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2010.08.26

映画|プチ・ニコラ

Putinikora フランスの有名絵本を実写映画化したコメディ映画。主人公は小学生の子供だが、ギャグを生み出していくのは子供たちに翻弄される大人たちの行動にある。これは年齢層に関わらず、家族全員で楽しめるファミリー映画だ。時代設定は1950年代か60年代頃。レトロなファッションや小道具、いかにも「これぞフランス!」という雰囲気のロケーションなども含め、じつに丹精込めてお金をかけた絵作りをしている。しかもこれ見よがしな絵作りに溺れず、それをきちんと物語の背景に押しやって、物語やエピソードやキャラクターを前面に出してくる良識も持ち合わせている。(これは『ALWAYS 三丁目の夕日』との大きな違いだ。『ALWAYS』は昭和三十年代レトロの風景や風俗描写がウザイと感じられることがある。もちろんそれが人気を集めているポイントでもあるのだけれど。)俳優たちも中堅どころの実力派がずらり。子供たちはほとんど新人だろうが、それを支える俳優たちにベテランを揃えている。両親役のヴァレリー・ルメルシェとカド・メラッド、先生役のサンドリーヌ・キベルラン、社長役のダニエル・プレヴォーなど、フランス映画を観ている人にはお馴染みのキャスティング。
(原題:Le petit Nicolas)

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2010.08.25

映画|ドアーズ/まぼろしの世界

Doors 1960年代後半から70年代初頭に活動した伝説的なロックバンド、ドアーズについてのドキュメンタリー映画。当時の記録映像のみを使って、ドアーズの結成からジム・モリソンの死までをたどる。監督はトム・ディチロ、ナレーションはジョニー・デップ。この映画を観ると、ドアーズはやはりジム・モリソンのバンドだったのだなぁ……と思わざるを得ない。ジム・モリソンは1971年に死んでしまい、僕はドアーズをリアルタイムで知っているわけではない。(モリソンが死んだとき僕は5歳だった。)僕がドアーズに出会ったのはコッポラの『地獄の黙示録』に「ジ・エンド」が使われたときであり、その後「ハートに火をつけて」など他の曲も知って、オリバー・ストーンの映画『ドアーズ』を観て……という順序。ドアーズのメンバーは1939年〜47年の生まれで、同世代の人たちはみんなとっくに還暦を過ぎている。そうした世代にとって、ドアーズは特別なバンドだったのだろう。ちなみにフランシス・コッポラは1939年生まれで、オリバー・ストーンは1946年生まれ。まさに同世代だ。僕にとってこの映画は「歴史のお勉強」みたいなものだが、ひとつの時代史として映画はとてもよくできていたと思う。必要なのはその時代を共に生きたことではなく、その時代を生きた人たちに対する共感や敬意なのかもしれない。
(原題:When You're Strange)

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映画|裁判長!ここは懲役4年でどうすか

Saibancho 裁判所の傍聴席から映画やドラマにはない本物の裁判の実態をレポートした北尾トロの同名ベストセラーを、バナナマンの設楽統主演で映画化したもの。裁判員制度が始まったことで、裁判所や裁判制度自体が一般の目に触れやすくなったこともあるが、それでも裁判所は敷居の高い場所でもある。この映画はそんな裁判所に出向く際の、一種のマニュアルにもなりそうな情報性があり、同時にエンタテインメントとしてもよくできている。情報とエンタテインメントの結合という意味では、かつての伊丹十三監督作品に通じるかも。伊丹作品だとこれで最後にアクションシーンが入りそうだけれど、この映画はそのアクションをあえて抜いてしまってアンチクライマックスのエンディングにする。「本当の裁判」には、そうそう劇的なものなんてない。しかし傍聴マニアたちは何年かに一度日本のどこかの裁判所で出現する劇的な瞬間を求めて傍聴を欠かさない。しかしこの人たち、普段はどんな仕事してるんでしょうかね……。時間はあるけど金がない貧乏ライターの僕としては、ちょっとそんなことが気になりました。

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2010.08.24

映画|七瀬ふたたび

Nanasefutatabi 筒井康隆の同名SF小説を、小中和哉監督が映画化。原作は過去に何度もテレビドラマ化されているのだが、映画化されるのは今回が初めてだというのがちょっと意外。脚本は伊藤和典。監督も脚本家もSFマインドのわかる人たちで、今回の映画も原作の古さを感じさせない現代の作品になっている。原作は「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」の三部作だが、「七瀬ふたたび」のタイトルは「家族八景」を踏まえた上で「あの七瀬がふたたび帰ってきました」というものだろう。しかしこの映画のタイトルは、それとは違うところにある。それが明らかになるラストシーンは感動的だし、そこには原作にはない「今」があるのだ。原作は大昔に読んでいる。僕は「家族八景」と「エディプスの恋人」の七瀬一人称世界が好きで、「七瀬ふたたび」はそれらに比べると魅力が劣ると思っている。でも映画にするとなると、やはり外的葛藤とアクションがメインの「七瀬ふたたび」ということになるんだろう。超能力者たちと、その能力を恐れる国家権力の戦い。しかしそれを派手な超能力合戦にせず、小さな世界に押し込めていくところにこの作品のリアリティがある。

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映画|とびだす絵本 3D

Tobidasu3d 幼児向けの絵本としてベストセラーになっている「ねずみくんのチョッキ」など5冊の絵本を原作に、5本の短編アニメからなる30分のオムニバス作品として上映するもの。全作品3D。一応映画館で公開される作品なのだが、最終的にこれは家庭向けの3D映像ソフトとして提供されるべき性格のものだろう。家庭に普及していく3Dテレビ、3D対応モニタ付きのパソコン、3D対応の携帯ゲーム機、3Dモニタ付きの携帯用Blu-rayディスクプレイヤーなどだ。今年中に東芝からメガネなしで3D映像が見られるテレビも発売されるというから、そうした製品で親子が一緒に3D映像を見るには打って付けのソフトかもしれない。いずれにせよ、これは「3D映画」という小さな市場の中で、さらに狭い隙間(ニッチ)市場に打って出ようというもの。市場が過渡期なので売るのは難しそうだが、いずれはこうした作品が求められる時代も来ると思う。これはその先駆けだ。

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2010.08.23

映画|超強台風

Supertyhoon 中国沿岸部を襲った巨大台風から人々を守るため、防災対策の陣頭指揮を執る市長が八面六臂の大活躍をするというディザスター映画。CGをあまり使わず、精密なミニチュアと実際の台風映像の巧みな編集で巨大台風を映像化しているのがすごい。ミニチュアの中に人物をデジタル合成するなどしているのだろうが、このセンスの良さには舌を巻いた。最近のどんなハリウッド映画より、この映画の方が迫力があるはず。円谷英二の東宝特撮映画などが好きな人は必見作だ。「ミニチュア特撮ルネッサンス」とでも言いたいような映画だと思う。物語自体はまるでダメダメ。基本的に中国というのは政府や行政の悪口を言えないところだから、この市長の活躍が理想化されすぎてまるでマンガじみている。ところがこの映画は途中からそれに開き直ってしまって、市長を徹底したスーパーマンにしてしまう。『ジョーズ』を参考にしたという(本当か?)サメ退治のシーンには参った。「私は元特殊部隊だ!」と市長が上着を脱ぐと、水の中ではハリボテのサメがあっちこっちに逃げ回る。サメだって台風の中でもみくちゃにされているのに、スーパー市長からボコボコにされるなんて気の毒だ。しかしこの映画で最強なのは、あの金魚だよなぁ……。サメより金魚の方が強い!
(原題:超強台風 Super Tyhoon)

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映画|エクスペンダブルズ

Expendables 南米の小さな島国を支配する独裁者を暗殺するため、命知らずの傭兵たちが島に向かう。シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスに加えて、アーノルド・シュワルツェネッガーまで登場する男臭さ満点のアクション大作。ただしブルース・ウィリスとシュワルツェネッガーはワンシーンのみ出演のゲスト扱い。ミッキー・ロークも引退した傭兵役で、ラングレンも途中で退場。実際にドンパチやるのはスタローン、ステイサム、ジェット・リーの3人が中心。話はひねりも何もない直球勝負で、それをゴリゴリの強引なアクションで押し通していく馬力にたまげる。敵はばたばた死ぬが、味方はかすり傷ひとつ負わないという姿勢を徹底させているのがいい。映画の組み立て自体は、知恵のない部分を銃弾の数と爆発と死体の数でカバーするという1980年代のアクション映画風だが、これはそれを徹底させて、銃弾の数も爆発も死体の数もベラボーな数に膨らませるところが「知恵」なのだ。お金のないB級アクション映画を、あえて大資金と豪華キャストで実現しているところがスゴイ。アクション映画版『オーシャンズ11』みたいな映画だけど、これはたぶん続編ができると思う。
(原題:The Expendables)

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2010.08.22

馬もつ煮

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 山梨の小作で食べた馬もつ煮。山梨で「もつ」と言えば鳥もつ煮が名物だったりするのだが(小作でも店によっては扱っている)、僕は痛風のケがあってレバーを避けているので食べられない。まあ痛風だ何だと言いながら、山梨に行けば馬刺し食ったりしているのだけれど、やはりビールとレバーは避けておこうと決めている。その点で馬もつは良い。もつ煮が好きな人はぜひ一度どうぞ。

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