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2009.04.17

マルマンはニーモシネに本気らしい

ノートは表(おもて)だけ使いなさい~超人気メモ・ノートを開発したノートのプロが教える情報活用術~ マルマンでニーモシネの商品開発に携わった人が書いた本で、銀座の伊東屋ではニーモシネ・シリーズの横に置いてあった。中身をぱらぱら見ただけで買ってはいないんだけど、こういう「書籍+文具(ノート)」というコラボレーションの先駆けとしては、大手文具メーカーのコクヨが出したキャンパスノート・ドット入り罫のシリーズと、このノート開発の元になった「東大合格生のノートはかならず美しい」の事例がある。しかし「東大式ノート術」はさまざまな媒体で取り上げられ、関連書籍が何冊も出るプチブームが起きているのに対して、ニーモシネが提案するシステマチックなノート活用術はそれほどの新鮮味が感じられないのが残念。学生が勉強に使うノートと、ビジネスマンが新しいアイデアを練ったり会議や商談に使うノートは目的が違うという指摘は正しいだろうし、そのためにはまったく異なるノート術が必要だという指摘にもうなずける。でもそのために使用するノート類が、ニーモシネでなければならない積極的な理由はないんだよな……。

 ニーモシネはシリーズ全体でトータルに「ビジネスマンのための新しいノート術」を提案していこうという意気込みが感じられるんだけど、売り方としては文具店に並んでいる1冊のノート、1冊のメモ帳という単品勝負。これだとメモからノートへ、そしてデジタルデータへという流れが見えないのだ。単に黒を基調にした、しゃれたデザインのノートやメモ帳ということでしかない。でもノート単品やメモ帳単品で比較しちゃうと、他の安価なノートやメモ帳、あるいはモレスキンやロディアのような輸入商品に負けちゃうんだよね。

 マルマンはシステマチックなニーモシネ流ノート術についてのパンフレットを作っているけど、これはまだ製品カタログ+アルファでしかない。製品のラインナップを広げていくのも大事だろうけど、むしろマルマンがやるべきことは、これらの製品の目指すべき「使い方」を丁寧に啓蒙していくことだと思う。週刊誌、パソコン誌、ビジネス系の情報誌、マネー誌などに、積極的にタイアップ企画を売り込んでいくことが必要かもしれない。

 文具系の世界では、モレスキンのように商品として確固たるステイタスを獲得して他商品と差別化していくか、マインドマップのようにノウハウだけを提供して使う道具にはこだわらなくていいと言ってしまうかの二者択一が多いのだが、ごくまれに、超整理手帳や京大式カードのように、商品とノウハウが結びついた商品も誕生することがある。ニーモシネがそうした商品の仲間入りをすることが出来るのかは、今後のマルマンの頑張り次第だろうし、今後どれだけの人がこれに乗ってくるかだと思う。

10:19 午後 | 固定リンク

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