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2011.08.25

映画|ランゴ

Rango 偶然車から放り出されたペットのカメレオンが、口八丁手八丁で動物たちの町の保安官になるが、その町はひどい水不足に悩まされていた……。ゴア・ヴァービンスキー監督のCGアニメで、主人公ランゴの声をジョニー・デップが演じている。ヴァービンスキー&デップは『パイレーツ・オブ・カリビアン』のコンビ。CGを使って動物たちの西部劇といえば、ピクサーの『バグズ・ライフ』を思い出す。あれは『荒野の七人』や『サボテン・ブラザース』を下敷きにしていた。『ランゴ』は主人公が「名無しの男」であることや、ランゴという名前がジャンゴのもじりであることなど、いろいろな西部劇の引用をしているのだが、具体的に何かの映画を引っ張っているというわけでもなさそうだ。(僕が知らないだけかもしれないが。)

(原題:Rango)

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映画|キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー

Captainamerica マーベル・コミックのヒーロー、キャプテン・アメリカの実写映画化。物語は現代から始まり、第二次大戦中のアメリカに時代を戻し、最後にまた物語が現代に帰ってくる壮大なマヅルカ形式。主人公が「非の打ち所がない性格」なので、内容的にもあまり文句を言うようなところがない。主人公の性格付けについては、たぶん作り手もだいぶ苦労したと思う。「非の打ち所がない」というのは裏表がないということであり、キャラクターとしては凸凹がなくて平板になりがちなのだ。この映画では主人公の弱点を、女性に対して奥手だという部分に置いているのがひとつのアイデアなのだろう。敵役は絵に描いたような悪党で、手下が「ハイル・ヒドラ!」と両腕を上げて敬礼するのには笑ってしまう。人間ドラマではなく、ひたすら活劇。でもこれはこれで楽しい。

(原題:Captain America: The First Avenger)

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2011.08.24

映画|UNDERWATER LOVE/おんなの河童

Underwaterlove 水産工場で働く35歳のヒロインのもとに、高校時代に死んだはずのクラスメイトが現れる。しかもなぜか河童になって。17年前に死んだ彼は、その後河童に生まれ変わって生きていたらしい。しかしなぜそれが今頃、彼女のもとにやって来たのだろうか……。こんなとぼけた設定からはじまる、ファンタジックで、心温まる、超B級、最初からカルト映画狙い(最近こうした映画がないなぁ)、ミュージカル、ピンク映画。エッチなシーンもあることはあるけれど、河童と人間の交合シーンとか観てもあまり燃えないだろう。だって背中には甲羅で、頭には皿が載ってるんだよ。ヒロインと人間の恋人のラブシーンもあるけどね……。ミュージカルは完全に口パクというか、音楽に合わせて登場人物たちが踊るだけ。しかもその踊りも、音とまったく合ってないというズッコケぶり。しかしそんな映画で、最後に感動してしまうのはなぜ? 映画とは不思議なものだなぁ。

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映画|ツリー・オブ・ライフ

Treeoflife テレンス・マリックの新作でカンヌ映画祭のパルムドール受賞作。冒頭でヨブ記(38:4-7からの抜粋)が引用されていることからもわかるとおり、これはヨブ記をモチーフにしている。劇中で隣人が「主は与え、主は奪う」というヨブ記の引用をする場面もあるし、教会の説教で神父がヨブ記について語っている場面もある。ヨブ記といえば「義人の苦しみ」や「神義論」なのだが、この映画にそうした難しい話があるわけではない。ここで語られているのは、広大な時間の中であまりにも小さな人間の存在。太古に宇宙が誕生したときから、やがて訪れるであろう宇宙の終末に至るまでの長い長い時間の中で、ひとりの人間の命はあまりにも小さく、あまりにもはかない。しかし人はその大きな物語を目にすることなく、自分自身の小さな命の時間の中を生きる。大河のような広大な時の流れの中で、泡沫のように現れては消える無数の命のつながり。

(原題:The Tree of Life)

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2011.08.23

映画|レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳

Legendoffist ドニー・イェン主演のカンフー映画。ブルース・リー主演作『ドラゴン/怒りの鉄拳』の後日談のような話だが、ドニー・イェンが『ドラゴン/怒りの鉄拳』をリメイクした『精武門』というテレビシリーズがあるので、この映画はその続編ということになるのかもしれない。1920年代の上海を舞台に、中国への影響力を強める日本軍と、それに抵抗しようとする中国人たちの反日運動の狭間で、主人公が思い悩み葛藤するという激動の歴史ロマンス。主人公が経営パートナーになるナイトクラブの名前がカサブランカになっているのは、もちろんボガート&バーグマンの名作『カサブランカ』を踏まえてのことで、この映画のストーリーの下敷きは『カサブランカ』だと最初から素直に白状しているわけだ。ラスボスの力石大佐を演じた木幡竜が良かった。

(原題:精武風雲 Legend of the Fist)

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映画|カウントダウンZERO

Countdownzero 冷戦が終わって米ソ全面核戦争の危険は去ったが、核兵器がある以上、その恐怖が消えることはない。むしろ管理がずさんになった分、核兵器が他の国々やテロリストの手に渡るリスクは増している。この映画は現在の世界が抱えている「核兵器の恐怖」や、今なお残る「全面核戦争の恐怖」について解説したドキュメンタリー映画。これを観ると、核兵器はいずれテロリストの手に渡って使用されるであろうことがわかる。しかしこうした映画を見せられても、我々としては一体全体どうすりゃいいのかという疑問も残る。映画の最後に「世論が大切」という話が申し訳程度に出てくるのだが、そんなことで本当に何とかなるものなのだろうか……。

(原題:Countdown to Zero)

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2011.08.22

映画|アサシン

Assassin 新堂冬樹の小説「アサシン」を、小原剛監督が映画化したジャパニーズ・ノワール。幼い頃から殺し屋として育てられ、数々の暗殺業務をこなしてきた主人公が、ひとりの女子高生を助けたことから組織に追われることになる。話としてはありがちだが、問題はそれをどう見せるか。フィルムノワールではキャラクターをどう見せるかが肝心だが、この映画では主人公やヒロインに魅力がないのだなぁ。大勢が寄ってたかって「殺し屋ゴッコ」や「ギャングごっこ」をしているようにしか見えない。スーツにサングラス姿とか、そんないかにもな格好をさせた時点でもうだめだと思う。こういう古風なギャングスタイルは、ジョニー・トーの映画でもパロディ風にしか登場しないではないか。1950年代のフィルムノワールならスーツにサングラスでも構わないが、2010年代のフィルムノワールには別の意匠が必要だろう。

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