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2010.08.07

映画|仮面ライダーW & 天装戦隊ゴセイジャー

Goseijya 日曜朝のヒーロータイム、「天装戦隊ゴセイジャー」と「仮面ライダーW」の劇場版2本立て。それぞれのタイトルは、『仮面ライダーW FOREVER A to Z運命のガイアメモリ』と『天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー』と長い。3D版と2D版の同時上映だが、こういう場合は特別興行料金300円を払っても必ず3D版を観た方がいい。映画の演出が3D前提になっているからだ。映画の前には「仮面ライダー」と「ゴセイジャー」の主人公たちが勢揃いして、「これから映画がはじまるので3Dメガネをかけましょう」という案内ムービーが流れる。これ以前から3D映画の予告編が数本入っていて、既にメガネをかけてはいるのだが、こういうオマケムービーが観られるのも楽しい。それにしても3D映画はすっかり市民権を得ているように思う。劇場でディズニーの『魔法使いの弟子』の予告を観た時は、「なんでこれが3Dじゃないんだ?」と思ってしまったほどだ。今後はファミリー向けの映画を中心に、どんどん3D化が進むと思う。ちなみに僕が今回の映画で一番驚いた3D効果は、東映のロゴが3Dになっていたことだ。岩に打ち付ける波が、画面から飛び出してくるぞ!

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2010.08.06

映画|×ゲーム

Batsu_game 山田悠介の原作は読んでいない。映画も低予算のちゃちなB級映画でしかない。話の展開も設定もツッコミどころ満載で、脚本の完成度や演出という点では100点満点中30点か50点という映画だろう。ホラーのつもりらしいが恐くない。むしろ笑ってしまうようなシーンも多い。だが映画を観た後には、口の中に砂を詰め込まれたような息苦しさが残る。学校でイジメを受けていた人間はそれを忘れないが、イジメていた側はそれを忘れてしまうという、ただそれだけの話ではある。でも子供の頃の事なんて、みんな忘れてしまうだろ? 僕だって忘れている。忘れてしまった過去の中で、自分がどんな悪どいことをしていたかと思うと、それにゾッとしてしまうのだ。ちなみに僕は中学校の頃に、同級生をひとりイジメてました。あ、違う、ふたりだ。いや、忘れているだけで本当は他にも何人かいたのかも……。小学校の頃のイジメの記憶はまったくない。でも誰かイジメていたのかも。やはり、ぞっとさせられる映画だなぁ……。

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映画|蛇のひと

Hebinohito 先日観た『パーフェクト・ブルー』と同時に劇場公開される(併映ではなく同じ劇場で1週間ずつ限定公開)、WOWOWのドラマWシリーズの1本。会社で部長が自殺し、課長の今西が失踪する。死んだ部長の残した資料からは、課長が会社の金1億円を横領した証拠が出てきた。今西は部長に横領の証拠を握られたことから、彼を殺して逃亡したのか? 今西の部下だった三辺は、会社に命じられて今西の行方を追う。だが今西の知人たちを訪ね歩くうちに、三辺は今西という人間がますますわからなくなっていくのだった……。消えた人間の実像について、ひとりの人間がいろいろな人から話を聞いていくという構成は『市民ケーン』を意識しているはず。映画の中には「薔薇のつぼみ」に相当するものも出てくるので、それはまず間違いない。しかし映画は『市民ケーン』の語りの形式を借りながら、それとはまったく趣向の違ったことをやっている。すごく面白い。『パーフェクト・ブルー』は最後にトホホな展開になってしまったが、この映画は最後の最後までだれることなく緊張感を維持していく。

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2010.08.05

映画|ブロンド少女は過激に美しく

Blondegirl 職場の隣に住む金髪の美少女に恋した青年が、彼女と結婚するため苦労に苦労を重ねた果てに手に入れたものは……という話。ポルトガルの巨匠マノエル・デ・オリヴェイラ監督101歳の最新作で、フィックス画面の繰り返しの中から現れる芳醇な映画的空間が醸し出す、まさに映画でしか味わえぬ快楽に酔いしれる作品。上映時間1時間ちょっとなのでこれだけでは劇場にかけるのに中途半端。そこで今回はゴダールの短編『シャルロットとジュール』が併映される。この組み合わせは、配給会社がフランス映画社であるからこそ成り立つものであって、これだけだと何だか変なカップリングだと思うけどね。『ブロンド少女は過激に美しく』は試写状にもプレス資料にも画像がなく、チラシもまだ作られていないようなので、今回は海外版ポスターの画像を貼り付けておいた。Googleの画像検索はこういう時に便利。海外ポスターでは映画のラストシーンをメインビジュアルにしているものもあるようだが、これは結構重大なネタバレになってしまうので、今回は少女のクローズアップを用いたバージョンにしておいた。日本でどういうポスターやチラシを作るかが、ちょっと楽しみ。でもまあ、タイトルがタイトルだから、それなりに扇情的な雰囲気のビジュアルでも構わないのかも。
(原題:Singularidades de uma Rapariga Loura)

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映画|隠された日記 母たち、娘たち

Kakusareta 幼い頃に母親が家出したことがトラウマとなり、自分自身の娘ともうまく関係を築けない母。海外で働いている娘が久しぶりにフランスの実家に戻っても、やはり関係はギクシャクしたままだ。だが娘は以前住んでいた家の台所から、家出した祖母の日記帳を見つける。そこには母や祖父から聞かされていた「夫や子供を捨て去った冷酷で身勝手な女」とはまったく違う、ひとりの女性の悲劇が綴られていた……。なんだか『マディソン郡の橋』を連想させるようなアイデアではあるのだが、映画の終盤ではあっと驚く新事実が現れて、映画の様相が一変してしまう衝撃。カトリーヌ・ドヌーヴやマリナ・ハンズ、回想シーン(幻想シーン)にのみ登場するマリ=ジョゼ・クローズはもちろんこの映画の主役なのだが、こうした3代の女たちの脇を支えるミシェル・デュショーソワとジャン=フィリップ・エコフェがなかなかよかった。
(原題:Mères et filles)

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2010.08.04

映画|REDLINE

Redline_2 どこか遠い未来。スピード狂の老若男女が星から星へと渡り歩きながら繰り広げるカーレース。5年に1度、宇宙ナンバーワンの走り屋を決めるため開催される「レッドライン」に出場した主人公JPが、女性レーサーで初恋の相手でもあるソノシーと共にゴール目指して猛スピードで駆け抜ける……という話。物語自体は、リュック・ベッソンの映画以上に子供っぽくて無内容。やってることは子供時代に学校の机の上で、スーパーカー消しゴムを使って遊んでいたようなことと変わりない。大ジャンプとか、大クラッシュとか、そういうのが連発。しかしそれが何十倍にも拡張されて、手描きの2Dアニメとしては極限の表現で迫ってくる。木村拓哉や蒼井優、浅野忠信が声優として参加しているのがウリのようだが、それより観るべきは映像表現だろう。今後アニメの多くはCGを使った3Dに向かっていくと思うのだが、この映画の表現はそうしたトレンドに真っ向から逆らっている。その開き直りぶりが、じつに清々しいのだ。

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映画|アメリア 永遠の翼

Amelia (Score) 女性として初めて飛行機で大西洋を横断し、その後は大西洋単独横断、大陸横断、ハワイからカリフォルニアまでの単独飛行などを経て、最後は世界一周飛行の途中太平洋上で消息を絶ったアメリカの女性飛行家アメリア・イヤハートの伝記映画。アメリカでは知らぬ人のいない有名な人物らしいのだが、日本ではあまり有名ではないので、この映画を通じてアメリアを知る人も多いと思う。僕は何かの本を読んでいて知っていたけれど、詳しくは知らなかったので今回の映画は勉強になった。主演のヒラリー・スワンクがアメリア本人にそっくり。ただこの映画、「勉強になった」という以上の深い感銘を与えてくれないのが少し残念ではある。アメリアがこういう人でした……という略伝としての情報以上には、人物の内面に深く踏み込めていないと思う。
(原題:Amelia)

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2010.08.03

映画|パーフェクト・ブルー

Perfectblue 宮部みゆきのデビュー作をWOWOWでドラマ化したものを、1週間限定で劇場公開。(『パーフェクトブルー』という今敏監督のアニメ映画とはまったく関係がない。)テレビドラマにしては映像クオリティも高いし、ドラマの密度もなかなかのもの。映画館にかけても十分に見応えのある作品だろう。高校野球の花形選手が焼死体で発見され、彼を脅迫していたという元野球部員も自殺した姿で発見される。物語はここから、製薬会社が秘かに行っていた人体実験、ドーピング薬、企業脅迫、企業コンサルタント会社と称する殺し屋たち、探偵事務所などをからめてアレコレと話が展開していく。これがどれも面白い。しかし映画の最後になって、隠されていた事件の真相が明らかになるあたりで映画の勢いは失速してしまう。これじゃ2時間枠のサスペンスドラマじゃん! ま、実際にそうなんだけどさ。ここまで高いテンションを保ってきたのが、最後の最後にヘナヘナと弛緩した姿をさらすのはちょっと残念。「面白い」「すごい」という感想が、映画をすべて観終わる前から「面白かったのに」「すごかったのに」という過去形で語られるようになってしまう残念さ。

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映画|ふたたび SWING ME AGAIN

Futatabi ハンセン病の元患者たちの社会復帰とそれを支える家族や支援者の物語だが、退院してくる元患者が昔の仲間を集めてジャズバンドを再結成しようとする話をからめた音楽映画にもなっている。監督は塩屋俊。ハンセン病に対する差別を告発する映画としては『砂の器』が有名だし、熊井啓監督の『愛する』という映画もある。しかしこの『ふたたび』という映画は、退院してくる祖父を迎え入れる家族の視点からこの問題を描くことで、過去の作品とは違うリアルで現代的な視点を持つ作品になっている。ハンセン病は「過去の話」ではなく、「今の問題」なのだ。しかしこの映画、ハンセン病問題の告発・啓発・啓蒙という視点から観ると食い足りない部分も多く、音楽映画としても楽曲の数が圧倒的に少ないという欠点を持っている。回想シーンを入れるなら、もっと曲をたくさん入れてくれればいいのに。またBGMのフュージョン系のサウンドと、劇中で流れる1950年代のモダンジャズとに世代ギャップを感じる。感動的なシーンも多いのだが、全体として観ると、やはりどこもかしこも中途半端な印象が残る。

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