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2011.09.09

映画|ブリッツ

Blitz ジェイソン・ステイサム扮する暴力刑事が、警官ばかりを狙う連続殺人犯を追跡するサスペンス・アクション。犯人が早々に姿を現してしまうので、ひねったミステリー映画ですっかりスレてしまった僕は「他に犯人がいるのかも」と思ってしまったのだが、そういうひねりは特にない。性格異常の連続殺人犯を暴力刑事が追い掛けるという展開は、クリント・イーストウッドの『ダーティハリー』(1971)と同じ。今回は犯人がスコルピオではなくブリッツなのだ。暴力刑事ブラントと、ゲイの上司ナッシュのコンビが面白い。キャラクターが面白いので、シリーズ化してもいけるかも。ライオンズゲートUKの第1回製作作品とのこと。日本もそうだが、ハリウッドの映画会社は多拠点化している。ハリウッドの映画会社が、MADE IN USAの作品を世界中に輸出するという一元体制は、少しずつ変化しているようだ。

(原題:Blitz)

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映画|ハートブレイカー

Heartbreaker 狙ったターゲットは必ず落とす百戦錬磨の「別れさせ屋」が、恋を仕掛けた相手に本気で惚れてしまう……というありきたりなお話。「別れさせ屋」という設定は新しいが、これは偽の恋を相手に仕掛けてお金に換えるわけだから、一種の結婚詐欺みたいなもの。結婚詐欺師が本当の恋に落ちる話は、プレストン・スタージェスの『レディ・イブ』からこちら枚挙にいとまがないほど作られているに違いない。シガニー・ウィーバーとジェニファー・ラブ・ヒューイット主演で、同じ『ハートブレイカー』という映画も作られている。しかしながらこの映画、手垢の付いた素材に思えてなかなか面白い。「別れさせ屋」が次々に繰り出すあの手この手の手練手管に笑い、ピンチを切り抜けるチームワークに舌を巻く。ミステリーとサスペンスがあり、ちょっぴりお色気があって、恋の行方にハラハラドキドキ。ヴァネッサ・パラディの前歯の隙間が気にならなくなった頃には、観ているこちらもすっかり映画に引き込まれてしまうのである。

(原題:L'arnacoeur)

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2011.09.08

映画|ちづる

Chizuru 立教大学現代心理学部映像身体学科の学生が、卒業制作として製作したドキュメンタリー映画。自閉症の妹、母親、そして自分自身。映画の中では、妹と母は何も変わらない。しかし監督は学生から社会人になる時期であり、否応なく変化を求められる。親に庇護されて育ってきた子供が、自分自身で人生の第一歩を踏み出そうとする、これはひとつの青春映画だ。そして映画の最後に、母親が突然下したある決断にも驚かされる。人は変わっていく。家族も変わっていく。その変わっていく様子を、この映画はリアルタイムに記録してゆく。しかし主役であるはずの「ちづる」は変わらない。彼女はこの物語のトリックスターなのだ。監督の赤﨑正和は、卒業後に福祉関係の仕事に就いたとのこと。彼が今後も映画を撮り続けるのかどうかはわからないが、撮影編集機器がデジタル化して低価格化していることで、絵を描いたり小説を書いたりするのと同じ程度には、映画作りについてもプロとアマチュアの差はなくなっているのかもしれない。

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映画|ステイ・フレンズ

Stayfriends LAで働くアートディレクターのディランは、ヘッドハンターのジェイミーに誘われてNYの雑誌社に移籍。ふたりはすっかり意気投合して親友になるが、どちらも恋人に振られたばかりのふたりは「テニスのようにセックスも楽しむ」関係に。その関係はとても理想的なものに思えたのだが……。ラブコメは主人公の男女が最終的に恋人同士になるのは誰にでもわかっているので(『ベスト・フレンズ・ウェディング』など少数の例外はある)、そこまでの紆余曲折をどうやって見せていくかに作り手の手腕が問われる。この映画は物語がはじまって早々に、主人公たちがベッドを共にしてしまうというところにヒネリがあるわけだが、これも別にものすごく新しいというものではない。もっともこの映画を観ていると、セックスの問題というのは実際にものすごく軽いものになっているのだなぁ……とは感じるけれど。セックスの問題が物語作りの中で「しばり」として使えないというのも、映画の作り手にとってはいろいろと難しい課題ではあるのかもしれない。ところで映画に登場する「フラッシュモブ」というものを僕はぜんぜん知らなかったのだが、YouTubeで検索するといろいろと動画が出てくる。これは楽しいや。

(原題:Friends with Benefits)

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