2014年9月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« ファイナル・デッドサーキット 3D | トップページ | ロディアブロック No.11方眼 »

2009.09.29

選択的夫婦別姓ねぇ……

 これは結婚するときに同姓にするか別姓にするかを決めるということだから、現在既に結婚している人たちにとっては関係のない話なんだな。だとすればなぜ今こんな話が出てきているかというと、これは回りくどい「少子化対策」なんだよね。「結婚で姓が変わるのがチョットいやだなぁ」「仕事でせっかくがんばってきたのに姓が変わってしまうなんて」「長男(長女)だから家のこともあるし」などという諸事情で結婚に踏み切れない人たちが、この制度によって結婚に対する障害がなくなると思ってるわけ。まあそういう人もいるでしょうね。ごく少数だけど。でもさ、これによって劇的に結婚率が高まるとも思えないんだよね。ましてや少子化問題の解決策になるとも思えない。

 まあ結婚だの離婚だのというプライベートな領域の事柄について、いちいち周囲に報告するのがわずらわしいという現代社会の風潮もあるにはあるだろうけどね。職場の同僚の姓が変われば、「結婚か」「離婚か」「どうしたんだ?」と詮索したくなるのが人情だからね。まあそういうわずらわしさから逃れたい人は、夫婦別姓なら夫婦別姓の方が便利かもしれないね。

 しかし民法の結婚規定を改正する以前に、現在の民法がきちんと世間に理解されているのかが疑問。例えば結婚して姓が変わるのは、男性でも女性でも構わないわけだ。だから夫婦同姓によって女性だけが不利益を被るということは、制度上はあり得ないことになっている。でも女性の姓が変わっても「結婚したのね。おめでとう」としか言われないのに、男性の姓が変われば「婿養子に入ったのか?」と冷やかされるに違いなかったりする。世間はいまだに「結婚すれば女性の姓が変わる」と思い込んでいるわけだ。法律自体は男女平等に出来ているのに、それがまったく世間に浸透していないわけね。

 夫婦別姓によってどんなメリットがあるのか考えた場合、じつはほとんど社会的にはメリットがないような気がする。それよりも通称使用の範囲を大きく広げて、公的な領域でももっと通称が使えるようにすれば済むんじゃないだろうか。例えばタレントや文化人には芸名や筆名を使っている人が多いけれど、こうした人たちは芸名や筆名などの「屋号」で納税申告しても、何の支障もなかったりするじゃないか。税務署は同一人物であることさえ確認できれば、それで通称使用OKという立場なのだ。参議院選挙に出るタレントは、やはり芸名のまま選挙活動をして、芸名で投票された票だってそのままカウントされる。

 タレントや文化人だけじゃなく、一般の人も通称をどんどん認めるようにすればいい。そうすれば「結婚しても姓を変えない」というのだって自由だし、「親にもらった名前だけど自分としては気に入らないので別のものにしたい」といった場合、自由に自分の名前を変えられるようになるぞ。どのような通称を使うのかは役所に登録して、その通称に限ってパスポート発行なども認めればいいんじゃないのかな。

 夫婦同姓だの夫婦別姓だのと言う以前に、そもそも自分の所有物の中で「名前」だけが自由にならないという不合理を何とかした方がいいよ。通称使用でその不合理や不自由が解消するはず。なぜそういうことを考えないのかね。既に国民総背番号制は住基ネット番号という形で実施されているわけだから、本名が何であれ通称が何であれ、住基ネット番号で個人識別はできるじゃないか。

05:15 午後 | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4474/46345262

この記事へのトラックバック一覧です: 選択的夫婦別姓ねぇ……:

コメント

コメントを書く