2014年9月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 2011年12月11日 - 2011年12月17日 | トップページ | 2011年12月25日 - 2011年12月31日 »

2011.12.22

映画|ヒミズ

Himizu 『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』など、このところ新作が公開されるごとに話題となる園子温監督の新作。最終試写にようやく間に合って観てきたけど、これは良かった。2時間9分はあっと言う間。後半は涙がポロポロでて止まらなくなってしまった。主演のふたりはこれでヴェネチア国際映画祭の最優秀新人俳優賞を受賞したのだが、そうした受賞が仮になかったとしてもこのふたりは凄かった。映画とはエモーションだ!とヒッチコックは言っていたが、まさにエモーションをかき立てる熱演。「体当たりの演技」と言うと女優の場合は脱ぐことや濃厚なラブシーンの言い換えだったりするのだが、この映画にはそれとはまったく異質の体当たりの演技がある。とにかく真っ直ぐぶつかっていく熱い気持ちのほとばしりが、相手を突き飛ばし、ひっぱたき、蹴飛ばし、投げ飛ばし、殴り倒し、殴り殺すのだ。こんなに熱い映画は久しぶりに観た。「がんばれ!」「夢を持て!」「みんな特別なひとつだけの花なんだ!」という安っぽい台詞に、とめどなく涙があふれる。

公式サイト
公式Twitter
公式Facebook
IMDb
映画瓦版

01:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2011.12.20

映画|ヤング≒アダルト

Youngadult 「昔の恋人とよりを戻したい!」と元カレのもとに突進して大騒動を巻き起こすヒロインの話と言えば、ジュリア・ロバーツ主演の『ベスト・フレンズ・ウェディング』(1997)があったが、『ヤング≒アダルト』のヒロインが突進するのは元カレの結婚式ではなく子供の出産パーティだ。彼が独身のうちに婚約者から元カレを取り戻すのではなく、妻も子もある既婚男性を、相手の意志など関係なしに略奪してしまおうという計画。大胆不敵というか、思い込みが激しすぎるというか、頭がどこかおかしいというか……。たぶん正解は一番最後なのだろうけれど、その頭のおかしなヒロインをシャーリーズ・セロンが演じると、『モンスター』の連続殺人鬼なみの恐さがあるぞ。まあ一応コメディなんだけど、これはイタイ、イタスギル……。美人女優のシャーリーズ・セロンが衰えはじめた30代半ばの体を惜しげもなくさらしての熱演。いや〜、参りました。

(原題:Young Adult)

公式サイト
■公式Twitter
■公式Facebook
IMDb
映画瓦版

03:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|ヒューゴの不思議な発明

Hugo 1930年代のパリ。駅の時計係をして暮らす孤児ヒューゴの宝物は、死んだ父が残してくれた古い自動人形。彼は駅の売店を営む老人と知り合うが、修理した自動人形が紙の上に描いた絵とサインを見て仰天する。人間の顔をした月に突き刺さったロケットと、ジョルジュ・メリエスという名前。それは売店の老人の名前だったのだ。マーティン・スコセッシ監督初の3D映画は、世界初の映画監督ジョルジュ・メリエスと彼の自動人形を巡るファンタジー・アドベンチャー。映画に登場するメリエスは実際のメリエスとは多少違うのだが、メリエスのスタジオ(スターフィルム)の様子や、撮影風景、当時のカメラや映写機、晩年のメリエスが営んでいた駅売店の様子などは、残っている写真などからよく再現されていると思う。晩年のメリエスが手もとで育てていた少女は、メリエスの伝記を書いたマドレーヌ・マルテット=メリエスがモデル。メリエス夫人は晩年のメリエスの伴侶となったかつての主演女優ジュアンヌ・ダルシーがモデルだろうか。マドレーヌの「魔術師メリエス」を読み直して、一度内容をまとめてみようかな……。

(原題:Hugo)

公式サイト
■公式Twitter
■公式Facebook
IMDb
映画瓦版

01:00 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック