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2008.09.17

夢のまにまに

 美術監督として長年日本映画界で活躍してきた木村威夫の長編映画監督デビュー作。90歳の映画監督デビューというのは、おそらくギネスブック級だと思う。映画の主人公・木室は監督の分身。映画の舞台は彼が学院長を務める映画専門学校(日活芸術学院がモデル)で、その授業風景などはじつに興味深く見た。映画は「若者の死」というモチーフを軸にして、現代の若者の死と、戦中戦後に死んでいった多くの若者たちの姿をダブらせている。これが脚本の中で成功しているかというと、ちょっと苦しい。でも作り手の切実な気持ちが反映して、映画の中では両者が強く結びつけられている。映画って面白い。上映の後で監督本人のお礼の挨拶があり、試写室は拍手喝采。「私の身体には名監督たちが作った名作名画の名場面が刻み込まれている。だから今回はあえてそうした場面の真似だけはすまいと決めた」とさらりと言ってのける木村監督の凄味。これにまた拍手喝采。最後に現在製作中だという監督第2作の紹介があって、これにもまた拍手拍手でした。

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恋愛上手になるために

The Good Night [Film Soundtrack] かつてバンド活動で一発当てた後、バンドを解散して今はCM音楽の作曲家という地味な仕事に甘んじているゲリー。仕事もぱっとせず、同棲中との恋人ともぎくしゃくしている彼の楽しみは、夢の中で絶世の美女アンナとデートをすることだった。いつでもアンナの夢を見たいと願うゲリーは、好きな夢を見られるという明晰夢の講座に通いもする。だがある日、彼はアンナの姿をバスの広告で見かける。彼女は実在するモデルだったのだ! 親友ポールの仲介で彼女に会うことができたゲリーだったが……。グウィネス・パルトロウの弟ジェイク・パルトロウの監督・脚本作。配役は豪華だし、ウディ・アレン風の皮肉なエピソードや演出も面白い。しかし自虐的なタッチがギャグとしてこなれ切れていないような気もする。ニヤニヤ笑う前に、身につまされて切なくなってしまう。主人公がダニー・デビートの部屋に踏み込むシーンなんて、ほとんどホラー映画だよ。

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