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2009.07.30

男と女の不都合な真実

The Ugly Truth [Original Motion Picture Soundtrack] 気が強くて仕事もバリバリできる女と、女など何とも思わない自信過剰な男が出会って、互いにぶつかり合い大騒動を巻き起こしながらやがて恋に落ちるというスクリューボールコメディ。男が女を理想の女性に仕立て上げたつもりが、結局ミイラ取りがミイラになって自分で彼女に恋してしまうと言う展開は『マイ・フェア・レディ』。話の骨組み自体はかなり古典的なのだが、そこにどぎついセックスネタを振りかけて新味を出している。いやはや、笑った笑った大笑い。わかっていても笑ってしまう。「んなわけネエだろ!」とかツッコミ入れながら、やっぱりそれでも笑っちゃう。試写室は補助椅子が出る満席ぶりだったんだけど、それがドッカンドッカン揺れんばかりの爆笑に包まれるのだ。

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私の中のあなた

My Sister's Keeper 難病にかかった姉兄に骨髄や内臓を提供するために、体外受精で生み出された子供と家族の物語。出演している俳優が豪華。キャメロン・ディアス、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック、ジョーン・キューザックなど、かつては(今でも)映画で主役を張れる人たちがずらりと顔を揃えている。特に今回よかったのはジョーン・キューザック。子役たちも上手い。『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンをはじめ、難しい役柄をみんなじつに巧みに演じているんだよなぁ……。この映画で気になるのは、ひょっとするとその「巧みさ」が鼻につくところかもしれない。

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2009.07.29

パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ

Patti Smith: Dream of Life 写真家でもあるスティーヴン・セブリング監督が、11年もの歳月をかけて撮り続けたパティ・スミスについてのドキュメンタリー映画。説明的な字幕やナレーションは一切なく、全編がパティ・スミスやその周囲の人たちの映像と、パティ・スミス本人による詩の朗読、歌、ナレーションなどで埋め尽くされている。監督はこれがデビュー作だというのが驚き。(まあ本業は写真家なんだろうけど。)デビュー作に11年もかけて、2作目以降はいったい何をなさるおつもりか?(まあこれ1本で終わってしまう可能性も高いけど。)モノクロの荒れた映像はスタイリッシュ。でもずっとこの調子だと眠くなるのも確かなんだよな。序盤でちょっとウトウトしちゃった。でも貴重なプライベートのカットが多くて、それにビックリするようなこともある。サム・シェパードとパティ・スミスがツーショットでギター弾きながら歌うとかね。最初は「よく似たオヤジだなぁ」と思ったら、本人じゃん!

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ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道

The Chicken, the Fish and the King Crab ( El Pollo, el pez y el cangrejo real ) [ NON-USA FORMAT, PAL, Reg.2 Import - Spain ] 2年に1度フランスのリヨンで開催される「ボキューズ・ドール」は、フランス料理のオリンピックとも呼ばれる世界一の料理コンテスト。この映画はそのコンテストに出場することになったスペイン代表選手を通して、コンテストの舞台裏をたっぷり見せてくれるドキュメンタリー映画だ。このコンテストでは日本も上位に入ったりしているんだけど、そもそもこんなコンテストがあること自体を僕は知らなかった。だからそれがそもそも面白い。そしてレストランの食事とはまったく異なる、コンテストの料理にびっくり。映画を観ていて気づいたんだけど、このコンテストはじつに映画向きなのだ。なぜならそこで求められているのは料理の見た目がメイン。世界の一流シェフが作る料理だから、味は美味いに決まっているということかもしれないけど……。

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GR DIGITAL III アマゾンで予約開始

RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3 現時点で79,800円になっている。GR DIGITAL IIが4万円弱まで値を下げているから、その2台分の値段ということだ。そうそう簡単には値崩れしてこないと思うけど、それでも半年か1年たてば5万円前後のこなれた値段になってくるだろう。頻繁にモデルチェンジする機種ではないと思うので、今すぐ買い換えたいという人以外は手を出す必要はないと思うけどね。

2009.07.27

IXY DIGITAL L2はやはり名機だった!

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 動物園に行くのにCanon IXY Digital L2を持っていった。5年前に発売されたデジカメだけど、いまだにこれを凌駕するカメラはないのではないかとさえ思える名機。もちろん500万画素という画質は今となってはケータイカメラのレベルだし(それ以下だな)、動作もモタモタしていて機敏さに欠ける。特に写真を撮影してから保存するまで「昔のデジカメってこんなに時間がかかってたんだ!」という軽い驚きがある。でも35mmフィルム換算で39mmという焦点距離は、散歩用のスナップカメラとしては結構絶妙な距離感。正直言うと、僕はGRD2の28mmというのがちょっと広角すぎるんだな。50mmである必要はないけど、35mmとか38mmとか40mmとか、まあそのあたりの準広角レンズが使いやすい気がする。散歩カメラとしてMINOX 35GLやCONTAX T2、T3を使っていたことが多かったんだけど、その焦点距離が35mmや38mmだったのだ。だからL2の39mmもすんなりと馴染めた。

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GR DIGITAL III

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 RICHOからGR DIGITAL IIIが発表された。レンズの開放値がF1.9になったのが今回の売り。GRD2はF.2.4だったからかなり明るくなった。これでより暗い場所での撮影が楽になるはず。手ぶれ補正機能がないGRDシリーズにとって、レンズの明るさはかなりの武器だ。あらかじめカメラのセッティングを記憶しておく機能で、これまで2つのセッティングが記憶できたのが3つに増えたのも便利そう。明暗差の大きい被写体で2種類の写真を撮って合成するダイナミックレンジダブルショット機能も、CX1に続いて採用されている。

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2009.07.24

アマルフィ/女神の報酬

アマルフィ 女神の報酬 オリジナル・サウンドトラック 外国旅行中の親子連れ。子供が誘拐されてテロリストの手に。誘拐犯に脅迫される親は警察と共に犯人を追うが、犯人たちはターゲットを襲撃するためコンサートに。コンサート会場に殺到する警察。コンサートは既に開始されている。主人公は犯人を阻止できるのか? これはヒッチコックの『暗殺者の家』や『知りすぎていた男』と同じ話。これは『イーグル・アイ』でも同じ話をやっていたけど、『アマルフィ』も同じ話だと途中で気づいた。ただし同じ話でも、キャラクターが違う、語り口が違うだけで、これだけ違った感じの映画になる。織田裕二はいいのか悪いのかよくわからないけど、じゃあこの役を他に誰がやればいいのかもよくわからない。日本国外で政府要人や官僚をターゲットにしたテロを防止するため、秘密裏に世界中を飛び回っている一匹狼の外交官という主人公の設定は面白いアイデア。これはシリーズ化してほしい。

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2009.07.20

サマーウォーズ

サマーウォーズ オリジナル・サウンドトラック 細田守の新作。内容は2000年春の東映アニメフェアで上映された『デジモンアドベンチャー/ぼくらのウォーゲーム』の拡張型リメイクのようなもの。コンピュータネットワークに突然現れてデータを食い荒らすモンスターを、主人公を含めた多くの人々が力を合わせて倒す。もともと『ぼくらのウォーゲーム』も評価の高い作品だったわけで、それを「デジモン」という限定された世界から引っ張り出してオリジナルの長編アニメにしたのは悪くない。物語の世界観はよりリアルになり、登場人物たちも彫りの深いキャラクターになっている。これはもう一度観たいな。できれば『ぼくらのウォーゲーム』ももう1回観て、それと比較しながら『サマーウォーズ』を再見してみたい。逆に『サマーウォーズ』を観て感心した人は、レンタルDVDで『ぼくらのウォーゲーム』を観てほしい。細田守は9年前にも、東映アニメフェアの一番組というプログラムピクチャの中で同じことをやっている。ふたつを見比べれば、細田守という監督の進化が見えてくるはずなのだ。

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劇場版 それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星

それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星 劇場版のアンパンマンなんてものを、すご〜く久しぶりに観たけど面白かった。1時間弱のメイン作品1本と、20分ほどの短編1本の2本立て。メイン作品はちょっとシリアスなところもあって、短編の方はずっとコミカルで軽いタッチ。今回のメイン作「だだんだんとふたごの星」には巨大ロボットが出てくるんだけど、これが「鉄人28号」と「魔神ガロン」を組み合わせたようなもので、世界を滅ぼすデビルスターというのは「宇宙戦艦ヤマト」シリーズに出てきそうなアイデアとビジュアル。アンパンマンも先行するいろんな作品に影響を受けているのだなぁ……と思ったな。最後はめでたしめでたしの予定調和で終わる世界だけど、お話しのフォーマットがきちんとしていてちゃんと楽しめる。同時上映は「ばいきんまんVSバイキンマン」。

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インナーバッグを注文

SANWA SUPPLY IN-IT6BK IT小物入れ(PC対応) 近所のヨドバシカメラに行って実物を見た上で、サンワサプライのN-IT6BKをAmazonに注文しました。もう一回り大きいIN-IT7BKの方がポケットの数も多いし、「大は小を兼ねる」で便利かなと思ったんだけど、手持ちのdeuter スーパーバイクに入れるにはほんの少し大きいようで、インナーバッグの角がバックパックの内側から突き出すような形になってしまう。それでも使えないわけじゃないんだけど、何が何でもそのサイズでないと不便だというわけでもないし(その大きさのパソコンを運ばなければならないとかね)、とりあえず日常使いのちまちました小物類を入れるだけなら小さいのでもいいや、という感じだな。値段はヨドバシとAmazonの間にずいぶん開きがあったので(500円ぐらい)、今回はAmazonを利用した。値段の差が200円か300円なら、ポイント分で大半が吸収されちゃうのでその場で購入してもよかったんだけどね。

2009.07.19

タオルマフラー注文

 楽天のポイントもそこそも貯まってきていたので、160センチのロングタイプを2本注文した。とりあえずこれで、夏場に使えそうなタオルマフラーは6本か7本ぐらいになった。これだけあれば、1週間毎日取っ替え引っ替えしても困らないはず。最近は天気がいいので洗濯するたび外に干してるけど、天気が悪くなれば乾燥機にかけちゃってもいい。タオル地だから、乾燥機使用の方がフワフワになるぞ。130センチのショートタイプではなくあえて160センチのロングタイプを選んだ理由は、その方がたくさん汗が拭けるからだ!!

夏こそタオルマフラーだ!

 梅雨明けして暑くなってきたので、冬の間に防寒対策として購入していたタオルマフラーをまた出して身に着けている。夏は防寒ではなく、汗ふきとして大活躍するのだ。首に巻いておけば首筋の汗が胸元や背中に流れ込むのを防げるし、顔や額の汗をすぐ拭うことも出来る。暑くないかというと、じつはぜんぜん暑くない。むしろ首筋の汗をどんどん吸収してくれるので快適だし、直射日光の下に出るときは首筋に直接太陽が当たらないので涼しく感じられるぐらいだ。頭には帽子を被るけど、その首筋版というわけ。ただし冬は長めのタオルマフラーを二重巻きぐらいにしてたけど、夏は短いのを一周巻いておけば十分かも。でも長いものは長いものなりに便利なんだけどね。冬と違って夏のタオルマフラーは毎日選択することになるので、冬場以上のヘビーローテーションになりそう。もう少し買い足しておこうと、楽天に注文を出そうとしたらメンテナンス中でやんの……。

楽天でタオルマフラーを検索

インナーバッグが欲しい

 スポーツタイプの自転車に乗るときは、ショルダーバッグじゃダメ。体の回りでぐるぐる回って、ペダルを踏む邪魔になってしまうからだ。だから小さな荷物ならウェストバッグ、大ごとになるならバックパックを利用する。僕は自転車用のバックパックとしてdeuter スーパーバイクを利用していて、これは背中が蒸れにくくて快適なもの。しかし問題はポケット類が少なくて、バッグに入れたものがすべてバッグの底でごちゃ混ぜになってしまうことだ。バッグを買い換えることも考えたのだが、機能性と収納性がどうにも両立しない。スポーツタイプのバッグは1気室でポケットが少なく、ポケットが多いバッグは発汗発熱対策などの機能性において劣るわけだ。そこでバック自体はスーパーバイクを使い続けた上で、中にポケットがたくさん付いたインナーバッグを入れようと考えている。伊東屋でノーマディックMOVING OPTION A4タテ・デイパック用 [BI-01]というものを見つけてよさそうだと思ったわけだ。

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2009.07.18

自転車の電車内持ち込み禁止ポスター

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 自転車は折りたたむか分解するかした上で、輪行バッグなど専用の袋に入れて車内持ち込み……というのが自転車乗りの常識だったりするわけだけど(僕自身は輪行したことないけどね)、こういうポスターがわざわざ作られてあちこちの駅に貼ってあるということは、そうした常識が通用しない人たちが現れているということだろうね。自転車ブームというのは、そういうことなのかなぁ……。

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毎週ガンダム?

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 先週も行ったのに、今週もまたガンダム見物。今度はカメラをGRD2からTX1に持ち替えたけど、再撮影のために再訪したわけではない。たまたまそうなっただけだ。

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2009.07.17

マーターズ

Martyrs [DVD] [Import] 残酷描写てんこ盛りのフレンチホラー。1時間40分の映画に、映画2本分のアイデアが盛り込まれている2弾式ロケット。映画前半はサイコロジカルでミステリアスなサスペンス・スリラー。少女時代に誘拐され、拷問と虐待を受けて保護された若い女性が、15年後に自分を虐待した犯人を突き止めて復讐するのが前半の話。ところがここで皆殺しにされてしまう「犯人たち」というのが、およそそうとは見えない善良な普通の市民たち。いったい彼女の言うことは本当なのか? それとも彼女の病んだ精神が見せる幻影なのか? やがて観客の目にも、彼女の精神の破綻が明らかになっていく。これはすごく面白い。面白いけど、この話は映画の半分までで終わっちゃう。その後どうなる? どうなるんだ?? と思っていると、後半は前半とはまったく毛色の違う、それでいて身も凍るようなとんでもない話が続いていく。いや〜、楽しいね。

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宇宙(そら)へ。

Sorae 今年のはじめ、NASAの秘蔵映像をもとにアポロ計画の全貌を描いた『ザ・ムーン』というドキュメンタリー映画が公開された。しかしそれは「有人月着陸」だけをテーマにしていたため、それに先立つマーキュリー計画やジェミニ計画、アポロの後に行われているスペースシャトル時代は割愛されていた。つまり人類が宇宙に挑むというごく初期の歴史、トム・ウルフが「ライト・スタッフ」で描き、その後映画化もされた輝かしい伝説の男達の物語は出てこなかったのだ。今回の『宇宙(そら)へ。』は、マーキュリーからスペースシャトルまでNASAの宇宙開発全史をコンパクトにまとめたドキュメンタリー映画。映像ソースは『ザ・ムーン』と同じNASAのアーカイブ映像で、そのクオリティはまるで昨日撮影したようにピカピカだ。観ていて胸が痛むのは、スペースシャトル・チャレンジャーの事故と、コロンビア号の事故。事故に遭遇した管制室の様子、誰もが何が起きたのか理解できないままキョトンとしている姿。娘の乗ったシャトルが目の前で爆発する様子を見て、悲鳴を上げる母親と、目の前の現実が理解できないまま笑顔が凍り付いている父親の姿。この事故の様子は僕もリアルタイムで見ていた(ニュースだったかもしれない)ので、とても痛ましい事件として記憶に残っている。事故の後のレーガンの演説も立派だったなぁ。日本版のナレーターは宮迫博之。

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白日夢

Hakujitsumu 谷崎潤一郎の原作を……というより、日本初の「本番映画」として1981年に公開されて大ヒットした『白日夢』を、同作の主演女優だった愛染恭子の監督でリメイクしたという話題性を先行させた作品。共同監督はいまおかしんじ。世の中には時々、「なんでこんな企画が通って映画が成立しているのだろうか?」と思わせるような作品が出てくることがあるけれど、これもそんな映画の1本。そもそも夢と現実が交錯するという摩訶不思議な世界を扱っているので、少なくとも映画の前半では夢のシーンと現実のシーンを明確に描き分けてくれないと困るわけだ。それが後半になって、両者が混濁し混沌としてくるという流れだろう。要するに『虹を掴む男』と同じだな。ところがこの映画、演出にメリハリがなくて最初から最後まで全部が夢の中みたい。いや、これはそもそもそういう映画なのか? 困ったなぁ……。

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2009.07.15

ノウイング

Knowing [Original Motion Picture Soundtrack] アレックス・プロヤス監督の新作。僕はこの監督にビジュアルしか期待していない部分がある。ただしそのビジュアルはすごい。ビジュアルとストーリーが上手くはまったときは、ものすごくパワフルな映画を作る。『クロウ/飛翔伝説』や『ダークシティ』は大傑作だった。でも『アイ,ロボット』はダメだったな。今回の『ノウイング』はどことなくM・ナイト・シャマラン監督の『サイン』に似ている。物語の骨組みやテーマはほとんど同じと言っていいぐらいだ。これをSFだと思うとたぶんピンと来ない。これは宗教映画なんだな。劇中でもちゃんとエゼキエルの物語が引用されている。囁きが聞こえる子供たちというのは旧約聖書に登場する預言者たちの末裔だ。預言者サムエルが最初に神の呼びかけを聞いたのは、ごく小さな少年の頃だった。預言者エリヤは人生の最後に、火の馬が引く火の戦車に載って天に上げられた。この映画が面白いのは、こうしたユダヤ・キリスト教的世界観を、「信仰」を抜きにして描いているところかも。『サイン』は信仰の物語だったけど、『ノウウイング』は信仰と関係無しに救われる者は救われ、滅ぼされる者は滅ぼされてしまう。

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2009.07.14

スクリーン数の推移

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 映連発表データをもとに、日本のスクリーン数の推移をグラフ化した。1950年代から60年代にかけての映画人口減少に合わせ、スクリーン数も大幅に減少していることがわかる。しかし1970年代から映画人口が横ばいになっているのに対し、スクリーン数の減少は鈍化したとはいえ止まらない。1990年代半ばまで、日本から映画スクリーンが減り続ける。それが転換したのはシネコンが出てきたからなのだが、今度は増加傾向に歯止めが利かず、映画人口が横ばいで市場のパイが限られているにもかかわらず、それを多くのスクリーンが食い合うという状態になっているようだ。

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2009.07.13

アニエスの浜辺

Anies アニエス・ヴァルダが自身の生い立ちから現在までを語る、映像による自伝エッセイといった趣のドキュメンタリー映画。以前観た『落穂拾い』も面白かったが、今回の映画もじつに面白い。生い立ち、家族、思い出の地、ジャック・ドゥミのこと、ヌーヴェル・ヴァーグのこと、ハリウッド時代、テクノロジーの進歩と映画作りの変化、交友関係などが雑多に盛り込まれているようでいて、全体としては見事な調和を見せる名人芸。演出に関しては、映画作家以前に写真家としてスタートし、現代アート作家でもある監督の多面性が、この映画の中には豊かに反映されている。作為を感じさせない自然体の映画に見えて、そこには長年の映画作りで培ったありとあらゆるテクニックが充ち満ちている。「こんな風に撮っても映画が出来るんだ!」という驚き。しかしこれを他人がマネしても、決して同じようには作れないだろうな。

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日本人は1年に何本映画を観るか?

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 映連発表の映画入場者数(映画人口)を、総務省発表の日本人口推計で割ったグラフ。その年1年間に、日本人が何本の映画を観たかという平均値だ。グラフの形は映画人口の推移をほぼなぞった形になっている。1958年と2008年を比較すると映画人口自体は7分の1になっているのだが、人口が増えているため1人あたりの映画鑑賞平均はほぼ10分の1になっている。

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映画人口・興収・ビデオ市場の推移

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 映連発表の日本の映画入場者数(映画人口)、興収の総計(映画の市場規模)、社団法人日本映像ソフト協会の調べによるビデオソフトの売上高推移。日本の映画人口は1958年にピークを迎え、その後は滝が流れ落ちるように激減して、現在はかつての5分の1以下。しかし入場料を値上げすることで、映画の市場規模は1980年代からほぼ横ばい。諸経費や物価の値上がりを考えると、映画の市場規模は少しずつ縮小していると解釈することもできるかも。

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2009.07.12

これが連邦のモビルスーツだ!

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 たぶん同じタイトルで記事を投稿している人が何百人もいそうだけど、お台場のガンダムを見てきました。写真によっては大きなプラモデルみたいに見えてしまうんだけど、実物を間近に見ると感動します。それが時々動くんだよね。時には煙(水蒸気)を吹いたりする。蒸気機関車じゃないんだからあんなになんで煙が出るのか謎だけど、でも面白い。

シネコンの占有率

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 各都道府県にあるシネコンの数を映画サイト(一般の映画館とシネコン)の数で割れば、その地域におけるシネコンの占有率がわかる。占有率100%は富山で、ここでは4つのシネコンで29のスクリーンを有し、それが富山における映画館のすべてだ。一般映画館は既に絶滅している。占有率8割を超えている山形や埼玉も、一般館は既に絶滅危惧種状態だろう。2008年時点で、一般館が10館以上ある都道府県は10箇所のみ。東京・大阪・愛知・北海道・兵庫・静岡・広島・神奈川・福岡・長野だけだ。この中ではやはり、東京の83館という数が群を抜いて多い。大都市圏は映画館が繁華街の中などに点在しているため、老朽化して建て替えになっても、シネコンを作る余地がないということもある。しかしその東京にも、シネコンは確実に進出してきている。僕が映画を観るのも、シネコンであることが多くなった。

東京はやはり映画館が多いが……

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 人口10万人あたりの映画サイト(映画館、シネコン)の数。しかしここでも意外な結果が……。東京が断トツのナンバーワンなのは納得できるにせよ、なぜ2位が山梨なんだ? 広島・長野・福井・鳥取・熊本・沖縄・青森・静岡……。東京以外は大都市圏がひとつも入っていない。

宮城県には映画ファンが多い?

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 映連の2008年度都道府県別スクリーン数と、総務省発表の平成20年10月の人口推計をもとにして作ったグラフ。人口10万人あたりのスクリーン数だが、意外なことに宮城県がトップ。その後も、石川・福井・岐阜・群馬などが続き、東京はベストテンにすら入っていない。大阪なんてむしろ下位の方じゃないか。

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都道府県別スクリーン数ランキング

Screen2008

 映画を本格的に見始めた20代前半の頃から、「映画館で観なきゃ映画じゃない!」と考えてずっと映画館で映画を観ることにしていた。ところが今から10年以上前、それに対して、「映画館で映画を観られるのは東京だけだよ。地方には映画館なんてないよ」と言われて愕然とした。そうなのだ。東京はおそらく世界有数の映画館密集地で、東京にいればおよそありとあらゆる種類の映画が観られる。でもそれは、日本の中でもかなり特殊なことなのだ。というわけで2008年度の映連データをもとに、都道府県別のスクリーン数ランキングを作った。同じ県で2つのバーが伸びているが、長い方はスクリーン数で、短い方はサイト数。今はひとつのサイトで複数のスクリーンを持つシネコンが多くなっていることが、こうしたグラフを見てもよくわかる。

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2009.07.11

名画座は1970年代に消えた?

Heikin

 封切館の入場料を100とした場合、観客の平均入場料が幾らになっているかという推移をグラフにした。封切入場料より平均が安くなるのは、子供料金、各種割引の他に、名画座で「2本立て1200円」などの入場料が設定されているためだ。名画座で2本で1200円なら1本あたり600円の計算だが、実際には「1回の入場でいくらか」という計算だと思う。封切館でも、寅さん映画は2本立て興行だったもんね。だからこれは封切の入場料が1800円、名画座は1200円という具合に単純計算してるんだろうな。映画館の入口をくぐるときに、ひとり幾ら払っているかという話だ。

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映画料金は高いのか?

Bukka

 グラフを作るついでに、ちょっと作ってみた(手間かかったけど)グラフ。朝日文庫の「戦後値段史年表」映連のデータをもとに、他の娯楽に比べて映画料金は「高い!」と言えるのかどうかを比較する。1951年を規準とした場合、その後の値段が何倍になったかというグラフだ。比較の対象は、歌舞伎の鑑賞、相撲の観覧、帝国劇場の入場料(高い興行と安い興行の2種類)だ。ただし映連のデータは1955年からなので、それ以前の映画入場料平均はとりあえず50円と仮定してのもの。また「戦後値段史年表」は1995年発行なので、映画以外のデータはそれ以降途切れてしまう。空欄になっている年は、便宜的に前年と同じであるという前提でデータを作っている。あまり正確とは言えないが、それでも全体的な傾向はわかるはずだ。

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黒澤映画の公開日一覧

Kurosawa2

 黒澤映画の封切初日の一覧表。昔は初日が必ずしも土曜日ではなかったことがわかる。土曜日公開は1960年代半ばからのようだ。これはデータベースを調べれば、より詳しくわかりそうだけどね。ただしこれも、封切日のデータが間違ってたんじゃお話しにならないんだけど。

黒澤映画の上映時間をグラフ化

Kurosawa

 黒澤映画30本の上映時間をグラフにしてみた。上映時間が長いものから並んでいる。一番長いのは『七人の侍』で、一番短いのは終戦前後に作られた『虎の尾を踏む男達』。黒澤監督にとって最初のカラー作品である『どですかでん』の上映時間が、意外に長いことには驚かされたりする。(中身はオムニバス映画なので、観ているとそれほど長さを感じないのかもしれない。)

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映画はいくらから「儲け」が出るのか?

余命1ヶ月の花嫁 オリジナル・サウンドトラック 映画『余命1ヶ月の花嫁』、がん研究支援に約1,500万円寄付というニュース。5月9日から公開された映画が、7月6日時点で興行収入約30億6,000万円。製作のTBSテレビ、関連書籍を発行しているマガジンハウスと講談社が、合わせて1,500万円をがん研究支援のため財団法人がん研究振興財団へ寄付したとのこと。「30億儲けてたったの1,500万円かよ!」という声もありそうだが、まあ待て、これは「興収」だから映画の売り上げの総額だ。映画は製作・配給・興行の3業種で成り立っていて、観客が映画館に支払った入場料の総額が「興行収入」と呼ばれる。これを、製作・配給・興行で分け合うわけだ。興行収入のうち、だいたい半分が興行(映画館)の取り分になる。そこから配給会社が、配給手数料とプリント代と宣伝費を実費として差し引き、残りが製作に渡る。映画の製作にはもちろんお金がかかっているから、製作に渡ったお金から製作費を差し引く。残りが製作側の「利益」というわけだ。ハリウッド映画にしろ日本映画にしろ、じつはこの時点でほとんどが赤字になるらしい。映画館で映画を公開しているだけでは、ほとんどの映画は製作費さえ回収できない。

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2009.07.10

サブウェイ123 激突

Subway123 1974年のサスペンス・アクション映画『サブウェイ・パニック』を、デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ主演でリメイク。監督はトニー・スコット。1時間45分というコンパクトな尺に、この監督ならではの凝った映像表現が詰め込まれていて飽きない作り。この映画にとって最大のアイデアは、地下鉄ジャック事件を起こした犯人たちが身代金を受け取る方法にある。なるほどこの方法を徹底させていけば、もはやテロリストが身代金を受け取る必要自体がなくなるのだ。ただしこの映画ではそれをアイデアにとどめて、あまり発展させていない。もっともそれをやると、これはまったく別の映画になっちゃうけどね。こういうアイデアは最初に形にしちゃった者勝ちなので、今後同じアイデアを発展させた映画が出てくると『サブウェイ123』のマネだと言われるだろう。でもこれは、誰かが絶対にマネするだろうね。

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ドキュメントスキャナがほしい

FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M まったく次から次へと物欲には限りがないのだが、Macにつなぐドキュメントスキャナがほしい。現在はキヤノンのフラットベッドスキャナを使っているのだが、この手のスキャナでも読み込むものはほとんど紙資料ばかり。裏表スキャンしてPDFにして保存しておくというケースが多い。立体物はデジカメで撮影する。フラットベッドスキャナではネガフィルムもスキャンできるのだが、購入してこの方、そんな機能は一度も使ったことがない。必要なのは「紙資料を読み込む」という単純な機能だけ。できればそれをより高速に、より高い効率で行いたい。そうなると選択肢はドキュメントスキャナしかないのだ。こんなことなら、最初からフラットベッド型じゃなくてドキュメントスキャナにしておきゃよかったな……。

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2009.07.09

iPhotoのバックアップは一段落

 ちまちま進めていてiPhotoのデータバックアップ。1ヶ月単位でうまい具合に割れない部分があって、結局は1日単位でぎりぎりまで収録する形でDVD8枚にバックアップしました。今年5月以降のものはまだ量が少ないので、これはもう少し量が増えてきたらまとめてバックアップ。今後も最終バックアップが済んだ日付以降の写真についてはスマートアルバムで「○月○日以降」という形でまとめておき、その容量が4GBに近づいてきたらバックアップする作業を繰り返して行こうと思う。ただしこの方法だと、撮影日時が古いデータをCDやDVDで他人からもらったときに(こういう機会は結構あるのだ)、バックアップし損ねるケースがあるかもしれない。それについてはCDやDVDのデータそのものをまずHDDのフォルダにコピーして、iPhotoとは別に保存。それらのデータがやはり4GBに近づいてきたらDVDにコピーして、HDDのデータは削除するという形にしようかな。(データはiPhotoのデータフォルダにもコピーされているので、同じHDDの中に同じ写真データを複数持っていても意味がない。)

2009.07.08

僕らはあの空の下で

Bokura 卒業式を翌日に控えた高校を舞台に、親友同士だった男子高校生同士の確執と和解を、回想シーンを織り交ぜながら描く1時間8分の中編ドラマ。物語の起点を「卒業式前日の学校」に限定し、そこから回想シーンで過去のいきさつを描いていくという構成はいいのだが、どのエピソードもほとんど学校から出ないので、絵面がどれもこれも似てきてしまう。学校から出たと思ったら病院の病室とかって、それじゃ何も変わってないじゃん! 現在と回想の他に、この映画の中には主人公たちが描くマンガの世界があるのだが、この3つの時間と空間が登場人物たちの心の動きとうまく響き合っていないようにも思う。脚本段階でもう少しいろんな工夫をする余地はあったと思うけど。まあ出演している若い俳優たちのファンが、おまけのいっぱい付いたDVDを買うんでしょうね。こんな映画なのに、メイキングDVDなんてものを先に売っちゃったりするわけだしさ。

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ちゃんと伝える

Chanto ガンで倒れて余命いくばくもないと医者に宣告された父。だがそんな父を見舞っているとき何気なく受けた健康診断で、自分もガンだと知ってしまったその息子。しかもその病状は父以上に悪いという。こんなことをとても父には言えない。母にも言えない。恋人にも打ち明けられない。主人公はひとり自分の病のことを抱え込んだまま、毎日父を見舞い続ける。話はシンプルだが語り口にはいろいろな工夫が凝らされていて、特に序盤で細かく時系列を入れ替えている構成は手が込んでいる。そのままただ時系列に語ってしまえば、これはただ「あれまあ、気の毒に」という話になってしまうのだが、こうやって時間をあちらこちらに飛ばすことで、主人公が抱え込んだ「秘密」を中心に語りのテンポを生み出していくわけだ。技巧派だよなぁ。出演者はみんな上手いんだけど、一番印象に残るのは伊藤歩だった。受けの芝居なんだけど、そこで周囲の演技を何倍にも膨らませるのだ。主人公とふたりきりで夜道を歩くシーンとか、通夜での会話、ストーブの前での会話、最後の釣り堀のシーンとか、伊藤歩の抜群のリアクションでどれも名場面になっている。

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さそり

Sasori 篠原とおる原作、梶芽以子主演で1970年代に一世を風靡した『女囚さそり』シリーズを、水野美紀主演でリメイクしている。主演の水野美紀は慣れない環境(香港で撮影している)でがんばっているとは思うが、脚本がかなりスカスカなので「がんばっているなぁ」以上のものにはなっていない。キャスティングはえらく豪勢なんだけど、このチープな感じは何なんでしょう。言葉が全編吹替になっているのも、韓国ドラマを見ているようで違和感アリアリ。これはそのまま、広東語バージョンで公開してもよかったかもしれないな。「さそり」は何度もリメイクされているのだが、この映画はエンドロールで中村中が「怨み節」をカバーしていることからも、東映の梶芽以子版を強く意識していることがわかる。水野美紀もあれこれ髪型やコスチュームを取っ替え引っ替えした後に、梶芽以子風の装束になってしまうのがアナクロチック。

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iPHOTOのバックアップ

 写真データの救出作業も不完全ながら一段落したところで、データをDVDにバックアップすることにした。実際には作業が一段落したのは少し前なんだけど、そこから「もうこれ以上は無理だ」と諦めが付くまで少し時間がかかったということだ。データのバックアップにはiPHTOを使う。スマートアルバムで「○年○月○日から○年○月○日まで」というデータを抽出して、DVDに焼ける最大容量ごとに少しずつ先に進んでいく。あまり細かく日付を取ってもわけがわからなくなりそうなので、区切りは1ヵ月単位。うまいぐあいに最初の1枚目は、2003年から2007年12月末まででちょうど収まる。2枚目は2007年分が全部は収まらず、2007年11月一杯まで。だから3枚目のディスクは2007年12月1日からはじまって、2008年の区切りのいい月までだ。

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2009.07.06

吸血少女対少女フランケン

Vampiregirl 内田春菊の原作を実写映画化した、スプラッタ・ラブ・コメディ。ヒロインの吸血鬼少女が、3人組の少女フランケンをあっという間に血祭りに上げるオープニングにびっくり。画面のほとんどが血糊で真っ赤に染まり、映画を観ているこちらまで血を浴びたような気分にさせられる。芝居の台詞が棒読みだったりするチープな映画だが、これは作り手側の狙いだろう。ベテランの津田寛二も、わざわざ台詞を棒読みにしたり、学芸会並みの大げさな演技で観客を苦笑させてるもんね。「勘定奉行に、お任せあ〜れ〜」にはビックリしたよ。しかしこの映画のビジュアルセンスは凄まじい。人体各部を電動ドリルで自由自在に脱着し、変幻自在の大活躍をする少女フランケンがすごい。切り離した腕を脳天にドリルで留めて、タケコプターにしちゃうんだぜ!

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2009.07.05

炊飯器を購入

TOSHIBA 圧力IH保温釜1.0L 石のせ本かまど圧力仕込み シャイングシルバー RC-10PY(SS) ずっと文化鍋でご飯を炊いていて、それに不満もなかったんだけど、最近我が家はご飯の消費量がやたら多くて「これは毎朝ご飯を炊かねばならん」ということになったので、この機会に炊飯器を新調することにした。ヨドバシAkibaで在庫処分の16,800円。早速何も入れない白いご飯を炊いてみた。(我が家では最近たいていが麦飯か雑穀ご飯なのだ。)ちょっと固めの仕上がりのような気もするが、美味い、美味すぎる。ご飯だけでおかずがいらないと思えるぐらいに美味い。もっとも炊きたての銀しゃりは、どんな鍋で炊いてもそこそこ美味いのだ。この炊飯器の真価は、雑穀米や玄米で試されることになると思う。

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上野不忍池

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 蓮の葉が生い茂って、合間にところどころ美しい花も。

「501映画監督」と「501映画スター」を注文

501映画監督―国際版・名匠501人オールカラーガイド 501映画スター―国際版・男優女優501人オールカラーガイド

 Amazonで「501映画監督―国際版・名匠501人オールカラーガイド」「501映画スター―国際版・男優女優501人オールカラーガイド」を注文した。編著者のスティーヴン・ジェイ・シュナイダーは「死ぬまでに観たい映画1001本」の編著者でもある人物。この人が関わった映画ガイドブックとしては、これで「作品」「監督」「俳優」が揃ったわけで、とりあえずはこれで一段落だと思う。書店でパラパラ眺めてみたのだが、人物のデータとしては生年月日と没年が書かれているだけなので、命日を調べるにはまた別のガイドブックなりデータベースをあたらなければならない。定番の映画時点であるエフライム・カッツの「The Film Encyclopedia」(最新版はThe Film Encyclopedia 6e: The Complete Guide to Film and the Film Industry)なども生年月日と没年だけだから、こうした書き方が標準的なのかもしれないけどね。映画人名辞典の「Halliwells Whos Who in the Movies」(最新版はHalliwells Whos Who in the Movies: The Only Film Guide That Matters (Halliwell's Who's Who in the Movies))なんて、僕が持っている版では生没年のみの表記になっている。

2009.07.03

7/3の走行距離

■サブナードスポーツ
走行時間 0:31'57
走行距離 6.47km
平均時速 12.1km/h
最高時速 30.5km/h
積算距離 1431.7km

■歩数計
4659歩
1.8エクササイズ

剱岳 点の記

剱岳 点の記 オフィシャルガイドブック 北アルプス立山連峰で最後まで未踏峰の山として地図上の空白となっていた剱岳に、地図作成のための三角点を設置するため登坂した人々の実話を映画化。監督は日本映画界の名キャメラマンであり、これが監督としてのデビュー作となる木村大作。話自体は単純と言えば単純なのだが、映画を観終えた後の充実感はひとしお。これはやはり「絵」の力なのだ。ひとつひとつの「絵」にパワーがある、充実している、「絵」自体に訴えかけてくるものがある。だから「苦労しながら山に登る」というただそれだけの話が、かくも満足感を与えてくれる。これはテレビで見ても、おそらく面白さが10分の1も伝わらないと思う。馬鹿でかい風景の中に、ケシ粒のように小さな人影が一歩一歩雪を踏みしめながら移動していく、その様子を見つめること自体がこの映画の凄味なのだから。映画館は7〜8割の入り。年寄りばかりだったけど、一体この人たちはどこから現れたんだろうか。

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2009.07.02

7/2の走行距離

 自転車利用なし。

■歩数計
8476歩
3.6エクササイズ

九月に降る風

9wind 昨年の東京国際映画祭で「アジアの風」部門に出品された台湾の青春映画。1990年代半ばの高校生9人の姿を等身大のリアルさで描いた物語には、監督自身の高校時代が投影されているという。監督によれば実体験が8割、残り2割のフィクションで全体をまとめたとのこと。僕は1980年代の日本の高校生だったが、ここに描かれている高校生活には思い当たるフシがいろいろとある。好きな女の子に気持ちを伝えられないもどかしさとか、仲間内で集まってただぐだぐだと時間を過ごす楽しさとか、高校卒業と共に仲間があっという間にバラバラになってしまうあっけなさとか……。たぶんこうした思いは、どの時代のどんな高校生たちも多かれ少なかれ持っているのかもしれない。親しい友人の死を経験するのも、この頃なのかな。


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HDDトラブルの影響

 トラブルを起こした外付けHDDに置いていたデータは、写真データとiTunesの音楽データ。写真データもかなりダメになったが、音楽データもだいぶやられた。しかも悪いことに、これはどれがダメなのかデータを再生してみるまでわからない。やれやれ。参ったね。

マウスの調子が悪い

ロジクール ワイヤレスマウス M305 ダークシルバー M305DS HDDのトラブルが一段落したと思ったら(まだ未回収のデータや破損したデータも多いけど)、今度はマウスの動作がおかしくなった。ウィンドウのスクロールに使うホイールボタンが無反応になってしまった。最初はパソコン側の問題だと考えて何度か再起動させたりしたのだが、これはどうやらマウス側に難がある様子。たぶんホイール部分から内部にゴミが入ってしまったんだろうね。この際だから買い換えるか。買い換えるならコードレスがいいな。でもとりあえずは、別のパソコンで使っていたコード巻き取り型の小型マウスを引っ張り出して使ってます。これはホイールもちゃんと反応する。ほら、やっぱりマウス側の問題じゃないか!

2009.07.01

7/1の走行距離

 自転車利用なし。

■歩数計
7735歩
3.7エクササイズ

梅雨空

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 写真はGAGA試写室に行った帰りに、エレベーターホールの窓から撮った。どんよりと梅雨の空。でも梅雨が明けたら暑くなるしなぁ。

シネマ歌舞伎 怪談牡丹燈籠

Botandourou 三遊亭円朝原作の「牡丹灯籠」の歌舞伎座上演を、ハイビジョンカメラで撮影したシネマ歌舞伎の第12弾。「牡丹灯籠」は有名な怪談話だけど、幽霊が出てくるのは物語の前半だけ。後半は自分の犯した罪に押しつぶされて破滅してゆく、陰惨な人間ドラマが展開していく。僕はこの後半部分を知らなかったんだけど、幽霊無しの怪談というのが円朝流ではあるのかもしれない。円朝の他の怪談もじつは超常現象より人間心理が中心であって、それゆえに時代を超えた普遍性を持っているのかもしれない。


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映像詩 里山

Satoyama NHKで放送されている長期取材のドキュメンタリー・シリーズ「映像詩 里山」の劇場版。同じシリーズからは2000年にも『今森光彦の里山物語』という映画が作られているので、今回は同シリーズからの劇場版第2弾になるのだと思う。(『里山物語』は一般劇場での公開ではなかったのかもしれない。)滋賀県北部にある里山の四季の風景を、特殊な撮影技法なども使いながら丁寧に見せてくれる。野生動物や昆虫たちが暮らす雑木林が、人間たちの手で維持管理されているという、里山に暮らす人にとっては常識なのだろうが、都会の人間にとっては目から鱗が落ちるような発見もある。自然と人間とが見事な共生関係を作っている、調和の取れた暮らしだ。もちろん実際の里山暮らしには面倒くささも厳しさもあるのだろうが、映画の中では里山が理想郷のように描かれていて、これはこれで結構いいものなのだ。「地方の農村は大変だ」という話ばかりがマスコミに出ているけれど、里山暮らしも悪くないかも……と思わせる力が映像にはある。

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ココログにトラブル発生中

 記事を投稿したら消えちゃったよ。

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