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2010.01.15

ペネロペ・クルスの2本立て

映画フォト『ペネロペ・クルス』スチール写真/エンタメグッズ 昨日観た映画はペドロ・アルモドバルの『抱擁のかけら』とロブ・マーシャルの『NINE ナイン』だったけど、この2本はどちらも映画監督が主人公。しかも映画製作中に挫折する話。この2本の映画に、監督の愛人役として登場するのがペネロペ・クルス。しかもどちらの映画でも、彼女には夫がいるという設定。たまたま偶然ではあるけれど、試写状の日取りと時間をあれこれやりくりしていたらこうなった。面白い偶然。どちらのペネロペ・クルスがいいかというと……、そりゃアルモドバルの映画でしょう。アルモドバルの映画では、彼女は本格女優だもんね。ロブ・マーシャルの映画には、なんだかアルバイトで出演しているような感じさえする。

08:26 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2010.01.14

映画|NINE ナイン

Nine 『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が、ブロードウェイ・ミュージカルの「ナイン」を映画にした。原作はフェリーニの『8 1/2』で、それがブロードウェイでミュージカルになって、さらに映画になったという流れは、同じフェリーニの『カビリアの夜』がブロードウェイで「スウィート・チャリティ」になり、さらに映画化されたという流れと同じ。最近だと『プロデューサーズ』も同じだね。映画監督の内面世界と外的事件を交差させながら、ふたつの世界の混濁を歌とダンスで描くという趣向はボブ・フォッシーの『オール・ザット・ジャズ』という前例があるわけで、映画としてどちらが面白いかというと『オール・ザット・ジャズ』の方が数段上だと思う。『NINI』もステージ風のナンバーは迫力があるんだけど、監督の日常をリアリズムで描く部分で現実に引き戻されちゃうな。

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07:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|抱擁のかけら

Houyou ペドロ・アルモドバル監督の新作。視力を失った映画監督が、身の回りの世話をしてくれる青年に自分の過去を語るという構成。1994年、1996年、2008年という3つの時代の物語が交差しながら、ひとつの「禁じられた恋」の始まりから終わりまでを描いていく。男はなぜ名前と視力を失ったのか。男のもとに現れた若い男の正体は何者か。恋はなぜ終わったのか。その恋の結末はどうなるのか。ミステリーとサスペンスのスパイスを程良くまぶしながら、映画の基調はあくまでも悲恋メロドラマ。しかしアルモドバルの映画だから、その描写はかなり辛辣で甘ったれたところがない。2時間8分の充実した時間。全体として見るとゆるさも感じないわけじゃないけど、これはむしろ映画の持つゆとりなのだと好意的に解釈してもいいのかも。

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03:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2010.01.13

映画|ウディ・アレンの夢と犯罪

Cassandra's Dream 父親のレストランを手伝いながら不動産投資での一攫千金を狙う兄と、自動車修理工をしながら恋人とのささやかな暮らしを守っている弟。だが兄は美人の若い女優に出会って彼女に自分は金持ちだと嘘をつき、弟はギャンブルで多額の借金を抱え込んでしまう。どうしても金が必要だ。こういう時に頼れるのは、アメリカで整形外科医として成功している伯父。これまでも何度も家族に経済援助してくれた伯父は、今回も兄弟に金を出してくれると約束する。家族は助け合わねばならない。それが家族だ。「だから今回は、この伯父さんの頼みも聞いてくれないか。お前たちしか頼れる者がいないんだ。この頼みが聞けないようなら、援助の話もなしだ」と言われた兄弟は、その厄介な頼み事を引き受けることにしたのだが……。ウディ・アレンの新作は犯罪ミステリー。最初から最後まで笑えるところがひとつもない、超シリアスな映画なのだが、それでも随所に見えるのはウディ・アレン映画特有のタッチに他ならない。

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06:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|半分の月がのぼる空

Hantsuki これは面白かった。難病純愛青春ドラマという古典的なジャンルなんだけど、脚本にある仕掛けがあって、それに「おお! スゴイ!!」と感心してしまった。原作はアニメやドラマにもなったベストセラーだそうだけど、僕は未読だし他の派生作品も見てない。でもネットで原作や他の作品の情報を見る限り、映画で僕をびっくりさせた仕掛けはどうやら映画のオリジナルらしい。物語の舞台が伊勢で、関西弁ではあるんだけど、言い回しが京都や大阪や滋賀などとはまたちょっと違う。そのローカル色が、またちょっといいのだ。いつもはひょうきんで軽い役が多い大泉洋が、心に深い傷を抱えた男を好演している。大泣きはしなかったけど、今年最初にホロリとさせられた作品。東宝系や松竹系など大きなチェーンで公開すれば今年の興行ベストテンに入ってもおかしくないような作品なのだが、配給会社が小さいから小規模公開。でも全国のシネコンでかかると思います。ぜひ観てください。そして「ええっ! そうなってたの!!」という驚きを味わってください。そして、たっぷり泣いてください。

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01:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック