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2010.10.07

映画|ライトノベルの楽しい書き方

Raitonoberu 高校生ラノベ作家を主人公にした本田透の同名ライトノベルを実写映画化。『10日間で男を上手にフル方法』などと同じ、ハウツー本風のタイトルを付けたラブコメディだ。海洋生物オタクの高校生・与八雲(あたえやくも)は、出版社で編集者をしている従姉妹の心夏(ここな)に命じられるまま、原稿が遅れている人気ラノベ作家・姫宮美桜の原稿を取りに行かされる。だがそこにいたのは、格闘技の達人として不良学生たちすら一目も二目も置かれるクラスでも一番の美少女・流鏑馬剣(やぶさめつるぎ)だった。彼女は次回作として学園恋愛ものを企画したのだが、自分自身に恋愛体験が皆無であることから執筆に行き詰まっていたのだ。心夏は剣と八雲に、1ヶ月間だけ「恋愛の疑似体験」として付き合ってみることを命令。心夏の与えたマニュアルに従って、剣と八雲は即席カップルとしてぎこちない交際を始めるのだが……という話。まあ内容も演出も演技もチープで安っぽいのだが、僕はこの映画が結構好きだ。安い素材、安い話、安い演出が、三位一体となって醸し出す駄菓子的な味わいが見事だ。どこも欲張っていないのがいい。無理して背伸びしていないのがいい。駄菓子に高級素材はいらないし、駄菓子に本格的な味わいは不要だ。駄菓子の魅力はその安っぽさの中にこそある。しかし「安さ」も駄菓子の魅力なんだよな。この映画が入場料500円で観られるならお薦めだけど、この映画もハリウッドの大作映画も、観客からすれば費やすお金と時間に差があるわけじゃないからね。

公式サイト
■IMDb
映画瓦版

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東京駅消滅!

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 Twitterにも同じタイトルで写真を投稿したんだけど、iPhoneで撮った逆光気味の写真は黒くつぶれて何が何だかよくわからない。そんなわけで、デジカメで撮った写真を改めて紹介。これも逆光気味だったけど、iPhotoで少し手直ししました。ご覧の通り、現在東京駅丸の内側の赤煉瓦駅舎は大規模な改築工事の真っ最中。全体が工事用のシートで包まれて、まるでクリスト&ジャンヌ=クロードの作品みたいな姿になってます。今回の改築工事では戦争で焼け落ちた駅舎最上階部分と、駅舎左右にあったドーム型の屋根を復元するのが目玉。写真でどのていどわかるかは不明ですが、工事用シートの影ではドームがあらかた完成しているようにも見えます。ただしドームとドームの間に連なる屋根の部分はまだ低いままなので、全体としてはちょっとバランスが悪い。ドームの部分だけがにょっきりと上に突き出したような形になってます。

 東京駅の復元工事については、鹿島のホームページに完成図が載ってました。完成すると、東京スカイツリーに並ぶ新しい東京のランドマークになりそうです。(http://www.kajima.co.jp/tech/tokyo_station/index-j.html

 隣接する東京中央郵便局も現在工事の真っ最中。ここは旧建物の外観を残したまま、上に高層ビルが作られます。八重洲口の駅ビルもなくなったし(これも工事が間もなく完了するはず)、東京駅周辺の風景は数年で激変しそうです。

07:31 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2010.10.06

映画|ヤコブへの手紙

Yakobu 終身刑で服役していた女性レイラは12年ぶりに恩赦で出所し、盲目の老牧師ヤコブの助手として手紙を読み、手紙に返事を出すという仕事を始める。だがレイラはこの仕事が嫌でたまらない。牧師も嫌だ。そもそも刑務所を出るなんて、自分から望んだことはなかった。毎日のように届く手紙を楽しみにしている牧師だが、レイラは仕事が面倒で手紙を捨ててしまう始末。ところがある日を境に、牧師のもとにはぱったりと手紙が届かなくなってしまう。「私は必要とされていると思っていたが、それは間違いだったのかもしれない」とひどく落ち込む牧師。すっかりしょげかえった彼は、まるで病人のような姿になってしまうのだが……。登場人物は、レイラ、牧師、そして郵便配達の男ぐらいで、あとは台詞のある役、台詞のない役、声だけの出演なども含めて、全部で10人に満たないと思う。おそらくはごく低予算の小さな映画だと思うのだが、登場する風景が素晴らしい。上映時間1時間15分。話はごくシンプルだし、これは短編のアイデアを中編から長編に発展させたような映画だと思う。増えているのは「風景」だ。牧師館の質素な暮らしぶり。信徒のいなくなった古い石造りの教会。それが湖に面していて、風が吹くたび周囲の草がさわさわとなびく。

(原題:Postia pappi Jaakobille)

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2010.10.04

映画|十三人の刺客

13nin 1963年に東映で工藤栄一監督が撮った同名映画を、三池隆監督がリメイクした時代劇アクション映画。脚本は池上金男(池宮彰一郎)のオリジナル脚本をベースに天願大介が脚色しているのだが、問題はそのアレンジ具合だ。「上手い!」と思わず膝を叩くような好アレンジも多い。暗殺のターゲットと成る暴虐非道の明石藩主は、キャラクターが深く掘り下げられていて見応えがあった。この殿様はわがままで乱暴なのではない。形骸化した武士道と肥大化した官僚制度の中で、自分自身の生きる実感を味わえない。彼は生きること自体に飽きているのだ。「徳川の世も終わりだな。この俺が老中だぞ」とつぶやくシーンの薄ら寒さ。彼は矛盾に満ちた封建の世の中が、侍の支配する世が終わることを、その怜悧な頭脳で見通しているのだ。この人物像には、現代的なリアリティがある。尾張領に入れず迂回した行列一行が姿を消し、再び出現したときに大人数に増えているというのも新しい工夫。オリジナル版は13人対50数名の決戦だったが、それを再現しただけではオリジナルを知る観客は驚かない。だから人数を増やす。主人公たちが戦う相手の数は4〜5倍に増えている。しかしそれによって、ラストの乱闘シーンが4〜5倍に迫力を増しているかというと、必ずしもそうはなっていないのだが……。

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映画瓦版

02:40 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2010.10.03

映画ノートの現在

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 映画を観るたびにノートに記録を付けている人は多いと思う。僕もノートを付けている。ノートは付けないよりは付けた方がいいと思う。それは間違いない。しかしそのやり方は僕の中でもどんどん変化しているので、「自分はこの方法だ」と他人にお勧めできるようなものはない。各人自分なりに、やりやすい方法でノートを作ればいいと思う。

 今回写真で紹介したのは現在僕が付けている映画ノートと、ちょうど1年前に付けていたノートの比較。手前にある小さなノートが1年前のもので、その奥にある少し大きめのノートが現在のもの。ノートの内容としては、1年前の方が丁寧に付けていることがわかる。使用しているノートは、1年前がデザインフィル(ミドリノート)のMDノート、無地、文庫サイズ。4色ボールペンで何となく内容ごとに整理して書き込みをしたりしていた。これはこれで、今見ても結構面白い。これに対して現在は、ツバメノートのA5サイズ、5mm方眼を、コクヨのSYSTEMICに入れて使っている。筆記具は黒のボールペン1本。内容はずっと簡素化してしまったが、僕の中ではこれが「進化」なのだ。適所生存。不要な機能はそぎ落とされて、必要なものだけが残される。

 書き込む内容は、日付、映画のタイトル、その年に観た映画の通し番号(ページの右肩に書き込んである)、時刻、上映時間、観た場所、配給会社、宣伝会社、公開日、公開劇場など。試写室で名刺交換したりすれば、その名刺も同じページに貼っておく。劇場で映画を観れば、チケットの半券なども貼り込む。あとは簡単な感想や気になるポイントを、書き込むこともあれば書き込まないこともある。SYSTEMICにはTOHOシネマズの会員証、映画館の回数券、地下鉄の路線図などを見返し部分に放り込み、表紙のポケットには試写状をビニル製のクリアポケットに入れた上で放り込んである。僕の中では、これで映画ノートは現時点での完成形だ。

 1年前と現在とで違うことは、映画の簡単な感想をその都度ノートに書くのではなく、Twitterで一言コメントとして発信していることがある。帰宅してからはブログに映画の感想を書き込んでいる。以前は映画ノートから映画瓦版の記事を書いていたのだが、現在は映画を観る際に映画ノートにタイトルと日付などを書き込み、映画を観たらTwitterやブログに感想を書き、さらに映画瓦版に記事を書くという形で、何段階かに分かれているわけだ。ブログは以前から設置していたのだが、映画の感想を書くことはほとんどなかった。映画瓦版との棲み分けを考えていたのだ。でも今はそんなことお構いなしに、ブログにもどんどん映画の感想を書いている。これが僕にとって、以前の映画ノートに書いていた感想と同じ機能を果たしているわけだ。

 タイトルその他を書くだけならA5サイズは大きすぎるのだが、名刺だのチケットだのを貼り込むことを考えるとこのサイズがベスト。当分このサイズで行きます!

01:33 午後 | 固定リンク | コメント(3) | トラックバック

メルマガ「聖書&キリスト教ナビ」新創刊

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 映画瓦版の新メルマガ「週刊・映画コラム瓦版」についての案内は先日このブログでも行いましたが(参照)、その発行作業に馴れてもいないうちに、新メルマガ「ふつうの日本人のための《聖書&キリスト教》ナビゲーター」(聖書&キリスト教ナビ)を本日10月3日に創刊しました。

 →バックナンバーと登録はこちらから
 http://archive.mag2.com/0001189995/index.html

 僕自身はクリスチャンではありませんが、聖書やキリスト教について調べるのが趣味化しているので、そこで得た知識などをメルマガを通じて発信して行ければと思っています。毎週その都度記事のテーマを決めるのは大変なので、「映画コラム瓦版」と同じくこのメルマガでも週替わりコラムの形式となります。聖書とキリスト教にまつわる5つのテーマを決めて、1つのテーマごとに月1回の連載になるわけです。(第5週目のコラムについては年4回の掲載となります。)

  ・第1週 雑学聖書物語    (聖書の内容紹介と解説)
  ・第2週 早わかりキリスト教 (教義や教理と歴史の解説)
  ・第3週 本棚のキリスト教  (所有する聖書や解説書の紹介)
  ・第4週 キリスト教Q&A  (読者からの疑問質問に回答)
  ・第5週 よむ・みる・きく  (本・映画・音楽などの紹介)

 上記の週替わりコラムの他に、メルマガではその週の聖人カレンダーと教会歴を紹介しようと思います。聖人カレンダーとはなんぞや、聖人とは何者か、教会歴とは何だろうか、という話は、それはそれとしてまた別のコラムにする必要があるかもしれません。とりあえず、今は何の断りもなく「○月○日は聖○○の記念日」などと書いてます。

 僕自身はキリスト教も含めいかなる信仰も持っておりませんので、このメルマガでもキリスト教の布教や勧誘をすることはありません。ただしメルマガをきっかけに教会に行きたくなってしまった人を止めることもしません。いずれ「カルト教会の見分け方」「安全な教会の探し方」なども記事にしようと思います。あまり教派色に偏りたくないのですが、僕自身は東方教会にまったく疎いこともあり、しばらくは西方教会(カトリックとプロテスタント)の聖書解釈や信仰がベースになると思います。東方教会については、いずれちゃんと勉強しなきゃとは思っているのですが……。

09:03 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック