2014年9月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 2011年4月24日 - 2011年4月30日 | トップページ | 2011年5月15日 - 2011年5月21日 »

2011.05.13

映画|水曜日のエミリア

Suiyoubino 妻子持ちの上司と恋愛して無事結婚にこぎ着けたヒロインだったが、生まれたばかりの子供を失ったことから周囲との関係がぎくしゃくし始める。子供にまつわる話が出れば自分への当てつけのように感じるし、夫の前妻が子供のことであれこれ口を出してくるのも気が滅入る。子供を失った悲しみからいつまでも立ち直れないヒロインを、ナタリー・ポートマンが演じるドラマ。原題がどういう経緯で『水曜日のエミリア』というタイトルに落ち着いたのかは謎だが、この邦題はかなり回りくどいと思う。ヒロインの名前を忘れないというメリットはあるけれど、それぐらいのことだ。映画としては「子供の死」が中心テーマなのだろう。日本公開版は1時間42分だが、IMDbを見るとアメリカ公開は1時間59分。消えた17分に何があった? 7月2日公開。

(原題:Love and Other Impossible Pursuits)

公式サイト
■公式Twitter
IMDb
映画瓦版

03:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|デンデラ

Dendera 姥捨て山に捨てられた老婆たちが人知れず集落を形成して自活し、自分たちを捨てた村人に復讐の機会をうかがうが、巨大熊の襲撃や雪崩で人数が減って行く……という物語。「デンデラ」というタイトルは、岩手県遠野地方に実際にあった「でんでら野」の習慣からの命名のようだが、映画に出てくるデンデラは、かつて山に捨てられた老婆が作った一種の理想郷のような場所だ。そこに集まる女たちが繰り広げるドラマは、まるで現代社会の縮図のようで面白い。70歳の老婆に向けて、「おめえもまだまだ小娘だな」と言い切る年かさの老女たち。演じているのは、浅丘ルリ子、倍賞美津子、山本陽子、草笛光子といったベテランの女優たち。こうした顔ぶれが垢じみたボロ布をまとって雪の中を走り回り、転げ回り、雪に埋められ、熊と戦って全身に血糊をかぶる。すごい映画。面白かった! 6月25日公開。

公式サイト
公式Twitter
IMDb
映画瓦版

01:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2011.05.12

映画|黄色い星の子供たち

Kiiroihoshi 1942年7月16日、ドイツ占領地域だったパリでユダヤ人の一斉検挙が行われ、フランス警察の手で1万3千人が検挙された。本作はこの摘発で家族と共に捕らえられ、移送収容所に送られた少年の目を通して、フランスにおけるホロコーストの実態を告発する歴史ドラマ。登場人物などは基本的にすべて実在する人々で、当時の記録や、数少ない生存者たちの証言をもとに、1942年に起きた出来事を再現している。(映画の最後に終戦後の1945年の様子が少しだけ出てくる。)ナチスはこの日の検挙で2万4千人を摘発するつもりだったが、名簿記載されている人たちのうち1万人は逃げたりかくまわれたりして摘発に失敗した。当時のフランス人たちの中には反ユダヤ感情をむき出しにする人もいれば、ユダヤ人のよき隣人として彼らの命を救おうとする人たちも多かったのだ。映画の中には摘発のさなか、命がけでユダヤ人たちを守ろうとする人たちの姿が出て来る。はたして同じ立場に立ったとき、自分は同じことができるだろうか? そんなことを考えさせる作品だった。夏公開。

(原題:La rafle.)

公式サイト
■公式Twitter
IMDb
映画瓦版

03:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2011.05.11

わが家の節電グッズ

亀印 文化鍋20cm(5合) 節電対策で土鍋が売れているそうだが、なぜみんな文化鍋を使わないのだ! こんなに便利なものはないのに。土鍋に比べて軽いし、割れない。土鍋は炊飯と鍋物ぐらいにしか使えなさそうだが、文化鍋なら普段は普通の鍋として使える。カレーだろうがシチューだろうがラーメンだろうが作れる。わが家では乾麺をゆでるのに重宝している。ゆでこぼれにくいのがいい。僕は毎日の飯炊き用に2.5合炊きの小さな鍋(16cm)を買った後、5合炊き(20cm)を買い、さらにメーカーが用意している最大サイズの1.1升炊き(26cm)まで買ってしまった。さすがに1升の飯を炊くことはないのだが、これは一度に大量の乾麺をゆでるときに重宝している。ちなみに16cmの鍋はインスタントラーメンを作るのにも便利。しかし日常使いは20cmがひとつあれば全部まかなえる。

SONY FM/AM ホームラジオ A101 ゴールド ICF-A101/N 節電グッズではないけれど、たぶん節電に大きな威力を発揮しそうなのはラジオ。ニュースを聞くためテレビを何となく付けっぱなしにしている家は多いと思うのだが、これはものすごく電気の無駄だ。どうせ音声しか聞いていないならラジオで構わない。テレビとラジオの消費電力がどの程度違うのかはよく知らないが、とりあえずラジオは乾電池で何十時間も動作するけれど、テレビは電池じゃダメだろう。要するにテレビはそれだけ電気を食っているということ。わが家で現在メインのラジオになっているのは、つい先日買ったソニーのICF-A101。これはボタンで次々ラジオ局を選局できるので便利。

DRETEC デジタルタイマー タイムアップ ホワイト T-186WT それでもテレビが見たい時は、タイマーを使って「1日1時間!」などと決めてしまうのはどうだろうか。小さな子供がいる家庭などは、子供が際限なくテレビを見続けることを防ぐことにも役立つかも。今後は数ヶ月から数年かけて電力供給が回復したとしても、原発事故の補償や、他の発電方式への転換などで、電気代が値上げすることも考えられる。電気を際限なくじゃぶじゃぶ使える時代は終わった。節電に対する関心は今後も高まること間違いなしだ。年末にはクリスマスのイルミネーションなども少なくなるのだろうな。

12:36 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2011.05.09

映画|エクレール お菓子放浪記

Ekureru 西村滋の自伝的小説「お菓子放浪記」を、『ふみ子の海』の近藤明男監督が映画化。真面目で良心的な作りの映画で、出演者も要所をベテランが固めて安定した作り。林隆三、尾藤イサオ、そして、いしだあゆみ。遠藤賢一の人情刑事と高橋惠子の夫婦もいい。宮城や福島など東北地方でロケしているのだが、それが戦時中から終戦直後の東京に見えないというのが大きな欠点。僕はもちろん戦前の東京など知らないのだが、それでもご近所のことだから町の持っているニオイというものはわかる。それがこの映画からは感じられないのが残念。終盤の舞台になる上野なんて、それどこだよ!という感じ。予算がある映画なら西郷像周辺のオープンセットを組んで、CGで遠景を作ればそれらしく見えるのだろうけれど(『ALWAYS 三丁目の夕日』方式)。しかしこの映画でロケ地になっている石巻は3月11日の地震と津波で壊滅的な被害を受け、映画に協力したエキストラの中には行方不明になった方もいるらしい。

公式サイト
公式Twitter
IMDb
映画瓦版

03:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|テンペスト

Tenpest シェイクスピアの「テンペスト(あらし)」を、『アクロス・ザ・ユニバース』のジェリー・テイモアがヘレン・ミレン主演で映画化した作品。テイモアは以前もシェイクスピア原作で『タイタス』を映画化しているが、今回の映画も含めて「舞台劇の映画化」という印象が強い。この作品は何度か映画化されているようだが、僕が印象に残っているのはピーター・グリーナウェイはジョン・ギールグッド主演で映画化した『プロスペローの本』。今回の映画も映像的にはかなり凝った作りになっているのだが、映像美ではグリーナウェイにまったく適わない。シェイクスピアの戯曲は読んでいないのだが、この話は主人公プロスペロー(今回は女性になってプロスペラ)以外の人間たちがみんな平板な人物なのが難点。内面のある深みのある人物は主人公だけなので、そういう意味では主演俳優の力量に大きく左右される作品だと思う。今回の映画では妖精のエアリエルとプロスペラの関係が面白い。エアリエルはプロスペラの分身だ。

(原題:The Tempest)

公式サイト
■公式Twitter
IMDb
映画瓦版

01:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック