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2012.04.18

映画|私が、生きる肌

Watashigaikiruhada ペドロ・アルモドバルの新作は、主演にアントニオ・バンデラスを迎えた豪華版。しかし中身は思い切り変態。どのくらい変態かというと、アントニオ・バンデラスが『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスを演じているようなものだと思えばいい。バンデラス演じる外科医宅はレザーフェイスの家のようなゴミ屋敷ではないが、その中にいる人間たちがみんなどこかオカシイという意味では共通している。こんな家に連れ込まれたら最後、もう無事に生きては出られない。バンデラスはこの映画の中で最大のモンスターなのだ。物語自体はシンプルだが、やっていることが無茶苦茶なので、細かく分析して批評しようとすると手間がかかりそう。セクシャリティを取り上げているのは相変わらずなのだが、その描き方が強烈。このアイデアはすごいと思うけど、たぶんもう誰も使えない。

(原題:La piel que habito)

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映画|ベルフラワー

Bellflower 『マッドマックス』が大好きな男二人組が、中古のポンコツ自動車を改造して作り上げた究極の車をぶっ飛ばす!みたいな話かと思ったら、中身はどうしようもなくウブな失恋ラブストーリーだった。酒場で出会った女と半同棲に近い幸せな日々を送っていたら、彼女が別の男とデキてしまってあっけなく失恋。身もだえするような苦しみの中で、男の狂気じみた妄想が突っ走っていく。映画終盤はどこまでが現実でどこからが妄想なのかまったく区別がつかず、たぶんそうした区別をすることすら意味がないのだろうと思わせるプチ・デヴィッド・リンチ状態。火炎放射器とか特殊改造の車とかが出てくる割には、それがあまり活躍しなかったのが残念と言えば残念か。これらのアイテムは男性の何らかの欲望を象徴しているわけで、それらが活躍しないということは、要するにそういうことなのかなぁ……と思ったりもする。デジタル撮影だがカメラに特殊な改造をしているらしく、全体に荒々しいタッチの物凄い映像になっている。

(原題:Bellflower)

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2012.04.16

映画|サニー 永遠の仲間たち

Sunny 40代の主婦ナミが母を見舞った病院で偶然再会した高校時代の親友チュナ。彼女はガンに冒され余命2ヶ月と診断されていた。「昔の仲間たちに会いたい」という彼女の願いをかなえようと、興信所を使ってひとりずつ高校時代の仲間たちを探し出すナミ。しかし25年の月日はかつての少女たちの姿を大きく変えていた……。いろいろと不自然なところもある物語だが、随所にある映画的な映像マジックに引き込まれてそれを忘れさせられてしまう作品。主人公が母校に向かう坂道を歩いていると、そこからカメラがぐるりとパンして時間が25年前に戻るところなど、月並みな演出ではあるがドキドキしてしまう。話のアイデアとしては『再会の時』(1983)あたりに似ているわけだが、僕は彼女たちとほとんど同世代なので他人事ではないなぁ……という感じだ。(チュナの生年が1968年という設定だが、僕は1966年生まれ。)

(英題:Sunny)

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