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2012.08.02

映画|るろうに剣心

Rurouni 人気漫画を実写映画化すると必ず賛否両論になるわけで、中には肯定的な意見が出ようもない『デビルマン』のような悲惨なことになることもあるわけだが、この『るろうに剣心』は結構イケテルのではないだろうか。もちろん否定的な意見もあろうが、僕はこの映画はOK。主演の佐藤健と武井咲は結構原作やアニメ版のムードを出してると思う。チャンバラが荒唐無稽になることを心配したわけだが、それもまあ許容範囲内。監督の大友啓史は「龍馬伝」でリアリズム演出をやっていた人なので、この映画でも原則的にチャンバラはリアリズムの範囲でやっているようだ。とは言えリアリズム一辺倒でもない。アクション監督の谷垣健治は香港映画の世界で養った「映画のウソ」をしっかりと作品に持ち込んでいて、これがきちんと形になっている。左之助が斬馬刀を振り回しても、それがウソっぽく見えないのは立派なもんだ。原作が良かったのだろうが映画でもしっかりキャラ立ちしているし、原作はまだまだあるので、続編を期待したいところだ。

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映画|ハイザイ 〜神さまの言うとおり〜

Haizai 2010年に沖縄の北谷町にオープンした複合商業施設、デポアイランドを舞台にしたドタバタコメディ映画。東京から観光旅行にやってきた代理店勤務のチャラ男と売れないグラビアアイドル。評判のユタに間違われて若いやくざに拉致されたアラサーの看護婦。コックリさんで余命10年と予言されてしまった女子高生と友人。彼らがデポアイランドの中で行ったり来たりしながら日常から半歩だけ非日常に踏み出してゆく。遊園地やショッピングモールを使って映画を撮るというアイデアはこれまでにもあったが、これはそれに比べると撮影場所がかなり限定されているように感じる。外観から想像できる施設の規模の割には、同じ場所ばかりが何度も何度も出てくるのがわかる。空間的な広がりはあまり感じられないが、会話のテンポやノリがなかなか面白くて、コントや漫才がずっと続いているような感じだ。何カ所かでついクスクス笑ってしまった。施設とまるで関係がない「カモ〜〜ン」とか、そういう場面だったりもするけど。

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2012.08.01

映画|桐島、部活やめるってよ

Kirishima この映画を観ると「高校生の生活ってこんな感じなんだろうなぁ」というリアリティを感じると同時に、このどうしようもない閉塞感と息苦しさにウンザリしてしまう。金魚鉢のような小さな世界は、微妙なバランスの上に成り立っている。そこにちょっとした変化が起きると、酸欠になった金魚のように高校生たちは水面に顔を出してパクパクと苦しそうにあえぐのだ。この映画はそのパクパク状態を延々描いているようなもので、観ているだけでこちらまで息が詰まりそうになる。金魚鉢を飛び出せばまた別の世界があるのになぁ。同じシーンを違う視点から何度も何度も繰り返すシナリオの構成も、出口のない高校生の日常生活を巧みに表現しているように思うのだが、その出口なし状態がまた嫌になってしまう。よくできた映画だが、個人的にはまったく好きになれない映画。ついでに言うなら、映画部の生徒が8ミリにこだわるのも現実的じゃない。生徒の撮る映画のシナリオにいちいち口を突っ込む教師が、コスト的に割の合わない8ミリ撮影をなぜ許可しているのは不可解だ。

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映画|コンフィデンスマン ある詐欺師の男

Confidence 長い刑務所暮らしを終えて出所した男が、血なまぐさい世界から足を洗って堅気になろうと決意する。しかしかつての彼の腕前を知っている悪党たちは、彼を放っておかない。愛する者がみすみす悪党たちの手で破滅するのを見るに忍びず、男は再び以前歩いた修羅街道を歩んでいくのであった……という東映やくざ映画みたいな映画。しかしこの映画の主人公は暴力犯ではなく優秀な詐欺師。もっとも映画の中でこの男が詐欺師である必然性があるのかというと、それはイマイチよくわからない。詐欺話でなく、殺し屋でも、マフィア組織の幹部でも、たぶん何でもこの話は成り立ってしまうのだと思う。主人公の詐欺師という経歴が物語の中核に心棒として通っているのではなく、単なる味付けに終わっている映画なのだ。

(原題:The Samaritan)

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2012.07.31

映画|神弓 KAMIYUMI

Kamiyumi 1936年に発生した丙子の乱で、李氏朝鮮は清の猛攻を受けて降伏。このとき多くの人々が捕虜となり、清に連行されていったという。映画はこの史実をもとに、愛する家族を清の捕虜にされた男が、得意の弓を手にして清軍に立ち向かうというアクションドラマ。試写で配布された資料には「1人 VS 10万人!!」などの文字が踊るが、実際には丙子の乱という大きな戦いの中で生じた、両者合わせて10数人規模の戦いを描いた内容だ。主人公は朝鮮軍とは無関係な弓の名手で、清軍にさらわれた妹を救出するためゲリラ戦を挑む。彼を迎え撃つのは従軍した王子を警護する親衛隊の精鋭で、こちらもまた弓の名手ぞろい。野山を駆け巡って弓対弓の戦いが繰り広げられる様子はこれまでの時代劇アクションにはないユニークさ。弓は飛び道具なので銃撃戦のような距離感がある一方、射る矢の数は限られているし、射られる側も飛んでくる矢をかわしたり、払い除けたり、楯で防いだりという防御もできる。銃器と刀剣の中間にある武器なのだ。これは面白かった。

(原題:최종병기 활)

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映画|私の少女時代

Cmf2012 10月に新宿K's cinemaで開催される「中国映画の全貌2012」で、オープニングロードショー作品として公開される作品。文化大革命の下放政策で農村部に移住した15歳の少女が、独学で医学を学んで無医村の医師になるという実話の映画化。しかしこれは奇妙な映画だった。映画の導入部とエンディングに成長して中年女性になった現在のヒロインが登場するのだが、このヒロインと回想劇の中のヒロインを結ぶエピソードや説明が何もない。ヒロインは本物の医者になれたのか? 恋人との関係はどうなったのか? 都会に戻ってからの暮らしはどうなったのか? ヒロインは今、何をしているのか? また劇中ではヒロインの心象風景として、突然彼女が草原でバレエを踊ったり、子供たちと一緒に歌ったりするシーンが挿入されるのもビックリする。ヒロインの声が妙に甲高くて、少女のあどけなさを表現するための作り声なのかとも思ったのだが、これが地声なのかもしれない。日本語吹替版を作る時は、ぜひはいだしょうこに吹替をお願いしたい。(歌の場面のあるしね。)

(原題:我的少女時代 My Girlhoot)

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