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2010.03.05

映画|ジョニー・マッド・ドッグ

Jmd アフリカの内戦で戦闘に駆り出された少年兵たちの物語。同じテーマは以前ドキュメンタリー映画『ウォー・ダンス』でも観たことがあったため、この素材自体に強烈な新鮮さや驚きは感じない。感心したのはむしろ、この生々しい素材をエンタテインメント作品に仕立てた手際の良さだ。主人公に自分自身の内面を語らせたりすることはないのだが、彼が戦闘の中でさまざまな矛盾や葛藤に突き当たっていることがさまざまなエピソードを通して語られる。また内戦開始前に国に存在した秩序や文化が、内戦の中で木っ端微塵に吹き飛ばされてしまう残酷さが描かれる。ローティーンからミドルティーンに過ぎない少年兵たちの荒みきった心と、その中にいまだ残る少年らしいあどけなさ(奪ったブタを仲間に食われて涙ぐむ少年など)、戦乱が終わった後の無力感。事実上難民キャンプ状態になっている病院から国連軍が撤退し、避難民たちが我先に逃げ出すシーンなどは、事前にこうした事実が紛争地域でしばしば見られたという事実をしらないとわかりにくいかも。

(原題:Johnny Mad Dog)

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映画|17歳の肖像

An Education 1961年のイギリスを舞台に、16歳から17歳に移り変わるヒロインの大人社会への憧れと挫折を描く青春ドラマ。しかし原題が『An Education』になっていることから、これが「学び」についての物語だということがわかる。年上の恋人との交際を学校でとがめられ「このままでは進学に差し障る」と言われたヒロインは、「大学に行ったからって何の役に立つんですか? 大学に行って死んだような人生を送るぐらいなら、今を楽しく生きた方がよほどマシ!」と言い放つ。学校の女性校長はそんなヒロインに対して、「勉強は辛くて退屈かもしれないけど、大学に行けば私のように教師にだってなれます」と諭す。ヒロインは「退屈な勉強をして大学に行って、教師になってまた退屈さを生徒に押しつけるなんてまっぴらです!」と反論し、校長はそれに対して「教師以外にも、公務員にだってなれるわ」と言い返すしかない。ヒロインの「私がいま言ったことに対する答えを学校は用意しておくべきだわ。でないとこれから先も、私のように考える生徒は何人でも出てきます」と啖呵を切る。はてさて、現代の日本の学校教育は、ヒロインの疑問に対してどんな答えを用意できるだろうか?

(原題:An Education)

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2010.03.04

映画|BOX 袴田事件・命とは

Box 1966年に静岡県清水市で一家4人が殺されたあと放火される強盗殺人放火事件が起き、犯人として近所に住む元ボクサーの男が逮捕される。物証の少ない事件だったが、逮捕された男は取り調べで自らの犯行を自供。しかし裁判では一転して犯行を否認する。自白は警察による長時間の取り調べによって、誘導されたものだというのだ。確かに供述内容も二転三転して一貫性がなく、逮捕のきっかけになった物証も証拠能力がないずさんなもの。ところがこの事件、裁判所は証拠のあやふやさに十分気づいていながら、被告の袴田巌に有罪の死刑判決を下してしまう。それから十数年たって、この事件は最高裁で刑が確定した。この事件は受刑者の名前から「袴田事件」と呼ばれているが、冤罪の可能性が高い事件だと言われている。映画はこの実話に基づいて作られた、いわば現代版『真昼の暗黒』だ。

■公式サイト
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映画|ローラーガールズ・ダイアリー

Whip It ドリュー・バリモアの監督デビュー作。既に自身の製作プロダクションを持ってプロデューサー業には乗り出していた彼女だが、監督するのは今回が初めてだとか。主演は若手女優のエレン・ペイジに譲って、自分はちゃっかり脇役で出演。本人の人脈なんだろうけど、ジュリエット・ルイスの顔を久しぶりに観たような気がする。『カーラの結婚宣言』とか『ガウディアフタヌーン』あたり依頼ではなかろうか。懐かしいと言えば、この映画のモチーフになっているローラー・ゲームの懐かしさ。1970年代のテレビ放映を覚えているのは、ある程度の年齢の人たちのはず。最近アメリカでは人気再燃だそうで、でも映画で観る限りは倉庫を改造したスタジアムで地元チームがリーグ戦をするというもので、選手たちも昼間は別の仕事をしていたりするマイナースポーツ。でもこういうマイナーなスポーツがきちんと興行として成立しているのが、スポーツ大国であるアメリカの懐の深さなのかも。

(原題:Whip It)

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映画|シャッターアイランド

シャッター アイランド オリジナル・サウンドトラック 監督がマーティン・スコセッシ、主演がレオナルド・ディカプリオという、『アビエイター』や『ディパーテッド』のコンビによる最新作。ミステリー映画の体裁にはなっているが、むしろ映画のジャンルとしてはサスペンス・スリラーだろう。もっともサスペンス映画の神様であるヒッチコックは、ミステリーは映画の牽引力になり得ないと断言していたりもするから、そもそも「ミステリー映画」というのはそれだけでは映画として成立しないものなのだろう。ミステリーは他の要素とつながることではじめて映画になり得る。スリラーでもいいし、コメディでもいいし、ラブストーリーでも構わない。映画ファンならこうした組み合わせを目にするだけで、自分の好きな映画を何本かあげられるだろう。『シャッターアイランド』はサスペンス・スリラーとしてはとてもよくできていて、この重厚なボリューム感は「映画観ました!」という気分をたっぷり味わえる。

(原題:Shutter Island)

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2010.03.03

今日は暖かかったけど

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 今日の昼間は晴れて暖かかったけど、夕方は曇ってきたし少し寒くなった。明日は天気が悪くなるらしい。なんだかうっとうしい日が続く。

10:28 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い

Dongiovanni 邦題が長い。でも原題のままだとオペラの映画だと思われそうなので、ダ・ポンテとモーツァルトについての映画だとわからせるためにはこうするしかなかったのかも。映画は『アマデウス』と同時代を描いているので、そちらも観ていると面白い。登場人物もだいぶダブっている。サリエリはこちらの映画の方が実像に近そうな気もする。皇帝の顔色をうかがいながら、愛人のご機嫌を取る宮廷音楽家。モーツァルトはこの時代のロックスターみたいな感じ。才能はあるけど、贅沢好きで、金の管理がルーズだからいつも貧乏。芸術家肌で、貧乏なくせに仕事の選り好みをする。『アマデウス』では「ドン・ジョヴァンニ」の中にモーツァルトの贖罪意識があるという分析だったけど、この映画ではダ・ポンテと贖罪という解釈になっている。彼は自分自身を罰する代わりに、劇中のドン・ジョヴァンニを徹底的に罰するのだ。

(原題:Io, Don Giovanni)

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映画|スナイパー:

Sniper プライベート写真流出事件がきっかけで香港映画界を「引退」することになったエディソン・チャンの、最後の香港映画出演作とのこと。ただしこの映画の彼は主役ではない。脇に回っても光る俳優だったから、「引退」はちょっと残念だったような気もするけど、写真が出回ってしまった女優やタレント、その周辺の人たちからすれば、何らかの「けじめ」は必要だったということだろうな。この映画はアクションものとしてはそこそこ見応えがあって面白かった。ちょっとバタバタするところもあるけど、それが特に大きな欠点にはなっていないと思う。スゴ腕のスナイパーを演じたホアン・シャオミンがよかった。リッチー・レンも渋い。事件の影響で香港でも公開時期が延びたそうだけど、無事公開されて何よりでした。

(原題:THE SNIPER 神鎗手)

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2010.02.28

午後は晴れ

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 東京マラソンのレース中は結構な雨でしたが、東京は午後から雨が上がって晴れてきました。

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