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2011.05.27

映画|薔薇とサムライ

Barasamu 劇団☆新感線の人気舞台をそのまま映画館のスクリーンに持ち込む「ゲキ×シネ」の最新作。内容的には『五右衛門ロック』(2009)の続編になるのかもしれないが、そんなこと関係なしに面白く楽しめた。隻眼の女海賊アンヌ・ザ・トルネードと、天下の大泥棒・石川五右衛門のコンビが、宮廷内の陰謀に立ち向かうアクション・アドベンチャー巨編。天海祐希がアンヌを演じるのだが、男勝りの海賊姿と軍装で第一線に立つ女王の出で立ちにクラクラする。この作品は天海祐希のかっこよさを楽しむ映画。僕は天海祐希の宝塚時代というのをほとんど知らないのだが(引退作の「ミー・アンド・マイ・ガール」をテレビで少し見た程度)、今回の作品はまさに天海祐希ありきの作品という気がする。上映時間は3時間17分で、途中休憩が入るので約3時間半。長丁場ではあるが、それだけの充実感はある。6月25日より、新宿バルト9ほか。

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映画|グッド・ハーブ

Goodherb ハーブ研究家の母親が認知症の兆候を示し、シングルマザーの娘が母の介護をはじめる話。タイトルから「ハーブについての蘊蓄をからめたヒューマンドラマ」だと思っていたら、中身はハーブそっちのけでべたべたの「介護苦労話」だった。少しずつ症状が進行して、周囲の様子がわからなくなっていく母。娘のことも認識できなくなり、肉体的にも衰えて体のあちこちに床擦れができはじめる。映画の冒頭から母親の死は予告されているのだが、なかなかそこに映画が到達しない。映画の中にはもう1つの「死」が寄り添っているのだが、人は死んでもなお、生きている人のそばを離れない。メキシコ映画だが、描かれている死生観や介護問題は日本でもなじみのものだろう。そのまま日本でリメイクできそう。7月23日、シネマート新宿で公開。

(原題:Las buenas hierbas)

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2011.05.26

映画|奇跡

Kiseki_2 両親の離婚で福岡と鹿児島に離ればなれになった兄弟の再会を描いた是枝裕和監督の最新作。九州新幹線全線開通に合わせて作った一種のイベント映画みたいなものだが、子供たちを取り巻く日常描写が秀逸。子供たちが夢を語るシーンのドキュメンタリー風の演出が、映画の中のフィクションと、映画の外の現実とをしっかりと結びつける。子供が大人への第一歩を踏み出し成長する普遍的な物語。世の中には子供にも大人にも「わからない」ことばかり。それを「わかる」ことが大人になることではない。「わからない」ことをそのまま受け入れ、自分の中に「わからない」という言葉を飲み込んで今を生きるのが大人なのだ。ベランダの手すりに干した雑巾の灰をはらい落とす少年のまなざしは、『誰も知らない』のラストシーンでしっかりと新しい一歩を踏み出して行く柳楽優弥の表情につながる。是枝裕和は子供に優しく、そして厳しい。是枝裕和は子供の未来を、子供の強さを信じてる。これは新しい古典になり得る作品だと思う。たくさんの子供たちに、そして子供を持つ大人たちに見てほしい。突然襲いかかった巨大な理不尽の中で、今も生活している被災地の子供たちにも見てほしい。6月11日公開。(九州地区は6月4日先行公開)

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映画|酔拳 レジェンド・オブ・カンフー

Suiken_lokジャッキー・チェンの出世作『ドランクモンキー酔拳』で、若き日の黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)に酔拳を教えたのが蘇化子という老人。別名を蘇乞兒とも呼ばれたこの実在の武術家の若き日を描くのが、この『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』だ。ただし黄飛鴻映画がフィクションだらけなのと同じく、この映画も内容はフィクションだろう。子供時代から実の兄弟のように育てられた男(義兄)に父を殺され、息子を奪われた主人公が、山奥で修行して仇討ちを果たすという物語。しかしこの戦いで心に大きな傷を負った主人公は、あてどもなく息子と共に各地を放浪。しかし時代の波が再び彼を戦いの場へと押しやるのであった……といった話。部分的に3Dで制作されているらしいが、日本では2D公開のみのようだ。監督はユエン・ウーピン。前半の仇討ち話はアクションも多彩で楽しく観られる。井戸の中での攻防などアイデアも多彩だ。しかし終盤の外人レスラーとの戦いはいまいちかな。

(原題:蘇乞兒 True Legend)

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