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2010.06.15

映画|ベスト・キッド

Karatekid 1984年に製作されて大ヒットし、その後シリーズ化された『ベスト・キッド』を、ジェイデン・スミス(『幸せのちから』や『地球が静止する日』に出演していたウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミスの息子)とジャッキー・チェン主演でリメイクした作品。原題はオリジナルと同じ「カラテ・キッド」だが、リメイク版は舞台が中国で師匠がジャッキーだから、実質的には「カンフー・キッド」になっている。でも原題は「カラテ」。このあたりは「オリジナルを知っている人も観てね!」という作り手側の観客に対する挑発だろうが、その自信満々の態度に恥じない見応えのある映画になっていると思う。主人公の少年が「中国なんて大嫌いだ!」と叫ぶシーンにホロリとさせられた。自分の意思ではどうしようもない状況に、子どもは否応なしに追い込まれてしまう。子どもというのは大人なら決して持ち得ないような全能感に満たされている一方で、やはり現実にはとても無力で弱い存在なのだ。「日常の生活すべての中にカンフーがある」とジャッキーが少年に諭すシーンがあるが、これは日常のありとあらゆるシーンをアクションシーンに仕立ててきたジャッキーならではの台詞かも。試合用のコスチュームを受け取った少年が、「うわ〜、かっこいい。まるでブルース・リーだ!」と叫ぶシーンで試写会場に笑い声。うむ、確かにここで「ジャッキー・チェンだ」とは言えないよな。
(原題:The Karate Kid)

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映画|パラレルライフ

Parallel_life_2 東映系の配給会社ティ・ジョイと、韓国の大手配給会社CJ Entertainmentが今年4月に設立したばかりのCJ Entertainment Japan配給作品。東映の試写室を使ったのは、そういう理由からなのね……。パラレルライフというのはリンカーンとケネディのように、偶然で片付けるにはあまりにも符合することの多い不思議な共通点で結ばれた人生のこと。(実際にはただの偶然かもしれないが、この考え方の信奉者は多いようだ。)この映画の主人公はある事件がきっかけで、自分の人生が30年前に生きた別の人物の人生をなぞっていることに気づく……。話のアイデアは面白いけど、懲りすぎていてストーリーが回りくどい。もっとシンプルにした方が、力強い物語になったと思う。感心すれども感動は薄い。「映画はエモーションだ」とヒッチコックは言っているが、この映画にはそれが希薄だ。
(原題:Parallel Life)

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映画|トラブル・イン・ハリウッド

What Just Happened? ロバート・デニーロ扮する映画プロデューサーが、スニークプレビューで酷評を浴びた映画の手直しを拒否する監督をなだめ、映画を撮影中止に追い込みかねないスター俳優の我が侭に振り回され、別れた妻との関係修復を試み、最後はカンヌ映画祭に出席するというハリウッド内幕もの。俳優は豪華だし監督もそれなりに名のある人だが、それが映画の面白さを保証するわけではないという一例。バリー・レヴィンソン監督だと、『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』は面白かったんだけどなぁ。今回の映画は悪のりに勢いがないし、全体のエピソードをとりまとめる中心軸となるドラマが弱い。同じようにハリウッドのプロデューサーを主役にした映画でも、アルトマンの『ザ・プレイヤー』にはラブストーリーや殺人事件という大きなドラマがあったんだけどね。
(原題:What Just Happened)

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2010.06.14

映画|シルビアのいる街で

Sylvia_2 ひとりの男が、街の中でひとりの女を捜し回るという、ただそれだけの数日間を描く映画。6年前に出会ったというその女の名はシルビア。しかし男の名はわからない。シルビアという女性がどんな女性なのかも、結局はわからない。主人公の男はひたすら彼女を捜し、探し続け、それで映画が終わる。BGMなしに現実音として音楽を処理し、説明的な台詞を廃して観客に判断を委ねているのだが、それでいてこの映画、かなり用意周到に全体が組まれている。決して自然に、無作為に、ゲリラ的に、ドキュメンタリー的に映画が撮られているわけではない。街の人たちは基本的にすべてエキストラのようだし(遠景で撮っているシーンは実際の街の人なのかもしれない)、カメラポジションなどもかなりこだわって撮っている。映画序盤にあるカフェのシーンなど、よくもまあこれだけで映画が成り立つものだと感心してしまう。
(原題:En la ciudad de Sylvia)

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折りたたみ傘は常に持ち歩く


ブログネタ: 降水確率、何%だったら傘を持って行く?参加数拍手

 小さな折りたたみ傘を常にカバンに入れてある。使うことは滅多にないけど、あれば便利。

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メルマガの再発行を構想中

 映画瓦版ではかつて週刊のメルマガを発行していて5千人ぐらいの購読者がいたのだが、公私ともにいろいろと環境が変わったりしたこともあって2年ほど前に休刊してしまった。今さら同じコンセプトで再会するわけにも行かないのだが(メルマガ発行スタンドのIDも既に消滅している)、近々再度また別のコンセプトで映画のメルマガを発行しようと考えている。新作紹介よりも、映画にまつわるコラムが中心になると思う。映画についての歴史の話とか、脚本や演出の話とか、映画にまつわる本や音楽の話とか、どちらかというと1本ずつの映画を離れた話がメイン。公開される(公開された)映画についての個々の話は、映画瓦版でやればいいわけで、メルマガでは個々の映画の批評ではなかなか触れられない話をやりたい。まだ構想中なので、最終的にどういう形になるのか、いつ頃発行するのか、そもそも本当に発行するのかどうなのかもわからないけれど、とりあえず今はそんなことやってます。

07:42 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック