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2009.07.11

名画座は1970年代に消えた?

Heikin

 封切館の入場料を100とした場合、観客の平均入場料が幾らになっているかという推移をグラフにした。封切入場料より平均が安くなるのは、子供料金、各種割引の他に、名画座で「2本立て1200円」などの入場料が設定されているためだ。名画座で2本で1200円なら1本あたり600円の計算だが、実際には「1回の入場でいくらか」という計算だと思う。封切館でも、寅さん映画は2本立て興行だったもんね。だからこれは封切の入場料が1800円、名画座は1200円という具合に単純計算してるんだろうな。映画館の入口をくぐるときに、ひとり幾ら払っているかという話だ。

 1970年代の初頭まで、映画入場料の平均は封切入場料の50%近辺でウロウロしていた。年によって変動はあるが、40%から60%の間ぐらいで動いている。ところが1970年代半ばに80%近くまで跳ね上がり、70年代後半になるとこれが75%前後で固定化し、現在まで70%前後でほぼ横ばい状態になっている。

 おそらくこの頃に、封切館から二番館・三番館にフィルムを回していく旧来の興行方式が衰退して、全国一斉封切り方式に移り変わっていったのだと思う。二番館・三番館はそれまで映画入場料を安く設定していたのだが、この頃から「ロードショー」と称して封切館と同じ入場料を取るようになった。平均入場料を下げていた二番館・三番館、あるいは名画座群が「ロードショー館」に格上げされることで、映画館全体の入場料が20ポイント増加したというわけだ。(時代的には『ジョーズ』とか『ロッキー』『スター・ウォーズ』の頃だ。)

 同時にこの頃から名画座も少しずつ姿を消し、1980年代はビデオの時代になっていた。僕は1980年代半ばに、家の近所のレンタルビデオ屋でバイトをしている。名画座もまだ残っていたけれど、ビデオで映画を見る人も増えていた。『ブレードランナー』や『ターミネーター』はビデオを通じてヒットした映画だと思う。観たい映画を求めて名画座を渡り歩くのは、1980年代にはかなりマニアックなものだった。

 封切入場料が1800円で横ばいなのに、ここ何年か平均が少しずつ下げてきている。これはレディースデイや夫婦50歳割引、高校生友情プライス、初回割引、夜間割引など、新しいタイプの入場料割引が増えてきているからだろう。僕も近所の映画館で回数券を使って映画を観ている。6枚綴りの回数券が6500円。これを使って特定の映画館で6回映画を観ると、ポイントがたまって1回分の入場料がタダになる。つまり上手くすれば6500円で映画が7回観られるわけで、1回あたりの単価は930円ぐらいだ。

10:38 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画料金は高いのか?

Bukka

 グラフを作るついでに、ちょっと作ってみた(手間かかったけど)グラフ。朝日文庫の「戦後値段史年表」映連のデータをもとに、他の娯楽に比べて映画料金は「高い!」と言えるのかどうかを比較する。1951年を規準とした場合、その後の値段が何倍になったかというグラフだ。比較の対象は、歌舞伎の鑑賞、相撲の観覧、帝国劇場の入場料(高い興行と安い興行の2種類)だ。ただし映連のデータは1955年からなので、それ以前の映画入場料平均はとりあえず50円と仮定してのもの。また「戦後値段史年表」は1995年発行なので、映画以外のデータはそれ以降途切れてしまう。空欄になっている年は、便宜的に前年と同じであるという前提でデータを作っている。あまり正確とは言えないが、それでも全体的な傾向はわかるはずだ。

 結論から言えば、映画料金は高いとは言えない。諸物価の値上がりに合わせて、映画料金も値上がりしたのだ。映画の入場料が1800円になったのは1992年なのだが、その時点で他の入場料は映画以上の倍率で値上がりしていた。しかも映画代は1992年から今まで17年間、まったく値上げせずに1800円のままだ。値上げの倍率は1951年の22.5倍。

 「戦後値段史年表」には記載されていないが、大相撲の現在の入場料を調べてみた。規準となるのは枡席の料金だが、平成21年九月場所で「枡席A」が45200円。これを1人あたりに換算すると11300円となって、1951年規準の28.25倍となる。歌舞伎は新春興行が規準になるのだが、今年の新春興行の価格がいくらだったのかちょっとわからない。とりあえず7月から9月の興行の案内を観ると、1等席は16000円とのこと。これは「戦後値段史年表」と同じなので、歌舞伎も映画と同じくここ十数年は値段据え置きの様子。(ただし新春興行は別料金かもしれない。)

 映画料金の変化率を観ていると、1970年代に平均入場料の値上げ率が窓口料金の値上げ率を追い越している。おそらくこの頃から、あちこちにあった「名画座」が少しずつ数を減らして行ったのだろう。映画料金の2つの数字については、また改めて別のグラフを作ってみようと思う。

09:44 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

黒澤映画の公開日一覧

Kurosawa2

 黒澤映画の封切初日の一覧表。昔は初日が必ずしも土曜日ではなかったことがわかる。土曜日公開は1960年代半ばからのようだ。これはデータベースを調べれば、より詳しくわかりそうだけどね。ただしこれも、封切日のデータが間違ってたんじゃお話しにならないんだけど。

05:09 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

黒澤映画の上映時間をグラフ化

Kurosawa

 黒澤映画30本の上映時間をグラフにしてみた。上映時間が長いものから並んでいる。一番長いのは『七人の侍』で、一番短いのは終戦前後に作られた『虎の尾を踏む男達』。黒澤監督にとって最初のカラー作品である『どですかでん』の上映時間が、意外に長いことには驚かされたりする。(中身はオムニバス映画なので、観ているとそれほど長さを感じないのかもしれない。)

 ところで手持ちの資料から上映時間を調べたら、あちこち怪しげなデータが……。資料によって時間に結構ばらつきがあるのだ。そこで今回は「全集黒澤明」や日本映画データベースなどを参考にしつつ、迷った時はDVDの収録時間を基準にして時間を決めた。ただし『姿三四郎』だけはDVDの収録時間ではなく、日本映画データベースにあるオリジナル版と思われる時間を記入してある。(DVDも『デルス・ウザーラ』はメーカーによって尺が違うのだが、今回は日本映画データベースの時間に近い東宝発売版を規準にした。)まあほとんどは1分前後の誤差なので、グラフの上ではさほど違いがないと思うけどね。

 グラフはiWorkのNumbersで作成してPagesにコピーを貼り付け、それを画面のキャプチャでPNGデータにした。この方法が一番手っ取り早そう。

03:48 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画はいくらから「儲け」が出るのか?

余命1ヶ月の花嫁 オリジナル・サウンドトラック 映画『余命1ヶ月の花嫁』、がん研究支援に約1,500万円寄付というニュース。5月9日から公開された映画が、7月6日時点で興行収入約30億6,000万円。製作のTBSテレビ、関連書籍を発行しているマガジンハウスと講談社が、合わせて1,500万円をがん研究支援のため財団法人がん研究振興財団へ寄付したとのこと。「30億儲けてたったの1,500万円かよ!」という声もありそうだが、まあ待て、これは「興収」だから映画の売り上げの総額だ。映画は製作・配給・興行の3業種で成り立っていて、観客が映画館に支払った入場料の総額が「興行収入」と呼ばれる。これを、製作・配給・興行で分け合うわけだ。興行収入のうち、だいたい半分が興行(映画館)の取り分になる。そこから配給会社が、配給手数料とプリント代と宣伝費を実費として差し引き、残りが製作に渡る。映画の製作にはもちろんお金がかかっているから、製作に渡ったお金から製作費を差し引く。残りが製作側の「利益」というわけだ。ハリウッド映画にしろ日本映画にしろ、じつはこの時点でほとんどが赤字になるらしい。映画館で映画を公開しているだけでは、ほとんどの映画は製作費さえ回収できない。

 では映画というビジネスは何で儲けているかというと、それは映画の二次利用でカバーする仕組みになっている。つまりDVDやテレビ放送だ。現在の映画業界は劇場公開での売上より、DVDの市場の方がずっと大きい。ならば最初から劇場など無視してDVDでいきなり売ればいい……と考えるのが、つまりはOV(Vシネマ)やOVAという市場だ。しかし映画の場合は「劇場未公開」だと客の食いつきが悪くなる。ショップの仕入れ数も少なくなる。だから製作会社はDVDを売るために映画を劇場にかける。今や映画を劇場公開するのは、DVD販売のための宣伝活動でありショーケースみたいなものなのだ。

 ただし映画館で20億とか30億の売上(興収)が出る映画は、それだけで製作費を回収できるだろう。こうなれば製作側は、DVD発売で劇場公開の赤字を補填する必要がなくなり、すべてが「純益」になる。もっとも全国公開レベルの作品だと、テレビスポットも打たなきゃならない、新聞や雑誌に広告も出さなきゃならない、プリントもたくさん用意しなきゃならないので、配給のための経費が大きくなってくる。ハリウッド映画の大作などは、宣伝に湯水のように金を掛けるからたいへんだ。日本のマスコミ関係者をあご足つきで撮影現場やワールドプレミアに招待したり、日本公開に合わせて海外から主演スターを呼んで大がかりなイベントを開催したりして数億円単位の金をかける。劇場でそこそこヒットしていても、結果としては劇場レベルでは赤字だった……という映画も多いはず。ただしこうした大がかりな宣伝活動は、結果としてDVDの売上を押し上げるのでもとは取れるのだろうけどね。

 ちなみに映画の上映用プリントを作るのに、1本30万から50万ぐらいかかる。全国一斉公開の映画の場合はプリントを100本単位で用意するため、仮にプリント代が50万、プリント数が200だとすると、それだけで1億円かかっちゃう! だから映画会社はプリントをやめて、デジタルデータでの配信にしたくてしょうがない。導入コストはかかるけど、その後はプリント代分の費用が浮いて、その分が利益になるからね。ただし映画館の側は、デジタル上映の設備コストをかけたくない。新しい映画館の中には「デジタル専用!」と銘打っているところもあるけど、フィルム対応の上映設備を既に持っているところは、「今まで通りプリントにしてよ!」と考えて当然なのだ。ルーカスフィルムは『スター・ウォーズ』の新三部作製作時に「デジタル配信」の構想をぶち上げたけど、結局は映画館側の協力が得られなくてほとんどがフィルムメディアでの配給になっている。映画館からフィルムが消えるまで、まだ少しかかりそう。現在のシネコンがすべて建て替えられるのに15年か20年はかかるだろうから、その頃にはデジタルが主流になるかもしれない。ある程度市場がデジタルになってしまえば、大手の中には「もうプリントは作りません」と宣言するところも出てきて、それによって一気に上映環境はデジタルになってしまうと思う。

 だいぶ脱線したな。

 『余命1ヶ月の花嫁』が配給にどのぐらいのお金をかけているのかはよく知らない。しかし30億以上の興収があれば、これは劇場レベルで十分にもとが取れているはず。ただし30億円まるまる製作側のふところに入るわけではないので、「たった1,500万円ぽっち!」ということはないと思うけどね。これは結構、大きな金額だと思うよ。

 ところでこの映画の製作は"April Bride" Projectとなっているけど、中身は東宝・電通・朝日新聞・TBSなどだ。今回1,500万円を寄付したのはTBS・マガジンハウス・講談社だけど、TBS以外は「製作」に関わってないんじゃないの? 新聞記事でも『製作元のTBSテレビ、書籍版元のマガジンハウス、コミック版元の講談社』となってるね。つまりマガジンハウスや講談社は、映画の興収30億円とは無関係な気がする。その分、本やコミックでしっかり儲かってるのかもしれないけどね。

 

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2009.07.10

サブウェイ123 激突

Subway123 1974年のサスペンス・アクション映画『サブウェイ・パニック』を、デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ主演でリメイク。監督はトニー・スコット。1時間45分というコンパクトな尺に、この監督ならではの凝った映像表現が詰め込まれていて飽きない作り。この映画にとって最大のアイデアは、地下鉄ジャック事件を起こした犯人たちが身代金を受け取る方法にある。なるほどこの方法を徹底させていけば、もはやテロリストが身代金を受け取る必要自体がなくなるのだ。ただしこの映画ではそれをアイデアにとどめて、あまり発展させていない。もっともそれをやると、これはまったく別の映画になっちゃうけどね。こういうアイデアは最初に形にしちゃった者勝ちなので、今後同じアイデアを発展させた映画が出てくると『サブウェイ123』のマネだと言われるだろう。でもこれは、誰かが絶対にマネするだろうね。

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ドキュメントスキャナがほしい

FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M まったく次から次へと物欲には限りがないのだが、Macにつなぐドキュメントスキャナがほしい。現在はキヤノンのフラットベッドスキャナを使っているのだが、この手のスキャナでも読み込むものはほとんど紙資料ばかり。裏表スキャンしてPDFにして保存しておくというケースが多い。立体物はデジカメで撮影する。フラットベッドスキャナではネガフィルムもスキャンできるのだが、購入してこの方、そんな機能は一度も使ったことがない。必要なのは「紙資料を読み込む」という単純な機能だけ。できればそれをより高速に、より高い効率で行いたい。そうなると選択肢はドキュメントスキャナしかないのだ。こんなことなら、最初からフラットベッド型じゃなくてドキュメントスキャナにしておきゃよかったな……。

 まあフラットベッドスキャナに比べると値段が桁違いなのだが、スキャナの蓋をパカパカ開けたり閉じたりしながら書類をペラペラ入れ替えていく作業というのは結構大変だ。これを一気に片付けてくれるなら、ドキュメントスキャナも悪い選択ではないだろう。実際に何を読み込むかというと、映画のチラシやプレス資料、名刺、手書きの資料、雑誌、パンフレットなどかな……。ほとんどはこれまで「紙ゴミ」として処分していたものだし、捨ててしまっても困ったことなんてほとんどないわけだから、これは結局のところ「紙ゴミ」のデジタル化でしかないのかもしれないけどね。

 本棚が一杯になってきているので、そこから雑誌などかさばるわりには利用頻度の低いものを抜き出して、スキャナでデジタル化してしまうという方法は考えられるかも。それによって本棚のスペースを確保できれば、3〜4万円という投資に見合う効果と言えるかもしれない。

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2009.07.09

iPhotoのバックアップは一段落

 ちまちま進めていてiPhotoのデータバックアップ。1ヶ月単位でうまい具合に割れない部分があって、結局は1日単位でぎりぎりまで収録する形でDVD8枚にバックアップしました。今年5月以降のものはまだ量が少ないので、これはもう少し量が増えてきたらまとめてバックアップ。今後も最終バックアップが済んだ日付以降の写真についてはスマートアルバムで「○月○日以降」という形でまとめておき、その容量が4GBに近づいてきたらバックアップする作業を繰り返して行こうと思う。ただしこの方法だと、撮影日時が古いデータをCDやDVDで他人からもらったときに(こういう機会は結構あるのだ)、バックアップし損ねるケースがあるかもしれない。それについてはCDやDVDのデータそのものをまずHDDのフォルダにコピーして、iPhotoとは別に保存。それらのデータがやはり4GBに近づいてきたらDVDにコピーして、HDDのデータは削除するという形にしようかな。(データはiPhotoのデータフォルダにもコピーされているので、同じHDDの中に同じ写真データを複数持っていても意味がない。)

07:03 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2009.07.08

僕らはあの空の下で

Bokura 卒業式を翌日に控えた高校を舞台に、親友同士だった男子高校生同士の確執と和解を、回想シーンを織り交ぜながら描く1時間8分の中編ドラマ。物語の起点を「卒業式前日の学校」に限定し、そこから回想シーンで過去のいきさつを描いていくという構成はいいのだが、どのエピソードもほとんど学校から出ないので、絵面がどれもこれも似てきてしまう。学校から出たと思ったら病院の病室とかって、それじゃ何も変わってないじゃん! 現在と回想の他に、この映画の中には主人公たちが描くマンガの世界があるのだが、この3つの時間と空間が登場人物たちの心の動きとうまく響き合っていないようにも思う。脚本段階でもう少しいろんな工夫をする余地はあったと思うけど。まあ出演している若い俳優たちのファンが、おまけのいっぱい付いたDVDを買うんでしょうね。こんな映画なのに、メイキングDVDなんてものを先に売っちゃったりするわけだしさ。

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ちゃんと伝える

Chanto ガンで倒れて余命いくばくもないと医者に宣告された父。だがそんな父を見舞っているとき何気なく受けた健康診断で、自分もガンだと知ってしまったその息子。しかもその病状は父以上に悪いという。こんなことをとても父には言えない。母にも言えない。恋人にも打ち明けられない。主人公はひとり自分の病のことを抱え込んだまま、毎日父を見舞い続ける。話はシンプルだが語り口にはいろいろな工夫が凝らされていて、特に序盤で細かく時系列を入れ替えている構成は手が込んでいる。そのままただ時系列に語ってしまえば、これはただ「あれまあ、気の毒に」という話になってしまうのだが、こうやって時間をあちらこちらに飛ばすことで、主人公が抱え込んだ「秘密」を中心に語りのテンポを生み出していくわけだ。技巧派だよなぁ。出演者はみんな上手いんだけど、一番印象に残るのは伊藤歩だった。受けの芝居なんだけど、そこで周囲の演技を何倍にも膨らませるのだ。主人公とふたりきりで夜道を歩くシーンとか、通夜での会話、ストーブの前での会話、最後の釣り堀のシーンとか、伊藤歩の抜群のリアクションでどれも名場面になっている。

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さそり

Sasori 篠原とおる原作、梶芽以子主演で1970年代に一世を風靡した『女囚さそり』シリーズを、水野美紀主演でリメイクしている。主演の水野美紀は慣れない環境(香港で撮影している)でがんばっているとは思うが、脚本がかなりスカスカなので「がんばっているなぁ」以上のものにはなっていない。キャスティングはえらく豪勢なんだけど、このチープな感じは何なんでしょう。言葉が全編吹替になっているのも、韓国ドラマを見ているようで違和感アリアリ。これはそのまま、広東語バージョンで公開してもよかったかもしれないな。「さそり」は何度もリメイクされているのだが、この映画はエンドロールで中村中が「怨み節」をカバーしていることからも、東映の梶芽以子版を強く意識していることがわかる。水野美紀もあれこれ髪型やコスチュームを取っ替え引っ替えした後に、梶芽以子風の装束になってしまうのがアナクロチック。

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iPHOTOのバックアップ

 写真データの救出作業も不完全ながら一段落したところで、データをDVDにバックアップすることにした。実際には作業が一段落したのは少し前なんだけど、そこから「もうこれ以上は無理だ」と諦めが付くまで少し時間がかかったということだ。データのバックアップにはiPHTOを使う。スマートアルバムで「○年○月○日から○年○月○日まで」というデータを抽出して、DVDに焼ける最大容量ごとに少しずつ先に進んでいく。あまり細かく日付を取ってもわけがわからなくなりそうなので、区切りは1ヵ月単位。うまいぐあいに最初の1枚目は、2003年から2007年12月末まででちょうど収まる。2枚目は2007年分が全部は収まらず、2007年11月一杯まで。だから3枚目のディスクは2007年12月1日からはじまって、2008年の区切りのいい月までだ。

 カメラの画素数が多くなるとデータサイズが大きくなるため、同じような枚数を撮影していても昔の方がデータ量が小さくて済む。つまり最近のデータは、バックアップを取るのが結構面倒くさくなっているということ。全体で31GBぐらいあるから、DVDは10枚も必要ないはず。

 最近はカメラで撮影したデータをiPHOTOにコピーした後、カメラのデータも消さないようにしている。TimeMacineでバックアップをしている場合、バックアップが取られていない最新のデータがむしろ危険だもんね。カメラの中にデータが残っていれば、そこからまたデータがコピーできる。

 いっそのことSDカード一杯まで撮りためて、それをそのまま保存しておこうかとも考えたけど、静電気や磁気であっという間にダメになってしまうことも考えられる。とりあえずある程度の容量になったら、SDカードを丸ごとDVDに焼いてしまうことも考えていいかも。そうすると、現在使っている2GBのSDカードより、DVDに近い4GBのカードの方がいいかな。4GBのSDカードが今は千円前後。DVD-Rは50枚で千数百円。ここまでメディアが安いと、「バックアップを取らない奴がアホ!」ということだろうな。

11:45 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2009.07.06

吸血少女対少女フランケン

Vampiregirl 内田春菊の原作を実写映画化した、スプラッタ・ラブ・コメディ。ヒロインの吸血鬼少女が、3人組の少女フランケンをあっという間に血祭りに上げるオープニングにびっくり。画面のほとんどが血糊で真っ赤に染まり、映画を観ているこちらまで血を浴びたような気分にさせられる。芝居の台詞が棒読みだったりするチープな映画だが、これは作り手側の狙いだろう。ベテランの津田寛二も、わざわざ台詞を棒読みにしたり、学芸会並みの大げさな演技で観客を苦笑させてるもんね。「勘定奉行に、お任せあ〜れ〜」にはビックリしたよ。しかしこの映画のビジュアルセンスは凄まじい。人体各部を電動ドリルで自由自在に脱着し、変幻自在の大活躍をする少女フランケンがすごい。切り離した腕を脳天にドリルで留めて、タケコプターにしちゃうんだぜ!

公式サイト

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2009.07.05

炊飯器を購入

TOSHIBA 圧力IH保温釜1.0L 石のせ本かまど圧力仕込み シャイングシルバー RC-10PY(SS) ずっと文化鍋でご飯を炊いていて、それに不満もなかったんだけど、最近我が家はご飯の消費量がやたら多くて「これは毎朝ご飯を炊かねばならん」ということになったので、この機会に炊飯器を新調することにした。ヨドバシAkibaで在庫処分の16,800円。早速何も入れない白いご飯を炊いてみた。(我が家では最近たいていが麦飯か雑穀ご飯なのだ。)ちょっと固めの仕上がりのような気もするが、美味い、美味すぎる。ご飯だけでおかずがいらないと思えるぐらいに美味い。もっとも炊きたての銀しゃりは、どんな鍋で炊いてもそこそこ美味いのだ。この炊飯器の真価は、雑穀米や玄米で試されることになると思う。

 文化鍋に比べると、使用後に洗わなければならない細かなパーツがやたら多いのが面倒だ。文化鍋は鍋本体と蓋だけだもんね。それに対して炊飯器は、内鍋、内蓋の他に、内蓋を固定する小さなパーツだの、蒸気を受ける小さなパーツだの、あれこれと小さな部品があって、マニュアルによるとそれらは使用するたびに全部水洗いしなきゃならないのだ。

 炊飯器はご飯を炊くのにすごく時間がかかるという印象があったんだけど、最近の炊飯器はIHで急速加熱し、蓋の部分が圧力をかける形になっているので、今回は米をといでから1時間ぐらいでご飯が炊けてしまった。これだと文化鍋と時間的には差がない。こうなると、今後はご飯を炊く鍋としての文化鍋の出動は大幅に減りそう。ただし料理用の鍋としては文化鍋がかなり重宝で、今日も5合炊きの文化鍋で切り干し大根を煮たりしてました。

10:03 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

上野不忍池

R0012101

 蓮の葉が生い茂って、合間にところどころ美しい花も。

04:55 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

「501映画監督」と「501映画スター」を注文

501映画監督―国際版・名匠501人オールカラーガイド 501映画スター―国際版・男優女優501人オールカラーガイド

 Amazonで「501映画監督―国際版・名匠501人オールカラーガイド」「501映画スター―国際版・男優女優501人オールカラーガイド」を注文した。編著者のスティーヴン・ジェイ・シュナイダーは「死ぬまでに観たい映画1001本」の編著者でもある人物。この人が関わった映画ガイドブックとしては、これで「作品」「監督」「俳優」が揃ったわけで、とりあえずはこれで一段落だと思う。書店でパラパラ眺めてみたのだが、人物のデータとしては生年月日と没年が書かれているだけなので、命日を調べるにはまた別のガイドブックなりデータベースをあたらなければならない。定番の映画時点であるエフライム・カッツの「The Film Encyclopedia」(最新版はThe Film Encyclopedia 6e: The Complete Guide to Film and the Film Industry)なども生年月日と没年だけだから、こうした書き方が標準的なのかもしれないけどね。映画人名辞典の「Halliwells Whos Who in the Movies」(最新版はHalliwells Whos Who in the Movies: The Only Film Guide That Matters (Halliwell's Who's Who in the Movies))なんて、僕が持っている版では生没年のみの表記になっている。

09:27 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック