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2009.11.09

映画|パブリック・エネミーズ

Public Enemies ジョニー・デップが1930年代に実在した銀行強盗ジョン・デリンジャーを演じる、実録犯罪アクションドラマ。監督はマイケル・マンだからアクションシーンはすごい迫力。白昼堂々の銀行強盗。FBIとの銃撃戦。大胆不敵な脱獄劇。デリンジャーは有名な強盗なのでこれまで何度も映画化されているのだが、有名なのはジョン・ミリアスがウォーレン・オーツ主演で撮った『デリンジャー』か。今回のデリンジャーはデップが演じているので、粗暴でたくましいギャングではなく、スマートでエレガントでロマンチックなキャラクターに肉付けされている。

公式サイト

 タイトルの『パブリック・エネミーズ』はFBIがデリンジャーを「社会の敵ナンバーワン(Public Enemy No.1)」と呼んだことにちなんでいるのだが、このキャッチーなネーミングはジェームス・キャグニー主演の映画『民衆の敵(The Public Enemy)』からのパクリだったりしてね。FBIが州をまたいだ広域犯罪を本格的に捜査したり、捜査官を「Gメン」と呼ぶようになったのもこの頃からだとか。

 今回の映画では強盗や誘拐犯たちにさまざまな便宜を図る、「犯罪シンジケート」の存在が描かれていたのが面白かった。メンバーを紹介したり、武器や車を調達したり、隠れ家を用意したり、資金を貸し付けたりする。彼らがデリンジャーの荒っぽい犯罪に手を持てあまして、「お前が一度の強盗で稼いだのと同じ金を、こっちは電話を使ったノミ屋で毎日稼いでるんだ」と言うシーンは印象的。これは今でも同じことだよな。銀行強盗、タクシー強盗、コンビニ強盗などより、オレオレ詐欺の方がよほど儲かるわけでして……。

03:30 午後 | 固定リンク

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