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2010.05.07

映画|小さな命が呼ぶとき

Extraordinary Measures 難病に冒された自分の子供たちの命を救うため、自ら製薬会社を作ってしまった男の実話を映画化したもの。ブレンダン・フレイザー演じる父親は実在の人物だが、ハリソン・フォードが演じている科学者は複数の科学者を合成した架空の人物とのこと。しかし映画というのは「出来事」を描くわけではなく、人間同士の「葛藤」を描くものだから、映画としてはこの架空の人物が大活躍して父親としばしば衝突し、ドラマを盛り上げていく。この話は製薬業界ではかなり有名な話らしい。僕は『ロレンツォのオイル』を思い出したけどね。
(原題:Extraordinary Measures)

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映画|おのぼり物語

井上芳雄 from おのぼり物語 [DVD] 小さな雑誌での漫画連載が決まって大坂から上京した主人公。しかし上京直後に雑誌が休刊になってしまい、突然無職になってしまう……という、フリーランスのライター稼業をしている者にはとても人ごととは思えないような映画。僕もいくつもの雑誌の休刊に立ち会ってきました。週刊アスキー(現在のパソコン誌の前にあった総合誌の方)、話題スクープ、記事掲載が1回だけで消えてしまった雑誌もあるし、TOKYO1週間も休刊だな。出版業界は常に流動的だし、出版不況で(景気動向というよりメディアの中心が出版からネットに移っていると言うことかもしれない)雑誌経営はどんどん難しくなっている。編集者が移動して連載が切られてしまうこともある。雑誌という場で食っていくのは結構大変なのだ。まあそんなわけで、とても人ごとではない思いで観ていた映画。主人公は29歳で上京して「無職」になるのだが、僕も映画批評家の看板を上げて仕事を始めたのは30だったなぁ……とか、そんなモロモロがいちいち身に染みる。

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2010.05.06

映画|マイ・ブラザー

Brothers デンマーク映画『ある愛の風景』のリメイクだというが、兵士がアフガニスタン戦争で捕虜になるという設定はむしろアメリカ映画向けだろう。戦争で心に深い闇を抱えて帰還した夫を、家族がいかに受容していくかという物語であると同時に、兵士の心の闇を兵士本人が受容していけるのかを問う映画にもなっている。家族や仲間たちの誰からも慕われ、愛されていた男が、戦争でそんな自分自身を裏切るような行為を犯してしまう。家族との生活に戻った男は何事もないように振る舞いつつ、自分自身はもう家族や仲間たちの愛に応える資格のない人間に成り下がってしまったのだと感じている。自分は誰からも愛される資格がない人間だ。自分自身を愛せない人間が、周囲の誰かを愛せるだろうか? トビー・マグワイアの持つ暗さが全開になる後半の凄まじさ。ナタリー・ポートマンもいい女優になってきたなぁ。
(原題:Brothers)

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映画|華麗なるアリバイ

Kareinaru 原作はアガサ・クリスティの「ホロー荘の殺人」だそうだけど僕は未読。登場人物が多くてそれぞれの関係がわかりにくいのだが、各人物の台詞や芝居の細やかな応酬を楽しむ映画なので、そうしたことが欠点にはなっていないと思う。映画を最後まで観ると、犯人も動機もわかる。しかし僕は映画に描かれていない物語の背後に、ミュウ=ミュウ演じる女主人の密やかな「悪意」を感じずにはいられない。なんだってこんなメンバーを一箇所に集めちゃったんだよ。問題だらけの人間関係を一堂に勢揃いさせて、目の前に実弾入りの銃まで並べておくんだからたちが悪いよ。(あ、いけね。これじゃミュウ=ミュウが犯人じゃないということがバレちゃうね。ネタバレでした。)
(原題:Le grand alibi)

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映画|レギオン

Legion 人間の悪行にほとほと嫌気がさした神様は、「もう二度と人間を滅ぼそうとしない」というノアとの約束を反故にして人間の殲滅を決意。しかし天使軍団の総大将ミカエルは「まだ人間を信じたい!」とたったひとり神に反逆し、盟友ガブリエルが率いる天使軍団(レギオン)を向こうに回して人間と共に戦うことを決意した。物語のほとんどが荒野のドライブインだけで展開するという低予算のB級オカルトアクション映画だが、話にまだまだ未整理な部分が目立つなど映画の完成度としては三流品。キャスティングに難がある。ミカエルは天使軍団の総大将なのだからマッチョ系の男優が演じてもいいけど、ガブリエルは受胎告知に登場する中性的な顔立ちの天使のはず。(天使にはそもそも性別なんてないんだけど。)ガブリエルは女優に演じさせれば面白かったのにね。
(原題:Legion)

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