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2011.11.18

映画|アーサー・クリスマスの大冒険

Arthur_christmas サンタクロースが1日で配らなければならないプレゼントの数は20億個。最新のハイテク装備と忠実な妖精たちのチームワークもあり、毎年大きな事故もなく仕事を済ませているサンタだったが、その年はちょっとしたミスで大きな失敗をやらかした。プレゼントを1個だけ、配達し忘れてしまったのだ。これに気づいたサンタの息子アーサーは、おじいさんサンタと一緒に残ったプレゼントを届けに行こうとする。ところがこれが、とんだ大騒ぎを巻き起こしてしまう……という物語。サンタたちが気のいい妖精でもなんでもなく、自己顕示欲と名誉欲に取り憑かれた人間くさいキャラクターに描かれているのが面白い。サンタが出てくる映画はたくさんあるが、ここまでスーパー・ハイテク仕様のサンタも初めてだと思う。妖精たちの一糸乱れぬチームワークに舌を巻き、ひとりの少女がプレゼントを受け取って大喜びする姿にホロリと涙する。

(原題:Arthur Christmas)

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2011.11.17

映画|果てなき路

Roadtonowhere 伝説の映画監督モンテ・ヘルマンが21年振りに監督した作品。実在に起きた事件を映画化しようとする映画監督が、ヒロインとして見出した若い女優と恋仲になり、やがて決定的な破滅が訪れるという物語。単純そうな話なのに、どうにも話がわかりにくい。映画の中には3つの世界が描かれる。劇中で撮影される映画のもとになった事件そのものの世界。映画撮影を進めるスタッフやキャストの暮らす現実の世界。そして映画の中で撮影されている映画の世界。これらが特に何の説明もなく次々に入れ替わっていくので、ストーリーが追いにくいのだ。僕は映画を観ていて最後まで、ヒロインが何者なのかがよくわからなかったし、監督がどんな映画を撮りたいと考えているのかもよくわからなかった。

(原題:Road to Nowhere)

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映画|断絶

Danzetsu スティーヴン・ジェイ・シュナイダーの「死ぬまでに観たい映画1001本」はこの映画について、『モンテ・ヘルマン監督による、ヒッピー時代の到来を告げるロードムービーは、ハリウッドでの『イージー・ライダー』(1969)後の熱狂から生まれた作品群の中ではおそらく最高の出来だろう。しかし、映画会社の重役と、哀しむべきことにほとんどの観客は理解できなかった』と紹介している。この映画が撮られた1971年というのは、『時計じかけのオレンジ』や『ギャンブラー』『コールガール』『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』『フレンチ・コネクション』『ダーティハリー』『スウィート・スウィートバック』『ラスト・ショー』『わらの犬』が撮られたのと同じ年だ。各地でカーレースの賞金を稼いで回る若者二人組(ジェーム・テイラーとデニス・ウィルソン)と、最新型のスポーツカーを乗り回す中年男(ウォーレン・オーツ)が車を賭けて長距離レースをする話だが、ここにヒッチハイクの旅をする少女がからむ。

(原題:Two-Lane Blacktop)

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2011.11.16

映画|風にそよぐ草

Kazenisoyogu アラン・レネは映画史の中の人物と言ってもいいお爺ちゃん監督だが、それでも衰えぬ創作意欲と才気に打ちのめされる作品。軽妙洒脱な語り口で巧みなアクロバットを見せ、のらりくらりと観る者を煙に巻く。スリラーのような、メロドラマのような、ファンタジーのような、コメディのような、それらすべてのような、それらすべてでないような、奇妙な浮遊感と、映画的な高揚感。映画を観ながら、取り立てて何か意味があるわけでもないのに、最初から最後までハラハラドキドキさせられてしまった。ストーリーが入れ子構造になっていたり、突然物語が突拍子もない方向に進んでいったり、わけもなく不安感をあおったりするのは、デヴィッド・リンチの映画にも通じる世界。ただし『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』や『去年マリンエバートで』のアラン・レネの方がずっと先輩なんだろうけど……。

(原題:Les herbes folles)

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2011.11.14

映画|ピザボーイ 史上最凶のお客様

Pizza_boy 2003年にアメリカで起きた、ピザ配達人爆死事件をモデルにしたであろう映画。電話で呼び出されたピザ配達人が見ず知らずの男たちから取り外しのできない時限式爆弾を取り付けられ、「銀行強盗をしないと爆発させる」と脅される。実際の事件ではこのあと男が銀行強盗をした直後に警官に取り押さえられ、その後テレビカメラが取り囲む中で爆死してしまうのだが、映画は時間の猶予をもう少し作っていろいろなエピソードを散りばめて行く。基本的にはアクションコメディなのだが、これはモデルとなった事件があることがあまりにもあからさまで、それがじつに不気味で後味の悪いものだけに(犯人は一応逮捕されたのだが内容には未解明の部分も多い)、この映画も素直に笑えないような気がするのだ。モデルになった事件を知らなければもう少し笑えたのだろうか。どうなんだろう。よくわからないなぁ……。

(原題:30 Minutes or Less)

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映画|永遠の僕たち

Eienno_bokutachi 加瀬亮が特攻隊員の幽霊役で出演しているガス・ヴァン・サント監督の新作。事故で両親を失って以来「死」に取り憑かれ、犯罪現場の死体に扮して寝そべった自分の体の周囲にチョークで線を引いたり、葬儀場や墓地で見知らぬ人の葬儀に出席したりしている少年イーノック。彼は葬儀場で出会ったアナベルと付き合うようになるが、彼女は脳腫瘍で余命いくばくもない体だった……という物語。加瀬亮はイーノックにしか見えない友達(イマジナリー・フレンド)なのだが、それはイーノックの心が生み出した空想の存在なのか、それとも実際に何者かの幽霊なのか微妙で、それがこの役柄のひとつの魅力になっていると思う。主人公の少年が死体ゴッコや葬式めぐりを繰り返すというエピソードは、『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』に似ている。主人公たちが残された日々の中で、いろいろな新しい経験に挑戦するのも同じ。ただし少年の恋人になるのはおばあさんではなく、まだあどけなさが残る美少女(ミア・ワシコウスカ)なんだけど。主演のヘンリー・ホッパーはデニス・ホッパーの息子で、本作がデビュー作とのこと。

(原題:Restless)

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