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2012.03.22

映画|ももへの手紙

Momoheno 『人狼 JIN-ROH』の沖浦啓之監督の新作は、瀬戸内の小さな島を舞台にしたファンタジー映画。劇中に出てくる汐島は架空の存在だが、舞台のモデルになっているのは広島県呉市の大崎下島だという。本作は良くも悪くも『となりのトトロ』のフォロワー作品。『トトロ』のフォロワーとしてはレベルの高い作品だと思うが、『トトロ』を凌駕するのは難しい。しかし「昭和30年代ノスタルジー」抜きに、現代の日本を舞台にして『となりのトトロ』を再現して見せたのは大したもの。小学生の女の子が、田舎に行って妖怪に出会う話は今でも作り得るのだなぁ……と感心してしまった。実写で作ってもいいような映画だと思うが、『トトロ』におけるネコバス的クライマックスシーンはやはりアニメならではのものか。(これもネコバスに勝っているかというと微妙だが……。)CGを使えば何でもできてしまうけれど、瀬戸内を舞台にファンタジーを作ると、大林宣彦の『あの、夏の日-とんでろ じいちゃん』みたいになってしまうかも。

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映画|アポロ18

Apollo18 1972年12月に打ち上げられたアポロ17号を最後に、人類の月着陸計画は中止された。映画『2001年宇宙の旅』では月面に恒久的な大型基地が建設されているが、そんなことは今となっては夢のまた夢。アポロは20号まで計画されていたが、なぜ中断されてしまったのか。予算不足が表向きの理由になっているが、それは本当なのか。ソ連は宇宙開発競争に敗れて月面への有人旅行を断念したとされているが、それは事実か。そんな米ソ宇宙開発史の謎や疑問にメスを入れる、極秘映像が発見されていた……という前提ではじまるフェイク・ドキュメンタリー。以前も似たような映画を観たと思って映画瓦版を検索したら、出てきたのは『アルマズ・プロジェクト』という映画。これは映画のコンセプトもほぼ同じ。違うのは『アポロ18』がアポロ計画という超メジャーな宇宙開発の秘話という体裁なのに対して、『アルマズ・プロジェクト』はソ連の有人宇宙ステーションが舞台になっていることぐらい。『アポロ18』は当時の映像のムードをかなり忠実に再現しているのだが、当時の環境では任務の全行程を音声付きのムービーカメラで記録し続けることは不可能。1970年代を舞台にするなら、静止画やインタビューや当時のニュース映像を用いて前半を組み上げ、後半で「当時の記録映像らしきもの」を挿入した方がよかったかも。

(原題:Apollo 18)

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映画|道 -白磁の人-

Hakujinohito 日本統治下の朝鮮半島に渡り、荒れ果てた朝鮮半島再生のための植林事業と、朝鮮の伝統的な生活道具の中に息づく美の周知に努めた浅川巧の伝記映画。日韓合作映画で、韓国側の主役として浅川の仕事を手伝った朝鮮人技師チョンリムをペ・スビンが演じている。映画は浅川巧という人物の視点を通して、当時の日本人が持っていた朝鮮人に対する蔑視感情、植民地支配の合理化、日本支配に反発する朝鮮の独立運動などを描いて行く。扱っている題材が多岐にわたっているためか、物語の焦点が絞りきれず、主人公たちの人物像も曖昧になっている部分が感じられた。周辺のエピソードが多すぎて、結果として主人公のエピソードが痩せてしまった印象だ。主演の吉沢悠は韓国語の台詞などもあってがんばっているのだが、彼の演じる浅川からは多くの人を引き付ける人間的な魅力、カリスマ性のようなものが伝わってこない。美を愛する理想主義の青白いインテリのように見えてしまうのだ。巧の母を演じた手塚理美が、貫禄たっぷりでじつに良かった。

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2012.03.21

映画|SR サイタマノラッパー3 ロードサイドの逃亡者

Sr3 『SR サイタマノラッパー』『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』に続く、『SR』シリーズの3作目。僕は1作目を観ていなくて、2作目から観始めている。2作目は1作目と世界観を共有させつつ、話が直接はつながっていない番外編のような作品だったが、今回の映画はもろに1作目の続編。登場人物たちの関係やキャラクターがいまいち飲み込めなかったが、ストーリー自体はわかりやすて混乱なし。ただしこれはやはり、1作目を観といた方がいいんだろう。2作目は関係なし。1から2が派生し、1の続編が3という関係。1作目の埼玉から、2作目の群馬、そして今回の舞台は栃木。これで『SR』の北関東三部作が完結し、次回作を作るならまた全然違ったたちになるだろうとのこと。

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