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2010.12.10

映画|名前のない少年、脚のない少女

Namaenonai 孤独な少年が、ネットの中で写真や動画を公開している少女に恋をする。だが彼女はもうこの世にはいない。人が死んだ後も、ネットの中にはその人の生きた痕跡が残る。ネットの中では、膨大な数の「死者」たちが今も生きているかのように訪問者に語りかけ、自分自身のメッセージを伝え続ける。僕もブログだのSNSだのTwitterだのいろいろなサービスを利用しているので、場合によっては僕が死んだ後もそれらの場所に残した文章や写真が残ってしまうのかもしれない。映画瓦版とこのブログは有料サービスなので、たぶんカード決済が止められたり先払いしているサーバのレンタル料が使い果たされた時点でデータが消える。でもGmailのアカウントは生き続けるだろう。Twitterのアカウントも生きているかもしれない。もちろん、まったく未利用なままどこまでそれが許容されるかはわからないけれど……。

(原題:Os Famosos e os Duendes da Morte)

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映画|ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国

Ultramanzero 昨年公開された『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の続編だが、配給は前作のワーナーから古巣の松竹に戻った。内容的には一応前作との連続性があるようだが、それはウルトラマンゼロとウルトラマンベリアルの因縁といった部分であって、ストーリーそのものはまったく新規仕切り直し。なにしろ今回の物語は、それまでとはまったく別の宇宙で行われるのだ。円谷プロが過去に制作したウルトラシリーズ以外の特撮ヒーローが、リニューアルされて登場するのが見もの。ミラーマン(1971)はミラーナイトに、ファイヤーマン(1973)はグレンファイヤーに、ジャンボーグA(1973)はジャンボットに生まれ変わっての再登場。「さけべナオ!」に大興奮。耳の奥では聞こえないはずの子門真人の歌声が、幻聴のようにリフレイン。

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2010.12.09

映画|サラエボ,希望の街角

Naputu サラエボに住むルナはキャビンアテンダントで、同棲中の恋人アマルは航空管制官。しかしアマルはアルコール依存症気味で、とうとう勤務中の飲酒がばれて半年の休職と降格を命じられてしまう。アマルは戦友のバフリヤと再会し、彼に誘われるままに急進的なイスラム原理主義のグループに肩入れしてゆく。仲間たちの支援もあり、アルコール依存を脱することができたアマル。しかしその言動はイスラム原理主義そのものになってしまう。ルナはボスニアの伝統的なイスラム教徒だが、アマルの急激な変化にとてもついて行けない。やがてアマルの信仰が、ふたりの関係を少しずつ蝕んでゆく……。恋人が敬虔なイスラム教徒になって大変!という話なのだが、この映画では主人公のルナや家族もまたイスラム教徒だから、これは異なった宗教の対立というわけではない。アマルの信仰はボスニアの中では異様なものだが、アラブならごく普通のもの。まあこの映画自体は宗教そのものがテーマではなく、戦争で傷ついた心をいかに癒していくかというものなのだろう。ある人はそれを家族の絆に求め、ある人は宗教にそれを求める。ヒロインのルナがかつて自分たちの住んでいた家(両親はそこで殺され、殺した者たちが家を奪った)を訪れると、今そこに住んでいる少女が「あなたはなぜ出ていったの?」と言うシーンが印象的。彼女は戦争を知らない世代なのだ。ルナが少女を悲しげな、それでいて愛おしそうな目で見つめる姿は心に残る。監督のヤスミラ・ジュバニッチは前作『サラエボの花』も良かったけど、今回の映画の方がずっといい。宗教がらみの話なので、それにひっかかってしまう人も多そうだけど……。

(原題:Na putu)

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2010.12.08

映画|デザートフラワー

Desertflower アフリカの貧しい遊牧民の娘として生まれ、スーパーモデルになったワリス・ディリーの伝記映画。タイトルになっている「砂漠の花」とは、ソマリアの言葉で「ワリス」という名前に込められている意味だという。だからこれはワリス自身の名前をタイトルにした映画。13歳で結納金目当てに老人と結婚させられそうになり、親戚を頼ってたったひとりで数日かけて砂漠を横断。その後、親戚のつてを頼ってロンドンのソマリア大使館でメイドとして働くようになるが、祖国の政変で大使館閉鎖が決まると、パスポートだけを持って大使館を逃げ出し、一時はゴミ箱をあさるホームレス生活。やがてハンバーガー店で清掃作業の仕事をしているとき、有名な写真家に見出されてモデルの世界へと踏み出してゆく。ここだけ見れば、波瀾万丈のシンデレラストーリー。しかしこの映画は、ワリス自身のFGM(女性性器割礼)の告白をからめて、特に後半では物語の焦点が定まらなくなってしまう。モデルとしてのキャリアについての説明もわかりにくく、映画としてはあまりまとまりのいいものではない。それでもこの映画が持つ「実話」としての迫力には息を呑むばかり。

(原題:Desert Flower)

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2010.12.06

上野公園

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 最近あれこれ忙しくてほとんど映画にも行けませんが、日曜日に上野動物園に行ってきました。動物園でお弁当食べて、その後ぶらぶら歩いて秋葉原まで出て、電車で帰宅するというのがいつものルートです。

06:56 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック