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2011.04.25

映画|愛の勝利を ムッソリーニを愛した女

Ainosyouriwo イタリアの独裁者ムッソリーニの愛人(妻?)だったイーダ・ダルセルの伝記映画。彼女がムッソリーニに最初に会ったのは1907年。社会党幹部で無神論者だった反逆児ムッソリーニは、イーダに強い印象を残す。ふたりは7年後に再会。イーダはムッソリーニの愛人となり、新しい新聞を創刊しようとしている彼のために私財をなげうって(文字通り「投げ売って」)財政的な援助をする。翌年ふたりの間に長男ベニート・アルビノ誕生。だがこの頃、ムッソリーニは既に結婚している。政治の世界でめきめきと頭角を現してくるムッソリーニは、次第にイーダを疎ましく感じ、遠ざけるようになるのだが……。映画の中にたくさんの映画が引用されているのが印象的だった。特に無声映画の上映シーンは興味深い。『キッド』の上映シーンでピアニストが弾いているサウンドトラックは、1921年の段階で映画に添えられていたのだろうか? IMDbを調べてもちょっとわからなかった。チャップリンは晩年に新作映画を撮らなくなってから、サイレント時代の作品用にしばしば作曲しているから、その時に付けられた曲のような気もするんだけどなぁ……。

(原題:Vincere)

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映画|大鹿村騒動記

Ooshikamura 長野県下伊那郡の北部に位置する大鹿村で、300年間守られてきた伝統の村芝居・大鹿歌舞伎をモチーフに、芝居に打ち込む村人たちの姿をユーモアタップリに描く阪本順治監督作品。村で鹿料理店を営む主人公・風祭善を原田芳雄が演じ、18年前に善の女房を連れて駆け落ちした親友・治を岸部一徳、脳の疾患で記憶を失いかけて村に戻ってきた善の女房・貴子に大楠道代、村を走るバスの運転手に佐藤浩市、村役場で働く女性事務員に松たか子、村芝居の要となる石橋蓮司、村芝居を統率する保存会の会長に三國連太郎、他にもまあ、出てくる出てくる芸達者な俳優たちがぞろぞろと……。基本的には大人の男と女の三角関係ドラマなのだが、その顔ぶれが原田岸辺大楠だからぎらぎらした脂っ気などとうに抜けて、何やら思春期前の少年少女のような初々しさが感じられる。芝居がはねた後、芝居のメイクのままで善と貴子が話すシーンは、原田芳雄が好きな女の子を初デートに誘おうとする中学生のように照れまくり、大楠道代は『時をかける少女』の原田知世ばりにチャーミング。映画のマジックだ。

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