降りた際はライトを外してバッグの中に放り込むのだけれど、再び自転車に乗ろうとしてバッグを開くと、中でライトのスイッチが入って光っていることがある。LEDライトだから半日ぐらいつけっぱなしでもどうってことないといえばないんだけど、それでもこれはまったく電池の無駄。バッグの中でライトが光って、いざ自転車で夜道を走るとき光らなくなったら話があべこべではないか。

 こうしたことが起きるのは、ライトの後部にあるプッシュスイッチが、バッグの中で何か他のものにぶつかって押されてしまうためだ。ライトをオフにするときは長押ししないとスイッチが切れないのに、オフの状態からオンにする際は、軽くチョンとスイッチを押しただけでライトが光るようになっている。これでは何かの拍子に、スイッチが押されてしまうのも当然だろう。この手のランプを使っている人は、こうした誤作動をどうやって防いでいるんだろうか……。

 メーカーがこうした問題をどう考えているのかはよくわからないのだが、スイッチのオンオフは長押しに統一して、短めのチョンチョンは発光パターンの切り替えだけにしてくれると有り難いんだけどな。僕の経験から言うと、発光パターンの切り替えは、自転車を走らせながらでも行うことがある。薄暗いときは目立つように点滅にしておいて、本格的に暗くなったら常時発光に切り替えるのだ。でもライトをオンにするのは自転車にライトを取り付けるときが多く、ほんとは停車中のことなのだ。だからライトのオンは、力強く長押しでも困らない。

10:46 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

入学式雑感

 講師を務めている映画専門学校の入学式。経営している学校法人グループの合同入学式なので、有楽町の国際フォーラムで一番大きな会場がぎっしり。映画学校と関係のない挨拶もあるのだが、映画学校代表で新入生への挨拶に立ったのは名誉学校長の津川雅彦氏。新入生に向かって「もっと映画を観ろ」と葉っぱをかけたのはいいが、「月に100本、できれば映画館で映画を観なさい」と言ったのには驚いた。それは無理だよ。1ヵ月は30日しかないんだから、毎日1本映画を観ても月に30本しか映画が観られない。100本観ようと思えば、毎日3〜4本ずつ映画を観続けなければならない計算。そのための時間とお金を、いったいどこからひねり出せばいいのか。

 おそらくこれは「毎年100本」の間違いで、確か去年の入学式では「年に100本」と言っていたような気もする。これはそんなに難しくない。1年間は52週間だから、毎週土日に2本ずつ映画を観れば年に104本観られる計算。僕はサラリーマン時代、毎週3〜4本ペースで年に200回ぐらいは映画館に通っていた。これならそう無理をしなくても映画が観られるはず。

 しかし今の学生は映画学校に通っていても、この「年に100本」というペースで映画を観ている人はほとんどいない。僕の体験的な感覚としても、年に100本というのは映画鑑賞の数が質に転じる分かれ道なのだ。年に30本や50本では、自分の好きな映画を観るだけで終わってしまう。年に100本観ようとすると、自分の趣味では絶対に観ないような映画にも、あえて映画館に足を運ばなければならなくなる。その結果、映画を観る視野が広がっていくわけだ。

10:25 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

GR DIGITAL IIを注文

RICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALII 結局注文しちゃいました。RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL IIでございます。持っているけどまったく使わなくなってしまったCONTAX T3とCanon PowerShot S3ISをオークションで売り払って、購入費用の埋め合わせをしなければならないだろうけどね。CONTAXはそこそこの値段で売れるだろうけど、PowerShotは二束三文だろうね。結局デジカメというのは、その程度のもの。GR DIGITAL IIも、何年かたてば二束三文なんだろう。その点、CONTAXは対したものだよなぁ……と、まだオークションの結果も出る前から感心していたりする。取らぬ狸の皮算用。思惑がはずれてアイタタタ、ということになるかも。

09:08 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

注文タイミングが……

 楽天にあるグンゼのショップでTシャツが安くなっていたのでまとめて注文したら、その翌日からポイント10倍セール。ポイント10倍ってことは、ディスカウントしてある価格から、実質さらに10%引きってことじゃないか。あ〜あ、失敗したなぁ。せっかくなので他の商品を買おうかとも思ったんだけど、これといってめぼしいものがなかったりして……。キャンペーン中にまた商品が入れ替わる可能性もあるので、ちょっと気をつけてみていようと思う。

07:52 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2008.04.13

『靖国 YASUKUNI』について

 各地で上映中止になっているだけでなく、妨害行為を恐れて公式サイトにすら上映館が掲載されていないという異様な事態。新聞マスコミはこの映画に登場する刀匠や靖国神社が内容に抗議していると報じていたりして、しかもそれに一言の解説もコメントも付け加えていないから、「ドキュメンタリー映画といえども取材対象が抗議したら内容を変更するのが当たり前だ」などという無茶苦茶な意見がまかり通っていたりして、まあ困ったものだ。

 ドキュメンタリー映画にしろニュース映画にしろ、編集済みの作品なり放送用テープなりを、いちいち取材対象者に見せることもなければ、そこから映画公開や放送の了承を受けたりすることもないよ。そんなの当然じゃん。先日俳優のチャールトン・ヘストンが亡くなったけど、彼の晩年に自宅まで突撃取材したマイケル・ムーアは、『ボウリング・フォー・コロンバイン』を事前にヘストンに見せて了承を取ったか? あの映画に登場する自分自身の姿に、ヘストンは満足していたとでも言うのか? 常識的に考えて、そんなわけないじゃん。『ボウリング・フォー・コロンバイン』ではマイケル・ムーアが銃撃事件の被害者を連れて大型スーパーを訪れ、そこでカメラを回しながら銃被害者とスーパーの広報担当者のやりとりを延々撮影するシーンも収録されている。あれは事前に、これこれこういう取材をするとスーパー側に了承を取ったのか? そんなこと、してるわけないじゃん。マイケル・ムーアの『華氏911』は政治的に変更しているけれど、それがあの映画のドキュメンタリーとしての価値を下げているのか? そんなわけないじゃん。

 1989年だから、今からもう20年近く前のことだけど、当時社会問題化していたオウム真理教の被害者たちのため、精力的に活動していた坂本弁護士をTBSが取材したことがある。ところがオウム真理教側はこの事実を知ると、TBSに抗議して取材テープの閲覧を求めた。で、TBSはこれに応じて取材テープをオウム真理教側に見せたばかりか、抗議に屈して坂本弁護士の取材インタビューを放送中止にしてしまったのだ。この直後に坂本弁護士一家はオウム真理教の幹部たちに拉致・殺害されてしまった。今回の『靖国 YASUKUNI』に対して「取材された側が抗議しているのだから映画を修正するのが当然だ」と言う人たちの理屈で言うならば、この時のTBSの対応は何ら非難される必要がない行為だということになる。

 もちろんTBS事件はジャーナリズムの問題であり、『靖国 YASUKUNI』はドキュメンタリー映画の問題だから同一の基準では語れない。ジャーナリズムは客観報道が原則だが、ドキュメンタリーに客観性など不要だ。(ただしテレビ放送用のドキュメンタリーについては放送法の基準があるので、ある程度の客観性が求められることになる。)ドキュメンタリー映画というのは作り手の思想を観客に伝えるために、フィクションではなくアクチュアルな素材を用いる映画ジャンルなのだ。そこには客観性など不要なのだ。

 今回の問題については、報道の自由や表現の自由という問題をからめて、主として「報道」の側から意見や反論が出されているようだけれど、それ以前の問題として「ドキュメンタリー映画に客観性なんて不要だ」という当たり前のことが、もっと主張されてもいいような気がする。

 映画『靖国 YASUKUNI』については、国からこの映画に対して助成金が拠出されていることを問題視する意見もある。しかしこれも、僕に言わせりゃアホな話だ。助成金というのは映画の企画に対して出すものなんだから、映画が完成してから「こんなはずじゃなかった」と言っても遅いよ。そんなことを言うくらいなら、最初から映画製作への資金助成なんてしなけりゃいいだけの話。映画が出来てから「今回の映画は助成対象としては不適当だから金返せ」なんて、みっともないことを言うなってことだ。そんなことを言うくらいなら、最初から映画の製作段階では金を出さず、映画が完成してから、その作品の内容をチェックして金を支払うという形に制度を改めるべきだろう。(そんなもの、助成でも何でもないけどさ。)

 ちなみに僕は今回『靖国 YASUKUNI』を観てません。アルゴ・ピクチャーズからはずっと試写の案内をもらっていたんだけど、ここ数年で何度か転居を繰り返すうちに最近は途絶えてしまったな……。せっかくなので劇場で観てみようと思ったら、公式サイトにも公開劇場の案内がないという困った状態になっている。

 というわけで、今回はドキュメンタリー映画についての原理原則論。まあ一般の人が報道とドキュメンタリー映画の区別も付かないままあれこれ言うのはわからぬでもないけれど、マスコミまでが両者の区別をしないのはどうかと思うけどね。まあ一般のマスコミも、両者の区別はよくわからないのかもしれないけど。これは映画専門誌であるキネマ旬報あたりに、今回の騒動についての取材と大々的な特集記事の掲載をお願いしたいところだ。

06:53 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック