2014年9月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 2010年9月5日 - 2010年9月11日 | トップページ | 2010年9月19日 - 2010年9月25日 »

2010.09.16

映画|ラスト・ソルジャー

Lastsolgdier 中国の戦国時代末期。衛と梁の大軍同士が激突した決戦場で、生き残った男ふたり。ひとりは衛の軍勢を指揮した将軍で、ひとりは名もない梁の農民兵だった。剣の達人である将軍が怪我をして体の自由がきかないのをいいことに、梁の兵士は敵将を楽々と捕虜にして故郷に凱旋しようとする。だがそんなふたりを、衛の精鋭部隊が追っていた。これは将軍を奪回するためではなく、暗殺するための刺客軍団だった……。梁の農民兵を演じるのがジャッキー・チェンで、衛の将軍を演じるのがワン・リーホン。本来なら反目するはずのおとこふたりが、コンビを組んで大きな困難に立ち向かっていくバディムービーで、次から次に繰り出されるアクションと、中国の雄大な自然風景は見もの。しかし映画で一番目を引くのは、ジャッキー・チェンの演技者として顔だろう。そんなに上手いわけじゃないけど、心に大きな傷を負った男の姿を丁寧に表現していて好感が持てる。

(原題:大兵小将 Little Big Soldier)

公式サイト
IMDb
映画瓦版

03:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|リッキー

Ricky フランソワ・オゾンの映画はほとんど観ているけど(前作『エンジェル』は未見)、この映画はオゾン作品には珍しいファンタジー。あるカップルの間に生まれた赤ん坊の背中に突然翼が生えてきて、両親や周囲が大騒ぎになる。丸々と太った子供に翼が生えれば、それはエンジェルだかキューピットだかの絵とそっくりになるわけで、それが実際に現実の世界に現れるという話のアイデアだけ聞くと、なんだかノーラ・エフロンの『マイケル』みたいな話に思えてしまうかもしれない。でも違うのだ。これは新しい子供を授かったカップルの物語であり、仕事と育児を両立させようとする女性の物語であり、ひとりの男が父親になる物語でもある。翼の生えた子供だけ見れば確かにファンタジーだが、描かれている内容はとてもリアル。そして映画を最後まで観ると、この映画が「愛の喪失と再生」の物語であることもわかる。オゾンの作品で言えば『まぼろし』に通じる世界だ。

(原題:Ricky)

■公式サイト
IMDb
映画瓦版

01:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2010.09.15

映画|人生万歳

Jinseibanzai ウディ・アレンが久しぶりにニューヨークで撮ったラブ・コメディ。頑固で気難しくて厭世的な(元)天才量子物理学者が、二十歳そこそこの家出娘と結婚したことから巻き起こるドタバタ騒動。花嫁の母親は親子ほども年が違う婿殿を嫌悪し、自分が見つくろったイケメン俳優に「略奪愛」を仕向ける。この母親はニューヨークで自分の才能に目覚めて自信を取り戻し、ライフスタイルを急激に変化させていく。それに遅れて花嫁の父親もニューヨークにやって来る。彼は別れた妻とよりを戻そうとするのだが……、といった恋のすれ違いの話。この陽気さ、天真爛漫さは、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」に似ているかも。映画の中には登場しないが、きっと妖精パックがあちこちに惚れ薬をまき散らしていったのだろう。それにしても、ウディ・アレン映画の心地よさ。どんな映画であってもウディ・アレンならではの会話のテンポやおかしさがあって、安心して観ていられるのだ。似たような安心感を与えてくれる映画監督には、クリント・イーストウッドがいる。自分のスタイルがきちんと決まっていて、決してぶれない人たちだ。
(原題:Whatever Works)

■公式サイト
IMDb
映画瓦版

01:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

TOHOシネマズの3D料金値上げ

20100915_80608

 昨日近所のTOHOシネマズに映画を観に行ったら、チケットカウンターで上のようなチラシを受け取った。見ての通りで、これまで300円だった追加料金が400円になるとのこと。この追加料金はいずれゼロになるべきものだと僕は思っているのだけれど、移行過程においては負担増も仕方ないのかも。

08:10 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2010.09.14

映画|ヒックとドラゴン 3D 日本語吹替版

Hicktodoragon Twitter見てたら好評そうなので、近所のシネコンで観てきた。(ベネチア映画祭で3D賞を受賞したのも後押しになった。)上映開始直前に劇場にすべり込んだら「かなり混み合っております」徒のことで、前から2列目で鑑賞。これで3Dはかなり辛い。以前IMAXで3D映画を観ていたときも、これに近い雰囲気があったな。画面がシネスコなので、前から2列目だと3Dでなくても結構しんどいのだが、3Dだとしんどさもひとしお。画面の両端は3Dの絵がずれちゃうしね。映画を観終わったらちょっと頭が痛くなった。でも映画が面白かったので、これは別に苦にはならないんだけど。次から座席についてはもうちょっと考えようと思ったぐらい。本編の前に3D映画の予告編が何本かかかっていたけれど、『ナルニア国物語』の3Dはちょっと不自然に感じられた。これはスクリーンと客席の距離が近いせいなのか、映画自体が3D撮影したものではなく2Dから3Dに変換したものだからなのかはちょっとわからない。ただ3D映像の理屈としては、画面の大きさや画面との距離との関係で効果に微妙な違いが生じるのは事実だろうし、同じ映像もスクリーンからもう少し離れて観ればたぶん気にならないのだと思う。あ、『ヒックとドラゴン』はいい映画でした。続編の製作が既に決定しているようなので楽しみです。
(原題:How to Train Your Dragon)

公式サイト
IMDb
映画瓦版

06:45 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|クリスマス・ストーリー

Uncontedenoel アルノー・デプレジャンの新作。カトリーヌ・ドヌーヴ以下、豪華キャストが勢揃いするホームドラマ。互いに仲違いしたり疎遠になったりしていた家族が、クリスマスの何日かを一緒に過ごす中で生じるさまざまな葛藤を描く。登場人物が多くて、相互の関係や名前が覚えにくく、それらが何となく一通り理解できた頃には2時間半の映画が終わっていた感じ。一組の夫婦と3人の子供たちの関係はすぐわかるのだが、その周辺にいる人物たちの名前と顔がなかなか一致しない。中心となる話題は、カトリーヌ・ドヌーヴ扮する母親が白血病になって骨髄移植をしなければならないのだが、家族の中の誰から提供を受けるのか……という話で、これはすぐにわかる。ただしその周囲にある細かなエピソードが、やはりちょっとわかりにくい。映画を最後まで観た後、プレス資料にある人物相関図を見て人物関係を整理し、改めて映画を観直せばまた違うんだろうけど、映画の上映時間が2時間半だからなぁ……。脚本の段階で人物やストーリーをもっと整理してわかりやすくする方法はあるんだろうけど、この映画はあえてそれをしていない。なんだかゴチャゴチャして整理しきれないものが、リアルな「家族」というものだからだろう。
(原題:Un conte de Noël)

公式サイト
IMDb
映画瓦版

03:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック