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2012.10.11

映画|恋のロンドン狂騒曲

Koinorondon ウディ・アレン監督のラブコメディ。最近は年に1本ペースで新作を発表しているアレンだが、これは2010年製作で、順序としては既に公開されている『ミッドナイト・イン・パリ』の前に製作されている。恋のときめきを求めた登場人物たちが、どんどん不幸になって行くという目も当てられないほど悲惨な喜劇だ。ドツボにはまった当人たちにとっては悲劇としか言えない話だろうが、他人の悲劇は赤の他人にとっては喜劇になる。それにしてもまあ、よくもまあ、ほんとにまあ、意地悪な話だよなぁ……。こんな話をうっかりカップルで観に行ったら大変なことになるぞ。……といった理由で、日本公開が遅くなったのかもしれないけどね。でもこういう映画を観ながら、一緒に仲良く笑える相手となら楽しい時間が過ごせるかも。というか、幸せなカップルというのはこういう話を観ていても、自分たちとは関係のない他人事だと思っているんだろうけどね。ウディ・アレンの映画は最近すっかりご無沙汰だったのだが(単に試写にも劇場にも行かなかっただけだけど)、アレンの映画はストーリーより話術で見せる映画になっている。そこにあるアレン作品のたたずまいだけでもう面白いのだ。

(原題:You Will Meet a Tall Dark Stranger)

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映画|009 RE:CYBORG

009recyborg 石ノ森章太郎の「サイボーグ007」を原作にした長編3DCGアニメ。僕は原作のそれほど熱心なファンではなかったけれど、今回の映画は違和感ありすぎだ。映画の冒頭からラストシーンまで、9人のサイボーグが一度も勢揃いしない009なんて許せるか? お馴染みの赤いユニフォームと黄色いマフラー姿で、9人がずらりと勢揃いする場面が見たいのに、なぜそれを見せてくれないのだ。ファンがこの勢揃いを見たがっていることは、映画の作り手だって知っているはずだ。だからこそ映画の予告編でも、9人が赤いユニフォームで勢揃いした場面を見せている。なぜこれが本編中にないのだろうか。映画を観終わった印象は、長い長いパイロットフィルムを見せられたような気分。登場人物たちの背景が見えてこないし、ばらまかれた伏線も回収されないまま映画自体が終わっている。009の原作も過去のアニメ作品も知らず、いきなりこの映画を観た人には内容が理解できるのか?

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2012.10.09

映画|合衆国最後の日

Gasyukoku_saigo 1977年に製作されたバート・ランカスター主演のポリティカル・サスペンス映画。脱獄囚たちが軍のミサイル基地を乗っ取って、米国政府に対して莫大な身代金と秘密文書の公開を迫る。その秘密文書とは、冷戦で敵対するソ連に米国の断固たる姿勢を見せつけるため、米軍が不必要な人員を戦地に投入して犠牲にしているという事実を記したものだった。軍はこの秘密を守るため、ミサイル基地乗っ取り犯たちを抹殺しようとするのだが……。2時間半近い大作だが、現在の視点で見ると照明の当て方がフラットでセットが安っぽく見えてしまうし、画面分割もありふれた手法に見えてしまう。しかしアメリカという国が体質的に戦争を欲する、戦争なしに成り立たない国だという描写や、大統領すらこうした国の体制に抗うことができないという描写は今日でも通用するような気がする。

(原題:Twilight's Last Gleaming)

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